説明

一般社団法人オンチップ・セロミクス・コンソーシアムにより出願された特許

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【課題】試料細胞群から細胞に与えるダメージを抑制して特定の細胞を分離する方法の確立。
【解決手段】特定細胞の表面に存在する特定の抗原に特異的に結合するポリヌクレオチドを標識物質とし、該標識物質は共有結合で識別物質と結合している構造をした識別素子を準備し、試料細胞群と前記識別素子を混合して前記試料細胞群中の前記特定細胞の特定抗原に前記ポリヌクレオチドを結合させるとともに前記識別物質を利用して前記特定抗原を有する特定細胞を識別して分離し、分離した細胞にヌクレアーゼを作用させて前記特定細胞の特定抗原に結合している前記ポリヌクレオチドを分解して前記特定細胞を得る。 (もっと読む)


【課題】単に生化学物質を分離するという観点だけではなく、細胞の機能を明らかにするため、細胞に対して活性のある極小数の分子を機能追跡が可能な形で分離する、新しい技術手段を提供すること。
【解決手段】所定の波長の光のエバネッセンス波でその空間が覆われる領域を形成する微細な開口を有する細管を、生体分子を含む試料溶液中に入れ、生体分子が開口を通過するとき、光が散乱され、エバネッセンス波領域から散乱光が飛び出す。これを検出することにより生体分子を単分子毎に確実に計数する。 (もっと読む)


【課題】基板上に密に並んだ液滴群から任意の液滴のみを所定の位置に移動させるに信頼のできるシステムと方法を提供すること。
【解決手段】絶縁体表面の全域が撥水性とされている基板上に、マトリックス状に配列された親水性の液滴移動ラインを形成し、これらのラインの両端部に親水性の液滴保持領域を形成する。液滴保持領域に液滴を形成し、移動させたい液滴のみを荷電する。荷電された液滴に、液滴の荷電と同じ極性の静電気を持つ電極を近接させて、液滴と電極との間の反発力で、親水性の液滴移動ライン上を移動させる。移動させた液滴は親水性の液滴保持領域で停止させ、この位置で除電し安定に保持する。移動させた液滴は、この液滴保持領域で他の液滴に接触させて、反応させる。 (もっと読む)


【課題】極微量の試料用液からの遠心分離による細胞や顆粒の分離を可能にする遠心チップと遠心分離方法を提供すること。
【解決手段】回転軸を中心に回転する回転板に遠心分離用チップを取り付ける。遠心分離用チップは、基板上に比重の異なる複数の溶液を供給する流路と、これらの流路が集合して分離領域として機能するひとつの分離チャンバーと、前記分離チャンバーから分岐する複数の流路から形成されるものとする。すべての流路の入口と出口にリザーバを配し、前記流路に比重の異なる複数の溶液を供給するとともに、流路に接合するすべての入口のリザーバの回転軸からの距離が等しくかつ、及び前記分離チャンバーから分岐する複数の流路に接合する出口側のリザーバの液面がそれぞれ回転軸からの距離を等しくする。 (もっと読む)


【課題】DNAプローブアレーなどのプローブ区画を最小にし、同一区画で数十ないし数千の試料分子を識別できる標識物とこれを用いる生体物質のマルチ検査法を提案すること。
【解決手段】プローブのインデクシング用に異なる元素の比率を変えて作成する粒子を用い、走査型電子顕微鏡でSEM像を得て容易にその位置と大きさを検出し、さらに、走査型電子顕微鏡で粒子に電子を照射する時に発生する特性X線をエネルギー分散型特性X線検出器により元素分析像を得ることで位置と大きさを得る。これにより、どのような元素を含むどのような大きさのナノ粒子が基板の区画上のどの位置に存在するかを検出する。 (もっと読む)


【課題】細胞機能を研究や細胞を用いる種々物質のバイオアッセイおよびそのための細胞チップを提供する。
【解決手段】細胞の一部を半透膜化するため、細胞外径より小さい穴を開けた隔壁構造のチップを用いる。このチップの一面の細孔のある位置に細胞を固定し、他面から前記細孔を介して細胞の一部に、たとえば、ストレプトリシンOのような細胞膜毒素を作用させ、細孔部分の細胞膜を半透膜化する。 (もっと読む)


【課題】固体チップ表面でのハイブリダイゼーション速度を改善し、短時間で計測が可能で高感度、かつ、擬陽性ハイブリダイゼーションの少ないDNAプローブチップ、DNAプローブチップの作成法、および、DNAプローブチップにおけるハイブリダイゼーション法を提供すること。
【解決手段】DNAプローブチップのプローブ固定領域の表面を凸凹にすることでプローブ密度を上げずにプローブ固定量を上げる。 (もっと読む)


【課題】細胞の状態を顕微鏡観察しながら、マイクロチャンバーの構造を細胞培養中に変更でき、かつ、細胞培養中に自由に培養液を交換できる新しい細胞培養マイクロチャンバーを提供することにある。
【解決手段】半透膜、前記半透膜上に形成したアガロースないしアガロースの誘導体でできたゲル膜、前記ゲル膜に形成された、細胞を特定の空間配置の中に閉じ込めておくための複数の区画、を有する細胞培養用マイクロチャンバーとする。 (もっと読む)


【課題】超高密度で高感度なオリゴヌクレオチドプローブチップ、プロテインチップなどのサブマイクロリットルの極微量試料での計測が可能な生体試料解析チップを提供する。
【解決手段】チップ上のプローブにハイブリダイズした試料を走査型電子顕微鏡の電子線でトレースして検出する。ナノ粒子を標識として用いることで高速でのスキャンを可能とする。各種プローブを固定しているエレメントのインデクシングを確実に行うため、各エレメント間にギャップを設けて各エレメントを隔離するとともに、エレメント間に形状の異なる識別標識を設けて、エレメントのインデクシングを行う。 (もっと読む)


【課題】細胞を培養した後、培養細胞へのダメージを少ない状態、あるいは、培養細胞を細胞間の結合を保ったまま回収することを可能とし、さらには、培養細胞をシート状に保ったまま回収することを可能とする細胞培養回収法およびそれに用いる細胞培養支持体を提案すること。
【解決手段】細胞培養の支持体の素材としてセルロース膜を用いる。セルロース膜に細胞を接着させ、培養を行う。培養後セルラーゼで処理することによりセルロース膜を分解し、溶解させて除去することにより、容易に培養細胞を回収できる。 (もっと読む)


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