説明

株式会社AIバイオチップスにより出願された特許

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【課題】クロマトグラフィーや電気泳動において分離後のゲルから生体物質を容易に溶出することが可能な分離回収用ゲル組成物及びこれを用いた分離回収方法を提供する。
【解決手段】A成分及びB成分を含み、かつ添加剤を添加することでゾル化する分離回収用ゲル組成物であって、A成分は、分子内に少なくともホスホリルコリン類似基と第1の官能基を含有する重合体であり、B成分は、分子内に少なくとも第1の官能基と結合する第2の官能基を含有する高分子化合物である。添加剤は、A成分に対する結合定数がB成分よりも大きい低分子化合物である。 (もっと読む)


【課題】構成が簡単で、かつ、すばやく検体分離操作を開始することが可能な検体分離器を提供する。
【解決手段】回転体50により回転軸心Za−Zbを中心に回転駆動され、検体から所定の成分を分離可能な検体分離器1であって、検体を収容するための中空部11と、回転軸心Za−Zbを中心として中空部11よりも外方に位置し、所定の成分を含む分離検体を収容するための収容容器33と、中空部11と収容容器33とを連通する第一連通路15及び第二連通路16と、回転体50に検体分離器1を着脱可能に取り付けるための取付部21と、を備え、検体分離器1の重心は、回転軸心Za−Zb上に位置している。検体分離器1の重心が回転軸心Za−Zb上に位置するため、安定した状態で回転させることができるとともに、バランサなどを用いてバランスを図る必要がないため、検体分離操作をすばやく開始することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】毛細管現象により多量の液体を採取可能なスポイトおよびこれを用いた液体採取方法を提供する。
【解決手段】スポイト1は、内部に管路13が形成され毛細管現象により管路13の開放端15側から管路13内に液体が浸入しうる管体部10と、外部と連通する中空部23が内部に形成された操作部20と、を備え、中空部23には、外部と連通する空気孔25が形成されている。液体を採取する際には、管路13の開放端15を液体に浸漬させて毛細管現象により液体を管路13に浸入させる。中空部23には空気孔25が形成されているため、管路13内に浸入する液体により管路13から中空部23に押し出される空気は、空気孔25を通じて中空部23の外部へ排出される。このため、操作部20の壁面により空気が管路13へ押し返されることがなく、多くの液体を管路13内に浸入させることができる。 (もっと読む)


【課題】生体膜から膜タンパク質を効率よく可溶化できる膜タンパク質可溶化剤を提供する。
【解決手段】下記一般式(1)


(式中、R、R、及びRはそれぞれ炭素数1〜10、1〜4及び1〜6の直鎖又は分岐鎖の2価の炭化水素基を示し、R,R及びRは同一又は異なってもよく、水素原子又は炭素数1〜6の直鎖若しくは分岐鎖の炭化水素基を示し、R及びRは水素又はメチル基を示し、mとnは各構成単位の割合を示し、m/nは5/95〜95/5であり、平均分子量1,000〜5,000,000である。)で示される共重合体を含む膜タンパク質可溶化剤。 (もっと読む)


【課題】皮膚や毛髪の保湿性を向上できると共に、アレルギー性物質の侵入を防御できるアレルギー性物質防護剤を提供する。
【解決手段】下記一般式(1)


(式中、Rは炭素数1〜10の直鎖又は分岐鎖の2価の炭化水素基を示し、Rは炭素数1〜4の直鎖又は分岐鎖の2価の炭化水素基を示し、R,R及びRは同一又は異なってもよく、水素原子又は炭素数1〜6の直鎖若しくは分岐鎖の炭化水素基を示し、Rは水素又は炭素数1〜4の炭化水素基である。)で示されるホスホリルコリン類似基含有単量体の重合体又は共重合体を含有することを特徴とするアレルギー性物質防護剤。 (もっと読む)


【課題】 基板表面の平滑性には影響を及ぼさず、入手容易な材料で簡易に作成可能であるとともに、担持物の固定領域以外に検体が付着することを防止することが可能なチップ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 検出対象となる成分と反応する成分を有する担持物を、基板1表面上に担持可能なチップTに関する。
基板1の表面には、ホスホリルコリン類似基含有重合体で被覆された被膜2領域と、基板1表面が露出した固定領域3と、が形成されている。 (もっと読む)


【課題】基材表面に任意の生体分子を固定化可能な共重合体を提供する。
【解決手段】 下記一般式(1)


(式中、R1〜R11は所定の炭化水素基を示し、Yはp−ニトロフェニル基またはN−ヒドロキシスクシンイミドを示す。)で示される共重合体。 (もっと読む)


【課題】 バイオセンサなどのセンサチップであって、試料中の生体成分がセンサチップ表面に非特異的に吸着することを効率的に防止することができるセンサチップおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】 表面にシラノール基を有するガラス基板3と、このガラス基板3の表面の一部に形成され金を材料として含む金電極5を備えたバイオセンサ用のセンサチップ1であって、金電極5の表面には少なくともホスホリルコリン類似基,チオール基,および活性エステル基を分子内に含有する重合体(A)が吸着しており、ガラス基板3の表面には少なくともホスホリルコリン類似基および有機ケイ素基を分子内に含有する重合体(B)が結合している。また、このセンサチップは、センサチップ1の表面を共重合体(B)で表面処理する工程と、センサチップ1の表面を洗浄して金電極5の表面から共重合体(B)を除去する工程と、センサチップ1の表面を共重合体(A)で表面処理する工程により製造される。 (もっと読む)


【課題】 生体適合性に優れるとともに、接着力の高い生体接着材を提供する。
【解決手段】 A成分及びB成分からなる静電結合型複合体組成物であって、前記A成分は、少なくとも下記一般式(1)
【化1】


(式中、R1は炭素数1〜10の2価の炭化水素基またはオキシアルキレン基を示し、R2は炭素数1〜4の2価の炭化水素基を示し、R3,R及びRは同一あるいは異なってもよく水素原子あるいは炭素数1〜4の炭化水素基である。)で示されるホスホリルコリン類似基を有する単量体(a1)と、正の電荷を有する荷電性単量体(a2)と、を重合してなる重合体であり、前記B成分は、少なくとも一般式(1)に示されるホスホリルコリン類似基を有する単量体(b1)と、負の電荷を有する荷電性単量体(b2)と、を重合してなる重合体である、静電結合型複合体組成物を少なくとも含む生体接着材。 (もっと読む)


【課題】 血液等の液体から簡単な操作で特定の成分を分離することが可能な分離装置を提供する。
【解決手段】 複数の成分からなる血液等の液体を分離させる分離装置1であって、この分離装置1は、回転する本体3と、この本体3の内部に設けられ、液体を収容する中空部9と、この中空部9と離れて本体内部に設けられた収容空間17と、中空部と収容空間を連結する連結路13と、を備えている。更に、連結路13には、血球成分等を透過しない分離部材11を設けてもよい。本発明によれば、中空部9に液体を収容した状態で分離装置1をコマのように回転させるという簡単な操作で、液体から所定の成分を分離することが可能となる。 (もっと読む)


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