説明

協同組合マリンテック釜石により出願された特許

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【課題】有機溶剤を用いずに生理活性成分を濃縮した新規の海藻由来製品素材、及びその製造方法及び海藻由来製品を提供する事を目的とする。
【解決手段】微細化した海藻を水溶液中でインキュベートした後、液状成分と固体成分に分離して水溶性成分、特に海藻の主成分である多糖類を取り除くことにより、脂溶性油を濃縮した海藻由来製品素材が得られ、有機溶媒を使用することなく、海藻中の脂溶性油の比率を高めることができ、食品をはじめとする様々な用途に利用することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】フコキサンチノールを短時間で且つ低コストで然も高収率で製造する、フコキサンチノールの製造方法を提供すること。
【解決手段】フコキサンチンと界面活性剤とを第一の有機溶媒に溶解させ、前記有機溶媒を蒸発させて前記フコキサンチンと前記界面活性剤を乾燥させた後、得られた乾燥物をpH緩衝溶液に溶解させ、リパーゼを前記乾燥物を溶解させた前記pH緩衝溶液に加え、所定の温度で所定の時間だけインキュベートして、未精製のフコキサンチノールを製造し、得られた未精製のフコキサンチノールを第二の有機溶媒に溶解し、クロマトグラフィにより展開することで精製したフコキサンチノールを得る。 (もっと読む)


【課題】安価で大量に取得することができる抗肥満活性剤を提供する。
【解決手段】 アレン構造を有し、かつ極性基であるヒドロキシル基(OH基)及び/又はエポキシド基を有するネオキサンチンは顕著な抗肥満活性を示し、本発明のアレン構造を有するカロテノイド(但し、フコキサンチン及びフコキサンチノールを除く。)を有効成分としてなる抗肥満活性剤は安価で大量に取得することができ、しかも絶大な抗肥満活性効果を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】高収率で且つ経済的に抽出されるフコキサンチンを含有する脂溶性油及びその製造方法並びにフコキサンチンの製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】ホンダワラ科の海藻を加熱処理する第一の工程と、第一の工程で加熱処理したホンダワラ科の海藻から有機溶媒を用いて脂溶性油を抽出する第二の工程とをおこなうことでほぼ完全にフコキサンチンを含む脂溶性油が抽出され、更に、この加熱処理したホンダワラ科の海藻から得られ、熱水中にホンダワラ科の海藻を浸すことによりクロロフィルの一部が分解された脂溶性油をシリカゲルのカラムクロマトグラフィに展開させることによりフコキサンチンを容易に精製できる。 (もっと読む)


【課題】副作用の危険のない抗炎症剤及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の抗炎症剤は、ホヤ由来脂溶性油を有効成分として含有するので極めて高い抗炎症作用を示し、しかも副作用の危険はない。また、本発明の抗炎症剤における極めて高い抗炎症作用を示す活性本体であるホヤ由来カロテノイドではホヤ特有の香りや風味が低減されるので、これらのホヤの特徴を嫌って、ホヤの摂取を避けてきた人々或いは動物に対して利用する事ができる。逆に、ホヤ由来脂溶性油にはホヤ特有の香りや風味が残っている為、ホヤを珍味として消費してきた人々に対しての利用が有効となる。 (もっと読む)


【課題】多数報告されている血糖値の上昇を抑制する天然物由来の化学物質の中から効果の大きい物質を特定し、匂いや風味の問題がなく、然も副作用の心配がない血糖値上昇抑制剤の提供を目的とする。
【解決手段】血糖値上昇抑制剤はフコキサンチンを有効成分として含有することを特徴とした。前記フコキサンチンは食品、飲料、サプリメント、ペット用食餌、サニタリー製品、化粧品又は薬品に添加しても良い。また、前記フコキサンチンは、天然物から抽出し精製されたもの、有機合成によって得られたもの、微生物を介して合成されたものの内から選ばれた一種又は二種以上の組み合わせによって得られたものであっても良い。 (もっと読む)


【課題】 酸化されやすいDHAを魚油として摂取するのではなく、生体内でDHAの合成を促進する生体内DHA合成促進剤を提供し、これにより生体へのDHAの補給を代替することにある。
【解決手段】 生体内DHA合成促進剤に関する検討を鋭意に進め、入手が容易でかつ大量・安定・安価なワカメ端物を原料に用いることでフコキサンチンを多く含む海藻油又は純度99%以上のフコキサンチンを得ることが出来た。そして、これらが生体内DHA合成促進剤としての機能を有することを種々の動物実験により確認した。 (もっと読む)


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