説明

スピロゲン リミティッドにより出願された特許

1 - 8 / 8


【課題】増殖性疾患の治療のための新規化合物の提供。
【解決手段】式(III)で示される化合物又はその溶媒和物(ここでR10およびR16は、一緒になって、N10とC11との間に二重結合を形成する)。この化合物は、二量体であり、各単量体のR基は、一緒になって、式-X-R"-X-(ここで、R"は、ヘテロ原子が鎖中に介在していてもよいアルキレン基及び/又は芳香環であり、各Xは、独立にO、S、又はNHから選択される)を有する二量体架橋を形成して該単量体を連結する。
(もっと読む)


特許請求されるのは、式(I)


で表される不斉ピロロベンゾジアゼピン−二量体(PBD−二量体)である。この二量体は、少なくとも可変部R12及びRが表す意味に起因して不斉である。式(I)においては、Rは、式(II)(ここで、Aは、C5〜7アリール基であり、Xは、OH、SH、COH、COH、N=C=O、NHR(ここで、Rは、H及びC1〜4アルキルからなる群から選択される)及び(OCOCH(ここで、mは、1〜3である)からなる群から選択され、且つ:(i)Qは一重結合であり、Qは一重結合及び−Z−(CH−(ここで、Zは、一重結合、O、S及びNHから選択され、nは、1〜3である)から選択されるか;又は(ii)Qは−CH=CH−であり、Qは一重結合であるか;のいずれかである)で表されるものであり;R12は、C5〜10アリール基であって、ハロ、ニトロ、シアノ、エーテル、C1〜7アルキル、C3〜7ヘテロシクリル及びビス−オキシ−C1〜3アルキレンからなる群から選択される1個又はそれ以上の置換基によって場合により置換されている。その他の可変部は、特許請求の範囲に定義されている通りである。この化合物は、増殖性疾患の治療に有用である。 (もっと読む)


本発明は、式(T)の化合物[式中、R2は、CHR2Aであり、R2Aは、H、R、CO2R、COR、CHO、CO2H及びハロから独立に選択され;R6及びR9は、H、R、OH、OR、SH、SR、NH2、NHR、NRR’、NO2、Me3Sn及びハロから独立に選択され;R7は、H、R、OH、OR、SH、SR、NH2、NHR、NRR’、NO2、Me3Sn及びハロから独立に選択され;R8は、H、R、OH、OR、SH、SR、NH2、NHR、NRR’、NO2、Me3Sn及びハロから独立に選択され;Rは、場合によって置換されているC1-12アルキル基、C3-20ヘテロシクリル基及びC5-20アリール基から独立に選択され;或いはこの化合物は、式(M)からなる各単量体との二量体であり、ここで、各単量体のR7基又はR8基は、一緒になって、単量体を連結する式-X-R”-X-を有する二量体架橋を形成しており;R”は、C3-12アルキレン基であり、この鎖は、一つ又は複数のヘテロ原子、例えばO、S、N(H)及び/又は芳香環、例えばベンゼン若しくはピリジンによって中断されていてよく;並びに各Xは、O、S又はN(H)から独立に選択され;或いはR6からR9までの隣接基の任意のペアが、一緒になって、基-O-(CH2)p-O-を形成しており、ここで、pは、1又は2である。]並びにその塩及び溶媒和物を含む、ある特定のピロロベンゾジアゼピン(PBD)、特にC2置換を有するピロロベンゾジアゼピン二量体並びに他のPBD化合物を調製するための中間体としてのそれらの使用に関する。
(もっと読む)


本発明は、


さまざまなエナンチオマー比で生じるZC−423(I)の調製方法に関する。 (もっと読む)


式(I) [式中、R2は、場合により置換されたC5-20アリール基であり;R6およびR9は独立して、H、R、OH、OR、SH、SR、NH2、NHR、NRR’、ニトロ、Me3Snおよびハロから選択され;ここで、RおよびR’は独立して、場合により置換されたC1-12アルキル、C3-20ヘテロシクリルおよびC5-20アリール基から選択され;R7は、H、R、OH、OR、SH、SR、NH2、NHR、NHRR’、ニトロ、Me3Snおよびハロから選択され;R”はC3-12アルキレン基であって、その鎖中に1個以上のヘテロ原子および/または芳香環を含んでもよく;Xは、O、S、またはNHから選択され;zは、2または3であり;Mは、製薬上許容される1価のカチオンであり;R2’、R6’、R7’、R9’、X’およびM’は、それぞれR2、R6、R7、R9、XおよびMと同じ群から選択され、またはMおよびM’は一緒になって製薬上許容される2価のカチオンを表してもよい]の化合物、またはその溶媒和物。
(もっと読む)


式(I)(式中、R2は、所望により置換されていてもよいナフチル基;所望により置換されていてもよいチオフェニルまたはフラニル基;ならびに1以上のクロロもしくはフルオロ基、エチルもしくはプロピル基、4-t-ブチル基、2-メチル基または2位および6位の2つのメチル基により置換されたフェニル基から選ばれる)の化合物ならびにその塩、溶媒和物、化学的に保護された形態およびプロドラッグを開示する。

(もっと読む)


本発明者らは、C2置換PBDを製造するための主要な中間体を開発した。この中間体は、C2位に脱離基、N10位にカルバメート保護基、かつC11位に保護ヒドロキシ基を有する。第1の態様において、本発明は、式(I)を有する化合物を包含する。ただし、R10は、カルバメート系窒素保護基であり;R11は、酸素保護基であり;そしてR2は、活性脱離基である。さらなる態様において、本発明は、第1の態様に定義されるような式(I)で示される化合物から、式(III)で示される化合物またはその溶媒和物を合成する方法を包含する。ただし、R16は、O-R11(ここで、R11は、第1の態様に定義されるとおりである)もしくはOHのいずれかであり、またはR10およびR16は、一緒になって、N10とC11との間に二重結合を形成し;そしてR15は、Rである。他の置換基は、特許請求の範囲に定義されている。本発明のさらなる態様は、式(III)で示される化合物(その溶媒和物(R10およびR16がN10とC11との間に二重結合を形成する場合)およびその医薬塩を包含する)と、これらを含む医薬組成物と、増殖性疾患を治療するための医薬の製造におけるそれらの使用とに関する。
(もっと読む)


式(I) [式中、R10は窒素保護基であり、R11はOHまたはO-R12のいずれかであり、ここでR12は酸素保護基であり、またはR10およびR11は一緒になってN10とC11の間に二重結合を形成し;R10’およびR11’はそれぞれR10およびR11と同じ選択肢から選択される]の化合物ならびにその塩および溶媒和物。

(もっと読む)


1 - 8 / 8