説明

クラレルミナス株式会社により出願された特許

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【課題】噴霧熱分解法を用いた金属硫化物粒子の製造方法において、熱分解生成物の影響などにより半導体特性(例えば蛍光特性)を著しく低下させることなく、金属硫化物の粒子を製造する方法を提供することにある。
【解決手段】少なくとも一種の金属塩と少なくとも一種の硫黄化合物を含む溶液を液滴化し、液滴を加熱し、これにより金属塩及び硫黄化合物を熱分解させつつ反応させて金属硫化物を得る方法において、熱分解によって酸化性物質を発生しない金属塩を用いることにより、上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】優れた発光特性を有する高品質の蛍光体の製造に適した、硫化亜鉛系化合物半導体からなる蛍光体前駆体を提供すること。
【手段】亜鉛化合物、発光中心としてドープされる金属の塩、共付活剤、および、硫黄含有化合物を混合し、130℃以上240℃以下で反応させ、硫化亜鉛母材中に発光中心金属がより均質に分散された硫化亜鉛系化合物半導体からなる高結晶性蛍光体前駆体粒子を製造することによって上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】工業的に容易な方法で、相当量のマンガンを均質にドープし、純度の高い硫化亜鉛の製造方法を提供すること。
【解決手段】水性溶媒中でマンガン塩、亜鉛塩及び硫化剤を混合することを含むマンガンをドープした硫化亜鉛の製造方法であって、硫化剤がチオアミド類および/またはチオ尿素であり、水性溶媒のpHが8.2以上であることを特徴とする、マンガンドープ硫化亜鉛の製造方法。pH調整を有機酸塩とアミンで行うこと、pH調整を有機酸塩とアンモニアで行うこと、有機酸塩が有機酸のアンモニウム塩であること、混合工程において、マンガン塩以外のドーピング元素の塩をさらに混合すること、が好ましい。 (もっと読む)


【課題】金属イリジウムを含有しない硫化イリジウムの製造方法を提供すること。
【解決手段】イリジウムの錯塩と硫黄を200℃から500℃で焼成することを特徴とする硫化イリジウムの製造方法によって、上記課題を解決する。該イリジウムの錯塩が4価又は3価のイリジウムの錯塩であることが好ましい。また該硫化イリジウムが二硫化イリジウムであること又は該硫化イリジウムにおける硫黄とイリジウムの元素比が1.9以上であり、熱王水に可溶であることが好ましい。また該硫化イリジウムが三硫化二イリジウムであること又は該硫化イリジウムにおける硫黄とイリジウムの元素比が1.4以上1.7以下であり、熱王水に可溶であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】ドーパントの供給源として添加された銅化合物や焼成時に添加されたフラックスが残留しない、粒度の揃った蛍光体製造方法を提供すること。
【解決手段】II−VI族化合物半導体を銅化合物及びフラックスともに焼成して該II−VI族化合物半導体に銅をドープする工程、得られた焼成物を解砕する工程、及び解砕された焼成物を洗浄する工程を含む蛍光体の製造方法によって上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】ガドリニウムを含有し、発光効率の高い蛍光体を提供する。
【解決手段】II−VI族化合物半導体にガドリニウムをドーピングすることで、蛍光体の発光の色調を変化させることなく、発光効率を向上させた蛍光体を得ることができる。発光スペクトルにほとんど変化のないまま、エネルギー変換効率(すなわち発光効率)のみが改善された蛍光体を提供することができる。ガドリニウムがドープされた蛍光体の量子効率は、ガドリニウムがドープされていない対応するよりも高い値となり、ガドリニウムのドーピングによって蛍光体の発光効率が向上したことが示されている。光励起スペクトルの測定結果から、ガドリニウムがドープされた蛍光体とガドリニウムがドープされていない蛍光体との間に、ピーク波長およびスペクトル全体の形状にほとんど差はなく、蛍光体の発光の色調にほとんど変化が生じていない。 (もっと読む)


【課題】高い生産性でエネルギー効率のよい蛍光体を製造することのできる蛍光体前駆体及び蛍光体の製造方法を提供すること。
【解決手段】蛍光体原料含有液を液滴化させ、キャリアガスとともに液滴を500℃以下の雰囲気下で加熱し、溶媒を蒸発させることを特徴とする蛍光体前駆体の製造方法、及び調製された蛍光体前駆体を焼成することにより蛍光体とすることを特徴とする蛍光体の製造方法によって上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】経済的に有利に蛍光体を製造することのできる蛍光体の製造方法を提供すること。
【解決手段】II−VI族化合物半導体とドーピング元素を含む塩とを含む混合物をキャリアガスとともに温度を1700℃〜2700℃に制御した火炎内に導入することを特徴とする蛍光体の製造方法によって上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】 ランタノイド類、イリジウム、金、及びハフニウムの内の少なくとも1種類を効率的且つ均一にII−VI族化合物半導体に導入して蛍光体前駆体を製造すること。
【解決手段】 ランタノイド元素硫化物、硫化イリジウム、硫化金、及び硫化ハフニウムからなる群から選ばれる少なくとも1種を含むアルカリ金属硫化物水性液とII族金属塩を含む水溶液を連続的に混合して得られるII−VI族化合物半導体蛍光体前駆体の製造方法が提供される。この方法において、II−VI族化合物半導体が硫化亜鉛であること、II族金属塩を含む水溶液がマンガン、銅及び銀からなる群から選ばれる少なくとも1種を含むこと、が好ましい。 (もっと読む)


【課題】生産性が高く、容易に製膜ができ、発光輝度を高めた無機EL素子を提供すると共に、このEL素子を備える、多くの用途に有用な照明品位の高い照明装置を提供する。
【解決手段】絶縁層と発光層との間に高誘電バッファー層(第2の絶縁層)を備えることで、絶縁層と発光層の密着性を大幅に向上でき発光輝度を高めることができる。即ち、本発明によれば、背面電極、絶縁層、発光層、透明電極が順に積層されているEL素子であって、前記絶縁層は有機バインダーを含まない第1の絶縁層と、有機バインダーを含む第2の絶縁層とを含み、前記第2の絶縁層上に発光層が積層されていることを特徴とする無機EL素子が提供される。 (もっと読む)


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