説明

株式会社名城ナノカーボンにより出願された特許

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【課題】単層カーボンナノチューブ薄膜の色彩を変化せしめる方法、この方法に用いられる表示セル、及びこの表示セルを用いた表示装置を提供すること。
【解決手段】透明セル1内に、基板2上の作用極3に接するように設けられた直径の大きさの揃った金属型又は半導体型単層カーボンナノチューブの薄膜4、電解液7、対極5、参照極6を収納した表示セルの作用極3と対極5間に電圧を印加して電気化学ドーピングを行い、単層カーボンナノチューブに電子又はキャリアの注入することにより単層カーボンナノチューブ薄膜の色彩を変化せしめる。例えば、単層カーボンナノチューブが金属型単層カーボンナノチューブであり、その直径が1.3〜1.4nmであればシアン系(青)の色を呈しているが、電圧印加によりイエロー系(黄)に変化し、電圧印加を停止すれば元のシアン系の色に回復する。このとき、単層カーボンナノチューブとして、チューブ内にC60分子又はβカロテン分子などのπ共役系分子を内包したものを用いれば、色の回復が改善される。 (もっと読む)


【課題】密度勾配遠心分離法により、金属型単層カーボンナノチューブと半導体型単層カーボンナノチューブとの分離を、簡単な操作により高精度で行う。
【解決手段】カーボンナノチューブを単分散することのできる界面活性剤を含有する水溶液にカーボンナノチューブを分散させ、このカーボンナノチューブ分散水溶液を、金属型単層カーボンナノチューブと半導体型単層カーボンナノチューブとで異なる凝集特性を示す界面活性剤を含む密度勾配形成剤により形成された遠心分離用チューブに挿入し、遠心することにより、金属型単層カーボンナノチューブと半導体型単層カーボンナノチューブを分離する。 (もっと読む)


【課題】密度勾配剤を用い遠心分離によりカーボンナノチューブの直径分離を行う際に、溶液に密度勾配を予め形成しておく必要がなく、しかもカーボンナノチューブの直径分離を行うことのできる方法を提供する
【解決手段】カーボンナノチューブ分散液を遠心処理することにより直径に応じカーボンナノチューブを分離するカーボンナノチューブの直径分離方法において、カーボンナノチューブを塩化セシウムと界面活性剤を含有する水溶液に分散した液を遠心チューブに均一に挿入し、遠心処理し、形成されたカーボンナノチューブバンド域の液を分画することにより、カーボンナノチューブの直径分離を行う。塩化セシウムは30〜50%程度の濃度が好ましい。また界面活性剤としては、コール酸ナトリウム、デオキシコール酸ナトリウムなどが好ましい。 (もっと読む)


【課題】CVD法を適用してCNTを効率よく製造する装置および方法を提供する。
【解決手段】本発明により提供されるCNT製造装置1は、下流側10bが低くなるように傾斜させて回転可能に配置された筒体10と、筒体10の内側に形成されたチャンバ11に触媒粉末Pを供給する触媒供給部30および炭素源蒸気Vを供給する炭素源供給部40と、チャンバ11の少なくとも一部範囲に設定された反応ゾーン12をCNT生成温度に加熱可能なヒータ7とを備える。筒体10の内周壁には凸部が設けられており、筒体10を回転させることにより触媒粉末Pが上記凸部に引っ掛かって持ち上げられては落下することを繰り返しながら上流側から下流側へと移動するように構成されている。 (もっと読む)


【課題】カーボンナノチューブ(CNT)を利用した細胞培養容器製造方法を提供する。
【解決手段】本発明によると、表面にCNT層を有する細胞培養容器を製造する方法が提供される。その方法は、所定形状の容器を用意すること;CNTを主成分とするCNT材料が分散媒に50mg/L以下の濃度で分散されたCNT分散液を用意すること;および、該容器の表面にCNT層を形成すること;を含む。CNT層の形成は、CNT分散液を前記容器に付与する供給ステップとその付与された分散液を乾燥させる乾燥ステップとを一回または二回以上交互に繰り返して行われる。 (もっと読む)


【課題】界面活性剤を使わず、また化学修飾を行なわずに、凝集体が少なく薄膜化できる技術を完成させる必要がある。
【解決手段】
本発明は、単層カーボンナノチューブ粉末を、エタノール溶液に加え濃度を10mg/lとして、超音波処理分散させた後、直ちに分散溶液をポリスチレンディッシュに滴下した。その後エタノールを乾燥させ、カーボンナノチューブが薄膜化したポリスチレンディッシュを得ることにより、透過性能と導電性の優れた薄膜である。。 (もっと読む)


【課題】カーボンナノチューブを含み且つ実質的にバインダ成分を含まない炭素質集合体が基材に固着したカーボンナノチューブ付き基材を効率よく製造する方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る方法は、実質的にバインダ成分を含まない液状媒体で湿った状態にある炭素質集合体22が支持体24に載った固着予備体20を用意することと、該集合体22を基材34に押し付けながら乾燥させることにより該集合体22を基材34に固着させることを含む。固着予備体20を用意する方法としては、カーボンナノチューブを主成分とする炭素質材料12が液状媒体14に分散した分散液10をフィルタ(支持体)24で濾過する方法を好ましく採用することができる。 (もっと読む)


【課題】アーク放電による生成物中における配置がよく維持されたカーボンナノチューブを効率よく得ることのできるカーボンナノチューブ製造方法および製造装置を提供する。
【解決手段】カーボンナノチューブ製造装置1は、反応容器3内に、互いに対向するように且つ隙間をあけて配置された一対の電極11,12を備える。電極11,12の上方には、水平方向に延びる二以上の横棒51,52,53が上下に間隔をあけて配置されたスケルトン構造の回収体50が設けられている。電極11,12間のアーク放電により陽極11から蒸発したカーボンからなるカーボンナノチューブを含有する生成物は、反応容器3内を上昇する途中で、必要に応じて回転される回収体50に引っかかる(横からすくい取られる)。これにより、生成物中における配置がよく維持された状態で回収体50に捕捉される。 (もっと読む)


【課題】カーボンナノチューブがその特性をより適切に発揮し得る状態で分散されたカーボンナノチューブ分散体を製造する方法を提供する。
【解決手段】本発明に係るカーボンナノチューブ分散体製造方法では、分散対象となるカーボンナノチューブを水等の液状媒体とともに容器に入れ(ステップS10)、その容器内で攪拌体を高回転数(好ましくは10,000rpm以上)で回転させることによって該容器の内容物を攪拌する高速攪拌処理を行う(ステップS20)。この高速攪拌処理後の結果物に対してさらに超音波処理を行ってもよい(ステップS30)。かかる超音波処理を行うことにより、カーボンナノチューブがより高度に分散された分散体を製造することができる。 (もっと読む)


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