説明

クロッカス・テクノロジー・ソシエテ・アノニムにより出願された特許

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【課題】MRAMセルに比べてより高い温度で確実に書き込まれ得る熱アシストされた書き込み操作と自己参照読み出し操作とに適した磁気ランダムアクセスメモリ(MRAM)セルを提供する。
【解決手段】メモリセルは、第1部分2’と第2部分2”とを有する磁気トンネル接合部分から構成され、各部分が、記憶層23,24とセンス層21,22とトンネル障壁層25,26とから構成され、この磁気トンネル接合が、当該2つの記憶層との間に反強磁性層20をさらに有し、これらの記憶層の各々の記憶磁化方向を臨界温度未満でピン止めし、これらの記憶磁化方向を臨界温度以上で自由にする。 (もっと読む)


【課題】磁気トンネル接合を有する磁気ランダムアクセスメモリ(MRAM)セルを提供する。
【解決手段】磁気トンネル接合2は、シンセティック記憶層23、可逆性であるセンス磁化方向211を呈するセンス層21、及びこのセンス層とこの記憶層との間のトンネル障壁層22から構成される。正味の漂遊局所磁界が、前記記憶層を前記センス層に結合させる。前記正味の漂遊局所磁界は、センス層に結合する前記正味の漂遊局所磁界が50エルステッド未満であるような漂遊局所磁界である。また、MRAMセルに書き込み、MRAMセルを読み出すための方法に関する。当該開示されたMRAMセルは、従来のMRAMセルに比べてより低い消費電力で書き込まれ且つ読み出され得る。 (もっと読む)


【課題】小さい書き込み磁界及び読み出し磁界をそれぞれ使用して書き込みされ得て読み出しされ得るMRAMセルを提供する。
【解決手段】MRAMセル1は、磁気トンネル接合2が高温閾値で加熱されるときに第1方向から第2方向に調整可能であり且つ低温閾値でピン止めされる正味の記憶磁化方向を有する記憶層23と、可逆性である正味のセンス磁化方向を有するセンス層21と、このセンス層をこの記憶層から分離するトンネル障壁層22とから構成された磁気トンネル接合を有する。記憶層23とセンス層21とのうちの少なくとも1つの層の補償温度で、その第1磁化方向とその第2磁化方向とがほぼ等しいように、記憶層23とセンス層21とのうちの少なくとも1つの層が、3d−4fアモルファスフェリ磁性合金材料から成り、その材料が、第1磁化方向を提供する3d遷移金属原子の副格子と、第2磁化方向を提供する4f希土類原子の副格子とを有する。 (もっと読む)


【課題】磁気ランダムアクセスメモリ(MRAM)セル用に適し且つ第1強磁性層とトンネル障壁層と第2強磁性層とから成る磁気トンネル接合を製作する方法を提供する。
【解決手段】第1強磁性層を形成すること、トンネル障壁層22を形成すること及び第2強磁性層を形成することから成る。当該トンネル障壁層22を形成することは、金属製のMg層を蒸着すること及び当該金属のMgをMgO層22aに変えるために当該蒸着された金属製のMg層を酸化することから成る。当該トンネル障壁層が、少なくとも2つのMgO層22aから成るように、当該トンネル障壁層を形成するステップが、少なくとも2回実施される。 (もっと読む)


【課題】従来のMRAMセルに比べて向上された切替効率とより低い電力消費と切替磁場の改善された分散を呈するMRAMセルを提供する。
【解決手段】磁気トンネル接合2が、第1強磁性層21、所定の高温閾値の下で第2強磁性層23の異方性軸60に合わせて指向され得る第2磁化方向231を呈する第2強磁性層23、及びトンネル障壁22から構成される。第1電流ライン4が、第1方向70に沿って延在し且つ前記磁気トンネル接合2とやりとりし、この第1電流ライン4は、界磁電流41の通電時に前記第2磁化方向231を指向させるための磁場42を提供するために形成されている。前記磁場42の少なくとも或る成分が、この磁場42の供給時に前記異方性軸60に対してほぼ垂直にあるように、MRAMセル1が、前記第1電流ライン4に関連して形成されている。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、サイドチャネル攻撃に対抗する方法に関する。当該方法は、中間変数をマスクするためのブロック暗号アルゴリズムを実行することから成り、このブロック暗号アルゴリズムは、1つ以上の非線形関数を有する。
【解決手段】
この課題は、前記1つ以上の非線形関数のうちの少なくとも1つの非線形関数が、マッチ・イン・プレース関数を使用して実行されることによって解決される。 (もっと読む)


【課題】
2データビットより多いデータビットをMRAMセルに対して書き込み読み出すための方法であって、当該MRAMセルは、読み出し磁化方向を呈する読み出し層と、第1記憶磁化方向を呈する第1記憶強磁性層と第2記憶磁化方向を呈する第2記憶強磁性層と から成る記憶層とから形成された磁気トンネル接合から構成される。
【解決手段】
本発明の方法は、前記磁気トンネル接合を高温閾値より上で加熱するステップと前記第1記憶磁化方向を前記第2磁化方向に対して或る角度で指向させるステップとを有する。その結果、前記磁気トンネル接合が、読み出し磁化方向の方向に対する前記第1記憶磁化方向の方向によって決定される1つの抵抗状態レベルに到達する。書き込み領域を発生させるためのただ1つの電流線を使用することで、当該方法は、異なる少なくとも4つの状態レベルをMRAMセル内に記憶することを可能にする。 (もっと読む)


【課題】プロセッサによって実行可能なプログラムを有する読み出し専用メモリが、アドレスバスに接続された連想メモリ装置と一緒に、その内部情報に基づいて、前記プロセッサによって要求されたアドレスをアドレスのベクトルの要素と比較することによってパッチングされる。
【解決手段】一致検出に適した当該操作は、このベクトルの全ての要素に対して同時に実行され、一般には1クロックサイクル未満内に実行される。一致が発見されたときに、前記連想メモリ装置160が、フラッシュメモリから代わりの機械コード要素を修正するために使用される変更アドレスを出力する。この代わりの機械コード要素が、前記読み出し専用メモリ120内のアドレス付けされた1つの機械コード要素の代わりに前記プロセッサ170に提供される。このパッチング方法は、全体的に透過性であり、オーバーヘッドがほとんどなく、且つ際立ったグラニュラリティを有する。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、磁化方向が自由な軟強磁性層と第一の記録磁化を有する第一の硬強磁性層の間に配備された第一のトンネル障壁層と、軟強磁性層と第二の記録磁化を有する第二の硬強磁性層の間に配備された第二のトンネル障壁層とを備えた、第一の所定の高い閾値温度で第一の記録磁化を自由な方向に向けることができ、第二の所定の高い閾値温度で第二の記録磁化を自由な方向に向けることができ、第一の所定の高い閾値温度が第二の所定の高い閾値温度よりも高いMRAMセルに関する。
【解決手段】 本MRAMセルは、三値連想メモリ(TCAM)として使用して、三つまでの異なる状態レベルを記録することができる。本MRAMセルは、サイズが小さく、低コストで製造することができる。 (もっと読む)


【課題】 低電力磁気ランダムアクセスメモリセルを提供する。
【解決手段】 本発明は、熱アシスト書き込み操作又はスピントルクトランスファー(STT)に基づいた書き込み操作を実施するのに適した磁気ランダムアクセスメモリ(MRAM)セルに関する。このMRAMは、磁気トンネル接合を備える。磁気トンネル接合が、上部電極と、第1磁化方向を有する第1強磁性層と第1磁化方向に対して調節可能な第2磁化方向を有する第2強磁性層との間に形成されたトンネル障壁層と、前端層と、第2強磁性層が上に堆積された磁性層又は金属層とから構成される。第2強磁性層が、前端層とトンネル障壁層との間に形成されていて、約0.5nm〜約2nmの厚さを有する。その結果、当該磁気トンネル接合は、約100%より大きい磁気抵抗を有する。本明細書で開示するMRAMセルは、従来のMRAMセルに比べて電力消費が低い。 (もっと読む)


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