説明

カウンシル・オブ・サイエンティフィック・アンド・インダストリアル・リサーチにより出願された特許

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酵素的デンプン加水分解によって、安価なデンプン含有農業廃棄物、例えばキャッサバ(Cassava)・バガスおよびジャックフルーツ(Jackfruit)種子粉末から得た糖を、微生物の存在下で発酵させて、アルギニン含有発酵液を産生し、そして該液からアルギニンを回収する、発酵によってアルギニンを産生するためのプロセスを開示する。デキストロースまたはスクロースのような、より高価な炭素供給源に比較した際、未精製糖供給源は、より高い収量を生じることから、未精製糖供給源からアルギニンを産生するため、プロセスは、経済的にスケールアップ可能である。 (もっと読む)


本発明は、光線力学治療および診断用途、ならびに生物学的、および工業的用途における、NIR感作剤として有用な一般式1によって表わされる新規なポルフィリン誘導体および/またはそれらの薬剤として許容できる誘導体を提供するものである。これらのポルフィリン誘導体は、生物学的発色団が吸光しない領域において吸光(400〜700nm)および発光(600〜750nm)を有し、したがってNIR PDT剤としての用途のための理想的な候補および生物学における薬剤用途用の蛍光センサーである。これらの染料のヒドロキシル基およびグリコール基のような置換基は、それらを両親媒性にし、これにより水性溶媒中のそれらの溶解性、細胞摂取、および細胞局在を向上させる。これらの染料は、暗所で毒性を示さず、腫瘍細胞に対して非常に選択的であり、そして核を急速に染色する。したがって、これらのポルフィリン誘導体は、光線力学的治療および診断、生物学的および工業的用途におけるNIR PDT蛍光センサーとして非常に有用である。 (もっと読む)


ボトルや中空管などのようなプラスチック製または金属製の物体のような成形された物体の内側表面上に薄膜を室温で堆積するプラズマ系の堆積方法が開発された。本発明において、プラスチックボトルの内側表面上の均一な(ダイヤモンド状炭素DLCとも呼ばれる)水素化非晶質炭素膜が成功裏に堆積される。そのような製品の適用には、食品および薬品業界全体が挙げられる。飲料水、炭酸清涼飲料、ワイン、薬剤などの保管用の、ポリエチレンテレフタレート(PET)またはポリエチレンナフタレート(PEN)のボトルには大きな需要がある。しかし、より高い費用によって、それらの広範な使用が妨げられる。より安価な代替案は、ダイヤモンド状炭素(DLC)のような化学的に不活性な材料で内側を被覆されたプラスチックボトルを使用することであり、商業的に実現可能となるであろう。発明者の方法は、大量生産用に規模を拡大されることができる。この方法は、金属の内側表面へのより良好な接着を有するDLC膜を得るために、(水素化非晶質ケイ素のような)中間層を形成する炭化物で金属製の棒または管の内側表面上を被覆するのにも使用されることができる。
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【課題】優れた収率で、ポドフィロトキシンおよび4’−O−デメチルエピポドフィロトキシンの新しくかつ立体選択的な化合物を提供すること。抗癌剤として有用な新しい4β−[2’’−ベンゾイル置換]アリールアミノポドフィロトキシンアナログを提供すること。
【解決手段】本発明は、抗癌活性を示す新しいクラスの化合物4β−1’’−[{2’’−ベンゾイル置換}アニリノ]ポドフィロトキシン、およびこれを調製するためのプロセスを提供する。本発明は、特に、有用な抗癌剤の、ポドフィロトキシンの新しいクラスの4β−O−ベンゾイルアニリノ同属種の合成に関する。 (もっと読む)


【課題】新規な黄色系無機顔料を提供する。
【解決手段】プラセオジムと、モリブデン、チタン、ジルコニウム及びこれらの混合より選択された遷移金属であって、基本的にはモリブデンの酸化物を含み、任意でアルカリ土類金属(A)を含む黄色系無機顔料を提供し、この黄色系無機顔料は、一般式APrMoTm6+&(Tmはチタン又はジルコニウム、xは0又は1を表す)で示される。炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸ストロンチウム、炭酸バリウム、二酸化チタン、二酸化ジルコニウム、モリブデン酸アンモニウム、及び酸化プラセオジム等の高純度化合物を化学量論比で加重し、ボール粉砕し、900〜1200℃の範囲で空気中で3〜12時間焼成する。十分に細かくした焼成粉末は顔料の特徴付けに使用した。調製した顔料の相純度と光学的特性を調べた。 (もっと読む)


【課題】産業プロセスにおいて生成された炭酸カルシウム富化副産物を精製し、その炭酸カルシウム富化副産物を細かく分割された炭酸カルシウムに変換するための改善されたプロセスを提供する。
【解決手段】ニトロリン酸塩肥料プラントの炭酸カルシウム富化副生成物1から、産業適用に適切な細かく分離された炭酸カルシウムを生成するための環境にやさしいプロセスであり、熱処理の精製プロセスS、S、S、粉砕Pおよび脂肪酸またはその誘導体のエマルジョンを使用するコーティングを行うプロセスTからなる。 (もっと読む)


本発明は、単斜晶系CeTi薄膜およびゾルゲル法によるCeTi薄膜の形成方法を提供する。単斜晶系CeTi薄膜は、エレクトロクロミック素子における不活性対極、センサ、光触媒として使用されうる。この膜は、前躯体(チタンおよびセリウムを含む溶液)を導電性または絶縁性のガラス基板上にスピンコートし、大気中で5分間、600℃でアニーリングすることによって、得られる。膜を製造するためのゾルにおけるセリウムとチタンとのモル比は、0.4:1〜0.6:1の範囲内にある。
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本発明は、マグネシウム塩とアルカリ/石灰との反応によってMgOを製造するための改良された方法を提供する。本発明では、粗製Mg(OH)2を直接的にか焼した後に水で処理することによって、塊を自発的に破砕させてスラリーを産生させると共に、可溶性塩を溶解させる。当該スラリーは、元来のMg(OH)2スラリーに比べて濾過および洗浄が容易であるため、精製操作を迅速化することや新鮮な水を節約することができる。本発明の方法による別の重要な効果は、ドウミキサーやこれに類似する装置を用いて得られる粘着性の反応産物またはドウ状の反応産物であっても、取り扱いが容易なことにある。なお、本発明の方法によってMgOの品質が損なわれることはない。 (もっと読む)


本発明は、MgCl2と石灰との反応で得られる中間体であるMg(OH)2を経由して苦汁から間接的に、より具体的には、MgCl2を水溶媒中でNH3と反応させた後、得られたスラリーを簡単に濾過することによって、純度が99%を超える高純度のMgOを製造するための改良された方法を提供する。本発明では、残留NH4Cl含有濾液を石灰で、好ましくは最も安価な石灰で処理してNH3を産生させると共に、カーナライトを回収でき、これによって本発明で必要な品質のMgCl2を回収できるように、石灰をCaCl2に変換させて苦汁の脱硫酸化に使用する。そして、Mg(OH)2に付着している不純物が揮発したり、所望の産物、すなわちMgO、に変化したりする性質を利用し、粗製Mg(OH)2を乾燥させ直接的にか焼することによって、純粋なMgOを製造する。 (もっと読む)


本発明は、所定の組織内の全ての転写物(mRNA)を過剰発現させる組織プロテオームライブラリーの構築手法に関する。組織内で着目する転写物は、これまで、発現タンパク質の精製を可能にするために、そして当該タンパク質の構造−機能解析をするために、個別に複製されたり過剰発現されたりしてきた。組織内の新規な転写物および極微量の転写物の同定方法はなく、特に、検体標本、卵母細胞および初期胚では、組織を入手しにくいこともかなりの障害になっている。組織内の全ての転写物、特に新規な転写物は、組織内の全ての転写物を発現させ当該組織と適切なコントロール試料とにおける全発現タンパク質のプロファイルの比較によって同定できる。本発明による新規なプロテオームライブラリーの構築手法によれば、1度の操作によって組織内の全ての転写物を発現でき、プロテオミクスやその他の適切な手法を用いて全ての発現タンパク質を解析できる。 (もっと読む)


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