説明

株式会社日本化学研究所により出願された特許

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【課題】環境汚染や人体に悪影響を及ぼす懸念のある塩素や可塑剤等の化学物質を含有せず、密封性、開栓性、耐食性、耐熱性、耐食品汚染性、フレーバー性を、食料品瓶詰用の捻りキャップに実用的な程度に満足することが可能な捻りキャップ用ライナー材樹脂組成物および食料品瓶詰用の捻りキャップの製造方法を提供する。
【解決手段】スチレン系エラストマー(A)は、スチレン含有量が30〜33質量%であり、エラストマーブロックとしてエチレン−エチレン−プロピレン(EEP)またはエチレン−ブチレン(EB)を含有し、230℃、2.16kg/10minにおけるメルトフローレート(MFR)が0であり、(A)、(B)、(C)の合計量に対してスチレン系エラストマー(A)15〜30質量%、ポリプロピレン系樹脂(B)5〜25質量%、流動パラフィン(C)45〜65質量%、潤滑剤(D)1.5〜10質量%を含有することを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】閉栓および開栓が容易で、密封性、リシール性にも優れた口金キャップとその製造方法を提供する。
【解決手段】弾性金属材で形成され、円形の天板部3の外周部から垂下するスカート部7に切り欠き部を介して複数の爪部9が設けられ、天板部3の外周部近傍を押圧して爪部9を口金に嵌合させ閉栓し、天板部3の中央部を押圧して爪部9を外方に拡げて口金との嵌合を解除し開栓するキャップ本体2を備える口金キャップ1において、天板部3の内面部に、平面視が円形で口金閉栓時に口金の開口部周縁の上端部に接触する環状の厚肉部14とその内側の薄肉部15とを有する熱可塑性樹脂のライナー材12が接着して一体化され、ライナー材12とスカート部7とは固着せずにこれらの間に離間部20が設けられていることを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】レトルト殺菌処理される容器のキャップであって、開栓性および密封性に加えて落下密封性に優れたライナーを有するキャップを提供する。
【解決手段】特許第4319594号公報に記載されている伸び性の高い組成物のうち、130℃で70%圧縮した後の復元率が60%以上、かつ130℃での伸び率が100%以上である組成物を素材として形成され、平坦部7bの厚さがカール部8の外周半径rの80%〜150%、前記平坦部の突出する長さL4がカール部半径rの0%〜65%、平坦部7bの圧縮量が60%〜90%であり、内側リブ7cの外周面7coは15°〜45°のテーパー面とされ、かつ内側リブ7cの付け根部の厚さL1がカール部半径rの50%〜150%、かつ内側リブの長さL2が前記カール部半径rの60%〜150%である。 (もっと読む)


【課題】開栓性が良く、潤滑剤の食品内容物への落ち込み等も十分に抑制され、塗布量や硬化温度のバラツキによる密封材の塗布厚への影響も少なく、さらに耐食性も有する塩化ビニル系プラスチゾル組成物とそれを用いた食料瓶詰用ツイストキャップを提供する。
【解決手段】(A)塩化ビニル樹脂、(B)ビス(イソノニル)シクロヘキサン−1,2−ジカルボキシレートを必須成分とする塩化ビニル樹脂100質量部に対して45〜65質量部の可塑剤、(C)発泡剤、および(D)塩化ビニル樹脂100質量部に対して0.5〜1.0質量部のレシチンを含む潤滑剤を含有し、50φの金属製皿に5gの塩化ビニル系プラスチゾル組成物を塗布し、210℃で3分間焼き付けて得た密封材をJIS K−6301 TYPE A硬度計を用いて25℃で測定したA硬度が70〜85であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高温での焼き付け時における可塑剤の蒸発飛散が少なく、キャップの腐食を抑制でき、飲料内容物への可塑剤の溶出も少なく、ライニング作業性や、密封材が本来備えるべき要求性能も満足することができる塩化ビニル系プラスチゾル組成物とそれを用いた飲料瓶詰用クリンプキャップを提供する。
【解決手段】(A)塩化ビニル樹脂、(B)ビス(イソノニル)シクロヘキサン−1,2−ジカルボキシレートを必須成分とする塩化ビニル樹脂100質量部に対して65〜85質量部の可塑剤、(C)沈降性硫酸バリウムを必須成分とする塩化ビニル樹脂100質量部に対して20〜60質量部の充填剤、(D)発泡剤、および(E)塩化ビニル樹脂100質量部に対して0.5〜1.5質量部の潤滑剤を含有し、塩化ビニル系プラスチゾル組成物を焼き付けて得た密封材のA硬度が37〜53であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】作業条件や環境に影響されずに柔軟かつ平坦なシール面を持つ硬化体を得ることができ、取り扱い作業性や密封性にも優れた容器蓋用密封剤組成物、容器蓋用密封部材、および容器蓋を提供する。
【解決手段】有機イソシアネート化合物、ポリオール、およびアミンからなる一液型ウレタンエラストマー形成用成分と、組成物の硬化体の硬度を調整するための高分子中空微粒子と、高分子中空微粒子の組成物中における浮遊分離を防止するための浮遊分離防止剤とを含有することを特徴とする容器蓋用密封剤組成物。 (もっと読む)


【課題】一般に使用されている可塑剤を用いてn−ヘプタン抽出蒸発残留物試験に適合し、かつ、ライニング作業性や本来のキャップ要求性能を満足することも可能な、塩化ビニル系プラスチゾルから得られたライナー材を有する飲食品瓶詰用キャップを提供する。
【解決手段】塩化ビニル系プラスチゾルの可塑剤の配合量が塩化ビニル樹脂100質量部に対して40〜55質量部であり、かつ、塩化ビニル系プラスチゾルの塩化ビニル樹脂がペースト樹脂とブレンド樹脂からなり、その配合割合がペースト樹脂:ブレンド樹脂=50:50〜70:30であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】耐食性に優れ、化学処理鋼板をキャップ本体の材料としても耐食性が劣化することがなく、さらに食品衛生上も何ら問題のない塩化ビニル系プラスチゾル組成物とそれを用いた飲食品瓶詰用キャップを提供する。また、キャップを開栓し易く、許容範囲内の開栓トルクを常に保持することができ、潤滑剤の内容物への落ち込み汚染も抑制された塩化ビニル系プラスチゾル組成物とそれを用いた飲食品瓶詰用キャップを提供する。
【解決手段】可塑剤としてビス(イソノニル)シクロヘキサン−1,2−ジカルボキシレートを含有することを特徴とする。さらに、潤滑剤としてレシチンを含有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】安全性、環境性、密封性、耐久性等に優れると共に、容器蓋へ密封部材をライニング後の加熱成形時に蓋溝内での密封部材の粘度低下による偏りが少なく生産性に優れた容器密封用シール素材を提供する。
【解決手段】容器密封用シール素材として、イソシアネート基がメチルエチルケトンオキシムでブロックされたイソシアネート基含有量が1.0〜3.5wt%で数平均分子量が2500〜8000の芳香族系イソシアネート化合物と水酸基価が500〜1500(mgKOH/g)のポリオールからなる一液型ポリウレタンエラストマーと無機充填剤/可塑剤の混合物を使用する。 (もっと読む)


【課題】環境ホルモンの問題や環境汚染の問題がなく、また食品を汚染することやフレーバーを劣化させることがなく、クリンプキャップ用シール材として適した油分を全く含まないクリンプキャップ用ガスケット組成物およびそれを用いたクリンプキャップの提供。
【解決手段】(イ)190℃で荷重が21.18N(2.16kgf)におけるメルトフローレート(MFR)が1〜50g/10minで、デュロメータD硬さが40〜60であるポリエチレン30〜70重量%および
(ロ)230℃で荷重が21.18N(2.16kgf)におけるメルトフローレート(MFR)が1g/10min以上で、デュロメータA硬さが20〜80であるスチレン系エラストマー70〜30重量%
からなるポリマー組成物を含有することを特徴とする油分を全く含まないクリンプキャップ用ガスケット組成物およびそれを用いたクリンプキャップ。 (もっと読む)


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