説明

栃木カネカ株式会社により出願された特許

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【課題】 軸一体型マグネットローラおよびシャフトインサート型マグネットローラでは、高抗折強度/たわみ強度と高磁束密度を両立させることができない場合がある。
【解決手段】 「強磁性体粉末と樹脂バインダーとを含む溶融状態の混合物を磁場印加成形する工程を含む製造方法で得られうる、軸部が中空円筒状の金属製シャフトを備えるマグネットローラにおいて、
マグネットローラ成形用金型に設置された該中空円筒状の金属製シャフトの外周部および中空部に、前記混合物を射出注入する工程を含む製造方法で得られうる、
マグネットローラ」によって解決する。 (もっと読む)


【課題】 複数のマグネットピースを有するマグネットローラにおいて、各磁極ピースの成形磁場を変えることによって、各磁極の磁束密度強度を変化させているだけでは、高画質にできない場合がある。
【解決手段】 従来技術では、「磁束密度パターンを非対称にできず、現像下流側の磁気吸引力を大きくすることができない為、高画質とならない」と考え、下記の手段で解決する。「強磁性体粉末と樹脂バインダーとを含む溶融状態の混合物を磁場印加成形する工程を含む製造方法で得られうるマグネットローラにおいて、
該マグネットローラの1以上の磁極に対して、
前記磁場印加成形時における配向着磁位置よりローラ円周方向に5度〜25度ずらした位置において、追加着磁を施す工程を含む製造方法で得られうる、マグネットローラ」によって、解決する。 (もっと読む)


【課題】 製品不良のマグネットピース、マグネットローラや使用後のマグネットピース、マグネットローラは産業廃棄物となり、地球環境に悪影響を与える場合が有る。
【解決手段】 「樹脂バインダーと磁性粉とを含む樹脂磁石材料を含むマグネットローラであって、該樹脂バインダーが生分解性を示す脂肪族ポリエステル系樹脂及び/又は芳香族ポリエステル系樹脂樹脂磁石材料である、マグネットローラ」を提供することによって、前記課題を達成する。一態様として、射出成形によりマグネットピースを成形する工程と、該マグネットピースをシャフトの外周面に1以上貼り合わせる工程とを、含む製造方法で得られうるマグネットローラ、で達成する。また、一態様として、前記の樹脂磁石材料を用いて、該マグネットローラの軸部とローラ本体部が該同一樹脂磁石材料で軸一体射出成形する工程を含む製造方法で得られうる、マグネットローラ、で達成する。 (もっと読む)


【課題】成形時の溶融樹脂磁石材料・溶融樹脂組成物の流動性、成形体の強度、磁気特性を向上し、また、コストを低減する。
【解決手段】(A)異方性フェライト磁性粉末と、(B)平均粒径が1μm以下である微粉異方性フェライト磁性粉末と、(C)樹脂バインダーとを含む樹脂磁石組成物、によって、解決する。また、別の一態様では、「上記(A)異方性フェライト磁性粉末と、上記(B)微粉異方性フェライト磁性粉末の重量比が、(A):(B)=70以上99以下:1以上30以下の範囲である。 (もっと読む)


【課題】 マグネットピースの押出成形において、クラックが発生する。
【解決手段】 強磁性体粉末と、樹脂バインダーとを含む、押出成形用樹脂磁石材料において、該樹脂バインダーが、エチレンエチルアクリレート系樹脂と、粒径が1600μm以下である水添スチレン系熱可塑性エラストマーとを含む押出成形用樹脂磁石材料、によって、解決する。
また、前記の水添スチレン系熱可塑性エラストマー中のスチレン含有率が、20wt%以上60wt%以下であることを特徴とする、請求項1に記載の押出成形用樹脂磁石材料、によって解決する。 (もっと読む)


【課題】
金型が複雑でなく、成形が容易で、寸法精度が良好で、接着工数が少ないマグネットローラを提供することが課題である。また、「マグネットローラを従来よりも小径にする場合、従来技術の延長線上でのマグネットピースの成形やシャフト外周面への貼り合わせが難しくなり、接着タクトが長くなり、コストアップの原因のひとつとなる」という課題を見出し、これを解決する。
【解決手段】
強磁性体粉末と樹脂バインダーとを主体とする混合物を含み、かつ、複数の磁束密度パターンを有するマグネットシートが、円筒状のシャフトの外周面上に存在することを特徴とする、マグネットローラ、によって解決する。
また、強磁性体粉末と樹脂バインダーとを主体とする混合物に複数の配向着磁を施された状態で成形されたマグネットシートが、円筒状のシャフトの外周面上に貼り合わせられていることを特徴とするマグネットローラ、によって解決する。 (もっと読む)


【課題】
マグネットローラ外周面や、マグネットローラ軸方向両端面への接着剤溢れが発生し、接着工程後に溢れた接着剤を除去する工程が必要となり、コストアップの原因のひとつとなっている。
【解決手段】
マグネットピース(内周面、外周面、軸方向端面、側面を有する)の側面の外周面側部分および軸方向両端部分、および該マグネットピースの内周面の軸方向両端部分に接着剤硬化促進剤が塗布された状態とすることにより、接着剤溢れが防止でき、溢れた接着剤を除去する工程が不要となる。 (もっと読む)


【課題】 従来の樹脂磁石材料の射出成形によるマグネットピースでは、長手方向の磁束密度を均一にすることが難しく、特に反ゲート側の磁束密度が高くなる。
【解決手段】 本発明により、溶融樹脂磁石材料を射出成形用金型にて成形した長手方向の長さが210mm以上のマグネットピース、または成形された前記マグネットピースをシャフトに接着したマグネットローラの後着磁工程において、鉄心の少なくとも一カ所以上を分割して巻き線を施し着磁ヨークとし、その着磁ヨークを使用して着磁、または脱磁を行うことにより、長手方向の磁力レベルを均一にする事が出来る。上記成形条件を満足することを特徴とするマグネットピースを使用し、マグネットローラを形成することで高品質のマグネットローラを製造することが出来る。 (もっと読む)


【課題】 マグネットピースの射出成形において、長手方向における反ゲート側の磁束密度が高くなるという課題が有る。長手方向の磁束密度を均一にするということを課題とする。
【解決手段】 少なくともひとつ以上のマグネットピースにおいて、該マグネットピースの反ゲート側に、反ゲート側断面積の20%〜70%の穴を、反ゲート側端面からゲート側端面に向かって形成する。樹脂および添加剤を含む樹脂成分と、強磁性体粉末とを含む樹脂磁石組成物、から形成されるマグネットピースを少なくとも1つ以上含むマグネットローラであって、該マグネットピース長手方向2つの端面の内1つに、端面からマグネットピース内部に向かって、端面断面積の20%〜70%の断面積を有する穴(空間)を含むことを特徴とするマグネットピースを、少なくとも1つ以上有する、マグネットローラ、によって、解決する。 (もっと読む)


【課題】 金型構造やゲート構造を複雑にすることなく、脱磁工程と着磁工程の2つの工程を必要としない、ゲート削り屑が樹脂磁石成形品に再付着することがないような、ゲート樹脂片除去・後加工方法を提供すること。
【解決手段】 密閉型ボックス内で切削刃物を回転させゲート樹脂片を削り、さらに、
該密閉型ボックスに設けられた削り屑吸引口から該ゲート樹脂片削り屑を吸引除去することを特徴とする。前記密閉型ボックス内の空気を乱気流とし、その中でゲート残りを削り、吸引除去することにより、削り屑が樹脂磁石成形品に再付着することなく、削り屑を除去できる。 (もっと読む)


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