説明

栃木カネカ株式会社により出願された特許

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【課題】 金型構造を複雑にすることなく、脱磁工程と着磁工程の2つの工程を必要としない、バリの削り屑がマグネットローラ本体部に付着しないような、バリ部除去・後加工方法を提供すること
【解決手段】 密閉型ボックス内で切削刃物を回転させバリ部を削り、さらに、該密閉型ボックスに設けられた削り屑吸引口から該バリ部削り屑を吸引除去することを特徴とする、バリ部除去・後加工方法によって、解決する。密閉型ボックス内の空気を乱気流とし、その中でバリを削り、吸引除去することにより、削り屑が樹脂磁石成形品に付着することなく、削り屑を除去できる。 (もっと読む)


【課題】 樹脂磁石組成物の押出成形において、クラックが発生したり、磁気特性の低下が発生する。
【解決手段】樹脂および添加剤を含む樹脂成分と、強磁性体粉末とを含む、樹脂磁石組成物であって、
樹脂成分が、JISK6922−2に規定されたMFR(190℃、2.16kgf)値が互いに異なる射出成形用樹脂A(樹脂A)と、押出成形用樹脂B(樹脂B)とを含み、
樹脂Aと樹脂Bの前記MFR値の比率(樹脂A/樹脂B)が10以上であることを特徴とする、押出成形用樹脂磁石組成物とする。特に、JISK6922−2に規定されたMFR(190℃、2.16kgf)値が220〜280g/10minであるエチレンエチルアクリレート共重合体と、JISK6922−2に規定されたMFR(190℃、2.16kgf)値が18〜22g/10minであるエチレンエチルアクリレート共重合体とを混合する。 (もっと読む)


【課題】 現像剤をスリーブ表面に吸着して現像位置まで搬送する現像領域と、現像領域を通過した現像剤をスリーブから剥離する現像剤剥離領域を備えたマグネットローラにおいて、現像剤剥離領域での現像剤の剥離性が悪く、その結果、画像にゴーストやスクリューピッチムラ等が発生する。
【解決手段】 現像材剥離領域を磁束密度8mTを超える同磁極で挟まれた磁束密度8mT以下の範囲を25度以上とし、該範囲内で磁束密度の極大値をひとつ持ち、かつ該範囲内での最大値と極大値の差が0.5mT〜5mTとなるように設定する。 (もっと読む)


【課題】 マグネットピースの押出成形において、成形された樹脂磁石を塑性変形させた場合、脆いため折れてしまったり、また、押出成形時において、成形物に微細なクラックが発生する場合があり、該クラックが磁気特性のバラツキの原因となったり、折れの原因となる場合がある。
【解決手段】 強磁性体粉末と樹脂バインダーを用いた押出成型用樹脂磁石材料において、前記樹脂バインダーがエチレンエチルアクリレート系樹脂を主成分とし、該樹脂バインダーに対して水添スチレン系熱可塑性エラストマーを20〜40部添加した押出成形用材料とすることにより、磁束密度の低下が無くマグネットピースの割れを防止できる。 (もっと読む)


【課題】 軸一体型マグネットローラあるいはシャフトインサート型マグネットローラにおいて、容易に奇数極を形成し、現像剤の剥離性を向上させる。
【解決手段】軸部とマグネット本体部が一体的に成形されたマグネットローラにおいて、磁束密度の極性が同一である隣接する2つの磁極において、少なくとも1極の磁束密度最大値が30mT以上でかつ、2極間の磁束密度の極小値が同一極性で2mTから20mTとすることにより容易に奇数極を形成することができ、この2極間を現像剤剥離領域とすることにより現像剤の剥離性を向上することができる。 (もっと読む)


【課題】 軸一体型のマグネットローラの製造において、高い磁束密度を実現するためには、高価で複雑な装置が必要であり、安価でコンパクトな装置では、高い磁束密度を実現することができなかった。
【解決手段】 樹脂磁石材料を射出成形するマグネットローラの製造方法であって、同一金型において電磁石と永久磁石とを用いて励磁することで、複数個取りが可能なコンパクトで安価な成形装置でマグネットローラを製造することができる。 (もっと読む)


【課題】 画像濃度を低下させず、ゴースト画像を防止する。
【解決手段】 強磁性体粉末と樹脂バインダーを主体とする混合物を成形したマグネットローラにおいて、現像極の80%幅(磁束密度ピーク値の80%値の円周方向角度)を40度〜70度、更に好ましくは40度〜60度にすることにより、画像濃度は向上し、かつゴースト画像の発生が抑制される。
また、本発明のマグネットローラは、現像極の磁束密度ピーク(極大値)を2つ以上とすることにより、画像濃度は向上し、かつゴースト画像の発生が抑制される。 (もっと読む)


【課題】 表面磁束密度が長手軸方向に均一な品質の良いマグネットピースを提供する。
【解決手段】 溶融樹脂磁石材料を射出成形用金型にてマグネットピースを成形する製造方法において、キャビティ空間へ溶融樹脂磁石材料を注入開始してから固定側と可動側の型開き開始までの時間をA時間とし、該キャビティ空間へ溶融磁石樹脂を注入開始してから配向着磁磁場を印加している時間をB時間とし、該配向着磁磁場を印加終了後、該逆磁場を印加するまでの時間をC時間とし、該マグネットピースに逆磁場を印加する時間をD時間とするとA≧B+C+DC≧(1/B)×X100≧X≧1.030≧D≧1.0(秒)を満足する条件で、マグネットローラを形成することで高品質のマグネットローラを製造することが出来る。 (もっと読む)


【課題】 マグネットローラやマグネットピースの押出成形時の寸法バラツキが大きくなったり、クラックが発生したり、またヒートサイクルテスト等で錆びが発生していた。
【解決手段】 強磁性体粉末と樹脂バインダーを主体とする混合物である押出成形用樹脂磁石材料において、平均粒径が25〜65μmである等方性球状NdFeB系希土類磁性粉とエチレンエチルアクリレート系樹脂を含有した混合物のラボプラストミル試験(投入量はミキサー容量の92%、樹脂温度180℃、回転数60rpm)による最大溶融トルクを330kg・cm〜430kg・cmかつ10分後のトルクを260kg・cm〜320kg・cmとする。 (もっと読む)


【課題】 シャフトとマグネットピースとの間に塗布する接着剤と、マグネットピースとマグネットピースとの間に塗布する接着剤とが同じシアノアクリレート系瞬間接着剤を使用すると、温度変化で反りが発生して磁力が変化する。
【解決手段】 強磁性体粉末と樹脂バインダーを主体とする混合物を成形したマグネットピースを複数個貼り合わせて形成したマグネットローラにおいて、シャフトとマグネットピースとの間に塗布する接着剤をウレタンゴム成分が3%以上含有するシアノアクリレート系瞬間接着剤とし、マグネットピースとマグネットピースとの間に塗布する接着剤をシアノアクリレート系瞬間接着剤もしくはアクリル系接着剤とする。 (もっと読む)


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