説明

栃木カネカ株式会社により出願された特許

11 - 20 / 64


【課題】 従来のマグネットローラでは、磁束密度パターンの磁束密度ピーク付近のブロード幅を効率的かつ安定的に十分に大きくすることができなかったため、現像剤規制板を通過する現像剤量がバラツキ、結果的に画像ムラ等が発生し、高画質化できない場合があった。
【解決手段】 マグネットピース外周面に、該マグネットピースが形成する磁束密度ピーク位置とマグネットローラ中心とを結ぶ線に対し略垂直に切り欠き部を設けることにより、上記の問題を著しく改善できる。 (もっと読む)


【課題】 従来の軸一体型マグネットローラにおいては、反ゲート側付近の印加磁場時間が長く、また、冷却されやすいため、反ゲート側付近の軸方向磁束密度が高くなって、軸方向磁束密度バラツキが大きくなり、また、反ゲート側のリップル値が大きくなり、結果的に反ゲート側の画質が低下する場合があった。
【解決手段】 強磁性体粉末と樹脂バインダーとを含む溶融状態の混合物をキャビティに注入しマグネットローラを磁場印加成形する工程において、上記マグネットローラの反ゲート側の端部形成部に磁性体を配置した成形用金型を用いてマグネットローラを製造する方法により、上記課題が改善される。 (もっと読む)


【課題】 従来の軸一体型マグネットローラにおいては、ローラの外周部と中心部での冷却速度差やボイドの発生等により、マグネットローラに反りが発生したり、軸部や本体部の抗折強度が低下したり、軸方向磁束密度において局所的に急激な磁束密度低下が発生する場合があった。
【解決手段】 強磁性体粉末と樹脂バインダーとを含む混合物からなるマグネットローラにおいて、少なくとも該マグネットローラの径方向中心部を成形する工程と該マグネットローラの本体外周部を成形する工程の2工程で該マグネットローラを成形することにより、また、上記強磁性体粉末の含有量が、該マグネットローラの本体外周部≧該マグネットローラの径方向中心部、となる関係を満足させることにより、上記課題が改善される。 (もっと読む)


【課題】 携帯電話やノート型パーソナルコンピューター、携帯型ゲーム機などの電子機器の高性能化により、製品内のICからの発熱量が増大し、より高い放熱効果が必要とされている。また製品の小型化により製品内にクリアランスが取れなくなってきており、発熱体の近くに放熱体を設置する事が難しくなってきているため、熱を所望する方向に、少ない熱抵抗で効率よく別な場所へ伝えるための方策が望まれている。特に、同一回路内に複数の発熱体、放熱体がある場合も多く、出来るだけ少ない部品点数で、互いに熱の影響を与えず、しかし確実に熱を伝達する方法が望まれている。
【解決手段】 鱗片状の熱伝導フィラーと樹脂バインダーを含む混合物を、少なくとも二つ以上の複数ゲートを備えた射出成形金型を使用し、射出成形することで得られた熱伝導異方性を有する成形体を用いることにより、上記課題を解決出来る。 (もっと読む)


【課題】 携帯電話やノート型パーソナルコンピューター、携帯型ゲーム機などの電子機器の高性能化により、製品内のICからの発熱量が増大し、より高い放熱効果が必要とされている。また製品の小型化により製品内にクリアランスが取れなくなってきており、発熱体の近くに放熱体を設置する事が難しくなってきているため、熱を所望する方向に、少ない熱抵抗で効率よく別な場所へ伝えるための方策が望まれている。
【解決手段】 少なくとも鱗片状の熱伝導性フィラーと樹脂バインダーを含み、樹脂バインダーに占める鱗片状の熱伝導フィラーの含有率が3〜70体積%である混合物を射出成形することにより得られた熱伝導異方性を有する成形体を用いることにより上記課題を解決できる。 (もっと読む)


【課題】 従来のマグネットピースは、磁性粒子を、該マグネットピースの両側面および内周面から外周面の一部へ収束させて配向しているため、磁束密度パターンが非対称にできず高画質化できない場合があり、また、マグネットピース側面から磁場が発生する場合があり、該マグネットピースを低磁束密度部形成領域で使用する場合、安定した低磁束密度領域を確保できず高画質化できない場合がある。
【解決手段】 少なくともひとつのマグネットピースの片方の側面および内周面から外周面の一部分に磁性粒子を収束配向させたマグネットローラであり、また該マグネットピースを用いて低磁束密度領域を形成させる。さらに、マグネットピースの成形金型において、該マグネットピースの片方の側面に相当する部分に、金型ヨークから発生する磁場極性とは逆の極性を発生する励磁源を有することにより、該マグネットピース内の磁性粒子の配向方向を制御することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】 複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置には樹脂ローラが用いられるが、金属シャフトの表面に形成された酸化物や有機物により、該金属シャフトと弾性層との接着強度が低下する場合がある。
【解決手段】 金属シャフトの外周部に弾性層を形成した樹脂ローラにおいて、砥粒を用いて表面を研磨するなどの手段により、該金属シャフトの平均表面粗さRzを0.5〜8μmとした金属シャフトを用いることにより、該金属シャフトと弾性層との接着強度を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】
従来マグネットピースをシャフトに固着する場合、マグネットピース側面にも接着剤を塗布し、マグネットピース同士も固着しているため、環境変化等によりひとつのマグネットピースに反りが発生すると、マグネットローラ全体にも反りが発生する場合があり、さらに該マグネットローラの軸方向磁束密度が不均一になる場合があり、また、該マグネットローラ外周面がスリーブ内周面に接触し、スリーブの回転トルクが増大する場合がある。
【解決手段】
マグネットピースをシャフトに固着する場合、少なくとも1つのマグネットピース間の隣接部において、互いの側面が接着剤を介することなく接触するようマグネットローラを形成する。 (もっと読む)


【課題】 樹脂ローラ成形時の熱や加圧により、該樹脂ローラに曲がりが発生するため、従来、樹脂ローラの軸方向中心位置にて曲がりを矯正していたが、十分曲がりが矯正できない場合がある。
【解決手段】 「樹脂ローラの曲がり最大位置と曲がり方向とを特定する工程と、該樹脂ローラの曲がり矯正中心位置を該曲がり最大位置から樹脂ローラの軸長手方向±10mmの範囲とし、該樹脂ローラの片端を該曲がり方向と同方向に円弧状に移動させて矯正する工程とを含むことを特徴とする、樹脂ローラの曲がり矯正方法。」で解決する。 (もっと読む)


【課題】 従来、高残留磁束密度の強磁性粉末を樹脂中に含有させ、磁場を印加しながら押出成形をした場合、印加磁場による樹脂中の強磁性粉末への吸引力と、成形品を押出する力との関係により、成形品にクラックが入ったり、断裂したりし、押出成形性が低下する場合がある。
【解決手段】 「強磁性粉末と樹脂バインダーとを主体とする混合物で押出成形されてなるマグネットピースをシャフトの外周に貼り合わせて形成されてなるマグネットローラ用磁石材料組成物において、前記強磁性粉末が1T以上2T以下の残留磁束密度(Br)を有する異方性希土類磁性粉を含み、前記樹脂バインダーが5g/10min以上25g/10min以下のメルトマスフローレイト(MFR)を有するポリオレフィン系樹脂を含むことを特徴とする、押出成形可能な磁石材料組成物。」によって解決する。 (もっと読む)


11 - 20 / 64