説明

コーディス・コーポレイションにより出願された特許

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【課題】櫛状抗血栓剤複合体の製法であって、水溶性PVAの実質的に全ての側鎖が、開環重合によって伸ばされて、実質的に全ての末端が抗血栓剤の分子に結合される共重合体を形成する、製法を提供する。
【解決手段】櫛状抗血栓剤複合体を含むコーティングを、植え込み可能な用具の少なくとも一部分に塗布して、用具の表面上の血栓形成を防止または軽減するための方法を更に提供する。コーティングの第1の層または副層は、高分子材料および生理活性薬剤を溶媒と混合し、均質な溶液を形成することによって調製する。櫛状抗血栓剤複合体を含む第2の層または外層は、浸漬被覆法または吹付け被覆法を使用して、薬剤含有内層の上に塗布されることができる。医薬剤を密封するためのマトリックス材料として櫛状抗血栓剤複合体を使用して、ミクロスフェアまたはナノスフィアを形成し、次いで、医療用具上にミクロスフェアまたはナノスフィアを堆積させることができる。 (もっと読む)


【課題】患者の管状の身体通路の内部に配置するように意図された、径方向に拡張および圧縮可能な、長手方向軸を有する細長い医療用フィルターが提供される。
【解決手段】細長い医療用フィルターは、径方向に拡張および圧縮可能であり、患者の血管などの、管状の身体通路の内部に配置されるように意図されている。拡張形態では、医療用フィルターは、回収要素、および、一対の長手方向に離間して配されたフィルターバスケットを備える柱状部を有しており、フィルターバスケットのうちの一つは、複数の独立した脚を有しており、フィルターバスケットのもう一つは、相互接続支柱を備える複数の脚を有する。 (もっと読む)


【課題】血管または他の身体通路の中に配置することができる、回収可能な医療用フィルターが提供される。
【解決手段】フィルターは、フィルターの濾過性能を向上させ、身体通路からのフィルターの回収を容易にするために、改良された構造上の特徴を有する。フィルターは、フィルターバスケットを形成するためにそれぞれ長手方向に延びる支柱を備える、長手方向の柱状部を有する。支柱が取り付けられた柱状部の端部は、支柱を拡張可能にするために、蛇行する切断部をリングの中に有するリングであってもよい。支柱は、周方向、ならびに、径方向に外側に向かって延びることができ、支柱を狭い半径(tight radius)に曲げることなく、径方向に圧縮することができる構造を提供する。 (もっと読む)


医療装置導管(1300)の可撓性カニューレは、本体部分、鋭利なヘッド(1310)、遠位端、及び近位端を有する、可撓性材料(例えば、ニチノール)から形成される細長い骨組み(1302)を含む。可撓性医療装置導管はまた、遠位端と近位端との間で細長い骨組みを少なくとも部分的に外被する可撓性チューブ(1314)を含む。更に、鋭利なヘッドは、遠位端に配置され、皮下皮膚挿入用に構成され、細長い骨組み及び可撓性チューブは、細長い骨組みと可撓性チューブとの間に、少なくとも1つの導管(1315)を画定し、導管は、遠位端に開口部を有する。
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【課題】生体への医療装置の導入に対する生物学的な生体反応を最少にするか実質的に無くすために被覆可能である医療装置、特に植え込み可能な医療装置を提供する。
【解決手段】医療装置100は多数の生体適合性の材料により被覆可能である。治療用の薬物、薬剤または化合物を生体適合性の材料と共に混合して医療装置の少なくとも一部分に固定することができる。これらの治療用の薬剤または化合物はまた、生体への医療装置の導入に対する生物学的な生体反応をさらに減少させることもできる。また、これらの治療剤は疾患部位の領域に送達することも可能である。このような所与の領域にわたる送達において、液体の調合物が、特定の薬物の効果と送達性を高めるために、望ましくなる可能性がある。加えて、種々のポリマーの組み合わせ物が植え込み可能な医療装置からの治療用の薬物、薬剤および/または配合物の溶出速度を調整するために利用できる。 (もっと読む)


【課題】医療装置用のコーティング剤を提供すること。
【解決手段】抗血栓剤と生体吸収性ポリマーの間の共役体が提供される。さらに、植え込み式装置の少なくとも一部への抗血栓剤および生体吸収性ポリマー共役体を含むコーティング剤を塗布し、装置の表面での血栓の形成を防止または軽減する方法が提供される。コーティングの第一層または下層は、ポリマー材料と生体活性剤を溶媒と混合し、それによって、均質溶液を形成することによって調製される。第二もしくは外層は、抗血栓ヘパリン-生体吸収性ポリマー共役体を含む。このコーティング剤は、薬剤含有内層に塗布されることができる。乾燥後、抗血栓ヘパリン-生体吸収性ポリマー共役体は、コーティング外層中に残り、作用物質が前記内層から外層に溶出されることができる。さらに、最外層は、血栓症の形成を防止し、コーティング剤の内層内部に含有される生体活性剤の放出速度の調節にも役立つ。 (もっと読む)


【課題】脈管系の管を横行移動するために構成されたガイドワイヤを提供する。
【解決手段】ガイドワイヤ10は、細長いコアと、X線不透過性のコイル14と、薄肉のシース18とを具備し、コアは、本体部30と遠位端部33とを有し、遠位端部32は、第1遠位端部分40と、第2遠位端部分42と、両遠位端部分より容易に変形可能な第3遠位端部分44とを備えている。コイル14は、第1、第2および第3遠位端部分の周囲に配置され、第1遠位端部分に固定された第1端部50と、第2遠位端部分に固定された第2端部52とを有し、第3遠位端部分の湾曲部の領域は弾力的に曲がる回旋部62によって形成される。シース18は、第1、第2、および第3遠位端部分の周囲で熱収縮され、シースの第1端部は、拡大された末端部分を弾力的に抱え込むことにより、管の組織と低摩擦接触する滑らかな輪郭を持つガイドワイヤ。 (もっと読む)


【課題】植え込み型医療装置のための短期持続性薬剤溶出性コーティンを提供すること。
【解決手段】該コーティングは、生体適合性マトリックスおよび少なくとも1つの薬理学的または生物学的に活性な薬剤を含み、植え込み後4〜6週間以内にそのペイロードすべてのうちの1つを実質的に放出する。開示された薬物/装置の組み合わせの持続性薬剤溶出マトリックス中に薬剤の組み合わせが組み込まれる場合、少なくとも1つの薬剤は短期間で実質的に放出されることが好ましい。そのような所望の持続性薬剤溶出コーティングの恩恵を受ける医療装置は、薬剤溶出性の心血管、末梢、および神経血管ステント、腹部大動脈瘤人工血管、吻合シャント、動脈/静脈シャント等を含む。本発明の一実施形態は、心臓発作後の心筋虚血障害のために、実質的にそのペイロードのすべてを放出する、ステント上またはステント中の持続性放出コーティングまたは持続性薬剤である。 (もっと読む)


【課題】身体通路あるいは導管内で使用される拡張可能な管腔内医療装置を提供する。
【解決手段】管腔内医療装置100は、長軸方向で隣接する環状部106に結合された結合要素114を含み、結合要素114の数、位置及び設計上のパラメータを操作することによって、相対的に高い軸方向の可撓性を呈する領域及びまたは相対的に高い軸方向の剛性を備えることができ、当該管腔内医療装置の周囲において様々な程度の可撓性を呈する。 (もっと読む)


【課題】アポE遺伝子およびLDL受容体遺伝子のうち少なくともひとつが欠損された哺乳動物にひとつまたはそれ以上の所定の血管疾患を誘発する方法を提供する。
【解決手段】動物がヒトに見出される病状特性と実質的に同等の病状特性を持つような動物実験を利用して、医療用具および/または治療薬の有効性を評価することができる。 (もっと読む)


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