説明

ナミコー株式會社により出願された特許

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【課題】重量や製作コストの増大による生産性の低下を抑制しながら、トーションビームの捩り性能を向上させて操縦安定性を高めることができ、亀裂などが生じるおそれも少ない車両用サスペンション構造を提供する。
【解決手段】左右一対のトレーリングアーム1と、U字状またはV字状の断面形状を有するトーションビーム2とを備え、トーションビームは、その長手方向両端部に形成されたビーム端面10を備え、トレーリングアームの外周面には、ビーム端面に対向可能な接触面11を有する凸面部12又は凹面部が当該ビーム端面の長手方向に沿わせて形成され、トーションビームの長手方向両端部の夫々が、ビーム端面と接触面とを互いに面接触させて、トレーリングアームの外周面に溶接固定されている。 (もっと読む)


【課題】上下の板材を接合した中空状のサスペンションメンバと、スタビライザ固定部材によりサスペンションメンバの両端部に固定されるスタビライザと、支持ブラケットによりサスペンションメンバに支持されるロアアームとを備えた車両の前部構造を、車両軽量化、材料コストや生産性に影響を及ぼさずに剛性を増強可能な構成にする。
【解決手段】支持ブラケット12の一部をスタビライザ固定部材13の位置まで延設して固定し、サスペンションメンバ1の左右の横側部に縦壁面部2bを形成し、同縦壁面部2bの近傍部分にスタビライザ固定部材13を設け、スタビライザ固定部材13と支持ブラケット12の延設部12bとサスペンションメンバ1の板材とを、防錆鋼板からなる補強片19と重ね合わせて連結した。 (もっと読む)


【課題】新たな補強部材の配設、材料板厚の増大あるいは溶接箇所の増加や拡大を伴わずに、ロアアーム取付用ブラケットの耐久性を向上させる車両の前部構造を提供する。
【解決手段】左右のサイドメンバの下方に支持されるサスペンションメンバ1と、サイドメンバとサスペンションメンバ1とに渡って連結され、略上下方向に配設されるステー部材7と、サスペンションメンバ1にロアアーム6を取り付けるため、サスペンションメンバ1に配設されるロアアーム取付用ブラケット11とを備えた車両の前部構造において、ステー部材7をロアアーム取付用ブラケット11に当て付けて溶接してある。 (もっと読む)


【課題】新たな補強部材を設けたり、材料板厚を大きくしたりすることなく、サスペンションメンバに固定されるスタビライザー固定用部材の取付剛性を確保する。
【解決手段】左右のサイドメンバに支持され、上側板材2と下側板材3とを接合して中空状に構成されたサスペンションメンバ1と、サスペンションメンバ1上に設けたスタビライザー固定用部材13により、サスペンションメンバ1の上面又は下面の両端部に固定されるスタビライザー5とを備えた車両の前部構造において、サスペンションメンバ1の左右の横側部2aに、車両上面視で波形状に形成される縦壁面部2bを形成し、サスペンションメンバ1の上面又は下面における縦壁面部2bの近傍部分に、スタビライザー固定用部材13を設けている。 (もっと読む)


【課題】車体に対し駆動ユニットが無用に大きく揺動することを、サスペンションメンバを含む車体の下部構造により、効果的に規制できるようにしたものでありながら、車体の下部構造の構成を簡単に、かつ、より軽量にできるようにし、更に、その形成作業が容易にできるようにする。
【解決手段】サスペンションメンバ10が、上下方向で互いに対面し車体2の平面視での各外縁部が互いに結合される上、下板部材31,32を備えて、中空形状とされる。上、下板部材31,32のうち、少なくともいずれか一方の板部材を屈曲させて、サスペンションメンバ10の前後方向における中途部の外面に車体2の幅方向に延びる凹部34,35を形成すると共に、この凹部34,35の底板と、他方の板部材とを互いに結合する。サスペンションメンバ10の前、後部37,38にブラケット18を固着する。 (もっと読む)


【課題】トーションビームを容易且つ強固に連結し得るトレーリングアームと、そのトレーリングアームを簡易な作業で製造し得る製造方法を提供すること。
【解決手段】一端が車体に揺動可能に支持され、他端に車輪を回転可能に支持する車輪支持部材を取り付け可能な一対のトレーリングアーム1と、一対のトレーリングアーム1を連結するトーションビームとを備えるトーションビーム式サスペンションにおけるトレーリングアーム1において、
中間部にトーションビーム取付用の開口部2bが位置する底壁2と、底壁2から延出する2つの側壁3とを有する断面コ字状を成し、底壁2及び側壁3によって構成される片方の端部1b側が底壁2と交差する方向に曲げられており、開口部2bの縁部が、側壁3の延出方向と反対方向に突出しているトレーリングアーム1。 (もっと読む)


【課題】 自動車が互いに並設される両ペダルを備えた場合において、自動車の前突時、両ペダルの各下部側がいずれも迅速に前方移動するようにして、両ペダルからドライバーに与えられる各衝撃力をそれぞれより確実に緩和できるようにし、かつ、これが簡単な構成によって達成できるようにする。
【解決手段】 自動車1の前突時に、車室6に対しブレーキペダル11を伴ってブレーキペダルブラケット12が相対的に後方移動Dしたとき、この後方移動Dに連動してブレーキペダル11の下部側を前方移動Eさせる連動体29を設ける。自動車1は、ブレーキペダル11に並設される他のペダル19と、車室6の前部に配置されてダッシュパネル7に支持され、他のペダル19の上部を枢支するペダルブラケット21とを備える。ブレーキペダルブラケット12の後方移動Dに連動する連動体29が他のペダル19の下部側を前方移動Eさせるようにする。 (もっと読む)


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