説明

株式会社片岡製作所により出願された特許

1 - 10 / 24


【課題】レーザビームの照射位置の誤差を簡便に較正できるレーザ加工機を提供する。
【解決手段】レーザ発振器から発振されるビームLを被加工物が配置される所定面4に向けて反射させるミラー112、122と、ミラー112、122の方向を変化させることでビームLの光軸を所望の目標照射位置へと位置づける光軸操作機構111、121と、ミラー122に映る目標照射位置及びその周辺の領域を撮像するカメラセンサと、カメラセンサにより撮像した画像を参照して光軸操作機構111、121に指令した目標照射位置と所定面4における実際のビームLの光軸の位置との誤差を検出する誤差較正機構とを具備する加工機を構成し、前記誤差に基づき、加工時にビームLをその目標照射位置に照射するために光軸操作機構111、121に与えるべき指令の補正量を決定するようにした。 (もっと読む)


【課題】被加工物の加工対象範囲に無数の穴を形成する加工において、被加工物の加工対象範囲に含まれるある領域とこれに隣接する領域との境界が肉眼で視認できる程度に露わとなる問題を回避する。
【解決手段】被加工物3の加工対象範囲の一部をなす加工領域に対して多数の穴32を形成する加工を行うことができる加工装置と、加工対象範囲のある領域に前記加工がなされた後、被加工物3を加工装置に対して相対的に移動させて未加工の領域を加工装置による新たな加工領域として位置づける移送装置と、加工装置が形成する穴32の配置位置31を規定する情報を記憶する加工パターン記憶部と、加工パターン記憶部に記憶している情報により規定される個々の穴32の位置31に、各穴32毎にランダムな位置補正量を加えて各穴32毎の目標加工位置を決定する制御部とを具備する加工機を構成した。 (もっと読む)


【課題】太陽電池またはエレクトロルミネッセンスデバイスの製造過程における、裏面電極膜及び光電変換層をともに切削除去する加工を支障なく遂行し、透明導電膜等へのダメージを回避する。
【解決手段】最上層にある裏面電極膜3に向けてレーザ光43を照射して少なくとも裏面電極膜3を切削する第一の照射工程と、第一の照射工程にてレーザ光43を照射した箇所の近傍にレーザ光44を照射して裏面電極膜3の下方に残存する光電変換層2を切削する第二の照射工程とを個別に実行することとした。第一の照射工程にて照射するレーザ光43と、第二の照射工程にて照射するレーザ光44とは、波長、出力、パルス幅またはビームプロファイルを相異させることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】加工対象となる基板の加工機への搬入、及び/または、基板の加工機からの搬出を速やかに行い得る、好適な加工機用搬送装置を提供する。
【解決手段】基板9に対し加工を行う際に基板9を下方から支持する支持機構4と、支持機構4に設けられて基板9の下面が載置される摩擦軽減体42と、摩擦軽減体42に載置される基板9の側端面に当接して当該基板9を移送する搬送機構2とを具備し、搬送機構2が、回転駆動されて摩擦軽減体42に載置される基板9の側端面を搬送方向に沿って送り出す駆動輪21と、駆動輪21を支持するとともに駆動輪21を前記搬送方向とは交差する内外方向に変位させることができ、駆動輪21を摩擦軽減体42に載置される基板9の側端面に向けて押圧する支持部材22とを備えている搬送装置2を構成した。 (もっと読む)


【課題】サブストレート型太陽電池の製造過程における、発電層及びTCO膜を除去して分離溝を形成する加工を簡便に実行できるようにする。
【解決手段】CIGS系発電層2の材料の沸点がMo裏面電極膜1の材料の沸点よりも低いことを利用し、発電層2及びTCO膜3をセル単位に分割する分離溝31を形成するレーザ加工工程(f)の際、レーザ光32を敢えて薄膜1、2、3側から裏面電極膜1と発電層2との境界部近傍に向けて照射し、第一の電極膜1の融点以下かつ発電層2の沸点以上の温度を生じさせ、TCO膜3諸共発電層2を吹き飛ばして除去することとした。 (もっと読む)


【課題】走行方向に延伸する溝と、当該走行方向とは交差するピッチ送り方向に延伸する溝とをともに速やかに形成できる加工機を実現する。
【解決手段】レーザ加工時に基板9を動かないよう保定する保定機構5と、走行方向に走行しかつその走行方向とは交差したピッチ送り方向にも移動可能な加工ノズル3と、基板9を下方から支持しながらレーザ加工時に固定の基板9及び架台7に対してピッチ送り方向に相対移動しレーザ光軸との干渉を回避可能な支持機構4とを具備する加工機1において、支持機構4に、走行方向に沿って延伸する複数の走行方向開口41と、ピッチ送り方向に沿って延伸するピッチ送り方向開口45とをともに設けた。 (もっと読む)


【課題】CIGS系薄膜太陽電池の製造過程においてCISG層に分離溝を形成する加工が難しい問題を解消する。
【解決手段】CIGS系発電層2の材料の沸点がMo裏面電極膜1の材料の沸点よりも低いことを利用し、発電層2をセル単位に分割する分離溝21を形成するレーザ加工工程(d)の際、レーザ光42を敢えて基板0側から当該基板0を透過させて第一の電極膜1に照射し、第一の電極膜1の融点以下かつ発電層2の沸点以上の温度を生じさせ、発電層2を吹き飛ばして除去することとした。 (もっと読む)


【課題】製造ラインに配設すべきレーザ加工機の数を減らすことができ、発電効率の向上をも見込めるような、新たな薄膜太陽電池の製造プロセスを提供する。
【解決手段】基板0上の第一の電極膜1をセル単位に分割する分離溝11を形成した後、発電層2及び第二の電極膜3を重ねて製膜する。そして、発電層2及び第二の電極膜3をセル単位に分割する分離溝21を形成しつつ、当該分離溝21の両側縁部において第一の電極膜1と第二の電極膜3とを電気的に短絡するよう溶接する。しかる後、分離溝21の一方側の側縁部において、第一の電極膜1と第二の電極膜3との溶接部分31を電気的に絶縁するよう除去する。 (もっと読む)


【課題】製造ラインに配設すべきレーザ加工機の数を減らすことができ、発電効率の向上をも見込めるような、新たな薄膜太陽電池の製造プロセスを提供する。
【解決手段】基板0上に第一の電極膜1、発電層2及び第二の電極膜3を重ねて製膜した後、これら積層膜1、2、3をセル単位に分割する分離溝11、21を形成する。次いで、分離溝11、21内に絶縁体6を塗布し、分離溝11、21の一方側の側縁部における第二の電極膜3と第一の電極膜1とを絶縁する。しかる後、分離溝11、21内に導電体7を塗布して、分離溝11、21の一方側の側縁部における第二の電極膜3と他方側の側縁部における第一の電極膜1とを短絡する。 (もっと読む)


【課題】レーザ光を大形の加工対象物の所要の箇所に照射して加工を行うレーザ加工機に関し、ガルバノスキャナを採用する場合の問題を回避する。
【解決手段】加工対象となる基板0を支持しながら所定の回転軸A回りに基板0を回動させることが可能な支持体1と、前記支持体1に支持させた基板0の被加工面に向けてレーザ光を照射するとともにそのレーザ光軸を前記回転軸Aと略平行な軸B回りに回動させることが可能なレーザ照射装置2とを具備するレーザ加工機を構成した。基板0の被加工面に向かうレーザ光の光軸の鉛直方向に対する角度θ1と、支持体1に支持させた基板0の被加工面の水平方向に対する角度θ2とは、θ2≒θ1/2の関係に維持する。 (もっと読む)


1 - 10 / 24