説明

株式会社プロトロにより出願された特許

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【課題】 従来よりも容易に組み立てることができると共に、意匠性に優れた薄型音響電気機械変換器を提供する。
【解決手段】 本発明に係る薄型音響電気機械変換器としての平面スピーカ10は、筐体としての一対のカバー22および24を有しており、この筐体内には、4本のピン26,26,…が設けられている。それぞれのピン26は、その両端が各永久磁石板18および20に設けられた嵌合孔34および36に嵌合することによって保持されており、平面スピーカ10の組み立て時には、振動膜12と各緩衝部材14および16との位置決めを実現するための位置決め用治具として機能し、当該組み立て後は、振動膜12の変位方向を制御するための変位制御手段として機能する。また、このピン26は、筐体に内蔵された状態にあるので、当該筐体の平面性を含む意匠性が保たれる。 (もっと読む)


【課題】 振動板を改良することによって、従来よりも良好な音響特性を確実に得ることができる薄型音響電気機械変換器を提供する。
【解決手段】 本発明に係る薄型音響電気機械変換器としての平面スピーカ10は、筐体としての前面カバー22を有している。そして、この前面カバー22の中空部58内に、振動膜12が収容されている。この振動膜12は、その外周縁が中空部58の内周壁で包囲されることによって、面内方向への変位が規制され、厚み方向にのみ振動可能とされている。さらに、振動膜12の四隅34,34,…は、直線状に面取られている。これにより、中空部58内に振動膜12が組み込まれる際に、いわゆる位置ズレが生じたとしても、当該振動膜12の四隅34,34,…が中空部58から食み出す可能性は低い。ゆえに、振動膜12は期待通りに振動し、ひいては良好な音響特性が得られる。 (もっと読む)


【課題】 振動板のバタツキを防止することによって、従来よりも良好な音響特性を得ることができる薄型音響電気機械変換器を提供する。
【解決手段】 本発明に係る薄型音響電気機械変換器としての平面スピーカ10は、可撓性を有する薄膜にコイルが密着形成された構造の振動膜12と、この振動膜12に対向して設けられた一対の永久磁石板18および20と、これらを保持する筐体としての前面カバー22および背面板24と、を具備する。コイルに電流が流れると、フレミングの左手の法則に従って、振動膜12の厚み方向に沿う機械力が当該コイルに作用する。そして、コイルに付随して振動膜12が振動することで、音波が発生する。なお、振動膜12は、上下2箇所に設けられた端子板62および64を介して、筐体に固定されている。ゆえに、振動膜12が振動する際のバタツキが防止され、良好な音響特性が得られる。 (もっと読む)


【課題】平面スピーカの特性を利用して床、ドア、壁に対しての透過音を制御できるアクティブ軽量遮音ユニットを得る。
【解決手段】薄型プリントコイル板21eを緩衝シート21ga、21gbを介して永久磁石板21a、21bで挟んで形成した平面スピーカ21に、プラスチックダンボール13a、13bを重ねて形成した底板部13を重ねたアクティブ軽量遮音ユニット20を構成することによって、一次音源を低減する。 (もっと読む)


【課題】 平面スピーカの放音方向以外の特定方向に音を誘導することができるようにする。
【解決手段】 矩形の平面スピーカ6は、背向する一対の放音面8、10を有し、これら2つの放音面8、10から、これら放音面8、10にほぼ直交する方向に放音する。平面スピーカ6の下端部の全域にわたって誘導体12が形成されている。誘導体12は、斜め下方向に突出している。平面スピーカ6から放音された音の一部は、誘導体12に沿って、斜め下方に誘導される。 (もっと読む)


【課題】 薄型構造でありながら、音圧−周波数特性を高音域再生用として望ましい特性曲線が得られるようにする。
【解決手段】 コイル22を一体的に形成した振動膜10と、多極着磁が施されて振動膜面に対向配置される永久磁石板12,14と、それらを保持するケース16を具備し、永久磁石板による磁束が振動膜のコイルに鎖交するように組み合わせられている薄型スピーカである。振動膜の表面側は多数の通気孔24,34を有する放音可能な開放構造であるのに対して、振動膜の裏面側は通気孔を有しない閉塞構造になっている。 (もっと読む)


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