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Fターム[2E139BA42]の内容

異常な外部の影響に耐えるための建築物 (12,908) | 付加重錘以外の制振装置(ダンパ等) (1,975) | ダンパの機能、構成等の特徴 (324) | 構造物に配置されるワイヤ状部材を利用 (8)

Fターム[2E139BA42]に分類される特許

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【課題】ケーブルに付与されるプレテンションが比較的小さい場合でも、構造物の振動中に回転マスの回転慣性効果を適切に得られ、それにより、構造物の振動を抑制することができる振動抑制装置を提供する。
【解決手段】振動抑制装置では、構造物5に連結されたケーブル31,31に、テンションがあらかじめ付与されており、構造物5の振動により発生し、ケーブル31,31を介して伝達された構造物5の変位が、変換機構によって回転体の回転運動に変換される。また、構造物の振動中、回転体から回転マスへの回転力の伝達に伴って発生する回転マスからの反力が、ケーブル31,31のテンションを増大させる方向に作用するときには、伝達機構によって、回転体から回転マスへの回転力の伝達が許容され、回転マスからの反力がケーブル31,31のテンションを低減させる方向に作用するときには、回転体から回転マスへの回転力の伝達が遮断される。 (もっと読む)


【課題】 複数のコンクリートブロックを水平または垂直方向にアンボンドプレストレス部材で緊張して一体化してなる圧着コア壁において、圧着コア壁自身が制震装置の一部として機能し、地震時のエネルギーを効率良く吸収または制御し、構造物の損傷等を回避できるようにする。
【解決手段】 複数のコンクリートブロック2を水平または垂直方向にアンボンドプレストレス部材3で緊張して一体化してなる圧着コア壁について、コンクリートブロック2どうしの接触面に摩擦を調整するための摩擦低減材または粘弾性体4を介在させる。さらに、各コンクリートブロック2を圧着しているアンボンドプレストレス部材3の端部に緊張装置5を設置することで、アンボンドプレストレス部材3の張力を調整することもできる。 (もっと読む)


【課題】構造躯体と制震効果を生じる装置を兼用でき、ダンパーを構成する圧着部材の大地震時における損傷低減を実現するとともに、大地震後、エネルギー吸収材を交換可能とする構造物用ダンパーを提供する。
【解決手段】建物の梁の間にダンパー固定部材5を固定し、該ダンパー固定部材5の間に圧着部材としての柱状ブロック2を配置して、構造物用ダンパー1を間柱的に設置する。柱状ブロック2の断面外に、プレストレス導入用緊張材としてPC鋼材3をダンパー固定部材5の間に掛け渡し、柱状ブロック2の圧着を強化している。PC鋼材3の外側に、引張力のみが作用するようにエネルギー吸収用鉄筋4をX型になるように配筋し、ダンパー固定部材5に貫通させ、鉄筋定着部6を介して固定されている。PC鋼材3およびエネルギー吸収用鉄筋4は、柱状ブロック2の断面外に配置しているので、地震等で損傷した場合にも、取替えが容易である。 (もっと読む)


【課題】地震力を吸収して構造物の損傷を抑制することを確保しつつ、構造が簡単で、コスト的に有利であり、かつ施工が容易な制震装置を提供する。
【解決手段】制震装置1は、複数の構造体からなる構造物2に用いられる制震装置であり、ケーブル6と、第1構造体3に固定可能であり、ケーブル6の一端部を定着する第1定着部材7と、ケーブル6に嵌合される嵌合部材8と、嵌合部材8を、第2構造体4に固定する固定部材9とを含み、嵌合部材8は、ケーブル6との間で所定の摩擦力が作用するようにケーブル6に嵌合しており、ケーブル6は、前記所定の摩擦力を超える引張力を受けたときに嵌合部材8に対して相対的にスライド移動する。 (もっと読む)


【課題】地震等による大きな外力に対して、この外力を吸収するように変位若しくは変形可能であると共に、変位しても自力で元の状態へ戻るように機能する耐震壁を提供すること。
【解決手段】方形の枠部10と、該枠部の内側に四方へ緊張された状態で取り付けられたリングネット20A等からなる網体とを有するように建物の耐震壁1を構成し、耐震壁1が地震等による大きな外力を受けたとき、上記枠部及びリングネットが弾性変形して外力のエネルギーを吸収し、外力の入来が止んだとき、上記リングネットの弾性により上記枠部を元の方形状態へ戻すようにする。 (もっと読む)


【課題】
積層ゴム免震より、安く、耐久性があり、高い免震性能が得られる免震装置の開発である。
【解決手段】免震装置によって免震される構造体とこの免震される構造体を支持する構造体また基礎部分との両者間に設けられ、下向きの凹形状滑り面部を有する上部材と上向きの凹形状滑り面部を有する下部材とを、互いに交差する方向にスライドできるように係合することにより、全方向性の復元力を持たせられるように構成され、かつ、前記上部材を免震される構造体に、前記下部材をこの免震される構造体を支持する構造体また基礎部分に設けることにより構成されてなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】先の中越地震や阪神淡路大震災も最初は震度7の大きな縦揺れであった。
特に震源地の淡路島北淡町では、震度7の突き上げる様な物凄い縦揺れで、土台と基礎をつなぐボルトやナットが飛んだりグランドピアノやベッドが宙に浮く等の強烈な衝撃があり、多くの死傷者が出た。今の耐震構造では、地震の揺れが、そのまま伝わり、特に木造の家屋はホゾを、上から入れるものが殆どで、いくら金物で留めても大地震の縦揺れの衝撃で突き上げられると外れたり緩んだりしてその後横揺れで筋交いが折れたり外れたりして桁、等を突き上げて倒壊する例が多くあり、いかに最初の大きな縦揺れを逃がせるかが課題であった。
【解決手段】 震度7の大きな縦揺れや、横揺れが数分間続いても、土台の台形振動受けが、勾配と摩擦や、スプリングの力で上下左右に動いて衝撃を逃がし、あたかも胴上げやシーソーをしている様なゆっくりとした揺れに変えられる、八角形土台免震装置。 (もっと読む)


建物は、建物のエンジニアードウッド耐荷重要素、例えば柱、梁又は耐荷重パネルと建物の別の領域力要素又は基礎との間の連結部を有する。少なくとも1つの緊張材が、少なくとも1つの耐荷重要素と基礎を互いに結束する。耐荷重要素と基礎との間に交換可能に連結された1又は2以上のエネルギー消散具が、加重事象により連結部の相対運動が生じた場合にエネルギーを吸収する。特別設計木製要素は、例えば、積層ベニヤ木材要素、平行ストランド木材要素又は接着積層材木要素であるのが良い。代表的には、建物の耐荷重要素は全て、特別設計木製要素である。建物は、平屋であっても良く高層であっても良い。このような建築システムにより、極めて大きな加重後に交換可能なエネルギー消散具を備えた軽量且つ安価な建物が得られる。このような建物を前もって製造することができる。
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