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Fターム[2E163FD50]の内容

Fターム[2E163FD50]に分類される特許

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【課題】高い軸力が作用する柱部材に超高強度繊維補強コンクリートを適用するにあたり、耐火の問題を解決すると同時に、施工性に優れ、かつ耐火層が一体となった柱構造および柱構造の構築方法を提供すること。
【解決手段】超高強度繊維補強コンクリート製のコア部7の周囲に耐火層9を設け、コア部7と耐火層9との間に樹脂製の低剛性層13を設ける。また、コア部7の上方の支圧板5と耐火層9との接合部、コア部7の下方の支圧板5と耐火層9との接合部、耐火層9の中間部のうち少なくとも一箇所に、耐火層9に軸力を伝達しないためのスリット11を縁切り部として設ける。コア部7は、鋼繊維や炭素繊維、ガラス繊維等を含有する超高強度繊維補強コンクリート製とする。耐火層9は、ポリプロピレン繊維補強コンクリート製とする。低剛性層13は、例えば、潜熱作用を発現する樹脂とする。 (もっと読む)


【課題】繊維補強コンクリートによる制震機能を有効に活用して優れた制震効果が得られる制震部材を提供する。
【解決手段】本発明の制震部材1は、コンクリート中に短繊維が配合された繊維補強コンクリートが長尺の軸力部材として一体成形されてなり、その両端部が構造物に対して着脱可能に接合されてブレースまたは間柱の形態で設置されることにより、地震時における構造物の層間変形による軸方向の変形により繊維が塑性変形して震動減衰効果を発揮することを特徴とする。必要に応じて軸方向に沿う主筋5および横断面に沿うせん断補強筋6を配筋しても良い。 (もっと読む)


【課題】高さが60mを超える超高層建物を対象として、鉄筋コンクリート柱を超高強度コンクリートで形成する場合に、圧壊時に爆裂音を伴って破片が飛散することを防止し、更には限界変形角(靭性)を増大することが可能な鉄筋コンクリート柱を適切に配置して、合理的に構造強度と変形性能を確保しかつ経済性高く建設することが可能な超高層建物を提供する。
【解決手段】高さが60mを超える超高層建物Sであって、少なくとも地上1階を含む低層部Tの建物外周に配列される、隅柱Uを含む少なくとも一部の柱(側柱Vの一部)が、圧縮強度80N/mm2以上の超高強度コンクリートに、繊維径0.1〜1mm、繊維長さ60mm以下の鋼繊維を混入した鉄筋コンクリート柱1である。 (もっと読む)


【課題】圧縮材製部材のせん断変形自体に靱性を付与することにより、構造物の脆弱的な破壊を避ける方法で、安価、迅速、確実な補強方法およびその構造の提供。
【解決手段】所定の立体形状を呈する圧縮材製部材11の表面に対し、ひび割れを分散してせん断変形性能を向上させるべく均質性、弾性、および数%程度までの破断歪みに耐える靱性を備える補強シート21を、ひび割れ分散を起こさせる剛性に相当する厚さで、ひび割れ分散を起こさせる強度を有する接着剤を塗布してなる接着層を介して接合固着した。 (もっと読む)


本発明は、少なくとも2つのコンクリートユニット(12)が接着によって組み立てられる構造要素(10)の製造プロセスに関する。ここで、コンクリートの圧縮強度は、80MPaよりも大きい。本発明の製造プロセスは、構造要素の公知の製造プロセスに代わるものである。本発明は、構造要素にも関する。 (もっと読む)


【課題】 繊維補強セメント系混合材料からなるコンクリート部材の自己収縮や乾燥収縮に対する拘束効果を小さくすることができ、ひび割れの発生を抑制することができるとともに、引張強度特性や曲げ強度特性を効果的に向上させることができるコンクリート部材およびコンクリート部材の補強方法を提供すること。
【解決手段】 繊維補強セメント系混合材料からなるコンクリート部材1は、丸鋼やPC鋼棒、あるいはPC鋼より線などの緊張材からなる引張補強材2の両端近傍に定着板3,3および中空部材5,5を備え、定着板3および中空部材5のうちコンクリート部材端側の一側面31および端面51にそれぞれ弾性材4,6を備え、定着板3および中空部材5をコンクリート部材1内部に埋設した状態で製造される。引張補強材2として緊張材を使用する場合はプレテンション方式にてコンクリート部材1を補強することもできる。 (もっと読む)


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