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Fターム[2G002BA04]の内容

原子炉の緊急防護のための構成 (640) | 異常状態 (172) | 電源喪失 (8)

Fターム[2G002BA04]に分類される特許

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【課題】
全電源喪失が生じ、原子炉圧力容器内で発生した水素が蒸気とともに格納容器内に放出される場合でも、格納容器内での水素の蓄積を低減すると共に、原子炉建屋内に水素の漏洩が生じても水素爆発を防ぐことができることは勿論、炉心で発生した放射能を封じ込めること。
【解決手段】
本発明では、上記課題を解決するために、原子炉圧力容器から格納容器内に向けて全電源喪失時でも水素を含む蒸気が放出可能な原子炉隔離時冷却系の途中に、前記原子炉圧力容器内で発生した水素と反応させるための酸素を発生する金属酸化物が収められた酸素発生器と、該酸素発生器の下流側に位置し、前記原子炉圧力容器内で発生した水素を酸素と再結合させて水に戻すための触媒が納められた再結合器とが設置されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 原子力発電所の装置。
【解決手段】 地震、津波、送電遮断、所内停電の一つまたは複合発生により、放射性物質の所外放出に至るのを防止する、各々複数の手段を備えたことを特徴とする、原子力発電装置。 (もっと読む)


【課題】原子炉及び原子炉格納容器の減圧・除熱能力を長期にわたって維持できる受動的な原子炉格納容器の冷却装置を提供する。
【解決手段】原子炉格納容器2を内包する建屋3と、前記建屋3の外部の地表面に設置された静的格納容器冷却装置11と、前記静的格納容器冷却装置11に隣接して設けられ内部に熱交換器12とドレン室13が配置された熱交換器室10と、前記静的格納容器冷却装置11内の下部に配置された前記熱交換器12の伝熱管18と、前記原子炉格納容器2の内部と前記熱交換器12とを接続する蒸気逃し管7と、前記静的格納容器冷却装置11の下部に逆止弁23を介して接続された海水導入配管22とを有する原子炉格納容器の冷却装置であって、前記伝熱管18は干潮時の干潮水位よりも下方に位置させる。 (もっと読む)


【課題】任意の圧力レベルで、原子炉格納容器内の気体をベントすることができるとともに、全交流電源喪失、空気作動弁の駆動源である空気圧の喪失が発生した際にも、原子炉格納容器内の気体をベントすることのできる原子炉格納容器の減圧装置等を提供する。
【解決手段】原子炉格納容器内の気体を排気塔に移送して放出する排気管と、排気管内の気体圧力を駆動源として開動作し排気管を介した気体の移送を許容する自力開閉式第1隔離弁と、排気管の気体を自力開閉式第1隔離弁の駆動部に導入するための導圧配管と直流電源駆動弁とを有する自力開閉式第1隔離弁駆動用ラインと、排気管の自力開閉式第1隔離弁より下流側に配設され、排気管内の気体圧力を駆動源として開動作する自力開閉式第2隔離弁と、排気管の気体を自力開閉式第2隔離弁の駆動部に導入するための導圧配管と直流電源駆動弁とを有する自力開閉式第2隔離弁駆動用ラインとを有する。 (もっと読む)


【課題】原子炉事故時に、外部動力電源に頼らずに、粒子状放射性物質の環境への放出を抑制し、かつ、原子炉格納容器の圧力を設計圧力以下に制限する。
【解決手段】原子炉格納容器3は、原子炉圧力容器2を覆う内殻17と、内殻17の水平方向外周を覆う気密の空間であるアウターウェル19を形成する外殻18と、を有する。内殻17は、原子炉圧力容器3の水平方向周囲を取り囲む第1の円筒状側壁4aと、原子炉圧力容器2の上部を覆う上蓋6と、上蓋6の周囲と第1の円筒状側壁4aの上端部とを気密に接続する第1のトップスラブ5aと、を有する。外殻18は、第1の円筒状側壁4aの外周を取り囲む第2の円筒状側壁4bと、第2の円筒状側壁4bの上端部付近と第1の円筒状側壁4aとを気密に接続する第2のトップスラブ5bと、を有する。 (もっと読む)


【課題】 主として海洋に面した原子力発電所の巨大地震で非常送電遮断時の原子炉停止プロセスにおいて、地震に伴う巨大津波の到来に際し、緊急炉心冷却に必要な電力を供給する安全且つ高信頼度の非常発電設備が求められる。
【解決手段】 発電設備の全ての機器・装置を1棟の耐震・耐波・水密の建屋内に配し、該建屋の地下部に燃料油タンク及びポンプ室を、地上部に2組(常用・予備)の内燃機関駆動の発電機及びその遠隔自動始動を含む運転操作に必要な全ての機器を、屋上に想定最高津波高に破砕波を含む余裕を加えた標高且つ耐震耐波の吸排気塔をそれぞれ配して非常発電設備を構成、なお、津波に曝される海洋沿岸の重要施設の非常発電設備にも応用可能とする。 (もっと読む)


【課題】非常用電源としてガスタービン発電機を使用し、隔離弁を迅速に閉弁することにより、原子炉格納容器の内外を好適に隔離することができる非常用システムを提供する。
【解決手段】原子力施設に電力を供給可能な外部電源の電力が喪失した場合に、原子力施設に電力を供給可能な非常用システムにおいて、原子力施設に電力を供給可能な非常用電源となるガスタービン発電機35と、原子力施設の事故時に、原子炉格納容器10の内外を隔離可能な隔離弁38と、外部電源の電力喪失時に、隔離弁38に電力を供給可能なバッテリ39と、ガスタービン発電機35、隔離弁38およびバッテリ39を制御可能な制御装置32と、を備え、制御装置32は、外部電源の電力喪失と原子力施設の事故とが発生した場合、ガスタービン発電機35を駆動させると共に、バッテリ39から電力が供給される隔離弁38を閉弁させる。 (もっと読む)


【課題】任意の系統の非常用電源のオンラインメンテナンス中に他の系統の非常用電源に単一故障が生じ、3区分ある非常用炉心冷却系のうち2区分が使用できなくなり、さらに使用可能な1区分の非常用炉心冷却系が有する接続配管の一部に破断が生じた際にも原子炉圧力容器内へ原子炉冷却材の注水が行えるように、注入系に多重性をもたせた非常用炉心冷却系を提供する。
【解決手段】非常用炉心冷却系1は、電動駆動の低圧注水系ポンプ18を有する3系統の低圧注水系19と、電動駆動の高圧炉心注水系ポンプ21を有する3系統の高圧炉心注水系22と、自動減圧系26とから構成される。 (もっと読む)


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