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Fターム[2G002CA10]の内容

原子炉の緊急防護のための構成 (640) | 異常に対応する作用 (115) | その他、不明 (8)

Fターム[2G002CA10]に分類される特許

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【課題】定期検査時における原子炉圧力容器内の作業をより早く開始することができ、異常事象時におけるドライウェルヘッド内の可燃性ガスを排出できる原子炉格納容器を提供する。
【解決手段】原子炉格納容器2は、原子炉格納本体容器3の上端にドライウェルヘッド4を着脱可能に取り付けている。水素ガス排出通路13が、ドライウェルヘッド4の内面に設置され、ドライウェルヘッド4内側の領域6の頂部に配置されるガス流入口15を有する。水素ガス排出通路14が、原子炉格納本体容器3の上端部の内面に設置され、原子炉格納本体容器3の外面に取り付けられる水素ガス排出管16に接続される。分離された水素ガス排出通路13及び水素ガス排出通路14は、ドライウェルヘッド4を原子炉格納本体容器3に取り付けたときに互いに接触し、水素ガス排出通路13が水素ガス排出通路14に連絡される。 (もっと読む)


【課題】水素処理性能の低下をさらに抑制できる原子炉格納容器の水素処理設備を提供する。
【解決手段】水素処理設備1は、ケーシング2、複数の触媒カートリッジ3およびヨウ素吸着材カートリッジ4を有する。内部に触媒を充填した板状の複数の触媒カートリッジ3が、ケーシング2内に設置され、ケーシング2内に平行に並んで配置されている。触媒カートリッジ3の相互間には、ガス通路5が形成される。ヨウ素吸着材を内部に充填した板状の複数のヨウ素吸着材カートリッジ4が、ケーシング2内に設置され、ケーシング2内に平行に並んで配置されている。ヨウ素吸着材カートリッジ4は、触媒カートリッジ3の真下に配置され、ヨウ素吸着材カートリッジ4の横断面積および横断面形状は、触媒カートリッジ3のそれらと同じである。ヨウ素吸着材カートリッジ4の相互間には、ガス通路5が形成される。 (もっと読む)


【課題】原子力発電プラント内のH2およびO2などの滞留した非凝縮性ガスが燃焼することにより損傷を受けやすい設備から非凝縮性ガスを静的に除去するシステムを提供する。
【解決手段】システムは、静的格納容器冷却系(PCCS)コンデンサの下部ヘッダに設置した触媒プレート105と、PCCSコンデンサの凝縮チューブまたはPCCSコンデンサの環状出口の内面の触媒充填部材および/または触媒コーティングとを含む。構造は、水の形成を抑制すると共に非凝縮性ガスとの接触を促進する表面または疎水性要素を有してもよい。原子力発電プラント内の非凝縮性ガスは、このシステムを個々にまたは組み合わせて設置および使用することによって除去される。内部で非凝縮性ガスの再結合を容易にするために、PCCSコンデンサの運転圧力を増大させてもよい。 (もっと読む)


【課題】建屋胴部が平断面矩形状でありかつ建屋最上階の中心付近に屋根構造のための支柱を設置することが不可能な沸騰水型原子炉用建屋において、飛来物衝突による損傷などが発生しない充分な厚さを持った壁や天井で構成できる建屋構造を提供する。
【解決手段】原子力プラント建屋10は、中央部分に位置する屋根水平スラブ1と、その周囲に配列される屋根斜めスラブ2と、屋根水平スラブ1の斜め位置に配列されるコーナー斜めスラブ3と、コーナー斜めスラブ3の端部でかつ屋根の4隅に配されるコーナー水平スラブ4とを備えて、多面平板シェル構造をなしている。また、建屋胴部のコーナーである4隅で、コーナー水平スラブ4の下部に、互いに隣接する外壁5を固定する鉄筋コンクリート製の火打ち壁6が形成されている。 (もっと読む)


【課題】原子炉格納容器内に発生する水素ガスを安全かつ低コストで処理可能な水素処理装置を提供する。
【解決手段】コントローラ15により、水素ガス吸蔵装置2の処理能力を検出しつつ、水素ガス吸蔵装置2による水素ガスの吸蔵と水素ガス吸蔵装置2からの水素ガスの放出とを繰り返す。
【効果】原子力格納容器1内に発生した大量の水素ガスをバッチ方式で処理するので、水素ガス吸蔵装置2の小型化と低コスト化とを図ることができる。また、水素ガスの処理に伴ってアンモニア等の有毒物質を発生しないので、水素ガスの処理を安全に行うことができる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、原子炉格納容器に備えられるサプレッションチェンバ内に貯留された水の中に存在する酢酸を安価で容易且つ確実に除去して水質を好適な状態に調整することができるサプレッションチェンバ内の水の浄化装置及び浄化方法を提供することを課題とする。
【解決手段】原子炉格納容器52に備えられるサプレッションチェンバ55の内壁に塗布された塗料から溶出し、該サプレッションチェンバ内に貯留された水Wの中に存在する酢酸を除去すべく、前記サプレッションチェンバ内の水Wを活性炭フィルタ20を介して濾過することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】
原子炉の安全上の重要な問題として、自然循環により大量の空気が破断した一次系配管から原子炉内に浸入する場合の燃料と炉心の黒鉛酸化の問題である。
【解決手段】
流入流路及び流出流路を構成する配管破断事故の際に、原子炉内での侵入空気の自然循環を防ぐために、持続する対向拡散機構から空気より軽い気体を炉心頂部に連続して供給することにより、原子炉内での空気の自然循環流を防止する高温原子炉システムに関するものである。 (もっと読む)


本発明は、配管系に吸引される水から破片を除去するために使用されるフィルタに関する。本発明は、冷却材喪失事故後に冷却水を回収汚水槽からポンプでくみ出し原子炉心に戻さなければならない原子力発電所において特別の用途がある。この水は、原子炉冷却システムに送り返される前に除去されなければならない様々なタイプの破片を含み得る。ストレーナ全体にわたる許容圧力降下と、この装置を設置するために利用可能なスペースには制限がある。本発明のフィン付きストレーナは、水から濾過される破片の量を最大化すると共に上記問題に対処する。
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