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Fターム[2G053AA08]の内容

磁気的手段による材料の調査、分析 (13,064) | 調査、分析項目 (1,338) | 内部構造 (35) | 結晶構造 (11)

Fターム[2G053AA08]に分類される特許

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【課題】リフトオフ量の変動が発生した場合であっても、鋼板の局所的な磁気特性分布を安定して測定すること。
【解決手段】磁気特性測定方法は、事前測定用被検体の健全部における感磁性素子の出力と感磁性素子のリフトオフ量との関係L(l)を健全部リフトオフデータとしてあらかじめ取得するステップと、事前測定用被検体の欠陥部における感磁性素子の出力と感磁性素子のリフトオフ量との関係L(l)を欠陥部リフトオフデータとしてあらかじめ取得するステップと、被検体における感磁性素子の出力xと出力xが得られたときの感磁性素子のリフトオフlとを測定する測定ステップと、健全部リフトオフデータ、欠陥部リフトオフデータ、および測定ステップにおいて測定されたリフトオフ量を用いて、測定ステップにおいて測定された被検体における感磁性素子の出力xを補正演算する補正ステップと、を含む。 (もっと読む)


【課題】破壊試験を行うことなく、オーバーヒートの発生を検出する焼入れ鋼のオーバーヒート検出方法を提供する。
【解決手段】渦電流発生工程S1と測定工程S2と検出工程S3とを含む焼入れ鋼のオーバーヒート検出方法である。前記渦電流発生工程S1は、焼入れ後、焼き戻し前の被検体に接触、又は近接させた試験コイルに交流電流を流し、交流電流により誘導された磁界により、被検体に渦電流を発生させる工程である。前記測定工程S2は、前記被検体に発生した渦電流により誘導された磁界によって変化する試験コイルの渦電流信号を測定する工程である。前記検出工程S3は、前記渦電流信号からオーバーヒートを検出する工程である。 (もっと読む)


【課題】 それぞれの結晶粒の構造が単磁区構造ではない場合であっても、軟磁性材料からなる鋼板の集合組織から、当該鋼板の磁気特性を正確に計算できるようにする。
【解決手段】 各結晶粒Aの<100>方向と磁界Hの方向とのなす最小角度αminを導出する。次に、<100>方向と磁界Hの方向とのなす最小角度αminを用いて、計算対象の鋼板に与えられる磁界Hの磁化容易軸方向の成分H<100>を導出し、それに対応する「磁化容易軸方向の磁束密度B<100>」を、「計算対象の鋼板の単結晶の<100>方向におけるB−H曲線」から導出する。次に、導出した「磁化容易軸方向の磁束密度B<100>」と、<100>方向と磁界Hの方向とのなす最小角度αminを用いて、磁界Hの方向の磁束密度B<100>Hを、各結晶粒Aの「磁界Hの方向の磁束密度B<100>H(M,I)」として導出する。 (もっと読む)


【課題】フリーな状態の板状被測定材料の交流磁歪を、簡便かつ容易に測定することができる交流磁歪の測定装置と、その装置を用いた磁歪の測定方法を提案する。
【解決手段】
交流磁界中に置かれた板状被測定材料の2標点間の長さの周期的な相対変化量から交流磁歪を測定する交流磁歪の測定方法において、水平方向に対して10〜90°の角度に傾斜した上面が平面かつその下方端部に突起を有する試料台上に被測定材料を載置し、被測定材料自体の自重でその下端を上記突起に当接させた状態とし、そのときの被測定材料の下端を上記2標点のうちの1つとして用いることを特徴とする交流磁歪の測定方法 (もっと読む)


【課題】測定精度の温度依存性を低減または排除しつつ、渦流測定に用いられる交流励磁信号の異なる二種類の周波数の組み合わせを適正かつ容易に選定することが可能な渦流測定における周波数選定方法を提供する。
【解決手段】励磁コイル111により測定対象物102に異なる三つ以上の周波数の交流励磁信号を印加して誘導電流を発生させ、検出コイル121により各周波数に対応する検出信号を検出し、各周波数に対応する検出信号に基づいて各周波数に対応する交流励磁信号および検出信号の位相差を算出し、各周波数に対応する交流励磁信号および検出信号の位相差のうち位相差の差分が所定の範囲に収まる二つの周波数の組み合わせを抽出し、当該組み合わせにおける二つの周波数のうち低い方の周波数を第一の周波数とするとともに高い方の周波数を第二の周波数とすることにより、二種類の周波数の組み合わせを選定する。 (もっと読む)


【課題】磁性材料の局所的な磁気特性を、高精度で、かつ外乱などの影響を受けにくいように測定する磁気測定方法および装置を提供することを目的とする。
【解決手段】磁性材料を回転磁化領域まで直流磁化するとともに、該直流磁化の方向と直交する成分をもつ方向に交流励磁を行い、前記磁性材料との相互作用により生じる交流磁場の内、前記直流磁化の方向と直交する成分を測定する。 (もっと読む)


【課題】非破壊で焼入パターンの測定を精度良くかつ短時間に行うことができる焼入パターン検査装置および検査方法を提供し、焼入パターンのインライン測定を実現する。
【解決手段】軸対称形状を有するワーク4の軸線方向に複数の各測定位置A〜Eを設定し、複数の各測定位置A〜Eで、ワーク4の焼入深さを測定する焼入深さ測定工程と、ワーク4の表面上で、ワーク4の焼入範囲を測定する焼入範囲測定工程と、から成る実焼入パターン6・6の測定方法であって、焼入深さ測定工程における測定結果(即ち、各測定点a1・a2・b1・b2・c1・c2・d1・d2・e1・e2)と、焼入範囲測定工程における測定結果(即ち、各端点7a・7b・7c・7d)を合成して、測定焼入パターン9・9を求める。 (もっと読む)


【課題】磁性材料が検出装置に対して相対的に移動している場合にも、高精度にかつ磁性材料エッジの不感帯を小さくすることが可能な、磁気特性の局所的変動部位を検出する、磁性材料の磁気特性変動部位の検出方法および装置を提供することを目的とする。
【解決手段】磁性材料の所定方向に関する磁気特性の局所的変動部位を交流磁束を印加することで検出する磁性材料の磁気特性変動部位の検出方法であって、前記所定方向に対して直交する方向に交流磁束を印加し、該交流磁束と磁性材料との相互作用により生じる磁場を測定する。 (もっと読む)


【課題】磁性帯の表面に観察の障害となる皮膜が存在していても、皮膜を除去することなく、上記磁性帯の広域表面における表面性状を観察することができる観察方法及び観察装置を提供する。
【解決手段】磁性帯の表面性状を観察する観察方法において、(a)磁極に、観察対象の磁性帯の幅W1を超えない板幅W2を有する高透磁率板を載置して、高透磁率板と磁性帯を一体的に磁化し、(b)上記磁性帯の表面の磁束を検知し、表面性状を画像表示することを特徴とする磁性帯の表面性状観察方法。 (もっと読む)


【課題】結晶粒及び結晶方位を考慮した磁場解析を行い、多結晶磁性体の磁気特性を得ることができる磁場解析方法を提供する。
【解決手段】結晶粒の形状D10、結晶方位D20、単結晶の磁気特性D30、励磁条件D40のデータを入力し、まず結晶粒の形状に沿って多結晶体を空間メッシュに分割する(S100)。次いで、結晶粒の結晶方位に基づいて座標変換を行って、単結晶の磁気特性を個々の結晶粒に入力可能にして、結晶粒ごとに磁場解析計算を実行する(S200)。すべての結晶粒に対して計算が終了すると、磁束密度分布(S300)と鉄損分布(S400)とを取得する。その後平均化処理を行なって、結晶体としての磁束密度や鉄損分布を取得する。 (もっと読む)


本発明は高温の金属素材を冷却する冷却熱処理工程で発生する金属素材の変態量をオンラインで測定する装置を提供する。
本発明による金属素材の変態量のオンライン測定装置は、両端が上記金属素材に向かって上記金属素材と離隔して設けられ、その表面部に開口部が形成されたU状のヨーク部材と、上記ヨーク部材の両端にそれぞれ提供された第1及び第2磁性体と、上記第1及び第2磁性体により上記第1磁性体、金属素材、第2磁性体及びヨーク部材で形成される磁気経路の磁束のうち上記開口部から漏れる磁束の強さを検出する磁束検出センサと、及び予め設定された漏れ磁束の強さと金属素材の変態量との相関関係を利用して上記検出された漏れ磁束の強さによる上記金属素材の変態量を測定する分析部とを含んで構成される。本発明によると冷却熱処理工程内の高温、高湿などの極端の環境でも金属素材の変態量をオンラインで正確に測定できる。

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