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Fターム[2G075CA40]の内容

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原子炉容器内、出入口近傍におけるもの

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【課題】炉心流量の測定精度および信頼性を向上させることができる自然循環型原子炉を提供する。
【解決手段】自然循環型原子炉10は、原子炉圧力容器4と、原子炉圧力容器4内に設置されたシュラウド5と、シュラウド5内に設置された炉心13とを有している。原子炉圧力容器4とシュラウド5とにより形成されるダウンカマ部6の下方に、原子炉圧力容器4の円周方向に沿って環状板21が設けられ、環状板21に、複数の整流ガイド管22が穿設されている。各整流ガイド管22に、整流ガイド管22内の流路面積を任意に変更可能な回転式絞り機構23が設けられ、整流ガイド管22内に、冷却材14Aの流量を計測するベンチュリー流量計24が設けられている。ベンチュリー流量計24の計測値に基づいて、制御機構26により回転式絞り機構23を制御することにより、炉心13における冷却材14Aの流量を調整する。 (もっと読む)


【課題】漏洩箇所を短時間により精度良く検出できる原子力施設の漏洩監視システムを提供する。
【解決手段】原子炉格納容器1内で蒸気系及び原子炉冷却水系の近くに配置された複数のサンプリング口13は、セレクターバルブを介して管路23に接続される。Ge検出器を有する放射能測定部30Aが管路23に設けられる。Ge検出器は、各サンプリング口からサンプリングされたガス中の放射性核種(N−13,N−16,Mn−54,Co−60)のγ線を検出する。波高分析器34Aはγ線検出信号を用いて核種分析を行う。データ処理装置36は、核種分析情報を入力し、N−13,Mn−54等の放射能量に基づいて漏洩が蒸気系か原子炉冷却水系かを判定する。蒸気系の漏洩の場合、データ処理装置36はN−13/N−16比を用いて蒸気系における漏洩箇所を特定する。その漏洩箇所の情報は表示装置37Bに表示される。 (もっと読む)


【課題】原子炉圧力容器、再循環ポンプ及び配管系からなる原子力発電設備のうち、原子炉圧力容器内の任意点における圧力脈動の最大値を、確実に算出することができる、圧力脈動評価方法と、圧力脈動評価プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
【解決手段】再循環ポンプにおける圧力脈動を与えるステップ1と、再循環ポンプ吸込側から原子炉圧力容器の接続部に至る圧力脈動の伝播を評価し、接続部での変動流速を算出するステップ2と、再循環ポンプから原子炉圧力容器内のジェットポンプノズル部に至る圧力脈動の伝播を評価し、ノズル部での変動流速を算出するステップ3と、原子炉圧力容器内の任意点での圧力脈動を評価するステップ4とを備えると共に、前記ステップ4において、前記ステップ2及び前記ステップ3で得られた変動流速をそれぞれ原子炉圧力容器内に与えて評価を行う。 (もっと読む)


【課題】雰囲気ガスに含まれる塩分の影響を受けないナトリウム漏えい検知方法及び装置を提供する。
【解決手段】本発明に係るナトリウム漏えい検知方法は、検知対象エリアにおける雰囲気ガスをチャンバ7内に導入して、当該雰囲気ガスからナトリウムを含むエアロゾル10を採取する第1工程と、採取したエアロゾルを原子に分解する第2工程と、分解により生成されたナトリウム原子をレーザ照射によりイオン化する第3工程と、飛行時間型質量分析法を用いてナトリウムイオン33を同位体別に検出し、その検出結果に基づいて冷却材ナトリウムの漏えいを検知する第4工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】プラントの状態を変えずに高い感度で減速材温度係数を検出する。
【解決手段】減速材温度係数の測定装置は、軽水炉の冷却材の温度の時系列的なデータである冷却材温度信号と軽水炉から発せられる中性子束の時系列的な検出値である中性子束信号とを含むプラントデータを取得する取得部と、冷却材温度信号を特異値分解法によりN個の成分T’(t)〜T’(t)に分解し、中性子束信号を特異値分解法によりM個の成分ρ’(t)〜ρ’(t)に分解する特異値分解部と、N個の成分T’(t)〜T’(t)から選択されるT’(t)とM個の成分ρ’(t)〜ρ’(t)から選択されるρ’(t)との組み合わせである被選択組み合わせを生成する組み合わせ部と、被選択組み合わせについてフーリエ変換して得られた自己及び相互パワースペクトル密度関数を用いて減速材温度係数を算出する温度係数算出部とを備える。 (もっと読む)


【課題】腐食環境指標として、過酸化水素濃度を選定し、高温水中で過酸化水素濃度を直接定量化する方法及び装置を提供すること。
【解決手段】一対の電極と参照電極とを絶縁材により支持するプローブを原子炉又は原子炉に連通された配管内の冷却水中に配置し、その一対の電極の一方を参照電極に対して自然電位に保ち、他方の電極に交流電圧を印加し、周波数を変化させて一対の電極間の複素インピーダンスを測定する。そして、求められた複素インピーダンスのコールコールプロットから低周波数側の半円の径を求め、その求められた径により原子炉冷却水の過酸化水素濃度を定量する。 (もっと読む)


【課題】高温・高圧の沸騰水型原子炉内に発生する沸騰二相流の熱流動現象を常温・低圧の環境で再現し、沸騰二相流が燃料棒の伝熱表面に形成する液膜の挙動を常温・低圧の環境で模擬するとともに、液膜の膜厚又は液膜流量の測定を可能にする。
【解決手段】沸騰二相流の密度、表面張力及び粘度の物性値と実質的に同一又は同等の密度、表面張力及び粘度の物性値を常温・低圧の環境で示す二相流体を所定断面且つ常温・低圧の直線流路に通して、燃料棒の伝熱表面の液膜を常温・低圧の環境で再現して液膜の挙動を模擬し、液膜の膜厚又は液膜流量を測定する。 (もっと読む)


【課題】自然循環型沸騰水型原子炉の流力振動試験を簡便に行なう。
【解決手段】原子炉容器1内にシュラウド31を配置し、シュラウド31内に原子燃料を装荷してその原子燃料の発熱による沸騰によって冷却材をシュラウド31内外で自然循環させる構造の自然循環型沸騰水型原子炉の流力振動試験方法である。原子燃料を装荷する位置またはその下方位置の原子炉容器1内に空気注入具14を仮設し、原子炉容器1内のシュラウド31内外に冷却材を溜め、空気注入具14に原子炉容器1外から空気を送り込むことによって冷却材をシュラウド13内外で循環させる。 (もっと読む)


本発明は、ポリマー担体、可塑剤、導電性化合物及びリチウムイオン特異的イオノフォア化合物を含むリチウムイオン選択性膜に関する。本発明は、イオノフォア化合物がジベンジル−14−クラウン−4及びこの誘導体であって、膜の全組成の0.5〜3重量%に相当し、ポリマー担体が膜の全組成の25〜30重量%に相当し、可塑剤が膜の全組成の65〜72重量%に相当し、導電性化合物が膜の全組成の0.2〜1.5重量%に相当することに特徴がある。本発明は、原子力発電所の加圧水型反応器用の一次流体等の流体のリチウムイオン濃度を求めるために使用することができる。
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【課題】 スラリー状や粘度の高い微量の放射性溶液を採取する場合に、採取針を用いる採取装置では、採取針が閉塞してしまうおそれがあるので、スラリー状等の放射性溶液を、代表性を確保しながら微量の試料を採取できるようにする放射性溶液の採取装置を提供する。
【解決手段】 弁箱11に、連通路13が形成された弁体12を回動自在に収容させ、この連通路13を弁箱11に形成された入口路11aと出口路11bに一致する連通位置と、弁箱11に取り付けられたシリンダヘッド部14のシリンダ14aとガイドシリンダ14b、サブシリンダ14cに一致する採取位置とに位置するようにする。サブシリンダ14cの外側部にジャグホルダ15を設けてジャグ16を着脱自在とすると共に、シリンダ14a内を摺動するピストン17を連通路13とサブシリンダ14cに挿抜可能として、連通路13に滞留した試料をジャグ16に押し出す。 (もっと読む)


【課題】 中性子線、ガンマ線などの放射線照射環境下において原子炉内或いは試験研究炉照射設備内の水中のような高温高圧水中で濃度が変化し易い過酸化水素や溶存酸素などの化学物質を、リアルタイムでその場計測を可能とすることによって、それら原子炉構造材に対する腐食性化学物質の管理と対策を可能とする。
【解決手段】 光ファイバー2、3を直接中性子線、ガンマ線などの放射線照射環境下において試験研究炉照射設備内の水中に挿入し、特定波長領域の光を導入し、その吸収スペクトルあるいは蛍光スペクトルを測定することによって過酸化水素や溶存酸素の存在を検出し、さらに特定波長の光吸収率あるいは蛍光量を測定することによってそれらの濃度を計測する。 (もっと読む)


【課題】主蒸気系で発生する音響共鳴に伴う圧力振動によって、原子炉圧力容器内の蒸気乾燥器などを損傷させない沸騰水型原子炉の監視方法を提供する。
【解決手段】沸騰水型原子炉は、主蒸気系における圧力振動の主たる要因が音響共鳴であることに着目し、主蒸気系の音響解析により、共鳴周波数及び系内の音圧分布を求め、共鳴周波数、音圧の解析結果と実機変動圧力測定結果を比較し、両者が最も一致するように解析条件を決定する。実機変動圧力測定結果と一致する解析条件により、蒸気乾燥器(ドライヤ)に加わる加振力を評価する。疲労評価により、疲労損傷しない音圧の制限値を決定し、その音圧の制限値を用いて実機の変動圧力を監視する。 (もっと読む)


【課題】圧力容器内に設置した温度計が破損した場合の交換や定期的な交換を簡単に行うことができる自然循環型原子炉の温度検知装置を提供する。
【解決手段】原子炉圧力容器の内部に格子状のチムニを配し、この格子状のチムニの上端部に温度検出用の熱電対とこの熱電対に接続されたケーブルが挿入される熱電対引き出し管が取り付けられる。このように、格子状チムニ上端部に熱電対引き出し管を取り付けることにより、燃料集合体の交換時にも熱電対引き出し管が邪魔になることがない。また、チムニ上部に熱電対引き出し管を設置したため、熱電対の破損時にもその交換を容易に行うことができる。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で、起動時に原子炉内の温度と圧力の関係で決められる不安定領域に入ることのないように原子炉を安定に制御する。
【解決手段】原子炉システムは、冷却材を原子炉圧力容器6から引き出して冷却材を浄化した後に、自然循環系に戻す冷却材浄化系を形成する原子炉冷却材浄化系(CUW)装置15と、冷却材浄化系により浄化された冷却材を加熱する加熱器16と、原子炉システムの起動時に、加熱器16により冷却材に対する加熱の制御を行うことにより、原子炉圧力容器6の内部の温度と沸点までの温度差を示すサブクール温度を制御する制御装置20とを備えている。 (もっと読む)


【課題】自然循環型BWRを備えた原子力発電プラントにおいて、外乱などで炉心冷却材流量や炉心出力が変動したときに、炉心熱的余裕の迅速な確保を図る。
【解決手段】炉心冷却材流量が減少または増加したときに、炉心冷却材流量の測定値、あるいは炉心冷却材流量および炉心出力の測定値を用いて、制御器34から出力される炉心圧力の設定値に基き、タービン系の蒸気加減弁16またはタービンバイパス弁26の少なくとも一方の開度を増加または減少させて炉心圧力を適正に制御する。 (もっと読む)


【課題】配管内部の流れを外部から測定し、リークの検知と発生箇所の絞り込みを可能とする配管系のインリーク検知方法および検知装置を提供すること。
【解決手段】流体を流通させる配管の一点を加熱し、その加熱点の両側における配管表面の温度差を検出し、上記温度差により配管内部の流体の流れの有無と方向を判定する。 (もっと読む)


【課題】チムニ出口の温度と飽和温度を監視してチムニ出口で沸騰が開始するように原子炉出力を制御すること。
【解決手段】チムニ上部に温度検出部を設けて流体温度を測定するとともに、チムニ上部に圧力検出部を配置して流体圧力を測定する。そして、この測定された流体圧力から飽和温度を計算で求め、この飽和温度と現在のチムニ上部の温度からサブクール温度を計算する。このサブクール温度は、予め設定されている安全性限界のサブクール温度とともに表示装置の同一画面上に表示される。このように、流体温度から求めたサブクール温度と予め設定された安全性の限界のサブクール温度が同時に同じ画面に表示されるので、運転員はこれを見ながらリアルタイムで安全運転の確認しつつ原子炉起動時の出力制御を安定に行うことができる。 (もっと読む)


【課題】ダウンカマ部あるいは炉心入口部の冷却材温度およびその温度分布を合理的かつ正確に測定し、測定された冷却材温度分布に基づく炉心流量測定および炉心性能監視を正確に精度よく行なうことができるもの。
【解決手段】本発明に係る沸騰水型原子炉10の冷却材温度測定装置は、原子炉圧力容器11内に原子炉炉心12を収容し、この原子炉炉心12の下部に炉心入口部24を形成するとともに原子炉炉心12を炉心シュラウド14で囲み、この炉心シュラウド14と原子炉圧力容器11との間にダウンカマ部21が設けられたものである。沸騰水型原子炉10は原子炉圧力容器11の中心から炉心シュラウド14に至る径方向中央位置に、かつ、原子炉給水系からの給水ノズル30に対応する周方向位置の炉心入口部24に複数個の温度計31を設け、各温度計31により炉心入口部24の冷却材温度およびその温度分布を測定するものである。 (もっと読む)


【課題】 大規模な改造工事を必要とせずにPWR炉心でのECP測定が可能なシステムを提供する。
【解決手段】 原子炉容器外から炉心部へ到達するように設けられ屈曲部を有する複数の熱電対挿入用さや管と、複数の熱電対挿入用さや管が分岐する手前で複数の熱電対挿入用さや管を内包する複数の熱電対引出管支持柱とを備える加圧水型原子炉の、炉心部のECPを測定する加圧水型原子炉用ECP測定システムであって、熱電対引出管支持柱から出て分岐した後に熱電対引出管支持柱に隣接する位置の熱電対挿入用さや管に、加圧水型原子炉用ECPセンサが挿入され取り付けられることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 発生蒸気による浮力によって水が自然循環する蒸気発生器やIMRの流動過程を把握することができる気液二相流模擬試験装置を提供する。
【解決手段】 高温高圧液体を模擬したエタノールLが内部に貯留された容器3と、容器3内に配置され、多孔質体とされた側壁部を有する筒体5と、高温高圧気体を模擬した六フッ化硫黄ガスを筒体5の内部に供給する気相供給手段15と、筒体5の側壁部から漏出された六フッ化硫黄ガスがエタノールL中を上昇して筒体5の上方に形成される二相流体のボイド率を得る第1ボイド計13と、第1ボイド計13から得られたボイド率に基づいて、筒体5の上方に位置するエタノールが上方へと移動する上昇量を算出する上昇量算出手段11とを備えていることを特徴とする。 (もっと読む)


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