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Fターム[3G023AA08]の内容

内燃機関燃焼法 (11,295) | 目的、効果 (3,079) | 燃焼の改善 (2,382) | 始動時対策 (101)

Fターム[3G023AA08]に分類される特許

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【課題】点火時期の大幅な遅角によって、触媒の早期活性化と後燃えによるHC低減を実現する。
【解決手段】触媒コンバータの早期昇温が要求される内燃機関の冷間始動時に、点火時期を圧縮上死点後に設定するとともに、点火時期前でかつ圧縮上死点後に燃料を噴射する超リタード燃焼を行う。このとき、プレッシャレギュレータにより通常の成層燃焼運転時よりも高い燃圧とする。点火時期直前の高圧燃料噴射により筒内の乱れが向上し、火炎伝播が促進されるので、安定した燃焼を実現できる。さらに、負荷が大きいほど燃圧を高くすることで、大きな貫徹力により乱れが積極的に生成される。 (もっと読む)


【課題】暖機促進のために比較的遅い時期に点火燃焼を開始させる場合において、キャビティからの混合気塊が点火栓の放電電極部に集中しようとするのをスキッシュにより偏向させ、放電電極部の空燃比過濃化を回避して良好な着火性能を発揮させることができ、点火栓のくすぶりや消耗、スモークの発生を防止することができる直接噴射式内燃機関または燃焼方法を提供する。
【解決手段】ピストン24に形成したキャビティに向けて燃料を噴射供給する燃料噴射弁8と点火栓9とを備えた直接噴射式内燃機関において、前記キャビティへの噴射燃料により形成される混合気塊Mの、前記点火栓の放電電極部9aへと向かう流れをスキッシュSにより偏向させ、前記放電電極部付近の混合気濃度が過濃となるのを回避した状態で点火燃焼を開始させる。 (もっと読む)


【課題】 多点着火式の内燃機関において、隣接気筒間で燃焼室周辺部に配置した点火栓どうしが位置的な干渉を生じる。
【解決手段】 燃焼室中央に設けた第1の点火栓11に関して略対称位置となる吸排気弁両側方の燃焼室周辺領域にそれぞれ第2、第3の点火栓12,13を配置した内燃機関において、前記第2、第3の点火栓を、その放電電極部が側面視にてシリンダ内側方向を向くように傾斜させると共に、隣接する一方の気筒の第2の点火栓と他方の気筒の第3の点火栓とを、平面視にて各気筒の第1の点火栓を通る基準線L1に対して互いに異なる側に偏在させる。 (もっと読む)


【課題】筒内用燃料噴射弁を有する内燃機関が始動した直後にエミッションが悪化するのを抑制する。
【解決手段】始動時水温Twstが所定温度Tref未満の状態でエンジンが始動されたとき、ピストン頂面温度Test1が筒内用燃料噴射弁からピストン頂面に向けて噴射された燃料が十分に気化して完全燃料するための所定温度T1以上となるまで筒内用燃料噴射弁の燃料噴射量が制限されるようパワー制限Pemax1を上限として車両要求パワーP*を制限した値をエンジン要求パワーPe*に設定すると共に(S140〜S170)、バッテリの入出力制限Win,Woutの範囲内で要求トルクTr*が駆動軸に出力されるようトルク指令Tm2*を設定して(S200〜S220)、エンジンとモータとを制御する。これにより、要求トルクTr*に対応しながら筒内用燃料噴射弁から噴射された燃料の不完全燃料によりエミッションが悪化するのを抑制できる。 (もっと読む)


【課題】点火時期の大幅な遅角によって、触媒の早期活性化と後燃えによるHC低減を実現するとともに、負荷の増加に伴う燃焼不安定化を回避する。
【解決手段】触媒コンバータの早期昇温が要求される内燃機関の冷間始動時に、点火時期を圧縮上死点後に設定するとともに、燃料噴射を2回に分割して、圧縮行程中に1回目の燃料噴射I1を行い、点火時期前でかつ圧縮上死点後の膨張行程中に2回目の燃料噴射I2を行う。点火時期直前の高圧燃料噴射により筒内の乱れが向上し、火炎伝播が促進されるので、安定した燃焼を実現できる。負荷が増加したら、1回目の噴射I1の噴射量を優先的に増加し、その噴霧のペネトレーションを高める。これにより、筒内圧の上昇に対抗して噴霧が点火プラグ近傍に到達し、点火プラグ近傍に最適な混合気が形成される。 (もっと読む)


【課題】 筒内噴射用インジェクタと吸気通路噴射用インジェクタとを備えたエンジンの始動時における排気浄化触媒を急速に暖機する。
【解決手段】 エンジンECUは、エンジンが始動され(S100にてYES)、触媒の急速暖機が必要であると(S110にてYES)、筒内噴射用インジェクタによる燃料分担比率を吸気通路噴射用インジェクタの分担比率と同等以上にして点火時期を大きく遅角する急速触媒暖機処理を実行するステップ(S120)と、触媒が暖機されて活性化すると(S130にてYES)、通常運転処理を実行するステップ(S140)とを含む、プログラムを実行する。 (もっと読む)


【課題】 自己始動することができるとともに、効率よく電力を得ることができる発電用圧縮自着火エンジンを提供すること。
【解決手段】 燃焼室76と、ピストン16と、クランクシャフト18と、クランクシャフト18に駆動連結された電動発電機8と、を備えた発電用圧縮自着火エンジン。電動発電機8は、誘導電動機として機能する誘導電動機構造と、同期発電機として機能する同期発電機構造とを有しており、始動するときは、駆動電流を供給することによって、電動発電機8が誘導電動機として機能してエンジン本体部2を駆動し、始動した後は、クランクシャフト18により回転されることにより電動発電機8が同期発電機として機能して電力を発生する。 (もっと読む)


【課題】筒内に直接燃料を噴射する燃料噴射手段を備えた内燃機関において、VVT(Variable Valve Timing)機構に代表される吸気弁制御によって始動時減圧制御を行なう際の排気性状悪化を防止する。
【解決手段】筒内噴射用インジェクタ50を備えたエンジン5において、エンジン始動時には、エンジンECU300によるVVT制御により吸気弁80のバルブタイミングが遅角されて、燃焼室30内の減圧が図られる。その後吸気弁80のバルブタイミングが初期設定値から段階的に進角される構成において、この進角量が所定基準値以下の間は筒内噴射用インジェクタ50からの燃料噴射を禁止し、所定基準値を超えた後に筒内噴射用インジェクタ50からの燃料噴射を許可することにより、始動時減圧制御に伴う排気性状の悪化を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】予混合燃焼を行う圧縮着火内燃機関において機関始動時と機関始動完了後の予混合燃焼で着火性の異なる燃料を噴射する場合、燃料の種類の切替に伴う燃焼変動を可及的に抑制する。
【解決手段】上記圧縮着火内燃機関において、予混合燃焼用噴射弁から高セタン価燃料が噴射されている状態から低セタン価燃料が噴射される状態に移行する所定期間において、徐々に燃料の種類の切替を行うとともに、該切替が予混合燃焼用噴射弁に反映される時間であってそこからの燃料噴射量に基づいて決定される所定遅れ時間を考慮した上で、該所定期間の予混合燃焼条件を、切替前の予混合燃焼条件と切替後の予混合燃焼条件とを補間した予混合燃焼条件とする。 (もっと読む)


【課題】噴霧をその貫徹力自体により移動させる成層燃焼を行わせる場合に、噴霧の冠面到達距離を確保し、過濃混合気の形成を抑制する。
【解決手段】インジェクタ21の噴射点pをピストンの冠面に対して移動させる駆動機構Dを構成する。成層燃焼に際し、噴霧をその貫徹力自体により移動させ、ピストンの冠面との衝突前の噴霧に対して点火を行う場合は、噴射点pをピストンの冠面から遠い位置に移動させる。 (もっと読む)


【課題】 複数のギャップ42で同時に火花点火可能な火花点火式内燃機関で、着火性の更なる改善を図る。
【解決手段】 複数の電極41が火花ギャップ42を挟んで電気的に直列に配列された電極列と、これら電極41の一つ41Aに電圧を印加する点火コイル部43と、を有する。上記電極列として、ペントルーフ型の燃焼室15の傾斜面に沿って配設され、燃焼室15の上部からシリンダヘッド14の下面14A近傍まで機関上下方向Lcに延在する傾斜部44Aと、シリンダボア11に取り付けられる垂直部44Bと、ピストン13の冠面上に取り付けられる水平部44Cと、を設ける。
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【課題】点火時期の大幅な遅角と燃焼安定度とを両立させ、冷機時の排気ガス温度の昇温を実現するとともに、ピストンへの燃料液滴の付着によるHCの悪化を防止する。
【解決手段】暖機完了状態では、通常の成層燃焼運転および均質燃焼運転を行う。冷機状態では、上死点噴射運転モードとして、噴射開始時期ITSが圧縮上死点前、噴射終了時期ITEが圧縮上死点後となり、圧縮上死点を跨いで燃料噴射が行われる。点火時期ADVは、圧縮上死点後となり、噴射開始時期ITSから15°CA〜20°CA遅れた時期に点火される。圧縮上死点では、大きな流れは崩壊して安定した場となり、かつ噴霧自体のエネルギにより微小な乱れが生成されるので、燃焼安定度が向上し、点火時期の大幅な遅角が可能となる。同時に、燃圧が通常の成層燃焼運転時よりも低く補正され、噴霧到達距離(ペネトレーション)が短くなり、ピストンへの燃料液滴の付着が抑制される。 (もっと読む)


【課題】点火時期の大幅な遅角によって、触媒の早期活性化と後燃えによるHC低減を実現する。
【解決手段】触媒コンバータの早期昇温が要求される内燃機関の冷間始動時に、点火時期を圧縮上死点後に設定するとともに、吸気行程中もしくは圧縮行程中に燃料噴射を行い、点火時期前でかつ圧縮上死点後の膨張行程中に、高圧空気のような適宜なガス流動強化用流体の噴射を行う。点火時期直前の高圧流体の噴射により筒内の乱れが向上し、火炎伝播が促進されるので、点火時期を大幅に遅角させた状態での安定した燃焼を実現できる。 (もっと読む)


【課題】 機関の冷間始動後の燃焼の安定化を図り、未燃HCの低減と早期の触媒暖機を行なうことのできるデュアル噴射型内燃機関の制御方法を提供する。
【解決手段】 筒内に向けて燃料を噴射する筒内噴射用インジェクタ61と吸気通路内に向けて燃料を噴射する吸気通路噴射用インジェクタ62とを備えるデュアル噴射型内燃機関において、少なくとも吸気バルブ9の開弁タイミングおよびリフトを変更可能な開弁特性変更手段を備え、機関の始動後の暖機運転時には、開弁特性変更手段により前記吸気バルブを小リフト量で開弁タイミングを吸気上死点よりも遅延させると共に、筒内噴射用インジェクタ62による筒内燃料噴射および吸気通路噴射用インジェクタ61による吸気通路内燃料噴射の両者を実行する。 (もっと読む)


【課題】 直噴火花点火式内燃機関において、始動開始から排気浄化触媒が活性化するまでの間におけるHCの排出を抑制しつつ、触媒の早期活性化を促進する。
【解決手段】 成層燃焼を実施する運転領域の中で、比較的低負荷の運転領域では、内側キャビティ5a内及びその上空容積に可燃混合気を形成し、比較的高負荷の運転領域では、外側キャビティ5b内及びその上空容積に可燃混合気を形成する。触媒の昇温要求時には、前記比較的低負荷の運転領域であっても、外側キャビティ5b内及びその上空容積にストイキよりリッチ且つ着火可能な混合気を形成して成層燃焼を行う。 (もっと読む)


【課題】 筒内噴射用インジェクタと吸気通路噴射用インジェクタとを備えたエンジンにおいて、冷間時の始動性を向上する。
【解決手段】 エンジンECUは、エンジンスタート後の経過時間をカウントするタイマをスタートさせるステップ(S110)と、エンジンの温度を検知するステップ(S120)と、極冷間時または冷間時であると(S130にてYES)、燃料系の異常がない場合に(S140にてYES)、エンジンスタート後の経過時間が予め定められた時間を経過するまでにエンジンの始動が検知できないと(S150にてNO)、高圧系の燃圧が燃圧しきい値以上であるときには(S180にてYES),筒内噴射用インジェクタからも燃料を噴射するようにDI比率rを算出するステップ(S190)とを含むプログラムを実行する。 (もっと読む)


【課題】 機関始動時における圧縮行程燃料噴射に際して、各燃料噴射弁により必要燃料量を確実に噴射可能とする。
【解決手段】 機関始動時における圧縮行程燃料噴射に際しての各気筒の燃料噴射弁の開弁時間を必要燃料量と蓄圧室内の燃料圧力とに基づき決定する筒内噴射式火花点火内燃機関の制御装置において、開弁時間の決定時における蓄圧室内の燃料圧力に基づき燃料噴射時の蓄圧室内の燃料圧力を推定し(ステップ103、106)、推定された燃料噴射時の蓄圧室内の燃料圧力を使用して開弁時間を決定する(ステップ107)。 (もっと読む)


内燃機関で使用される燃料の点火および燃焼を補助するように、好ましくはリング形のグロー部材が開示されている。燃料噴射弁は機関の運転中に複数の燃料噴流を燃焼室に直接噴射し、それによって燃料噴流は各燃料噴流内の燃料の点火がグロー部材によって助けられるように、グロー部材の近傍に向けられる。グロー部材は、高温材料から形成されており、さらに燃焼を促進するように触媒材料を含むことが可能である。グロー部材は、燃料の燃焼によって燃焼室内で発生する熱により受動的に加熱されることに加えて、例えば電流によって能動的に加熱することが可能である。
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【課題】 着火性が良く高熱効率でノッキングの生じない着火を行えるガスエンジン装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 主シリンダへガス燃料と酸化剤とを供給し、上記主シリンダで圧縮された混合気を着火装置により着火するガスエンジン装置において、着火装置11は主シリンダよりも小型の副シリンダ12内に副ピストン13を配して構成され、外気取入ライン3から取り入れた外気と上記主シリンダからの排ガスを排出する排気ライン7より分枝された排ガス分枝ライン19を経て得られる排ガスの一部との少なくとも一方を副シリンダ12に送入し、これを副シリンダ内で圧縮して高温ガスとし、該高温ガスを着火源として副シリンダ12から上記主シリンダへ噴射するようになっている。 (もっと読む)


【課題】始動時の排気ガスによる悪影響を抑制することができ、始動時間を短縮することができるガスエンジンの運転方法及びガスエンジンを提供すること。
【解決手段】ガスエンジン1の各気筒2は、シリンダライナ21とピストン22との間に形成された主燃焼室3と、主燃焼室3に隣接形成された予燃焼室4とを備えている。主燃焼室3には、これに吸気された燃料ガスと空気とのガス混合気Fを点火させるための点火プラグ31が配設されている。予燃焼室4には、液体燃料Pを噴射させる液体燃料噴射ノズル42と、液体燃料Pを加熱して自己着火させるためのグロープラグ41とが配設されている。ガスエンジン1を始動する際には、点火プラグ31とグロープラグ41とを併用して燃焼運転を行う。 (もっと読む)


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