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Fターム[3G024AA29]の内容

Fターム[3G024AA29]に分類される特許

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【課題】加工後に余分な貫通孔を塞ぐ工程を必要とせずに形成することができ、且つ冷却水を速やかに循環させることのできる冷却水通路を備えたシリンダブロックを提供する。
【解決手段】本願発明に係るシリンダブロック100は、ボア間隔壁111内にウォータジャケット120内の冷却水を導く冷却水通路115を備えている。冷却水通路115は、ボア間隔壁111の頂面における中央部分から離間した位置に開口し、頂面から離間するほど同ボア間隔壁111の中央部分に近づくようにシリンダボアの軸線の延伸方向(L2)に対して傾けて形成されたヘッド側ドリル穴115aと、ヘッド側ドリル穴115aの先端部に連通する一方でウォータジャケット120内に開口し、開口部に向かって次第に前記頂面に近づくように軸線の延伸方向(L2)に対して傾けて形成されたジャケット側ドリル穴115bとによって形成されている。 (もっと読む)


【課題】エンジンの仕様等に応じたウォータジャケットの冷却水流通容量の調整と、ウォータジャケット内での冷却効果の均等化を簡易に図ることができるウォータジャケットスペーサを提供する。
【解決手段】シリンダブロック1のウォータジャケット3内に嵌め入れられて、ウォータジャケット内における冷却水の流通容量を調整する為のウォータジャケットスペーサ4であって、ウォータジャケットの形状に沿うよう成型されたスペーサ本体40と、スペーサ本体に一側部6aが固定された規制部材5とを含み、記規制部材は、非水膨潤性の弾性変形可能な第1部材6と、第1部材に固着一体とされた水膨潤性エラストマーによる第2部材7との複合体8からなる。規制部材は、前記ウォータジャケット内に冷却水が流入したときには、第2部材が吸水して膨潤し、この膨潤によって第1部材の弾性変形を伴い非固定側部が前記対向壁部に向くよう変形してウォータジャケット内を流通する冷却水の一部を堰止め規制するよう構成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】冷却媒体を流通させる通路をボア間領域に好適に形成可能な、さらにはボア間領域を好適に冷却可能なシリンダブロックの冷却構造、およびシリンダブロックの冷却構造の製造方法を提供する。
【解決手段】シリンダブロックの冷却構造は、複数のボア11が設けられるとともに、ボア間領域に隣接してW/J12が設けられているシリンダブロック10Cに対して設けられている。そして、ボア間領域において、前記シリンダブロックのデッキ面に開口するように設けられた捨て穴部2と、ボア間領域において、レーザー加工によって少なくとも一端側でW/J12に連通するとともに、穴部を通過するように設けられ、冷却水を流通させるレーザーパス部1Aと、を備えている。 (もっと読む)


【課題】 ウオータジャケットの側壁に陽極酸化被膜を形成することでシリンダボアの周囲の温度分布を均一化できるようにする。
【解決手段】 シリンダブロック11にはピストン15が摺動するシリンダボア14を囲むようにウオータジャケット13が形成されているので、内燃機関の運転により温度上昇したシリンダブロック11がウオータジャケット13を流れる冷却水で冷却される。このとき、ウオータジャケット13の側壁13aに伝熱性に優れた陽極酸化被膜21が形成されており、側壁13の高温部における陽極酸化被膜21の高さHは側壁13aの低温部における陽極酸化被膜31の高さHよりも高いので、高温部から冷却水に逃がされる熱量を、低温部から冷却水に逃がされる熱量よりも多くすることで、シリンダボア14の各部の温度を均一化して真円度を保ち、シリンダボア14に対するピストン15の摺動抵抗を低減することができる。 (もっと読む)


【課題】ボア間領域に溝部と蓋部とで形成する冷却媒体通路の設定自由度を高めることが可能なシリンダブロックの冷却構造を提供する。
【解決手段】エンジンの冷却構造1Aは、複数のボア13が形成されたシリンダブロック10Aのうち、隣り合うボア13間の部分に形成された溝部11Aと、溝部11Aとともに冷却媒体通路であるクーリングチャンネル20Aを形成する蓋部12Aと、を備える。蓋部12Aは、溝部11Aに対して材料を供給し、レーザービームで溶融することで設けられている。溝部11Aに蓋部12Aを設けるにあたっては、シリンダブロック10Aを適宜移動させるとともに、必要に応じてシリンダブロック10Aの姿勢の変化させることで、材料の供給位置およびレーザービームの照射位置を変えることができる。 (もっと読む)


【課題】シリンダブロックをクランクケースに対して相対移動させる可変圧縮比機構を備える内燃機関において、燃焼圧がシリンダヘッドに作用して取付ボルトを介してシリンダブロックに作用しても、シリンダブロックの下部から外側へ突出するように一体的に形成された可変圧縮比機構のための軸受サポートの塑性変形を抑制可能とする。
【解決手段】シリンダブロック2には、シリンダブロックの端面2aにシリンダヘッド3を固定するための取付ボルトSRが螺合するネジ穴SHがシリンダ軸線方向に形成され、端面からネジ穴と取付ボルトとの螺合長中心SCまでの距離D1は、端面から軸受サポート50の軸孔中心51aまでの距離D2より長くされている。 (もっと読む)


【課題】冷却媒体の漏れを防止しつつ、ボア間領域の冷却性を高めることが可能なエンジンの冷却構造、およびエンジンの冷却構造の製造方法を提供する。
【解決手段】エンジンの冷却構造1は、複数のシリンダライナ31と、複数のシリンダライナ31のうち、隣り合うシリンダライナ同士を連結する連結部32とを有する連結ライナ3が鋳込まれたシリンダブロック2と、シリンダブロック2のデッキ面21に対して設けられたシリンダヘッド22と、を備える。連結部32は、デッキ面21からボア間領域Rで露出している。通路322はシリンダブロック2のうち、連結部32に形成されるとともに、連結部32のうち、デッキ面21から露出した部分に開口している。 (もっと読む)


【課題】シリンダブロックの冷却性能の向上を図る。
【解決手段】シリンダボア21を構成するシリンダ壁22と、シリンダ壁22を囲み、シリンダ壁22の気筒間に位置する部分と対向する開口部28を有するウォータジャケット壁23と、シリンダ壁22の上端とウォータジャケット壁23の上端とを連結してなるトップデッキ部25と、を備えたシリンダブロック本体部2がダイカスト成形され、シリンダブロック本体部2とは別体の閉塞部材3を開口部28に挿入接合することでウォータジャケット24が形成された内燃機関のシリンダブロック構造において、気筒間位置におけるウォータジャケット24には、閉塞部材3に形成された膨出部30によって、閉塞部材3とシリンダ壁22との間の冷却水流路幅が狭められる流路幅減少部31が形成されている。 (もっと読む)


【課題】内燃機関のシール性能を向上させる。
【解決手段】シリンダヘッド2及びシリンダブロック1のウォータジャケット7を貫通するヘッドボルト6により、シリンダヘッド2がシリンダブロック1に締結されている。そして、シリンダヘッド2のロアデッキ4のヘッドボルト外周部に形成された環状の凹部18に、ヘッドボルト6の外周面及び凹部18の内壁面に密着する環状のシール部材19が挿入されている。これによって、ヘッドボルト6周囲からシリンダブロック1のウォータジャケット7への潤滑油の流入や、ヘッドボルト1周囲からシリンダヘッド2側への冷却水の流入が抑制され、内燃機関の稼働時におけるシリンダブロック1、シリンダヘッド2及びヘッドボルト6間のシール性能を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】ボルト締結時にダミーヘッドが変形した場合でも、ビード部によるボアの周縁部への面圧を均一に加えることができるシリンダブロックの加工用治具および加工方法を提供する。
【解決手段】ダミーヘッド100のシリンダブロック200の上面への載置時、たとえばビード部130では、最厚部131が、隣接するボア201の同士の間の軸間部分に配置され、最薄部132が、その軸間部分から周方向に略90度離れて配置される。ダミーヘッド100のボルト締結時、本体110がボア201に向かう方向とは反対側に凸状に歪む。ビード部130の形状を本体110の変形を考慮した形状としているから、本体110の変形は、ビード部130の全ての部分131〜133がボア201の周縁部に当接した状態で行われる。 (もっと読む)


【解決課題】シリンダボア壁の壁温の均一性を高くすると共に、シリンダボア壁周りの溝状冷却水流路内に容易に挿入できるシリンダボア壁の過冷却防止部材及び内燃機関を提供すること。
【解決手段】内燃機関のシリンダブロックのシリンダボア壁周りに形成される溝状冷却水流路内に設置されるものであって、70℃以上の冷却水と接触することで膨潤して、該シリンダボア壁の溝状冷却水流路側の壁面に接する接触面を有する。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム合金からなるシリンダボアもしくはシリンダライナを有するシリンダブロックを採用する場合であれ、その冷却性能を適切に維持することができるとともに、シリンダボアの四次変形等をも抑制することのできる内燃機関のシリンダブロックを提供する。
【解決手段】シリンダブロックには、シリンダ12の上部を囲うウォータジャケット13の周囲に設けられたヘッドボルト穴16に対するヘッドボルトの螺入により同上部を覆うシリンダヘッドが締結される。ウォータジャケット13は、ヘッドボルト穴16の深さよりも浅い深さに形成されているとともに、その底部13Bのヘッドボルト穴16とシリンダ12との間に位置する部分には同底部13Bから開口してヘッドボルト穴16に沿って延びる底穴HL1が設けられている。底穴HL1の開口部には、ウォータジャケット13を流れる冷却水の同底穴HL1への侵入を防ぐプラグ20が設けられている。 (もっと読む)


【課題】 シリンダボアの内面を使用して高信頼性でシールすることができるシリンダボアのシール構造を提供する。
【解決手段】 シリンダボア16のシール構造は、第2ベース部材22の上面に載置されると共にシリンダボア16の内面に接するリング状のシール材24と、シール材24の上端に接すると共にシリンダボア16の内面に隣接する上部26と、シール材24の内側に接する下部28とを有し、第2ベース部材22に固定される第3ベース部材30とを備えている。 (もっと読む)


【課題】パワートレインの曲げ剛性を向上しつつ、パワートレインの小型化、軽量化、生産性向上を実現することができるスタータを提供する。
【解決手段】トランスミッション(6)を含むパワートレイン(4)が連結されるエンジン(2)の側方に配置され、エンジンを始動するスタータ(10)であって、スタータ本体(11)の少なくとも一部が内蔵されるスタータブロック(14)を備え、スタータブロックは、エンジンとトランスミッションとに固定される。 (もっと読む)


【課題】シリンダ壁に設けられる冷却水通路の加工の自由度を向上させることが可能な内燃機関のシリンダブロックを提供する。
【解決手段】一列に並ぶ複数のシリンダ2を形成するシリンダ壁3と、シリンダ壁3の周囲をウォータージャケット溝4を挟んで囲む外壁5とを備え、シリンダ壁3はシリンダ2を形成するボア部8と、隣り合うボア部8同士を結合する結合部9と、結合部9に設けられてウォータージャケット溝4と接続される冷却水通路10とを備えている内燃機関のシリンダブロック1において、シリンダ壁3となるシリンダ形成部材11と、少なくとも外壁5となり、かつシリンダ形成部材11を鋳ぐるんでシリンダ形成部材11と一体化するブロック本体12とを備えている。 (もっと読む)


【課題】シリンダライナを鋳包んだシリンダブロックにおいて、エンジン実働時におけるシリンダボアの真円度を高める。
【解決手段】アルミニウム合金製のシリンダブロック本体2に鋳鉄製のシリンダライナ3を鋳包む。このとき、隣接するシリンダライナ3を鋳包むシリンダ壁5の結合部の窪みに肉盛部9を形成して、窪みを小さくする。そして、シリンダライナ3のシリンダボア4を機械加工によって真円に仕上る。肉盛部9を設けたことにより、シリンダライナ3の鋳包み時に、シリンダブロック本体2とシリンダライナ3との熱膨張差によって生じる残留歪が均一化されるので、エンジン実働時に温度上昇によってその残留歪が解放されたとき、シリンダボア4の4次変形が緩和されることになり、その真円度を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】エンジンの実働時に生じるシリンダの熱4次歪を、効果的に低減する。
【解決手段】本発明のエンジンブロック20は、隣接するシリンダ12のボア間が連結されたサイアミズ構造を有し、ウォータジャケットのボア間以外の部位に、冷却水をシリンダ壁から隔離するための隔離部材22が設けられている。そして、ウォータジャケット18のボア間に位置するシリンダ壁と冷却水との熱交換のみ積極的に行う一方、隔離部材22によって、ウォータジャケット18のボア間以外の部位におけるシリンダ壁と冷却水との熱交換効率を意図的に低下させる。よって、エンジン実同時におけるエンジンブロックのボア間とそれ以外の部位との温度差の拡大を防ぐことが可能となり、エンジンの実働時に生じるシリンダ12の熱4次歪を、効果的に低減することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】従来のセミオープンデッキ構造のシリンダブロックは、加工時にライナ上部が変形することがあり、これにより、ライナに歪みが発生して潤滑油の消費が多くなる、という問題があった。
【解決手段】セミオープンデッキ構造のシリンダブロック100において、ライナ12上部(厚肉部12b)の肉厚t2を、ライナ12の他の部分の肉厚t1よりも厚く構成した。また、厚肉部12bを、ピストン4が上死点に位置した時のトップリング4aの位置よりも上側に配置した。 (もっと読む)


【課題】燃料と潤滑油を兼用するエンジンの各部の冷却効率を高めることを課題とする。
【解決手段】電動供給ポンプ6とオイルパン3との間にエンジン冷却部位18が介在する。燃料供給経路4の一部は、エンジン冷却部位18へ冷却用の燃料を供給するための冷却燃料経路を構成する。エンジン冷却部位18には、シリンダブロック22に形成されたボア間に位置するボア壁22b3が含まれる。また、シリンダヘッド23の吸気バルブ24と排気バルブ25との間が含まれる。さらに、ピストン26の背面側が含まれ、ピストンに対してはピストンジェット27によって冷却用の燃料が供給される。エンジン冷却部位18と電動供給ポンプ6との間には、三方弁19が配置され、この三方弁19を介して、燃料供給経路4はバイパス経路20と分岐している。 (もっと読む)


【課題】底駒とその上側を埋める肉盛溶接とでウォータジャケット13の上部を一体に繋いで、品質及び耐久性に優れたセミクローズドデッキ型シリンダブロックを製造すること。
【解決手段】オープンデッキ型シリンダブロック11のシリンダボア12の周囲のウォータジャケット13の内周壁面19と外周壁面20とを、底駒15と肉盛溶接16,17,18で一体に繋いでセミクローズドデッキ型シリンダブロック10を製造する方法である。オープンデッキ型シリンダブロック11には、一対の底駒収容用凹部21、22を備える。底駒15を、底駒収容用凹部21、22の対向面下部及び段部底面に嵌合するように収容する工程と、MIG溶接機により肉盛溶接16,17,18を行う溶接工程と、を実施する。 (もっと読む)


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