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Fターム[3G024HA04]の内容

内燃機関のシリンダブロック、ケーシング (17,598) | 材質 (1,032) | 金属材料 (524) | 軟鉄 (11)

Fターム[3G024HA04]に分類される特許

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【課題】 穴の内周面に簡便かつ迅速にライニングを行う方法を提供する。
【解決手段】 円形の断面を有する穴が形成された母材12のその穴の内周面に、円筒形状をなすライニング材14をライニングする方法であって、母材の穴の内周面とライニング材との間に間隔を設けるようにしてそれら母材およびライニング材をセットし、その間隔内に円筒形状をなすインサート材が挿入された状態で、そのインサート材と母材およびライニング材とを相対回転させ、発生する摩擦熱を利用して、インサート材を介して母材の穴の内周面とライニング材の外周面との接合を行う。このライニング方法は、アルミニウム合金製の本体に形成されたボアの内周面への鉄合金製のライナのライニングに、適用できる。 (もっと読む)


【課題】2系統のウォータージャケットを備えたシリンダヘッドの製造過程において、簡易な構成で、中子を精度良く位置決めするとともに、中子のたわみや割れを防止し、製造後のウォータージャケットからのエア抜け性とを確保することができる、シリンダヘッドの製造方法、製造装置、及び、シリンダヘッドを提案する。
【解決手段】第一ウォータージャケット12を形成するための第一中子21を、金型におけるキャビティCの内部に配置し、かつ、第二ウォータージャケット13を形成するための第二中子31を、第一中子21と離間した状態で、3個の連結部材である連結ピン61を介して第一中子21と連結し、キャビティCの内部に配置した状態で、キャビティCの内部に溶湯Mを供給することにより、シリンダヘッド11を鋳造する。 (もっと読む)


【課題】 ウオータジャケットの冷却水の流れに与える影響を最小限に抑えながら、スペーサをウオータジャケットの内部に確実に固定できるようにする。
【解決手段】 内燃機関のシリンダブロック11のウオータジャケットの内部に上部冷却水通路13cおよび下部冷却水通路13dを区画するスペーサ14の上縁14pを、上部冷却水通路13cの下流側が段差G分だけ高くなるように傾斜させたので、上部冷却水通路13cを流れる冷却水によってスペーサ14をウオータジャケットの底部側に荷重F3で付勢し、ウオータジャケット13の内部でスペーサ14が妄動するのを防止することができる。これにより、スペーサ14をウオータジャケットの内部に圧入して固定する必要がなくなって装着が容易になるだけでなく、スペーサ14の固定部材22を簡略化したり廃止したりして冷却水の流れに対する影響を小さくすることができる。 (もっと読む)


【課題】 スペーサの重量を最小限に抑えながら、スペーサで仕切られたウオータジャケットの下部冷却水通路に臨むシリンダボアの冷却性能を確保する。
【解決手段】 シリンダブロックのシリンダボアの周囲を囲むように形成されたウオータジャケットに供給された冷却水は、ウオータジャケットの内部に装着されたスペーサ14により区画された上部冷却水通路13cおよび下部冷却水通路13dに分流してシリンダボアを冷却した後、冷却水出口部14fからシリンダヘッドに排出される。このとき、ウオータジャケットの壁面に向かって径方向に突出する突条14kをスペーサ14の下部に沿って形成し、その突条14kの少なくとも冷却水出口部14fの下方部分を切り欠いたので、スペーサ14全体を突条14kの部分と同じ厚さにする必要をなくして重量を軽減しながら、下部冷却水通路13dの冷却水の流れを冷却水出口部14fまで維持して良好な冷却性能を確保することができる。 (もっと読む)


【課題】 スペーサをウオータジャケットの内部に固定するための固定部材を、スペーサに容易かつ確実に取り付けられるようにする。
【解決手段】 シリンダブロックのウオータジャケットの内部に配置されるスペーサ14は、シリンダ列線L1方向両端部に上部支持脚14e,14gおよび下部支持脚14f,14hをそれぞれ備える。スペーサ14をウオータジャケット13の内部に固定するための固定部材22は、上部被覆部22aおよび下部被覆部22bをそれぞれ上部支持脚14e,14gおよび下部支持脚14f,14hに被せるだけで連結部22cによって脱落が防止されるので、スペーサ14に対する固定部材22の取り付けを容易かつ確実に行うことができる。しかも固定部材22により、上部支持脚14e,14gおよび下部支持脚14f,14hがシリンダヘッドの下面やウオータジャケットの底部に直接接触して摩耗するのを防止することができる。 (もっと読む)


【課題】 シリンダブロックのウオータジャケットに装着したスペーサの仕切壁を通過して冷却水が冷却水供給口から冷却水排出口に短絡するのを防止する。
【解決手段】 シリンダブロック11のウオータジャケット13の冷却水供給口11cに供給された冷却水はスペーサ14の仕切壁14bに遮られ、仕切壁14bとは逆方向に流れて冷却水排出口から排出される。冷却水供給口11cに供給された冷却水の一部は仕切壁14bとウオータジャケット13の外側壁面13bとの間の隙間を通過して冷却水排出口に短絡しようとするが、その隙間に臨む仕切壁14bには短絡する冷却水の流れ方向に対して交差する方向に延びる複数のリブ14mと、複数のリブ14mに挟まれた溝14nとが形成されるので、それらのリブ14mおよび溝14nによりラビリンスを構成して冷却水の短絡を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】 シリンダに隣接して設けられたウォータジャケットの下方において行われる放熱を抑制し、以って内燃機関の暖機性を向上させることができる内燃機関、および当該内燃機関について制御をする内燃機関の制御装置を提供する。
【解決手段】 内燃機関10Aはシリンダブロック11Aとシリンダライナ12Aとを備えている。シリンダブロック11Aは、シリンダ111Aに隣接して設けられたウォータジャケット112Aを有している。シリンダライナ12Aは、ウォータジャケット112Aよりも下方に延伸するとともに外部に露出し、さらに中空部123Aが設けられた延伸部122Aを有している。中空部123Aは周方向に沿って一周に亘って設けられており、中空部123Aには空気が存在している。 (もっと読む)


【課題】きわめて簡単な構造で加工工数が少なく低コストの手段で持って、隣接するシリンダのシリンダ中心を結ぶ線方向のシリンダヘッド締付けボルトの中間部の変形を抑制する手段を提供して、エンジンのシリンダ内燃焼圧力の増加に対応できるクランクケースの構造を提供することを目的とする。
【解決手段】複数のシリンダを備え、シリンダ毎にシリンダヘッド締付けボルトが、各シリンダの両側に複数個設けられているクランクケースにおいて、前記両側のシリンダヘッド締付けボルト3の隣接するシリンダのシリンダ中心を結ぶ線20方向の中間部の外部周壁に、シリンダ天板の下面に連続してシリンダ中心線4aに平行な方向に伸びる補強リブ6を設けたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】重量の増加を抑制すると共にシリンダブロックの剛性を確保して性能及び耐久性に優れたシリンダブロックを提供する。
【解決手段】シリンダブロック本体11のシリンダボア12A、12Bに鉄系金属からなるシリンダライナ14A、14Bを鋳込むと共に、シリンダブロック本体11と一体形成されたクランクジャーナル部25〜28の軸受部に軸受面32aを有する本体部32及び補強部34が一体形成され軸受部材31A〜31Dを鋳込むと共に、軸受部材31A〜31Dの補強部34の先端に形成され係合部36をシリンダライナ14A、14Bに荷重伝達可能に係合する。クランクジャーナル部25〜28の変形が防止されてクランク軸2の支持剛性が確保されると共に、シリンダライナ14A、14Bの局部的な変形が阻止さてピストンスラップ振動の発生が抑制でき、かつエンジンフリクションが低減できる。 (もっと読む)


【課題】バランサハウジングからの熱の放散を促進して、バランサ装置の耐久性を向上させることのできる多気筒内燃エンジンを提供する。
【解決手段】複数の気筒内に設けられたピストンがそれぞれコンロッドを介してクランクシャフトに連結されるとともに、クランクケース15の下方側にオイルを貯留するオイルパン16が装着され、クランクケース15とオイルパン16との間に、クランクシャフト14の回転に応じて回転駆動されるバランサシャフト21およびそれを収納するバランサハウジング23を有するバランサ装置20が収装された多気筒内燃エンジンにおいて、バランサハウジング23とオイルパン16との間でバランサシャフト21の下方側に、バランサハウジング23とクランクケース15とに接触した熱伝達部材51が設けられる。熱伝達部材51はバッフルプレートであるのが好ましい。 (もっと読む)


内燃機関のクランクケースを被覆するためのヘッドカバー組立品はヘッドカバー及び一体的なオイルセパレータを含む。オイルセパレータはハウジングを含み、ハウジングは、その流路を通過するクランクケースガスからオイルを分離する流路を形成する。ハウジングの少なくとも一部はヘッドカバーの内面に沿って一体的に形成される。
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