説明

Fターム[3G066BA04]の内容

燃料噴射装置 (54,956) | 目的、機能 (10,265) | 燃焼改善 (2,053) | 空気と燃料の混合改善 (819) | 燃料の貫通力の改善 (99)

Fターム[3G066BA04]に分類される特許

1 - 20 / 99


【課題】サック周壁面に噴孔の入口側開口部を開口させた燃料噴射弁において、低リフト領域での流量係数を高める。
【解決手段】ボデーシート面20およびサック周壁面210に、ボデーシート部よりも下流側から噴孔22の入口側開口部まで延びて噴孔22に接続されたボデー溝部23を形成する。低リフト領域では、ニードルシート部13を通過してサック部21に流れる燃料は、ニードル第2テーパ面12の壁面に引っ張られて、ボデー溝部23における上流側領域bで一旦はボデー溝部23の底面から剥離する。しかし、ボデー溝部23内を流れる燃料は、流速が低下してボデー溝部23の底面側に拡がって、ボデー溝部23における下流側領域cでボデー溝部23の底面に付着(すなわち、剥離が解消)し、これにより、燃料がボデー溝部23から噴孔22にスムーズに流れる。 (もっと読む)


【課題】燃焼室内に生じる空気流動のうち、上昇気流もしくは下降気流に着目し、これらが噴射された燃料に及ぼす影響を抑制し、シリンダ壁面やピストン頂面への燃料付着を低減することで、オイル希釈やスモークの発生などを抑制することのできる燃料噴射制御装置を提供する。
【解決手段】本願発明の燃料噴射制御装置である電子制御装置30は、燃料の噴射角度を変更することのできる燃料噴射弁18を制御することにより、燃焼室11内に噴射する燃料の噴射角度を変更する。電子制御装置30は吸気行程中に燃料を噴射する場合には、開弁している吸気バルブ24と弁座との隙間から燃焼室11内に流入する空気の流速が速いときに燃料を噴射するときほど燃料の噴射角度を吸気バルブ24側に傾ける。 (もっと読む)


【課題】燃料噴射弁の噴霧特性に於ける噴霧の指向性と微粒化の両立図るようにした燃料噴射弁を提供する。
【解決手段】この発明による燃料噴射弁は、噴孔プレートの下流側端面に、複数の噴孔に夫々対応して配置された複数の凹部を備え、噴孔出口の少なくとも一部分は、凹部の底面に開口し、噴孔出口の他の部分は、噴孔プレートの下流側端面に開口し、若しくは前記凹部の内面に接しており、噴孔により形成される燃料の流路は、噴孔プレートの上流側端面から凹部の底面に至るまでの間に、噴孔の径方向の最小断面を断面とする円柱部分を備え、前記噴孔の直径をD1、前記凹部の直径、若しくは前記仮想円の周方向に於ける前記凹部の径をD2としたとき、
1.1<(D2/D1)<3.0
の関係を有するように構成される。 (もっと読む)


【課題】エンジンに燃料を噴射供給するインジェクタ1に関し、弁体としてのノズルニードル8のリフト量に係わらず、より安定した低貫徹噴霧を実現する。
【解決手段】インジェクタ1によれば、噴孔群34は、2つの噴孔6からなり、一方の噴孔6の孔軸と他方の噴孔6の孔軸とがねじれの位置の関係にあり、かつ、両方の噴孔6の孔軸がそれぞれサック室28の空間軸とねじれの位置の関係にある。これにより、サック室28の燃料の渦は偏心して噴孔6に進入し、噴孔6内で旋回方向に加速されるとともに直進方向に減速される。このため、噴孔6から噴射された燃料は、旋回方向には速度が大きく、かつ、直進方向には速度が小さくなるので、低貫徹かつ広角の噴霧を形成することができる。また、2つの噴孔6により形成される噴霧は重なりにくいので、噴孔群34により形成される噴霧群は、噴霧の重なりによる貫徹力の増大が抑制される。 (もっと読む)


【課題】噴孔を複数設けるとともに、各噴孔からの燃料の噴射方向をそれぞれ異ならせる構成の燃料噴射弁において、各噴孔から噴射される燃料の噴霧到達距離と、各噴孔から吸気ポート又は燃焼室までの距離とが異なることに伴う不具合の発生を抑制する。
【解決手段】閉弁位置Sと全開位置Oとの間で進退可能な弁体たるニードル弁体3と、前記ニードル弁体3をその内部に進退可能な状態で収納し、前記閉弁位置Sに位置するニードル弁体3を着座させるための弁座5を有するとともに、複数の噴孔を先端に有し、前記ニードル弁体3と噴孔との間にサック部7を形成するノズルボデーとを具備する燃料噴射弁1において、燃料圧の高い高圧領域7aと燃料圧の低い低圧領域7bとを有し、前記高圧領域7aに連通する第2の噴孔6bは軸心1a方向を向くとともに、前記低圧領域7bに連通する第1の噴孔6aは軸心1a方向以外の方向を向く構成を採用する。 (もっと読む)


【課題】比較的簡易な構成で、噴霧の微粒化を可能とすると共に、適切な貫徹力を有するバタフライ状噴霧を得る。
【解決手段】オリフィスプレート23には、複数の噴孔27−1〜27−8が同心円上に、それぞれ所定のレイアウト角θLAで配設されると共に、噴孔27−1〜27−8のそれぞれの中心軸が、オリフィスプレート23の中心を通り燃料噴射弁20の軸に一致したZ軸方向に対して所定の噴孔角θINCを以て傾くように形成され、さらに、それぞれの噴孔27−1〜27−8の中心軸をオリフィスプレート23へ投影した線とX軸とがなす捻り角θTWが、それぞれの噴孔27−1〜27−8のレイアウト角θLAより小さく設定され、噴霧の微粒化と共に適切な貫徹力を得ることのできるバタフライ状噴霧の形成が可能となっている。 (もっと読む)


【課題】燃料の微粒化及び噴霧の拡散により貫徹力を低下した燃料噴射弁を提供することを課題とする。
【解決手段】燃料噴射弁1は、先端部に設けられた複数の噴孔25から燃料を噴射するノズルボディ2を備え、噴孔25が、噴孔25の中央部に断面の直径Dの小径部250と、小径部250の上流側で小径部250と連続し、上流側から下流側に向かって噴孔25の断面径が縮小する第1テーパ部251と、小径部250の下流側で小径部250と連続し、上流側から下流側に向かって噴孔25の断面径が拡大する第2テーパ部252と、を有し、第1テーパ部251の噴孔長をL、上流端における断面の直径をD、第2テーパ部252の噴孔長をL、下流端における断面の直径をDとした場合に、0<(D−D)/L<0.028(1)、0<L/D<5.8(2)、及び0<(D−D)/L(3)の関係を満たすことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成で、噴霧状態が安定したホロコーン状の噴霧を形成可能とする。
【解決手段】噴孔27−1〜27−6は、中心がオリフィスプレート23の中心と一致した同心円上に等間隔で配設される一方、噴孔27−1〜27−6は、それぞれの中心軸が、オリフィスプレート23の中心を通り燃料噴射弁の軸に一致したZ軸方向に対して所定の噴孔角θINCを以て傾くように形成されると共に、それぞれの噴孔27−1〜27−6の中心軸をオリフィスプレート23へ投影した線が、それぞれの噴孔27−1〜27−6の中心軸がオリフィスプレート23が位置する平面と交差する点と同心円の中心とを結ぶ線に対して所定の周方向傾き角θcirを以て形成されて、安定したホロコーン状の噴霧が可能となっている。 (もっと読む)


【課題】高噴霧角度で噴霧むらを防止でき、噴射量制御により無駄な噴射を抑え得る、燃費悪化や排出ガス性能の低下を防止できる低コストで高性能の噴射ノズルを提供する。
【解決手段】バルブニードル20と、これを変位可能に収納するノズルボディ10とを備え、ノズルボディ10には、噴孔11aに燃料を導入する燃料通路30が形成されるとともに、バルブニードル20との間で燃料通路30の一部を開閉する錐面状のバルブシート部12が設けられ、ノズルボディ10は、バルブシート部12を構成する円錐面13と、噴孔11aが開口する凹壁面14と、円錐面13および凹壁面14の間で軸方向に対し略平行に延在する筒状面15とを有する内壁面16を形成している。なお、軸方向における筒状面15の長さは、凹壁面14および筒状面15によって形成されるサック室17の直径Dscに対して35%を超えかつ50%以下となる範囲内に設定されるのがよい。 (もっと読む)


【課題】第1の噴孔及び第2の噴孔の一方から燃料が噴射される場合及び双方から燃料が噴射される場合のいずれであっても所望のペネトレーションを実現し、燃料の微粒化を促進することを課題とする。
【解決手段】燃料噴射弁10は、第1噴孔14と第2噴孔15とを備えると共に内部に燃料流路が形成されるノズルボディ12と、このノズルボディ12内に摺動自在に設けられたニードル13、ノズルボディ12の軸中心側に向かって突出する突出部8を備えている。第1噴孔14は、突出部8によって形成される負圧場内に開口し、第2噴孔15は、第1噴孔14に対してノズルボディ12の軸線方向に移動して設けられる。さらに、第1噴孔14と第2噴孔15は、ノズルボディ12の軸線12a方向視におけるノズルボディ12の軸線12aを中心軸とする放射線上にそれぞれ開口し、第1噴孔14と第2噴孔15とは異なる放射線上に開口する。 (もっと読む)


【課題】燃料の小量噴射時に低貫徹力の噴霧を安定的に実現することを課題とする。
【解決手段】燃料噴射弁は、曲面形状の底部を有するサック室を先端部に備えるとともに、前記サック室内において前記底部よりも基端側に入口開口を備えた複数の噴孔を備えたノズルボディを備える。また、このノズルボディ内に摺動自在に配置され、ノズルボディとの間にサック室へ通じる燃料導入路を形成するニードルを備える。そして、サック室の底部の曲面形状に対応した底面形状を有するとともに、ニードルと対向する頂面に噴孔の配列と異なる配列とされた凹部を備え、燃料導入路からサック室内に流入した燃料が前記頂面に衝突することによって揺動するように底部内に収納された揺動子を備える。揺動子は、揺動することによって噴孔の入口開口の一部を塞ぎ、噴孔に流入する燃料にキャビテーションを発生させる。 (もっと読む)


【課題】キャビテーションの生成を制御し、噴霧を最適化することが可能な燃料噴射装置を提供すること。
【解決手段】内燃機関に設けられた燃料噴射弁8と、燃料噴射弁8が噴射する燃料中のキャビテーションが不足しているか判定する判定手段44と、判定手段44が、キャビテーションが不足していると判定した場合、内燃機関の負荷に応じて、キャビテーションの生成を促進する制御、又は燃料噴射弁8により噴射される燃料の微粒化を促進する制御、のいずれか一方を行う噴射制御手段46と、を具備することを特徴とする燃料噴射装置。 (もっと読む)


【課題】ニードルのリフト量が小さい燃料噴射初期の段階から、ニードルが上昇する過程においても燃料にキャビテーションを発生させることを課題とする。
【解決手段】燃料噴射弁1は、シート部2aを備えたニードル2と、内部にニードル2が摺動自在に配置され、シート部2aが着座するシート位置3aを備えるとともに、先端部にサック室4が設けられたノズルボディ3を備える。また、シート部2aがシート位置3aから離座したときに、シート部2aの下流において、ニードル2とノズルボディ3との間に形成される燃料流路の面積を不均一に分布させ、リフトするニードル2の揺動を誘発する連通孔5を備える。これにより、ニードル2が燃料から受ける力は、リフト開始直後より、不均衡となり、揺れながら上昇する。ニードル2が揺れることにより、ニードル2とノズルボディ3の内壁とが接近する箇所が生まれ、当該箇所においてキャビテーションを発生させる。 (もっと読む)


【課題】内燃機関の燃焼室内への燃料噴射の制御性を向上させる。
【解決手段】インジェクタ15の噴孔16e内に、ピエゾ素子19で形成された流路可変手段を設けた。このピエゾ素子19に電圧を印加し、ピエゾ素子19を変形することにより、噴孔16eの燃料噴射流路の断面積または燃料の噴射方向の少なくとも一方を変える。これにより、燃料噴射量、燃料噴霧形状(分布)および燃料噴射位置をより精細に制御することができるので、運転状態に適した燃焼状態を形成することができる。したがって、排気ガスおよび燃料消費率を低減できる。 (もっと読む)


【課題】燃料噴射弁から噴射される燃料のキャビテーションの発生を制御することを課題とする。
【解決手段】燃料噴射弁1は噴孔21が形成された中空円筒状のノズルボディ2と、ノズルボディ2内で摺動可能に配置され、ノズルボディ2との間に燃料が通過する燃料通路4を形成するニードル弁3と、燃料通路4内の圧力に基づいて、燃料通路4の絞り41を調整する可動片5と、を備える。この上記構成により、燃料噴射弁1は、燃料のキャビテーションの発生を制御し、噴霧のペネトレーションの強さを調整する。 (もっと読む)


【課題】ポスト噴射時の分割燃料噴射における気筒内壁面への燃料付着を抑制することができる燃料噴射装置を提供する。
【解決手段】燃料噴射装置(30)は、気筒(11)内に燃料を噴射する第1噴孔(42)および第2噴孔(43)を備える燃料噴射弁(40)と、ポスト噴射時の分割燃料噴射において、燃料が第1噴孔および第2噴孔から交互に噴射されるように燃料噴射弁を制御する制御手段(70)と、を備え、第1噴孔の軸線(90a)は、燃料噴射方向下流側において第2噴孔の軸線(90b)と交差していないことを特徴とするものである。 (もっと読む)


【課題】貫徹力の高い噴霧と低い噴霧とを形成可能な燃料噴射弁において、噴射状態の制御を改善する。
【解決手段】燃料噴射弁1は、ノズルボディ2と、ノズルボディ2の内側と外側とを連通する第1噴孔21と、ノズルボディ2の内側に摺動可能に組み込まれた中空円筒形状の第1ニードル3と、第1ニードル3の内側と外側とを連通する第2噴孔33と、第1ニードル3の内側に摺動可能に組み込まれ、第2噴孔33を開閉する第2ニードル4と、を備え、第1ニードル3が着座した場合、第1噴孔21の第1ニードル3側の燃料の入口開口部21aと第2噴孔33のノズルボディ2側の燃料の出口開口部33aとが対向し、第1噴孔21と第2噴孔33とが連通する。 (もっと読む)


【課題】機関が低負荷の場合に噴霧の微粒化を促進し、機関が中高負荷の場合に噴射量を確保し、強いペネトレーションの噴霧を形成する燃料噴射弁を提供する。
【解決手段】燃料噴射弁1は、先端に噴孔21が形成された中空円筒状のノズルボディ2と、ノズルボディ2内に配置されたニードル弁3と、大通路41、51、及び小径路42、52、53が形成されたリング状部材4、5と、リング状部材4、5に形成された通路をバイパスする第1溝31、第2溝32、第3溝33と、を備えている。これにより、機関が低負荷の場合、噴霧の微粒化を促進することができ、機関が中高負荷の場合、噴射量を確保し、強いペネトレーションで燃料を噴射できる。 (もっと読む)


【課題】サック室での燃料流れの運動エネルギーの減少を抑制させ、高貫徹力を実現するとともに微粒化を促進できる噴射ノズルを提供する。
【解決手段】燃料噴射ノズル10は、燃料通路24および燃料通路24の燃料の流れ方向下流側に、かつ同軸上に配置され、燃料通路24に向って開口する凹状に形成されたサック室28とを有するノズルボディ20と、燃料通路24内に進退可能に配置され、燃料通路24の通路壁24aに離着座することにより、噴孔30からの燃料噴射・非噴射を行うニードル弁40とを備える。ニードル弁40の先端部48は、サック室28に突入する第二テーパ面52を有している。一方、サック室28の底部28aにはニードル弁40に向って突出する突起部28dが形成されている。突起部28dは、ニードル弁40がシート面24bから離座しているときは常に、第二テーパ面52の延長面54と交わっている。 (もっと読む)


【課題】流量係数が大きく且つ直行率が高い燃料噴射弁を得る。
【解決手段】ボデー1の内周面にクロムめっき層7を形成した後に、放電加工によりボデー1およびクロムめっき層7に孔を開けて噴孔24を形成することにより、噴孔24における燃料入口側の縁に丸みが付き、流量係数が大きくなる。また、噴孔24を放電加工により形成するため、流体研磨のようにスラリーなどで噴孔24が詰まる虞がない。したがって、流量係数が大きく且つ直行率が高い燃料噴射弁を得ることができる。 (もっと読む)


1 - 20 / 99