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Fターム[3J063XA33]の内容

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【課題】内輪部材の長寿命化と、ころの摩耗や焼き付き防止とを共に実現するプラネタリーギヤ装置を提供する。
【解決手段】下記(a)〜(d)の条件を満足するニードルローラ16を有するプラネタリーギヤ装置10である。(a)Siの含有率が0.3〜2.2質量%、Mnの含有率が0.3〜2.0質量%であり、且つSiの含有量とMnの含有量との比(Si/Mn)が5以下の合金鋼で構成されている。(b)浸炭窒化処理もしくは窒化処理により、表面の窒素濃度が0.2〜2.0質量%であり、Si・Mn系窒化物の面積率が1%以上10%未満である。(c)面積375μm中の0.05μm以上1μm以下のSi・Mn系窒化物の個数が100個以上である。(d)表面硬さが750Hv以上、表面の残留オーステナイト率が5体積%以上45体積%以下である。 (もっと読む)


【課題】潤滑機構を構成する給油孔を偏心カムや内輪に設ける孔明け加工の困難性にかんがみ、孔明け加工の必要のない構成とすることにより、これらの部材の製作上の作業性を改善しコストの低減を図ることである。
【解決手段】入力軸23に設けられた偏心カム27a、27bと、各偏心カム27a、27bの外周面に回転自在に嵌合された曲線板29a、29bと、減速部ハウジング13の内周面に設けられ曲線板29a、29bの円弧歯車30に係合する外ピン31と、前記曲線板29a、29bの自転運動を出力部材32に伝達する内ピン34とにより構成され、入力軸23の内部通路25に連通した給油孔53a、53bを通じて潤滑油を供給するサイクロイド減速機において、前記給油孔53a、53bと減速機内部を連通する給油溝55を入力軸23に取り付けられた給油プレート54a、54b等の内面に設けた構成とした。 (もっと読む)


【課題】係合爪部の耐久性が向上するシフトフォーク及びこれを備える変速機を提供する。
【解決手段】同期装置のカップリングスリーブC2の係合溝Mに係合する係合爪部18が形成されたシフトフォーク14cにおいて、係合爪部18が形成された内周面とは反対側の外周面であって係合爪部18に対応する位置に、係合爪部18に供給する潤滑油を捕集可能なようにオイルキャッチ20をリブ19により形成し、このオイルキャッチ20内に、オイルキャッチ20内をシフト方向に仕切るように冷却フィン21を立設形成する。 (もっと読む)


【課題】自動車駆動系用の円錐ころ軸受のトルクを低減する。
【解決手段】円錐ころ3の表面に、直径100μm以下の真球状のシリカ微粒子を投射して凹凸を形成した後、研磨粒子を投射して凸部を除去した。研磨粒子は、直径1mmのゴム粒子の表面に、平均粒径が10μmのダイヤモンド砥粒を5質量%の割合で接着されたものである。これにより、円錐ころ3の表面に、直径50μm以下の円形の開口部を有する多数のくぼみを、200μm以下の間隔で形成する。 (もっと読む)


【課題】トランスミッション用転がり軸受の水素脆化による特異性剥離をより充分に抑制し、好ましくは軸受に振動が生じることなく、特に軸受と一体のプーリに取り付けたベルトを損傷させないトランスミッション用転がり軸受とすることである。
【解決手段】潤滑油を供給して潤滑される自動車トランスミッションに使用される転がり軸受の内輪1、外輪2および転動体3を1.5〜6%のCr含有鋼で形成し、軸受部品の表面にCrの酸化皮膜〔FeCrO4〕1a、2a、3aを形成し、これらの軸受部品の表面に浸炭窒化処理層を設ける。所定量のCrを含有する1以上の軸受部品の表面に浸炭窒化処理層を設けることにより、水素脆性現象の発生抑制性が改善され、それを損なうことなく転がり軸受の疲労寿命および耐摩耗性も改善される。 (もっと読む)


【課題】 摺動部材又は摺動受部材の摺動性を向上させ、摺動部材又は摺動受部材の表面の焼き付きを抑制する摺動部材又は摺動受部材、及びその成形方法を提供する。
【解決手段】 表面にDLC(ダイヤモンドライクカーボン)50が被膜されてDLC層50aを成形し、該DLC層50aに凹部51が成形された摺動部材4,5又は摺動部材4,5が当接する摺動受部材6において、凹部51は、凹部51が連続して伸びる複数の連続凹部51aと、連続凹部51aが交差する交差凹部51bとを有し、凹部51は、潤滑油溜りである。 (もっと読む)


【課題】止め栓が抜け落ちにくく安価なピニオンシャフトを提供する。
【解決手段】遊星歯車装置のピニオンシャフト5には、中心部分を軸方向に延び一端面5aに開口する中心孔11と、中心孔11から分岐して中心部分から径方向外方に延び外周面5bに開口する2つの分岐孔12,13と、が形成されている。外周面5bの軸方向略中央に開口する分岐孔12と、外周面5bの軸方向端部近傍に開口する分岐孔13とは、中心孔11により連通されていて、分岐孔13の開口部13aから導入された潤滑油が、外周面5bの軸方向略中央に位置する開口部12aから吐出される。端面5aの開口部11aは、断面略U字状の略お椀型をなす止め栓20を圧入することにより塞がれている。止め栓20は、炭素の含有量が0.3質量%以下の鋼板から製造されたものであり、焼入れ硬化されておらず表面硬さHvが100以上300以下とされている。 (もっと読む)


【課題】焼入れに伴う材料強度の低下が抑制されており、破損や摩耗が生じにくいピニオンシャフトを提供する。
【解決手段】遊星歯車装置は、サンギヤ1と、サンギヤ1と同心に配されたリングギヤ2と、サンギヤ1及びリングギヤ2に噛み合うピニオンギヤ3と、を備えている。ピニオンギヤ3の中心孔3aにはピニオンシャフト5が挿通されており、ピニオンシャフト5の外周面とピニオンギヤ3の中心孔3aの内周面との間には針状ころが配されているので、ピニオンギヤ3はピニオンシャフト5を軸として回転自在とされている。このピニオンシャフト5の軸方向端面5aには溝12が形成され、外周面5bには高周波焼入れによる表面硬化層14が形成されている。また、表面硬化層14のビッカース硬さと非硬化部15のビッカース硬さとの差が、350以上550以下である。 (もっと読む)


【課題】ピニオンギヤ及びキャリアの磨耗や焼き付きを防止でき、しかも、部品点数が少なく、組み立ての手間が少ない遊星歯車装置を提供すること。
【解決手段】一対のキャリア11,11の間に固定されたピニオンシャフト13の外周面に、針状ころ15を介在させてピニオンギヤ14を回転自在に支持する。ピニオンギヤ14及び針状ころ15の端面と、キャリア11の表面との間に、単一のワッシャ16を介装する。ワッシャ16の表面に、DLCを含む硬質被膜を形成する。遊星歯車装置の動作において、ピニオンギヤ14及び針状ころ15の端面と、キャリア11,11の表面がワッシャ16に滑り接触しても、硬質被膜によって磨耗や焼き付きが防止される。ワッシャ16の数を削減できるので、部品点数の削減と組み立ての手間の削減ができる。 (もっと読む)


【課題】ピニオンギヤ及びキャリアの磨耗や焼き付きを防止でき、しかも、部品点数が少なく、組み立ての手間が少ない遊星歯車装置を提供すること。
【解決手段】一対のキャリア11,11の間に固定されたピニオンシャフト13の外周面に、針状ころ15を介在させてピニオンギヤ14を回転自在に支持する。キャリア11,11のピニオンギヤ14及び針状ころ15の両端面に対向する表面に、DLCを含む硬質被膜を形成する。遊星歯車装置の動作において、ピニオンギヤ14及び針状ころ15の端面がキャリア11,11の表面に摺動接触しても、硬質被膜によって磨耗や焼き付きが防止される。ピニオンギヤ14及び針状ころ15とキャリア11,11との間のワッシャを削除できるので、部品点数の削減と組み立ての手間の削減ができる。 (もっと読む)


【課題】キャリアにかしめにより固定されるピニオンシャフトにおいて、優れた転がり疲れ寿命を備えつつ、かしめ割れを生じ難くする。
【解決手段】 プラネタリギア装置用ピニオンシャフト4において、キャリア5に固定されるかしめ部4Aの表層部の硬さをHv200以上Hv300以下とし、表面粗さ(Ra)を3.1μm以下とする。 (もっと読む)


【課題】回転ユニットの耐久性を向上させることができるようにする。
【解決手段】回転自在に配設され、被嵌(かん)入部を備えた支持部材と、両端に嵌入部を、各嵌入部間に本体部を備え、各嵌入部において被嵌入部に嵌入されるシャフト部材と、シャフト部材によって回転自在に配設された回転体とを有する。そして、シャフト部材は、本体部の硬度が各嵌入部の硬度より高く、かつ、本体部と各嵌入部との硬度差は、各嵌入部と各被嵌入部との硬度差より大きくされる。この場合、嵌入部と被嵌入部との硬度差が小さくされるので、被嵌入部の内周面において支持部材に摩耗が発生するのを防止することができる。その結果、回転ユニットの耐久性を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】 ディファレンシャル装置におけるピニオン軸の軸受として円すいころ軸受に代えて玉軸受を採用することでトルクの低減を図ることが考えられるが、負荷荷重に対する玉および軌道面(軌道輪)の耐荷重性等を考慮する必要がある。
【解決手段】 ピニオン軸7を軸心回りに支持する複列玉軸受10において、その内外輪部材11,13のうち少なくとも内輪部材13に浸炭窒化表面処理を施し、内輪部材13の、少なくとも内輪軌道面13a,13bの硬さを玉17,18の硬さと実質的に同一に設定したことにより、軸受として耐荷重性に優れ軸受寿命が延長される。 (もっと読む)


【課題】少なくとも2つの径方向円孔が互いに近傍に設けられた動力伝達軸において、ショット粒子を効率良く噴射して表面処理のコスト低減を図る。
【解決手段】動力伝達軸の互いに近傍に設けられた2つの径方向円孔20b,20cのうち、一方の径方向円孔20b内にショットピーニング装置Aの送りパイプ10を挿通させる。該送りパイプ10の先端側は、動力伝達軸20の下方に配置されるガイド部材17のガイド穴17a内に挿入する。そして、その状態で、上記送りパイプ10の側面に斜め下方に向かって開口するように形成された噴射口10aからショット粒子をエアとともに噴出させる。このとき、他方の径方向円孔20cに対して重点的にショット粒子が噴出されるように送りパイプ10をその軸心周りに所定の範囲αで回動させる。 (もっと読む)


【課題】遊星歯車装置の各構成部品の摺動部における耐焼付き性、耐摩耗性、耐カジリ性を向上させる。
【解決手段】 遊星歯車装置のピニオンシャフト10、針状ころ、ピニオンギアは、摺動部に焼入れ硬化された表面層11を母材10a表面に有しており、表面層11の表面粗さRaが1nm〜100nmである。また、表面層11は、DLC膜で形成された硬質膜12を有しており、硬質膜12の塑性変形硬さは、15GPa〜30GPaであるとともに、硬質膜12のヤング率(等価弾性係数)は、100GPa〜250GPaであり、更に硬質膜12の膜厚は、0.1μm〜5μmであり、好ましくは0.5μm〜3μmである。 (もっと読む)


【課題】ディファレンシャル装置ではピニオンシャフトの脱落を防止するために、ピニオンシャフトとデフケースに凹部を加工する上に、係止部材が必要であり、それだけコスト高になっている。部材と部材を固定するためのに、従来接合困難であったトルク伝達部材を接合する。
【解決手段】 鉄系材料からなる第1のトルク伝達部材3とアルミニューム合金で鋳造された第2のトルク伝達部材5を、それぞれに緊密な親和性を持つアルミ系の溶接材料である他の部材7を介して溶接により接合する。 (もっと読む)


【課題】加工性の向上、組立性の向上、軸受の組付けの容易化と共に、キャリアのトルク伝達容量の低下を防止したキャリアを有する遊星歯車動力伝達装置を提供する。
【解決手段】入力された動力を、遊星歯車を介して減速し、相手機械へと伝達する動力伝達装置であって、前記遊星歯車の公転成分と一致した動きを為すキャリア142を、前記遊星歯車を挟んで位置する第1フランジ部としての入力側フランジ136、第2フランジ部としての出力側フランジ部138、及び、出力側フランジ部138と一体的に成形され且つ入力側フランジ部136と連結可能なフランジ柱部140として構成し、フランジ柱部140と入力側フランジ136との当接面Eに、両部材の硬度よりも硬質な複数の粒子を有する摩擦係数向上部材160を配置構成する。 (もっと読む)


【課題】高温下において高速回転で使用しても長寿命なピニオンシャフト及びプラネタリギヤ装置を提供する。
【解決手段】プラネタリギヤ装置のピニオンギヤ3を回転自在に支持するピニオンシャフト5を、かしめによってキャリヤ4に固定した。このピニオンシャフト5は、高炭素クロム軸受鋼で構成されている。そして、窒化処理、該窒化処理の処理温度よりも高温での焼鈍し処理に続いて、ピニオンシャフト5の外周面のうち転走面となる部分のみに高周波焼入れ処理が施されている。ピニオンシャフト5の表層部の窒素濃度は0.05質量%以上0.6質量%以下であり、残留オーステナイト量は15体積%以上30体積%以下である。また、転走面となる部分の表面硬さはHv700以上であり、長手方向端部の表面硬さはHv300以下である。 (もっと読む)


【課題】高温下において高速回転で使用しても長寿命なピニオンシャフト及びプラネタリギヤ装置を提供する。
【解決手段】プラネタリギヤ装置のピニオンギヤ3を回転自在に支持するピニオンシャフト5を、かしめによってキャリヤ4に固定した。このピニオンシャフト5は、高炭素クロム軸受鋼で構成されている。そして、浸炭窒化処理、高温焼鈍し処理に続いて、ピニオンシャフト5の外周面のうち転走面となる部分のみに高周波焼入れ処理が施されている。ピニオンシャフト5の表層部の窒素濃度N%は0.05質量%以上0.6質量%以下であり、窒素濃度N%と炭素濃度C%の和は0.7質量%以上1.4質量%以下である。また、表層部の窒素濃度N%と炭素濃度C%とが(N%+0.23)/C%≧0.33なる式を満足する。さらに、表層部の残留オーステナイト量は15体積%以上30体積%以下である。さらに、長手方向端部の表面硬さはHv300以下である。 (もっと読む)


【課題】プラネタリギヤ機構用軸受のピーリング寿命特性を向上させる。
【解決手段】プラネタリギヤ機構用転がり軸受20は、太陽歯車12と、太陽歯車12の外周を取り囲む内歯歯車15と、太陽歯車12と内歯歯車15の双方に噛み合う遊星歯車13とからなるプラネタリギヤ機構10の、遊星歯車13を回転可能に支持する転がり軸受であって、内輪(17)、外輪(13)および転動体18のうち少なくとも一つの軸受部品が窒素富化層を有し、窒素富化層におけるオーステナイト結晶粒の粒度番号が11番以上であり、残留オーステナイト量が11%以上25%以下の範囲にあり、表面に無数の微小凹形状のくぼみをランダムに形成し、くぼみを設けた面の面粗さパラメータRyniを0.4以上1.0以下の範囲とし、くぼみを設けた面の面粗さパラメータSkを−1.6以下としてある。 (もっと読む)


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