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Fターム[3J063XE16]の内容

Fターム[3J063XE16]に分類される特許

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【課題】ソレノイドバルブや油圧により作動する切替バルブを新たに追加することなく遊星歯車の潤滑オイル量を変更し得る装置を提供する。
【解決手段】変速機を含むパワートレーンの潤滑装置であって、サンギヤ、リングギヤ及びキャリヤを少なくとも有する遊星歯車と、この遊星歯車に潤滑のためのオイルを供給する潤滑オイル供給通路(35、36)と、この遊星歯車の締結状態を変更する切替装置(30)と、この切替装置(30)と機械的に接続されこの切替装置(30)の動きに応じて潤滑オイル供給通路(35、36)を流れる潤滑オイル量を変更し得る潤滑オイル量変更バルブ(37)とを備える。 (もっと読む)


【課題】回転軸に回転連結されて駆動力を伝達している状態の変速ギヤの摺動部に供給される潤滑油量を低減し、回転軸と相対回転している状態の変速ギヤの摺動部に供給される潤滑油量を増加させて潤滑性能を高め、かつ簡素な構造でコスト低廉な変速機の潤滑構造を提供する。
【解決手段】回転軸(入力軸2)と、該回転軸に相対摺動回転可能に遊嵌された複数の変速ギヤ31と、複数の変速ギヤを選択的に回転軸に回転連結させる連結装置と、回転軸の内部に軸線方向に延在する軸内油路5と、軸内油路から外周面に連通して開口し各変速ギヤの内周面311に臨む複数の潤滑油穴61と、を備える変速機の潤滑構造1であって、変速ギヤ31は、回転軸の特定位相に回転連結された状態で潤滑油穴の開口611を塞ぐ蓋部313と、回転軸に対して相対摺動回転している状態で潤滑油穴61の開口に間欠的に連通する潤滑油溝312とを内周面311に有する。 (もっと読む)


【課題】自動変速装置の1速段において電気モータにてエンジンを始動する際、スリップ制御する所定の摩擦要素に直接潤滑油を供給する。
【解決手段】潤滑油路Jから分岐して、エンジン始動時又は低速走行におけるバッテリ充電時にスリップ制御されるブレーキB−2に導かれる第2潤滑油路J2に切換えバルブ50を介在する。該切換えバルブ50の制御油室50aに、上記ブレーキB−2用油圧サーボ39を連通し、該油圧サーボに係合制御圧及びスリップ制御圧が供給されている場合、上記切換えバルブ50を連通状態に切換える。 (もっと読む)


【課題】車両の停止中又は所定値以下の低速状態にあっては、積極的に電気モータに潤滑を供給する。
【解決手段】車両の停止中又は所定車速以下の低速状態では、切換えバルブ42は、供給側潤滑油路Jが第2潤滑油路J2に連通するように切換えられる。第2潤滑油路J2は、電気モータ潤滑冷却部46に潤滑油を供給し、走行始動時及びエンジン始動時等の電気モータの作動に備えて、該電気モータを冷却する。車両の走行時は、切換えバルブ42は、第1潤滑油路J1に切換えられ、潤滑油は、自動変速装置の潤滑部45に供給される。 (もっと読む)


【課題】スリップ制御又は微係合時、多板摩擦板に潤滑油を均等に供給する。
【解決手段】内摩擦板の内歯を係合するスプライン15を有するハブ13は、内周にも同様な凹凸部26が形成される。ハブ13の内周側にスリーブ21を配置し、ハブとスリーブとの間の隙間aにノズル25から潤滑油を供給する。潤滑油Oは、凹凸部の凹部26a内に溜められ、底面に軸方向に亘って複数個形成された貫通孔27から、多板摩擦板の全周及び全長に亘って均等に供給される。 (もっと読む)


【課題】伝達すべきトルクの大小や、運転速度の高低に拘らず、トラクション部や回転支持部等に供給する潤滑油の量を適正に調整して、信頼性確保と伝達効率の向上とを両立できる構造を実現する。
【解決手段】潤滑油供給路49の一部で潤滑すべき各部分50〜52よりも上流側部分に、これら各部分50〜52に供給する潤滑油の量を調整する為の流量調整弁56を設ける。この流量調整弁56の潤滑油流量調整用パイロット室61内に、押圧装置5の油圧室と同じ油圧を導入し、前記潤滑油供給路49内の油圧を、この押圧装置5が発生する押圧力に応じて昇降させる。前記各部分50〜52に供給する潤滑油の量を、伝達すべきトルクに応じて多くする反面、運転速度の高低に拘らずほぼ一定とする。 (もっと読む)


【課題】この発明は、変速機の潤滑装置において、潤滑装置の構造を簡素化しつつ、変速機のカウンタシャフトを支持するベアリングの潤滑性能を向上させることを目的とする。
【解決手段】この発明は、変速機の潤滑装置において、ベアリングが取り付けられる変速機ケースの側壁にベアリングの上方へ延びる溝部を形成し、ディテントプレートに潤滑油を貯める凹部と、該凹部から潤滑油を流出させる排出路とを形成し、マニュアルシャフトが停止位置にある場合、排出路を変速機ケースの側壁で塞いで上方から落下する潤滑油を凹部に貯め、マニュアルシャフトが停止位置から前進位置または後退位置に移動した場合、排出路を溝部の上方に開口させて凹部に貯留した潤滑油を溝部へと流すようにしたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】オイルを有効に活用し、車両の要部にオイルを好適に供給することができる車両の潤滑装置を提供する。
【解決手段】回転体6の回転によって掻き上げられたオイルを、車両1の要部に供給する車両1の潤滑装置7において、掻き上げられたオイルを貯留可能なキャッチタンク21と、車両1の走行路を予測するECU10と、キャッチタンク21に貯留するオイルの貯留量を調整可能な絞り機構23と、を備え、ECU10は、予測される車両1の走行路が登板路であると判断した場合、車両1の登板路の走行前に絞り機構23を制御して、キャッチタンク21に貯留するオイルの貯留量が増大するように制御する。 (もっと読む)


【課題】連続走行時、すなわち、変速歯車列の被駆動歯車とクラッチ機構のスリーブとが嵌合する時にのみ、嵌合部に潤滑油を供給することで、少量の油量で嵌合部に潤滑油を供給することが可能な変速機を提供する。
【解決手段】本発明に係る変速機10は、駆動源の動力が入力される入力軸11と、駆動源の動力を出力する出力軸12と、入力軸11及び出力軸12に設けられ、入力軸11から出力軸12への駆動源の動力伝達を可能にする複数の変速歯車列と、複数の変速歯車列のうち、一つの変速歯車列を動力伝達状態と遮断状態とに切り換え可能なクラッチ機構と、を少なくとも備え、変速歯車列を構成する被同期歯車に設けられ、遮断状態時に被同期歯車とクラッチ機構との嵌合部に潤滑油の供給を停止する第1の状態と、動力伝達状態時に上記嵌合部に潤滑油を供給する第2の状態と、に切り換え可能な潤滑供給手段を具備して構成されている。 (もっと読む)


【課題】動力源の始動前にトラクション油を確実に供給することができ、しかもトラクション油の無駄な供給を極力なくすことができるトロイダル型無段変速機の給油装置を提供する。
【解決手段】制御手段2は、まず、検出手段1による予備操作の検出を待ち、そして検出手段1が予備操作を検出したときには、直ちに供給機構3を作動させて、トロイダル型無段変速機12に対するトラクション油の供給を開始させる。制御装置2は、その後から一定時間経過するまでの間に動力源としてのエンジン11が始動されないときに供給機構3の作動を停止させる。 (もっと読む)


【課題】差動装置に焼き付きの懸念が生じた場合にその潤滑不足部分に即座にかつ十分にオイルを供給することができる差動装置の潤滑調整機構を提供する。
【解決手段】車両の操向状態を検出する舵角センサ74と、その検出情報に基づいてディファレンシャル装置20の高差動状態が発生することを推定するECU60と、車両の運転状態を検出するセンサ71〜75と、高差動状態の発生が推定されるとき、サイドギヤ24a、24bに結合するドライブシャフト31、32のうち高回転速度側のドライブシャフト31または32の近傍へのオイルの供給量を増加させる第1増量手段、および、高回転速度側のドライブシャフト31、32の近傍へのオイルの供給量が増加されたとき、センサ71〜75の検出情報に基づいて高回転速度側のドライブシャフト31または32の近傍へのオイルの供給量を増加させる第2増量手段としての流量調整バルブ53と、を備える。 (もっと読む)


【課題】車両の被牽引時に潤滑対象の潤滑不足を抑制する。
【解決手段】クラッチ用油路46に吐出ポート82bを接続した電磁ポンプ80を設け、クラッチ用油路46に分岐油路48を連結すると共に潤滑油路66に逆止弁88を介して連絡油路49を連結し、マニュアルバルブ50にDポジションにシフト操作されたときに分岐油路48と連絡油路49との連通を遮断しNポジションにシフト操作されたときに分岐油路48と連絡油路49とを連通する第2の入力ポート52dを形成する。エンジン12の停止中にNポジションにシフト操作して車両を牽引する場合、電磁ポンプ80を駆動することにより、車両の潤滑対象(ギヤ機構やデファレンシャルギヤ、ベアリングなど)に潤滑油を供給することができる。 (もっと読む)


【課題】簡素な構成にかかわらず、潤滑油を効率的に捕集することができ、潤滑箇所に潤滑油を安定して供給することができるオイルレシーバを提供すること。
【解決手段】オイルレシーバ1上方の潤滑油を捕集する上部集油室1aと、オイルレシーバ1下方ないし側方の潤滑油を捕集する下部集油室1bと、上部及び下部集油室1a,1bに連通自在であると共に軸内油路4に連通する出口管1cと、上部及び下部集油室1a,1bと出口管1cとの間(集合部ないし接続部)に配置され、上部集油室1aからの潤滑油と下部集油室1bからの潤滑油とによる圧力差を受けて駆動される開閉板5と、を有する。 (もっと読む)


【課題】潤滑油の逆流や淀みなどを効果的に防止して、ギヤでかき上げられた潤滑油を必要箇所に効果的に供給する。
【解決手段】駆動力伝達装置1のケーシング2は、第1ケース20と第2ケース50の開口端21,51同士を横向きに突き合わせた構成であり、第1ケース20は、開口端21の上壁22と、ギヤ8,9の外周面に沿って延伸するガイドリブ26との間に形成され、その側面がシール部材10で塞がれた潤滑油通路25を有しており、潤滑油通路25は、ギヤ(ディファレンシャルギヤ)7がかきあげた潤滑油を受け入れる油受入口27と、潤滑油を堰き止める油堰止部31,35と、油受入口27の近傍に形成した逆流防止突起28とを有し、それらに対応する位置のシール部材10には、潤滑油通路25の潤滑油を第2ケース50側へ導出するための貫通穴からなる連通部11,12,13が設けられている。 (もっと読む)


【課題】オイル受け部に設けられた複数の貯留部のそれぞれのオイルの溜まり具合を回転部材の回転速度に応じて変化させることができるオイル供給装置を提供する。
【解決手段】オイル供給装置は、内部にオイルが収容されたケーシング3内に設けられて、ケーシング3に収容されたオイルを掻き上げるリングギヤ13と、上方に開口し、リングギヤ13によって掻き上げられたオイルを受けてメインキャッチタンク35とサブキャッチタンク36とに貯留するオイル受け部33と、出口がオイル受け部33の開口部34に向かうように設けられ、リングギヤ13によって掻き上げられたオイルを案内する第1案内通路及び第2案内通路と、リングギヤ13の回転速度の上昇に応じてサブキャッチタンク36へのオイルの流入を抑制する蓋部材43と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】部品点数の増加等を招くことなく、伝達すべきトルクが小さい場合には、ギヤ装置への潤滑油の供給を絞り、伝達すべきトルクが大きい場合には、ギヤ装置への潤滑油の供給を増加する潤滑油の供給制御機構を備える、ギヤ装置を提供する。
【解決手段】ピニオンギヤ120にスラスト力Fが作用していない場合には、ピニオンギヤ120の側面とキャリア160の側面との間の油路が閉じられ、ピニオンギヤ120の歯面側への潤滑油の供給を制限する。一方、ピニオンギヤ120にスラスト力Fが作用している場合には、ピニオンギヤ120の側面とキャリア160の側面との間の油路が開放され、ピニオンギヤ120の歯面側への潤滑油の供給を促すこととなる。 (もっと読む)


【課題】差動歯車装置などの動力伝達装置において、内部の潤滑油の循環を確保しつつ、小型化を図る。
【解決手段】デファレンシャル100は、リングギヤ112と、ドライブピニオン114と、リングギヤ112とドライブピニオン114のヘッド部116とを収容すると共に、底部にオイルが貯留された区画室141と、ドライブピニオン114の軸部115を収容する区画室142とが内部に形成されたデフキャリア110と、ドライブピニオン114の軸部115の外周面から間隔を空けてデフキャリア110内に設けられると共に、軸部115の外周面を取り囲むように形成され、区画室141と区画室142とを区画する軸受部120と、区画室141の底部と区画室142の底部とを接続し、オイルが内部を流通するオイル流通装置190とを備え、軸受部120の内周面が区画室142側から区画室141側に向けて拡径するように形成される。 (もっと読む)


【課題】変速用クランクシャフトの中心孔内の非加圧オイルを潤滑要求箇所へ供給する潤滑装置を提供する。
【解決手段】全変速段(1速〜5速)で潤滑要求箇所へ中心孔11a内のオイルを供給する径方向油孔11b-1〜11b-5を設け、油孔はそれぞれ、クランクシャフト11の1速〜5速選択位置で中心孔11aから略鉛直方向下向きに配置する。2速〜5速で潤滑要求箇所へ中心孔11a内のオイルを供給する油孔11d-2〜11d-5を設け、油孔はそれぞれ、2速〜5速選択位置で中心孔11aから略鉛直方向下向きに配置する。3速〜5速で潤滑要求箇所へ中心孔11a内のオイルを供給する油孔11f-3〜11f-5を設け、油孔はそれぞれ、3速〜5速選択位置で中心孔11aから略鉛直方向下向きに配置する。 (もっと読む)


【課題】動力伝達装置の内部の回転伝動経路の切替え状態に応じて適量のオイルを必要な噛合部位等に供給でき、損失トルクを抑えた効率的な動力伝達装置にできる動力伝達装置の潤滑機構を提供する。
【解決手段】複数の回転要素12、15、22、24、26、27、31のうちいずれかの切替え用回転要素15を軸方向に移動させて内部の回転伝動経路を切り替える動力伝達装置にあって、複数の回転要素のいずれかに潤滑または冷却用のオイルを通過させるオイル通路81が形成された動力伝達装置の潤滑機構において、切替え用回転要素15が、軸方向に移動するときにオイル通路81の一部81cを開閉し、オイル通路81の一部81cおよび残部81dへのオイルの供給状態を変化させる。 (もっと読む)


【課題】オイルポンプの損失を低減すると共に、エンジンの低回転時において作動油の一部を潤滑油として供給可能な油圧システムを提供すること。
【解決手段】油圧システム1は、エンジンの回転によって駆動するオイルポンプ11と、オイルポンプ11によって供給された油によって作動する少なくとも1つのアクチュエータ14と、アクチュエータ14の前に配置され、アクチュエータ14への油の供給を制御する第1制御弁13と、オイルポンプ11と第1制御弁13との間の第1油路に配置され、アクチュエータ14への油圧を所定油圧以下にするように第1油路から油を流出させるリリーフ弁12と、リリーフ弁12から流出した油を貯留するタンク15と、トランスミッションにおける変速要素17と、タンク15から変速要素17へ油を供給する第2油路に配置され、タンク15に貯留された油の変速要素17への供給を制御する第2制御弁16と、を備える。 (もっと読む)


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