【課題】 急速凍結にて身割れの発生を防止しつつ、凍結時の消費電力を少なくする。
【解決手段】 魚の皮(43)および所定の角度をなす二つの切断面(44、44)を有する肉片(40)を急速凍結するための冷凍室(11)内へ設置した急速凍結装置(10)に係る。 肉片(40)における切断面(44、44)に接触する二つの接触面(32、32)を備えた冷却板(31、31)と、 その冷却板(31、31)における各接触面(32、32)の裏面に、冷却板(31)の長手方向に向けて延びる多数のフィン(34)を並列に配置したフィン部(33)とを備えたその急速冷却具(30)を冷凍室(11)内へ設置する。 冷凍室(11)内の空気を動かすために送風する送風機(21)と、 その送風機(21)の風量および空気温度を調整する制御装置(16)を備える。 （もっと読む）

【課題】料理をホテルパンに陳列、収容した状態で冷却しながら搬送、提供を実現することができる冷却貯蔵庫を提供する。
【解決手段】移動用の車輪２４と、内部に上面が開口した貯蔵室４が構成された断熱箱体２０と、当該開口を閉塞する扉２と、貯蔵室４内上部に取り付けられた枠材３４と、これに形成された取付開口３５と、この取付開口３５を塞ぐかたちで枠材３４に着脱自在に保持されるホテルパン３３と、枠材３４下方の貯蔵室４内に冷気を循環させて冷却する冷却装置Ｒとを供え、この冷却装置Ｒは、冷凍サイクルを構成する圧縮機４１、凝縮器１３及び蒸発器１０と、圧縮機を駆動するための蓄電池４５を備えている。 （もっと読む）

【課題】蓄電池によって駆動される冷却装置により配送物品を所定の冷却温度に長時間、維持したまま配送することを可能とする。
【解決手段】移動用の車輪１２と、手押し用のハンドル１４と、配送物品を収納する貯蔵室４を有した断熱箱体２０と、冷凍サイクルを構成する圧縮機５７、凝縮器５８及び蒸発器４０と圧縮機を駆動する着脱自在の第１及び第２の蓄電池７０、７１を有し、蒸発器４０により貯蔵室４内を冷却する冷却装置Ｒとを備え、冷却装置Ｒは、各蓄電池の放電を制御する制御装置９３を有し、何れか一つの蓄電池からの放電により圧縮機を駆動すると共に、電池残量の少ない方の蓄電池から先に放電を行わせる。 （もっと読む）

【課題】手押し用の台車によって低温の配送物品を所定の冷却温度に維持したまま配送することで、品質の劣化や低下を防止し、配送時における信頼性向上を実現することができる冷却配送台車を提供する。
【解決手段】本発明の冷却配送台車１は、移動用の車輪１２と、手押し用のハンドル１４と、配送物品を収納する貯蔵室４を有した断熱箱体２０と、冷凍サイクルを構成する圧縮機５７、凝縮器５８及び蒸発器４０と圧縮機５７を駆動するための蓄電池７０、７１を有する冷却装置Ｒとを備え、蒸発器４０により貯蔵室４内を冷却することを特徴とする。 （もっと読む）

冷却材料を収容する収容室を包囲するハウジングを備えた、少なくとも１つの冷却すべき容器のための冷却ステーション（１４０）であって、その場合に冷却ステーションが、容器を通る循環空気流を発生させるための少なくとも１つの送風機（２３８）、循環空気流を冷却するための少なくとも１つのクーラー（２４０）および、冷却すべき容器から循環空気流を導出するための少なくとも１つの第１のドッキング箇所（２２２）と冷却すべき容器へ循環空気流を供給するための少なくとも１つの第２のドッキング箇所（２２６）を備えた、少なくとも１つのドッキングスペース（１４２）を有する、特にエネルギ効率よく作動する、前記冷却ステーションを提供するために、冷却ステーションが、冷却すべき容器の不在の場合に、冷却ステーションのドッキング箇所を閉鎖するための少なくとも１つの閉鎖部材（２３２）を有していることが、提案される。
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【課題】被収納物の搬入・取り出しを楽に行うことのできる収納庫を提供すること。
【解決手段】収納庫１は、箱状本体の前面に被収納物Ｍの出し入れ口３が形成されている収納庫であって、箱状本体の底板部５上方に前記出し入れ口３から前方へ引き出し可能に配備された荷受台９と、出し入れ口３近傍の底板部５上に回動自在に軸支され、荷受台９の下面を支持して前後方向に回転する前支持車輪３３と、箱状本体の内側面４Ｒに本体内向きに突設されて、荷受台９の受板部２８の後部上面を摺動自在に当該上面から支持する上面支持部２３と、荷受台９の後部下面に回動自在に軸支されて箱状本体の底板部５上を前後方向に転動する後支持車輪５０とを具備している。 （もっと読む）

【課題】多数の被冷却物を一度、かつ迅速に冷却できながら、作業者の負担を軽減できるようにする。
【解決手段】断熱構造の周壁で囲まれた冷却室２と、冷却室２内を冷却する冷却器３と、冷却室２内に配された３個のフード５とを含んでいる。各フード５の前面は開口していて、各フード５内に、被冷却物１５を載せた台車６がそれぞれ１台ずつ収容できるようになっている。冷却室２の前壁７には、各フード５の前面開口にそれぞれ臨む複数の出入口９が形成されていて、各出入口９には、それぞれ扉１０が配されている。各フード５の前面と、冷却室２の前壁７との間には、冷気を通すための隙間２５が形成されている。各フード５の後壁２３には３個の送風ファン２６が配されていて、送風ファン２６によってフード５内の冷気がフード５外へ吐き出される。 （もっと読む）

本発明は、航空機または列車の中での使用のためのサービス用カートのための冷却ユニット（１）に関する。冷却ユニット（１）は、引出しである。この引出しは、熱絶縁材料でできた層（２９）と、この熱絶縁層（２９）の一方の側を向いている温かい側面（４３）と、この絶縁層（２９）の他方の側を向いている冷たい側面（４４）とを有するこの層（２９）の中に位置されている１つ以上のペルティエ素子を収容している。第１のファン（３２）が、前記熱絶縁層（２９）の冷たい側（４４）に設けられ、第２のファン（３３）が、前記熱絶縁層（２９）の温かい側（４３）に設けられている。本発明は、さらに、本発明に係る複数の冷却ユニット（１）のためのラック（６０）はもちろん、本発明に係る冷却装置（１）を設けられたサービス用カートに関する。
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【課題】 簡易な構成で、品質を安定させて、蒸煮後の冷却を行うことのできる蒸煮冷却システムの提供。
【解決手段】 蒸煮冷却機１と、冷却装置２とからなる。蒸煮冷却機１は、食材１６が収容される調理容器４と、この調理容器内へ蒸気供給する給蒸手段１３と、調理容器内を減圧する減圧手段２４と、減圧された調理容器内を復圧する復圧手段３３とを有し、食材を加熱調理後、第一設定温度まで真空冷却してその温度を保持する。冷却装置２は、真空冷却機などからなり、蒸煮冷却機１にて第一設定温度まで冷却された食材を、第二設定温度までさらに冷却する。冷却装置２は、蒸煮冷却機１の複数の調理容器４からの食材をまとめて冷却してもよい。また、調理容器４からの食材は小分けされて、複数の冷却装置２にて冷却してもよい。 （もっと読む）