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Fターム[4C093FA20]の内容

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Fターム[4C093FA20]に分類される特許

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【課題】 人体をはじめとする被検体と回折格子の間での熱の伝達を従来よりも低減させることができるX線撮像装置を提供すること。
【解決手段】 被検体105を撮像するX線撮像装置は、X線源からのX線を回折して干渉パターンを形成する回折格子102と、回折格子の温度調節をする温度調節部と、回折格子からのX線を検出する検出器と、を備える。温度調節部は、被検体設置前の回折格子の温度Taが下記式を満たすように回折格子の温度調節をする。
a×b×|(Ta−Tb)|<(d/2)
a:回折格子の周期方向における、回折格子の固定位置から回折格子のX線照射範囲の端部までの長さ
b:回折格子の線膨張係数
d:回折格子のピッチ
Tb:被検体撮像時の回折格子の温度 (もっと読む)


【課題】放射線源を支持する支柱の撓みにより生じるFPDと照射範囲との位置ズレを取り除くことにより、診断に適した画像を取得しつつ、被検体の無用な被曝を避けることができる放射線撮影装置を提供する。
【解決手段】本発明によれば、X線管3を支持する支柱5の撓みにより生じるFPD4の検出面4aとX線の照射範囲との位置のズレを確実に取り除くことが可能なX線撮影装置1を提供できる。すなわち、本発明によれば、支柱5の傾斜に応じてFPD4の検出面4aと照射範囲との位置関係を天板2の長手方向について調整するようになっている。この様にすると、FPD4の検出面4aとX線の照射範囲との位置のズレが確実に取り除かれ、診断に適した画像が取得できる。また、本発明によれば、被検体Mの無用な被曝を避けることができる。 (もっと読む)


【課題】術者の操作の煩雑さを軽減し光学ランプの寿命が向上された放射線撮影装置を提供する。
【解決手段】本発明の構成によれば、X線管3の照射範囲を知るための光学ランプ3pを備えている。光学ランプ3pの適切な点灯時間は撮影の様式によって異なる。そこで、本発明によれば、光学ランプ制御部9は、術者が指定した撮影様式に対応する点灯時間だけ光学ランプ3pを点灯させるようにしている。このようにすることで、光学ランプ3pの寿命を長くしてメンテナンスを容易とするとともに、光学ランプ3pによるコリメータ53aの発熱を極力抑制することが可能な放射線撮影装置が提供できる。 (もっと読む)


【課題】被ばく量を低減可能で、しかも安価で高性能なX線CT装置を提供すること。
【解決手段】X線源と、前記X線源と被検体との間に配置され、X線の一部分を遮蔽する遮蔽物が形成されたウエッジと、前記ウエッジの位置を移動させるウエッジ駆動部と、スキャン実行期間中に前記ウエッジ駆動部を制御して、前記ウエッジの位置を制御するシステム制御部と、を有するX線CT装置。 (もっと読む)


【課題】回転角度の制限を解消することができる補償フィルタ装置およびそれを用いたX線撮影装置を提供することを目的とする。
【解決手段】ギア1および補償フィルタ板Fが、突起1a・穴Faがある支持箇所を中心にして回転可能になるように、それぞれを構成する。さらに、ギア11に突起11bを設けるとともに、補償フィルタ板Fに当該突起11bに嵌合して当該突起11bが移動可能な長穴Fbを設けることで、ギア11によって補償フィルタ板Fが、突起11bが設けられた箇所で保持されつつ、長穴Fbの範囲内で移動可能となる。その結果、2つのギア1,11をそれぞれ一方向に回転駆動させ続けることが可能であるので、回転角度の制限を解消することができる。 (もっと読む)


【課題】X線等の放射線による位相イメージングにおいて、管電圧波形の波尾による影響をなくし、得られる放射線位相コントラスト画像の画質を高める。
【解決手段】放射線画像検出装置は、第1の格子と、第1の格子を通過した放射線により形成される放射線像のパターン周期と実質的に一致する周期を有する第2の格子と、放射線像と第2の格子との位相差が互いに異なる複数の相対位置に、放射線像と第2の格子とを相対変位させる走査手段と、第2の格子によってマスキングされた放射線像を検出する放射線画像検出器と、第1の格子に向かう放射線の光路途中に設けたシャッタと、シャッタを開閉駆動するシャッタ駆動手段とを備える。走査手段は、シャッタが閉じて第1の格子に照射される放射線を遮蔽する期間内にのみ、第1の格子及び第2の格子の少なくとも一方を他方に対して相対変位させるようにした。 (もっと読む)


【課題】放射線撮影システム及び放射線撮影方法において、位相イメージングの精度向上を図る。
【解決手段】放射線撮影システムは、X線源11と、第1の透過型格子31と、第2の透過型格子32と、第2の透過型格子32の走査機構と、X線像を検出するフラットパネル検出器30と、位相コントラスト画像を生成する演算処理部と、透過する放射線に既知の屈折角を与えるファントム60とを備え、演算処理部は、ファントム60が放射線に与える屈折角φとファントム60を撮影した際に演算で求められるフラットパネル検出器30の各画素40に入射する放射線の屈折角φとに基づいて、画素40間で感度を一様にする補正係数をこれらの画素40毎に求め、被写体を撮影して演算される各画素40に入射する放射線の屈折角に対して、その画素40の補正係数を用いて感度補正を行い、補正された屈折角の分布に基づいて被写体の位相コントラスト画像を生成する。 (もっと読む)


【課題】位相イメージングを行う放射線撮影において、イメージングの精度向上を図る。
【解決手段】X線源11と、第1の透過型格子31と、第2の透過型格子32と、第2の透過型格子32を移動させる走査機構と、フラットパネル検出器30と、フラットパネル検出器30で取得される複数の画像に基づき、被写体の位相コントラスト画像を生成する演算処理部と、を備え、第1の透過型格子31は、第1の方向に複数の第1の格子片31Aを連結してなり、第2の透過型格子32は、第1の方向に複数の第2の格子片32Aを連結してなり、X線源11の焦点を視点としたフラットパネル検出器30への投影において、隣り合う二つの第1の格子片31Aの連結部31cが投影されるフラットパネル検出器30の各画素40と、隣り合う二つの第2の格子片32Aの連結部32cが投影される各画素40との間には、少なくとも一つの画素40が介在している。 (もっと読む)


【課題】高精度の位置調整が必要とされる縞走査法関連部(マルチ格子、第1格子及び第2格子等)の位置ずれを防止して、適切なモアレ画像を得ることのできるX線撮影装置、及びこれを用いたX線画像システムを提供する。
【解決手段】第1格子14及び第2格子15のうちの少なくとも1つをX線の照射方向と直交する方向に、第1格子14又は第2格子15に対して相対移動させながら撮影を行い、一定周期間隔のモアレ画像を複数得るX線撮影装置1であって、X線源11、第1格子14、第2格子15、被写体台13、X線検出器16が重力方向に沿って配置されており、移動部は、重力方向と直交する方向に移動する移動要素のみにより構成されている。 (もっと読む)


【課題】プレ撮影と本撮影との間での格子位置の変動によるアーチファクトの発生を防止する。
【解決手段】被検体を配置しない状態でのプレ撮影時に、第1及び第2の吸収型格子の走査初期位置(k=0)をξずつ順に変更し、各初期位置から複数回の相対移動(縞走査)を行うことにより、第1の位相微分像を複数取得する。これらの複数の第1の位相微分像から、被検体を配置した状態での本撮影時に得られる第2の位相微分像と、モアレ縞の位置が最も近いものを選択し、選択された第1の位相微分像を、第2の位相微分像から減算する。ξは、走査ピッチ(p/M)より十分に小さい。 (もっと読む)


【課題】プレ撮影と本撮影との間で格子の位置関係が変動したことにより生じるノイズを補正可能とする。
【解決手段】X線撮影システム10は、被検体を配置した状態で行われる本撮影時に位相微分像生成部30により生成される第1の位相微分像と、被検体を配置しない状態で行われるプレ撮影時に位相微分像生成部30により生成される第2の位相微分像(オフセットデータ)とに基づき、FPD20の素抜け領域20bに対応する位相微分値の差分を取ることにより変動量を算出する変動量算出部32と、第1の位相微分像から第2の位相微分像を減算し、さらに、すべての画素について変動量を減算する減算処理部33と、減算処理部33により減算処理がなされた位相微分像から位相コントラスト画像を生成する位相コントラスト画像生成部34とを備える。 (もっと読む)


【課題】構造が簡易で、大視野化が容易となり、さらにはコスト低減が可能になるX線撮像装置を提供する。
【解決手段】X線源10は、必要量のX線を、格子20に向けて照射する。格子20は、格子20に向けて照射されたX線を回折することにより、格子20の自己像を形成する。X線画像検出器30は、格子20により回折されたX線を検出する。かつ、X線画像検出器30は、自己像が形成される位置又はその近傍に配置されている。X線源10と格子20との間隔R1と、格子20とX線画像検出器30との間隔R2とは、所定の条件を満足している。さらに、画像検出器30における空間分解能と、自己像の周期とも、所定の条件を満たしている。 (もっと読む)


【課題】X線骨密度測定装置において、高エネルギーX線ビームと低エネルギーX線ビームとの間の移行期間における測定に用いられない不安定なX線ビームの遮蔽と、X線発生器の冷却と、を簡易な構造で両立させる。
【解決手段】X線ビームを調整するフィルタプレート52において、フィルタ部分54と開口部分56との境界線上に遮蔽部材55を設けた。遮蔽部材55は、フィルタプレート52の回転面(円板面)に対して垂直な面を持つ板状部材である。フィルタプレート52は、ハブ58周りを回転する。高低の各エネルギーの照射期間の間の移行期間では、X線ビームの経路上に遮蔽部材55が位置するので、不安定なため測定に用いられない移行期間のX線ビームが遮蔽又は減弱される。また、フィルタプレート52の回転により、遮蔽部材55が大きな気流を起こし、その気流により、例えば下方にあるX線発生器16が冷却される。 (もっと読む)


【課題】 X線管装置から出力するX線を被検体に照射し、被検体を透過したX線をX線検出器で検出することで被検体のX線信号を得るX線撮影装置において、前記X線を前記X線検出器に対し斜入させて撮影する場合でも、X線絞り羽の可動機構を複雑にすることなく、X線検出器に入射されるX線の照射領域形状を長方形又は正方形にトリミングすることが可能なX線撮影装置を提供する。
【解決手段】 X線管装置が、X線検出器のX線を検出する検出面に対し水平を保つ方向に回転した場合、X線絞り装置内に設置されたX線絞り羽によって形成されるX線開口面を、X線検出器の検出面に対し平行にする。 (もっと読む)


【課題】格子を通して撮影した画像から、格子のX線透過率のばらつきに関する影響を取り除いた吸収画像を生成する。
【解決手段】
第1の吸収型格子21に対して第2の吸収型格子22を一定の走査ピッチで並進させ、各走査位置でX線源11から被検体HにX線を照射し、第1の吸収型格子21により生成されたX線の縞画像を第2の吸収型格子22によって強度変調し、FPD20により検出して複数の縞画像の画像データを生成する。FPD20の補正回路により、複数の縞画像の画像データから、第1及び第2の吸収型格子21、22のX線透過率の面内ばらつきを補正し、位相コントラスト画像生成部25により、補正後の複数の画像データから位相コントラスト画像を生成する。また、吸収画像生成部26により、補正後の複数の画像データから各画素の画素値の平均値を算出し、この平均値に基づいて吸収画像を生成する。 (もっと読む)


【課題】経時変化によって生じる格子の位置ずれを容易かつ正確に検出することを可能とする。
【解決手段】第1の吸収型格子21と第2の吸収型格子22との相対位置を変更することにより得られる複数の縞画像から被検体Hの位相コントラスト画像を取得するX線撮影システム10において、所定強度のX線照射下において、FPD20で取得されメモリ13に記憶された複数の縞画像に基づき、画素ごとに得られる強度変調信号の特性値(例えば、振幅値)の変化に基づいて、第1及び第2の吸収型格子21,22の位置ずれ量を判定する位置ずれ判定部26を設ける。 (もっと読む)



【課題】 装置を小型化し、かつ、被検知物によるX線の吸収効果を考慮した微分位相像または位相像を得ることが可能なX線撮像装置およびX線撮像方法を提供する。
【解決手段】 X線を空間的に分割させ、被検知物に透過させた際に生じるX線の位置変化量に応じて、X線の透過量が連続的に変化するような減衰素子を用いる。一方の減衰素子と、この一方の減衰素子とは透過量の増減量が異なるか、または、増減傾向が異なる他方の減衰素子とを用いて透過率を算出する。この透過率を用いて、被検知物の微分位相像等を演算する。 (もっと読む)


【課題】 装置を小型化し、かつ、被検知物によるX線の吸収効果を考慮した微分位相像または位相像を得ることが可能なX線撮像装置およびX線撮像方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 分割素子により分割されたX線を被検知物に透過させた際に生じるX線の位置変化量を測定する。この位置変化量は入射位置に応じて透過量が連続的に変化する第1の減衰素子によって計測することができる。この際に、X線の入射位置に応じて透過量が変化しない第2の減衰素子を用いて算出した透過率を利用する。 (もっと読む)


本発明は、一般にX線画像の取得技術に関する。X画像取得のための位相コントラストを使用することは、取得される画像の構造の視認性を著しく向上させる。しかし、位相コントラスト情報は、小検出領域において得られるのみであり、引き続いて画像を取得することは、個別の位相ステッピング状態を必要とし、そうしてX線像の再構築を可能にする。従って、位相コントラスト画像のための格子装置が提供され、それは、視野のスキャンの間に、オンザフライのステッピングを可能にする。本発明によれば、位相コントラスト画像のための格子装置(1)が供給され、第1の格子要素(8)と第2の格子要素(10)とを含む。第1の格子要素(8)と第2の格子要素(10)の各々は、トレンチ構造を有する。そのトレンチ構造は、少なくとも1つのトレンチ領域(9)と少なくとも1つのバリア領域(3)とを有する。その少なくとも1つのトレンチ領域(9)と少なくとも1つのバリア領域(3)とは、少なくとも局所的には平行に配置される。第1の格子要素(8)と第2の格子要素(10)とは、第1の格子要素(8)のトレンチ構造と第2の格子要素(10)のトレンチ構造とが角度αを有する非平行であるように配置される。
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