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Fターム[4D006MC40]の内容

半透膜を用いた分離 (123,001) | 膜の材質 (18,800) | 高分子有機材料 (15,071) | 炭素=炭素不飽和の反応によるもの (7,259) | 側鎖に窒素複素環を有するもの (288)

Fターム[4D006MC40]に分類される特許

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【課題】 安全性や性能の安定性が高く、かつモジュール組み立て性に優れており、さらに小分子量物質の透過性能に優れ、慢性腎不全の治療に用いる高透水性能を有する血液浄化器用として好適であるポリスルホン系中空糸膜を提供する。
【解決手段】 本発明は、ポリスルホン系樹脂および親水性高分子を主成分としてなる選択透過性中空糸膜において、(イ)内表面最表層の親水性高分子含有量が、該内表面表面近傍層の親水性高分子含有量の1.1倍以上、(ロ)外表面最表層の親水性高分子含有量が、内表面最表層の親水性高分子含有量の1.1倍以上、(ハ)破断強力が50g/filament以下、降伏強力が30g/filament以下、(ニ)波長10mm以上、振幅0.2mm以上のクリンプが付与された中空糸膜であって、該中空糸膜をハウジングした血液浄化器において、(ホ)該血液浄化器の接着端面に含まれる変形中空糸膜の数が中空糸膜総数の0.5% 以下である血液浄化器である。 (もっと読む)


合成ポリマーをベースとする一体型非対称構造を有する、血液処理用の親水性の半透性中空糸膜。この中空糸膜は、その内面上に分離層及びそれに隣接している開放気泡性支持層並びに5〜25ml/(h・m・mmHg)のアルブミン溶液中の限外濾過率を有している。この中空糸膜は、細孔安定化添加剤不含であり、高くても0.005のアルブミンのふるい係数を有し、並びにSKCC≧5・10−5・UFRAlb−0.004・UFRAlb+1.081・UFRAlb−0.25の関係式に当てはまるチトクロームCのふるい係数を有している。その製造時に、第1の合成ポリマー並びに場合によっては第2の親水性ポリマーからの紡糸液が、中空糸ノズルのリングスリットを通って押し出されて中空糸にされ、かつ同時に中空糸の内部で凝固を起こさせる凝固媒体が内部充填物として、中空糸ノズルの中央開口部を通って押し出され、これによって中空糸の内側に分離層並びに膜構造を形成させる、非溶剤−誘導凝固法によるこのような膜の製造法において、この方法は、内部充填物が負の固定電荷を有する高分子電解質を含有していることを特徴としている。
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a)膜形成ポリマーおよび溶剤系を含有する紡糸液を製造する工程、b)紡糸液を成形工具により第1および第2の表面を有する成形体にする工程、c)第1および/または第2の表面を沈殿剤系と接触させて第1および/または第2の表面上に分離層を有する膜を形成する工程、d)膜を洗浄し、かつ場合により乾燥させる工程、を有する、少なくとも1の分離層および該分離層と境界を接する支持層とを有する一体型非対称膜の製造方法において、工程c)で沈殿剤系が負の固定電荷を有する高分子電解質を含有する。本発明による膜は、公知の方法により製造された膜と比較して、中程度の大きさの分子、たとえばシトクロムCと、高分子のタンパク質、たとえばアルブミンとの間の明らかにより高い分離精度を有する。 (もっと読む)


本発明は、合成ポリマーをベースとする、一体非対称構造を有する血液治療用の親水性反透過性中空繊維膜に関する。中空繊維膜は、その内面に細孔を有する分離層及びこの層と隣接した開気孔の支持層を有し並びに25〜60ml/(h・m・mmHg)の範囲のアルブミン溶液中の限外濾過率を有する。中空繊維膜は、細孔安定化添加物不含であり、少なくとも0.8のチトクロームCのふるい係数及び最高0.005のアルブミンのふるい係数を有する。非溶剤誘発凝固をベースとするこのような膜の製法にも関するが、その際、合成第1ポリマー並びに場合により親水性第2ポリマーから成る紡糸溶液を中空繊維ノズルの環状スリットを通して中空繊維にし、同時に凝固剤を内部充填剤として中空繊維ノズルの中央開口を通して押出し、この凝固剤は中空繊維の内部で凝固を起こし、それによって分離層が中空繊維の内側に形成され並びに膜構造が形成されるが、その際、この方法は内部充填剤が負の固定電荷を有する高分子電解質を含有することを特徴とする。 (もっと読む)


本発明者らは、骨代謝異常の原因となる生体内へのリン酸イオンの蓄積を改善すべく、抗血栓性を損なわずにリンの除去性能を高めた中空糸膜を提供することを課題とし、特定の膜構造および膜組成の中空糸膜において、膜内表面の荷電に極めて有用な範囲が存在することを見出した。より具体的には、一定の測定条件下で、中空糸膜内表面のゼータ電位が−3.0mVより大きく0mV未満という限られた範囲において、前記目的が達成できることを見出し、本発明を完成した。 (もっと読む)


本発明は、クメンの改良された製造方法に関する。より詳しくは、本発明は、触媒型メンブランリアクターを用いるクメンの製造方法に関する。前記方法に用いられるメンブランは、前進する方向に反応を促進するので、副生成物の形成が低減されるか、排除される。 (もっと読む)


浄水方法、特に、膜蒸留法によって塩水から淡水を得るための方法が開示される。下記の手段の組み合わせによって、従来の方法と比較して、投資コストと運転費用が大幅に低減される。即ち、処理対象水を、少なくともその一部が疎水性の蒸気透過性膜からなる壁を有する供給チャンバ内に保持する、前記疎水性膜よりも大きな厚みと単位面積当たり低い熱伝導性を有する親水性膜を前記疎水性膜に対して平行に延出させる、ポンプ作用によって、処理対象水と淡水との間に蒸気圧差を作り出し、これにより、このポンプ作用によって作り出される蒸気圧の差によって膜蒸留が行われ、水が前記親水性膜の孔中で凝縮する。
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【課題】 本発明の課題は、微小な多孔質部をその一部に有するフィルム状の部材や、多孔質部を有する非常に薄くかつ柔軟なフィルム状の部材を工業的に安定した方法で精度良く他の部材に積層し固着して、多孔質部を有するマイクロ流体デバイスを製造する方法を提供する。
【解決手段】 塗工支持体上に活性エネルギー線硬化性組成物を塗工し、部材の少なくとも一部に部材の表裏に達する細孔からなる多孔質部を有する硬化又は半硬化状の塗膜から成る第一部材を形成する工程、表面に達する流路となる欠損部を有する第二部材の前記欠損部の少なくとも一部に、第一部材の多孔質部を重ねるように積層し固着する工程、及び塗工支持体を第一部材から除去する工程を含む、流路と該流路と接続された多孔質部を有するマイクロ流体デバイスの製造方法。 (もっと読む)


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