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Fターム[4D006NA12]の内容

半透膜を用いた分離 (123,001) | 膜の製造方法 (6,891) | 溶解法 (1,427) | ドープに添加剤を加えるもの (113)

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【課題】高い透水性能と優れた分離性能を有し、また機械的強度と化学的強度にも優れるポリフッ化ビニリデン微多孔膜とその製造方法を提供すること。
【解決手段】ポリフッ化ビニリデン系樹脂を水溶性潜溶剤と共に高温で溶解して得られるドープを乾湿式法により水または水と水溶性潜溶剤の混合液からなる冷却浴に導き、断面バルク層は主として熱誘起相分離法により、外表面は主として非溶剤誘起相分離法により製膜を行うことにより、断面のバルク層の空隙率が外表面開孔率よりも大きく、膜断面において緻密な表層の微細構造とバルク層の粗な構造が実質的に不連続に変化することを特徴とする、異方性を有するポリフッ化ビニリデン系中空糸型微多孔膜。 (もっと読む)


【課題】膜厚の大きな変動をいち早く知ることができる中空糸膜の製造方法を提供する。
【解決手段】光を透過する明部と、該明部よりも光線透過率が5%以上低い暗部とが存在する中空糸膜またはその前駆体13を、光源11と画像撮影手段12との間に通過させつつ画像撮影手段12で中空糸膜またはその前駆体13の画像を撮影することによって、インラインで中空糸膜またはその前駆体13の膜厚を測定しながら中空糸膜を製造する。 (もっと読む)


【課題】編物により補強された複合中空繊維膜を提供する。
【解決手段】補強材の管状編物と、該管状編物の表面にコーティングされた高分子樹脂薄膜とで構成された、編物により補強された複合中空繊維膜は、前記管状編物が、繊度0.01〜0.4デニールのモノフィラメントからなるマルチフィラメントで構成され、前記管状編物とその表面にコーティングされた高分子樹脂薄膜間の剥離強度が1〜10MPaである。本発明の複合中空繊維膜は、補強材の管状編物を構成するモノフィラメントの繊度が0.01〜0.4デニールと細いため、高分子樹脂薄膜と接触する管状編物の表面積が増加し、管状編物とその表面にコーティングされた高分子樹脂薄膜間の剥離強度に優れると同時に、毛細管現象によって複合中空繊維膜の初期濡れ性が80〜120%と優れる。 (もっと読む)


精密濾過部材としての使用に適した、一本当りの透水率が大きく且つ長さ依存性が少ないとともに、濾過モジュールとした際の容量当りの処理効率の大なるフッ化ビニリデン系樹脂多孔質中空糸が、下記の要件(イ)〜(ニ)を満たすことにより与えられる。すなわち、重量平均分子量が30万以上のフッ化ビニリデン系樹脂からなる多孔質中空糸であって、試長L=0.2〜0.8(m)の範囲において差圧100kPa、水温25℃の条件で測定される透水率F(m/m・day)と試長Lの直線関係式:F=C・L+F(式1)において、
(イ)平均傾きC(/day)が−20≦C≦0,
(ロ)切片(基礎透水率)F(m/m・day)がF≧30、
(ハ)F(m/m・day)とハーフドライ法による平均孔径P(μm)の関係がF/P≧300、および
(ニ)外径が3mm以下。
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【課題】多孔性オルガノピラードクレイからなる大面積の無機中空自立薄膜を提供する。
【解決手段】分子を収容可能なミクロ細孔が集積、保持された自立膜構造体であって、層状無機化合物の層間空隙と、該空隙を保持するイオン性有機物から形成されていること、該無機膜の膜外表面の面積が1cm以上であることを特徴とする微空間集積無機膜、その製造方法、及び該微空間集積無機膜からなる分離又は吸着部材。
【効果】本発明の大面積で自立した微空間集積無機膜は、所望の形状への成形性、及び原子、分子等の吸着、分離性能に優れているため、各種分離材、消臭壁材、脱臭シート、メンブレンフィルター等として有用である。 (もっと読む)


【課題】本発明は押出し安定性に優れかつ機械的物性に優れる環境を考慮したポリオレフィン系多孔質膜の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明は、ポリオレフィン系樹脂を、高温で均一な溶液相が形成可能で、かつ冷却により二相分離する能力を有する有機物に溶解させた均一溶液を押出成形し、エアギャップを経て冷却浴にてポリオレフィン系樹脂溶液を冷却固化させポリオレフィン系多孔質前駆体を得、その後抽出溶剤を用いて該有機物を抽出することによりポリオレフィン系樹脂多孔質膜を得る方法において、該有機物が高級アルコールであり、ポリオレフィン樹脂の極限粘度が5〜20dl/g、かつポリオレフィン系樹脂溶液中のポリオレフィン系樹脂の濃度が5〜30wt%であることを特徴とするポリオレフィン系多孔質膜の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】多孔質膜の収縮を抑制して、チャック不良や空孔率の低下の問題を効果的に防止できる多孔質膜の製造方法、並びに電池用セパレータの製造方法を提供する。
【解決手段】製膜後に低分子量物を含有する多孔質膜15から洗浄溶剤を用いて低分子量物を除去した後、多孔質膜15を乾燥させる工程を含む多孔質膜の製造方法において、前記多孔質膜15から洗浄溶剤を用いて低分子量物を除去する工程と、その洗浄溶剤より沸点が低く水と相溶しない低沸点溶剤11に多孔質膜15を浸漬して前記洗浄溶剤11を置換する工程と、水膜12aを形成しながら多孔質膜15を浸漬浴10から引き上げて気相雰囲気で乾燥させる工程とを含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、水処理におけるクリプトスポリジウム等の原虫の除去や除菌及び除濁等の濾過のフィルター用途等に好適なポリオレフィン系中空糸多孔質膜を提供する。
【解決手段】本発明は、ポリオレフィン系樹脂を炭素数10以上20未満の高級アルコールに溶解して得られたポリオレフィン溶液に、ポリオレフィン系樹脂100重量部に対して潤滑剤成分を0.10重量部以上6.00重量部以下添加して、押出し成形して得られるポリオレフィン系中空糸状多孔質膜であって、該ポリオレフィン系中空糸状多孔質膜を構成するポリオレフィン系樹脂の極限粘度が7dl/g以上、空孔率が60%〜90%、平均粒径0.05〜1.0μmのラテックス標準粒子を95%以上阻止する平均孔径を有することを特徴とするポリオレフィン系中空糸状多孔質膜である。 (もっと読む)


気体成分の混合物から気体成分を分離するための混合マトリックス膜が開示される。前記膜は、ポリマー中に分散した無機多孔性粒子、好ましくはモレキュラーシーブを有する連続相ポリマーを含む。前記ポリマーは、少なくとも(20)のCO/CH選択率を有し、多孔性粒子は少なくとも0.1ccSTP/gのメソ多孔性を有する。混合マトリックス膜は、ニートポリマーから作製された膜10に比較して、CO透過率が少なくとも30%の増加を示し、選択率の減少は10%以下である。多孔性粒子は、それだけには限らないが、CVX−7及びSSZ−13などのモレキュラーシーブ、及び/又は必要とされるメソ多孔性を有する他のモレキュラーシーブを含むこともできる。混合マトリックス膜を作製する方法も同様に説明される。更に、メソ多孔性粒子を有する混合マトリックス膜を使用して、気体成分を気体成分の混合物から分離する方法について開示される。
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比較的高い分子量樹脂本来の融点Tm2と結晶化温度Tcとの差Tm2−Tcが32℃以下であることで代表される改善された結晶特性を有するフッ化ビニリデン系樹脂を、フッ化ビニリデン系樹脂の可塑剤および良溶媒とともに混合して得た組成物を、中空糸膜状に溶融押出し、その後冷却媒体中に導入して外側面から冷却し、固化、可塑剤の抽出、延伸に付することにより、X線回折法により結晶配向部と結晶非配向部の混在が認められるフッ化ビニリデン系樹脂中空糸多孔膜を製造する。得られたフッ化ビニリデン系樹脂多孔膜は、適度の寸法と分布の微細孔を有し、且つ引張り強度および破断伸度で代表される機械的強度が優れ、精密濾水膜として有用である。 (もっと読む)


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