説明

Fターム[4D076BA03]の内容

Fターム[4D076BA03]に分類される特許

1 - 4 / 4


【課題】濃縮器の伝熱効率を高めることにより、医薬品(酵素、抗生物質、蛋白質液等)や食物色素等の液体を濃縮する場合でも、熱変性させることなく濃縮することを可能とする。
【解決手段】内部に液体を貯留する濃縮缶10と、濃縮缶10の内部に設けられ、外壁筒31a及び内壁筒31bからなる筒状の二重壁(側部31)を有する加熱体30と、二重壁の間に形成され、熱媒体を流通させる熱媒体通路(蒸気通路33b)と、加熱体30を液体に対して相対的に回転させ、遠心力を発生させる回転手段(駆動モータ40)とを備える。 (もっと読む)


本発明は、装置内で精製を行う不飽和化合物の精製方法であって、当該装置が少なくとも2つの蒸発器を有し、かつこれらの蒸発器は前記不飽和化合物の一部が1つの循環に送られるように接続されており、この際に第一の蒸発器で凝縮された蒸発物が単離され、かつ第二の蒸発器で凝縮された蒸発物が第一の蒸発器に導入される方法に関し、本方法は、凝縮された蒸発物を第一の蒸発器で精製すべき混合物から単離する質量流量が、凝縮された蒸発物を第二の蒸発器から第一の蒸発器に導入する質量流量よりも少ないことを特徴とする。さらに本発明は本方法を実施するための装置を記載し、当該装置は少なくとも3つの蒸発器を有し、これらの蒸発器は、第一の蒸発器の液相に残る残留物を、第二の蒸発器に導入することができ、第二の蒸発器の凝縮された蒸発物を第一の蒸発器に、及び第二の蒸発器の液相に残る残留物を第三の蒸発器に導入することができ、かつ第三の蒸発器の凝縮された蒸発物を、第二の蒸発器に導入することができるように、相互に接続されている。
(もっと読む)


【課題】 濃縮率が高く、濃縮倍率を任意に制御でき、溶液に与える熱的ストレスが少なく、連続的に溶液を濃縮できる連続式の濃縮装置を提供する。
【解決手段】 濃縮装置は、鉛直方向に向けて配置された少なくとも一つの加熱管(27)と、加熱管(27)にその下端開口(29)から溶液(2)を供給する供給部(3)と、加熱管(27)の上部を囲み、加熱管(27)の上端開口(28)上に位置する液滴分離室(43)と、加熱管の上端開口を囲む濃縮液回収室(39)を形成する容器(37)と、濃縮液回収室(39)と加熱管(27)の下端開口(29)を接続する濃縮液返送管(46)と、液滴分離室(43)に配置され、蒸気中に含まれる液滴を分離して濃縮液回収室(39)に落下供給する液滴分離器(45)を備えている。 (もっと読む)


【課題】 ガラス基板のエッチング工程などから排出されたフッ酸廃液から蒸留法により精製フッ酸を回収するバッチ処理方式のフッ酸の回収方法であって、スケーリングの発生がなく、不純物の一層少ない精製フッ酸を高い収率で回収でき、装置を簡素化し得るフッ酸の回収方法を提供する。
【解決手段】 フッ酸の回収方法においては、蒸発釜(1)でフッ酸廃液を加熱して粗フッ酸を蒸気として取り出すと共に、蒸留塔(2)で粗フッ酸を蒸留して留出液を回収する操作を通じ、留出液のフッ化水素濃度が回収水上限濃度以下の場合は当該留出液を回収水として回収し、留出液のフッ化水素濃度が回収水上限濃度より高く且つフッ酸回収濃度未満の場合は当該留出液を中間液として回収し、留出液のフッ化水素濃度がフッ酸回収濃度以上の場合は当該留出液を精製フッ酸として回収する。そして、蒸留塔(2)のフッ酸廃液に金属成分の析出を抑制するに足る量の硫酸を添加する。 (もっと読む)


1 - 4 / 4