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Fターム[4E016FA04]の内容

Fターム[4E016FA04]に分類される特許

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【課題】成形面に耐摩耗性が付与され、かつ、機械加工して成形面とするときの切削性にも優れる球状黒鉛鋳鉄製鋼管成形用ロールを提供する。
【解決手段】鋼板から鋼管を成形する少なくとも1つの成形面を有する球状黒鉛鋳鉄製鋼管成形用ロールであって、質量%で、C:3.2〜3.6%、Si:1.0〜1.8%、Mn:0.4〜0.6%、P:0.08%未満、S:0.08%未満、Ni:1.5〜2.8%、Cr:0.85〜1.9%、Mo:0.4〜0.8%、及び、Mg:0.03〜0.09%を含有させ、残部はFe及び不可避的不純物の組成とし、前記成形面からの深さが20mmまでの部位で、マルテンサイト及びベイナイトを基地として、セメンタイトを、面積率で15〜25%含有させ、ショア硬さを、55〜65にする。 (もっと読む)


【課題】孔型ロールを用いて高強度の素管を高加工度で冷間圧延するピルガー圧延において、孔型ロールの工具寿命を長寿命化することが可能な高強度管の製造方法を提供する。
【解決手段】1対の孔型ロールと、その孔型ロールの間にマンドレルを備えたピルガー圧延により、引張降伏応力が700MPa以上の素管を、断面減少率が70%以上で冷間圧延する高強度管の製造方法であって、HRCで57〜61の硬度を有する低合金高速度鋼からなる孔型ロールを用いることを特徴とする。低合金高速度鋼は、質量%で、C:0.50〜0.75%、Si:0.02〜2.00%、Mn:0.1〜3.0%、P:0.05%以下、S:0.01%以下、Cr:5.0〜6.0%、Mo:1.5〜4.0%、W:0.5〜2.0%、V:0.70〜1.25%およびAl:0.1%以下を含有し、残部がFeおよび不純物からなる化学組成を有するのが好ましい。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性、およびロール表層の耐疲労性に優れた熱間圧延用遠心鋳造製ロール外層材および遠心鋳造製複合ロールを提供する。
【解決手段】外層を、質量%で、C:2.2〜2.8%、Si:0.2〜0.7%、Mn:0.2〜0.7%、Cr:5.0〜8.0%、Mo:4.4〜6.0%、V:5.3〜7.0%、Nb:0.6〜1.3%、Ti:0.002〜0.1%、Cu:0.01〜0.2%を、10.4<(Mo+V)≦12.5、および0.6≦(C−0.24V−0.13Nb−0.25Ti)≦1.3(ここで、Mo、V、C、Nb:各元素の含有量(質量%))を満足するように含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有する遠心鋳造製外層材とし、該外層材に軸材を溶着一体化した複合ロールとする。これにより、耐摩耗性に優れるとともに、表層の耐疲労性にも優れた、熱間仕上圧延後段用ロールとして好適な遠心鋳造製複合ロールとなる。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性、およびロール表層の耐疲労性に優れた熱間圧延用遠心鋳造製ロール外層材および遠心鋳造製複合ロールを提供する。
【解決手段】外層を、C:2.2〜2.6%、Si:0.2〜0.7%、Mn:0.2〜0.7%、Cr:5.0〜8.0%、Mo:4.4〜6.0%、V:5.3〜7.0%、Nb:0.6〜1.3%を、10.0<(Mo+V)≦12.5および0.6≦(C−0.24V−0.13Nb)≦1.3(ここで、Mo、V、C、Nb:各元素の含有量(質量%))を満足するように含有し、さらにCo:0.1〜4%およびB:0.01〜0.06%を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有する遠心鋳造製外層材とし、該外層材に軸材を溶着一体化した複合ロールとする。これにより、耐摩耗性に優れるとともに、表層の耐疲労性にも優れた、熱間仕上圧延後段用ロールとして好適な、遠心鋳造製複合ロールとなる。 (もっと読む)


【課題】スリーブロールとシャフトディスクとの滑りによるスリーブロールの摩耗を低減させて、安定した圧延を行える圧延用複合スリーブロールを提供する。
【解決手段】駆動力の伝達を受けるシャフトディスク3から与えられる摩擦力により回転し、熱間圧延を行う3ロール圧延機10に用いられる圧延用複合スリーブロール1であって、シャフトディスク3よりも先端側に突出している外層部5と、シャフトディスク3と接触する内層部6の側面1aの一部が、硬度80〜90Hsのハイス材7からなり、シャフトディスク3と接触する内層部6の内面1bの少なくとも一部が硬度65Hs以上である。 (もっと読む)


【課題】ロール製造時におけるロール割れ破壊や、ロール使用時におけるロール割損を防止でき、耐割れ性に優れた冷間圧延用鍛鋼ロールを製造することができる冷間圧延用鍛鋼ロールの製造方法を提供する。
【解決手段】冷間圧延用鍛鋼ロールを製造する方法において、造塊、鍛造、球状化焼鈍処理、調質処理及び機械加工の各工程をこの順に経て、焼入れ時の形状に加工されたロールを作製し、前記ロールの胴部に、誘導加熱により急速加熱した後に水で急冷する焼入れ処理を施すに先立ち、加熱炉にて前記ロール全体を予熱するに際し、予熱温度を375℃以上425℃以下とする。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性、およびロール表層の耐疲労性に優れた熱間圧延用遠心鋳造製ロール外層材および遠心鋳造製複合ロールを提供する。
【解決手段】外層を、C:2.2〜2.6%、Si:0.2〜0.7%、Mn:0.2〜0.7%、Cr:5.0〜8.0%、Mo:4.4〜6.0%、V:5.3〜7.0%、Nb:0.6〜1.3%を、10.0<Mo+V≦12.5および0.6≦C−0.24V−0.13Nb≦1.3(ここで、Mo、V、C、Nb:各元素の含有量(質量%))を満足するように含有し、さらにCo:0.1〜4%を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有する遠心鋳造製外層材とし、該外層材に軸材を溶着一体化した複合ロールとする。これにより、耐摩耗性に優れるとともに、表層の耐疲労性にも優れた、熱間仕上圧延後段用ロールとして好適な、遠心鋳造製複合ロールとなる。 (もっと読む)


【課題】高価なマイクロアロイ等の元素を使用したり、特殊な製法等を採用したりすることがなくても、優れた靭性を確保することができ、高負荷環境時でも圧延時に割れが発生することがない靭性に優れた鍛鋼製冷間圧延ロールを提供することを課題とする。
【解決手段】質量%で、C:0.6〜1.2%、Si:0.4〜0.8%、Mn:0.4〜1.0%、Ni:0.4〜1.0%、Cr:3.0〜6.0%、Mo:0.2〜0.5%、を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる鍛鋼製冷間圧延ロールであって、表層部の金属組織に分散した炭化物の平均粒径が1μm以下且つ、分散した炭化物の面積分率が5〜30%である。 (もっと読む)


【課題】微細表面パターンが容易に作成された、圧延に適した表面硬さを備えた圧延ロールを提供する。
【解決手段】圧延ロール7は、薄肉の平板である元板1に感光樹脂膜2を塗布してマスク3を用いて露光し腐食及び洗浄する工程S1と、曲げ加工して平板を薄肉円筒形状のスリーブ4に成型する工程S2と、スリーブ4を窒化熱処理して表面を硬化させる工程S3と、硬化スリーブ5をロール基体6に挿入して圧延ロール7に組み立てる工程S4とを含む製造方法により製造される。 (もっと読む)


【課題】熱間粗圧延、特に熱疲労き裂に対し損傷が小さくかつこの種のロールが有する耐摩耗性を適度に有して消耗が少ない熱間圧延用複合ロール及びその製造方法を提供する。
【解決手段】組合せモールド12内に芯材13を挿入しその外周の環状空隙部に溶湯14を注入して芯材13を連続的に降下させ、肉盛層15を形成した後、熱処理と機械加工を行って製造される熱間圧延用複合ロールであり、溶湯14は、C:1.0〜2.0質量%、Si:0.2〜2.0質量%、Mn:0.2〜2.0質量%、V:4.0〜8.0質量%、Cr:2.0〜5.0質量%、Mo及び/又はW:2.0〜8.0質量%、及びTi:0.05〜0.30質量%を含有し残部がFeで、肉盛層15に晶出したMC、MC及びMの1種又は2種以上の金属炭化物の占有率を3.0面積%以下、及び金属炭化物のサイズと二次デンドライト組織の結晶粒サイズを50μm以下に微細化した。 (もっと読む)


【課題】 従来の圧延用ロールにおける問題点を解消し、優れた耐摩耗性および耐熱亀裂性を兼備するとともに、外層と内層とが健全に溶着された圧延用複合ロールの提供を目的とする。
【解決手段】 遠心力鋳造されてなる圧延用複合ロールであって、その外層は円相当直径で10μmを超える粒状炭化物が面積率で20%を超え60%以下、非粒状炭化物が面積率で5%以下である組織と、基地の硬さがビッカース硬さでHv550を超えHv900以下である外層と、前記外層の内面に金属接合された化学成分が質量%で、C:0.5%〜3.0%、Si:0.1%〜3.0%、Mn:0.1%〜3.0%を含有したFe基合金からなる内層を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 ロール本体と溶射被膜との密着性を従来よりも向上させ、溶射法により製造したロールの使用範囲を広げることが可能なロールの製造方法及びこれを用いて製造したロールを提供する。
【解決手段】 ロール本体10の表層部11を硬化させ、その表面に結合材を含む硬質セラミックスを、溶射速度800m/秒を超え1200m/秒以下で高速溶射し、気孔率が1.5体積%以下の溶射被膜12を形成する。また、ロール本体10の表層部11は、硬化肉盛層の形成又は焼入れにより硬化させる。 (もっと読む)


【課題】 焼入れの際のオーステナイト化温度までの加熱において,外層の加熱時,内層の昇熱を最小限に抑え,内層の脆化,結晶粒の粗大化を防止するとともに,短時間で外層のみをオーステナイト化でき,外層の炭化物を基地中に十分固溶させ,ハイスの特性を引き出すことが可能な圧延用複合ロールの熱処理方法を提供する。
【解決手段】 本発明に係る圧延用複合ロールの熱処理方法においては,圧延用複合ロールに焼入れを施す際のオーステナイト化温度までの加熱は,圧延用複合ロールのうち内層の第2加熱炉に収容される部分と外層の両端面部とを断熱した後,第1加熱炉内にて圧延用複合ロールを常温から600〜700℃まで10〜30℃/Hrの昇温速度で加熱する第1工程と,第2加熱炉に圧延用複合ロールを移動させた後に外層を600〜700℃から1050〜1150℃まで300〜600℃/Hrの昇温速度で加熱する第2工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】焼入れ処理時の外層、芯材の境界からの剥離トラブルを防止できる熱間圧延用複合ロールの製造方法及び複合ロールを提供する。
【解決手段】低合金鋼又は鋳鋼からなる芯材の周囲に、外層材としてハイス系成分からなる溶湯を連続鋳掛け肉盛り法にて溶着一体化してなる熱間圧延用複合ロールの製造方法において、前記連続鋳掛け法にて、外層と芯材との断面面積比率が1.0以上で外層長さが外径の1.5倍以上の複合ロール素材を形成後、熱処理において、オーステナイト化温度:950〜1150℃に3時間以上加熱した後、200〜300℃まで1〜3時間で冷却した後、その温度で保定又は引続いて焼戻しを数回行い、外層硬度80Hs以上にしたる熱間圧延用複合ロールの製造方法。 (もっと読む)


【課題】連続熱間圧延するに際し、ワークロールが割損してしまうのを抑制し、サーマルクラウン全体の大きさを小さくするとともに、その胴長方向の分布も均一に近づけ、被圧延材の平坦度を良好にし、絞りや、3枚重ねで圧延することに伴う穴あき、そして、破断などの通板トラブルの発生を抑制し、製品品質の向上にも寄与する。
【解決手段】仕上圧延機の少なくとも1つのワークロールに、鉄系材料を外層とし、内部に超硬合金層を有するロールを用いる。 (もっと読む)


【課題】先端部通板や尾端部尻抜けでの衝撃を受けてもワークロールが割損してしまうのを抑制し、サーマルクラウン全体の大きさを小さくするとともに、その胴長方向の分布も均一に近づけることで、被圧延材の平坦度を良好にし、絞りや、3枚重ねで圧延することに伴う穴あき、そして、破断などの通板トラブルの発生を抑制し、製品品質の向上にも寄与する。
【解決手段】仕上圧延機の少なくとも1つのワークロールに、鉄系材料を外層とし、内部に超硬合金層を有するロールを用いる。 (もっと読む)


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