説明

Fターム[4G021HA01]の内容

Fターム[4G021HA01]の下位に属するFターム

線引き炉 (38)

Fターム[4G021HA01]に分類される特許

1 - 18 / 18


【課題】光ファイバ裸線部分の表面層に、確実かつ安定して残留圧縮応力が付与された光ファイバ素線、すなわち耐曲げ性が確実かつ安定して優れた光ファイバ素線を製造する方法および装置を提供する。
【解決手段】紡糸用加熱炉14から引き出された光ファイバ裸線16を冷却・凝固させた後、光ファイバ裸線16の表面温度が100℃以下となった段階で、光ファイバ裸線16に張力を負荷した状態でその表面層のみを再溶融させ、その後、表面層を再凝固させてから樹脂被覆を施し、これにより張力解放後の状態で光ファイバ裸線16の表面に圧縮応力が存在する光ファイバ素線24を得るようにした。 (もっと読む)


【課題】製造コストの低減を実現できる光ファイバの製造方法を提供する。
【解決手段】長手方向の軸に沿って延びる複数の空孔を有するガラス母材2であって、前記空孔の直径と当該ガラス母材2の外径との比が第1の比であるガラス母材2を準備する準備工程と、前記ガラス母材2の前記複数の空孔内を加圧しつつ当該ガラス母材2の一端を加熱溶融して、長手方向の軸に沿って延びる複数の空孔を有する光ファイバ1を線引きする線引き工程と、を含み、前記光ファイバ1の前記空孔の少なくとも一つの直径と当該光ファイバ1の外径との比を第2の比とすると、前記第2の比と前記第1の比との比が1.0よりも小さくなるように前記ガラス母材2の前記少なくとも一つの空孔内の圧力を調整して前記線引きを行う。 (もっと読む)


【課題】より少ない種類のロッドにより任意の屈折率分布を有する光ファイバを容易に製造する方法を提供する。
【解決手段】屈折率が互いに異なる2種類以上のロッドを含む複数本のロッド11、12を用意し、2以上のロッドユニットを、これら複数本のロッド11、12から選択されたロッドを束ねることで構成し、2回以上の回転対称性を有する断面形状を構成するよう、2以上のロッドユニットが組み合わされた領域1を含む母材を作製し、この母材を線引することで光ファイバを製造する。 (もっと読む)


【課題】既存の円筒状ヒータを用いて、簡単にヒータ加熱の周方向における温度の均一化を実現することが可能な光ファイバ線引き炉と光ファイバ線引き方法を提供する。
【解決手段】光ファイバ母材2が供給される炉心管3と、炉心管を囲む円筒状ヒータ4と、円筒状ヒータに電力を供給するための電極部5a,5bと、円筒状ヒータの外側を囲む断熱材6と、全体を囲む炉筐体を備えた光ファイバ線引き炉を用いた光ファイバの線引きである。この線引きで、前記の円筒状ヒータ4を光ファイバ母材が加熱溶融される温度に昇温し、円筒状ヒータが熱膨張した状態の位置で円筒状ヒータの端子部9a、9bを電極部5a,5bに接続固定し、光ファイバ母材の加熱溶融時に円筒状ヒータ4が真円状態となるようにして、光ファイバ母材2を加熱溶融する。 (もっと読む)


【課題】容易にかつ短時間で定常線引きに移行し、歩留りを向上させることが可能な光ファイバの製造方法を提供する。
【解決手段】光ファイバ母材Gを加熱して軟化させて線引きしたガラスファイバG1に樹脂を被覆して引き取る光ファイバG2の製造方法であって、製品取りできる定常線引き時における目標張力Faを設定し、前記定常線引きに至るまでの間、式「Fa=Va/Vb(Fb+k(Da−Db))」(但し、Va:目標線速、Vb:実測線速、Fb:実測張力、k:係数、Da:目標被覆径、Db:実測被覆径)を満たすように、光ファイバ母材Gの加熱温度Tを調整することにより実測張力Fbを調整する。 (もっと読む)


【課題】フォトダークニング抑制に有効な希土類添加光ファイバの製造方法の提供。
【解決手段】光ファイバ母材に10〜100wtppmのOH基を含有させ、前記光ファイバ母材を線引きして光ファイバとする際に、0.5≦α/α≦0.95(ただし、αは線引き前の光ファイバ母材のOH濃度分布と電界強度分布に基づいて算出されるOH吸収損失を表し、αは線引き後の光ファイバのOH吸収損失を表す。)を充足する線引き条件により線引きを行う。光ファイバ母材中のOH基は、希土類が添加されたコア部に分布することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】長いガラス母材を収容して光ファイバを線引きすることができる光ファイバの製造方法を提供する。
【解決手段】線引炉10の上筒部12の上部開口12aからガラス母材13を挿入し、加熱部11においてガラス母材13を加熱溶融して下端から光ファイバを線引きする光ファイバの製造方法であって、ガラス母材13が取り付けられたシード棒15に接続された支持棒17に、支持棒17が上下移動可能に貫通するとともに上筒部12の上部開口12aを密閉する密閉板21と、支持棒17が上下移動可能に貫通するとともに密閉板21を上下移動可能に内包して上部開口12aを上から覆う気密カバー22とを設け、ガラス母材13を上筒部12の上部開口12aから挿入し、密閉板21によって上部開口12aを密閉するとともに、気密カバー22によって上部開口12aを密閉した状態で、ガラス母材13を徐々に下降させて線引きする。 (もっと読む)


【課題】曲がりや非円の発生なく光ファイバ母材を延伸できる光ファイバ母材の延伸装置および光ファイバ母材の製造方法を提供すること。
【解決手段】光ファイバ母材を加熱、軟化して延伸する延伸装置であって、前記光ファイバ母材が配置される円筒形状の炉心管と、前記炉心管を囲繞するように配置した円筒形状の加熱体と、前記炉心管および前記加熱体の外周に配置した断熱体と、前記炉心管と前記加熱体と前記断熱体とを収容する炉体と、を備え、前記断熱体および前記炉体は、前記炉心管の中心軸を挟んで対向する位置に形成された貫通孔をそれぞれ有し、前記炉心管および前記加熱体の少なくとも一方は、前記貫通孔の形成位置の直上部における長手方向の長さが、前記貫通孔の形成位置とは周方向に90度をなす直交位置の直上部における長さよりも長くなるように形成されている。 (もっと読む)


【課題】伝送損失が低いホーリーファイバおよび伝送損失が低いホーリーファイバを容易に製造できるホーリーファイバの製造方法を提供すること。
【解決手段】中心に位置するコア部と、前記コア部の外周に位置し、前記コア部の周囲に層状に形成された空孔を有するクラッド部と、を備え、前記クラッド部は、内層と該内層の外周に位置する外層とを有し、前記コア部と前記クラッド部の内層との粘度は、前記クラッド部の外層の粘度よりも低い。好ましくは、前記空孔の少なくとも第2層までが、前記クラッド部の内層に形成されている。 (もっと読む)


【課題】微細構造光ファイバプリフォーム、あるいは偏波保持光ファイバプリフォームなど長さ方向の空洞を含む構成によく適合する光ファイバプリフォーム、およびそれを製造する方法を提供する。
【解決手段】長さ方向の複数の空洞を含む光ファイバプリフォームを熱処理(即ち加熱)し、全体のプリフォーム構造を所望の大きさに圧縮するために当該加熱されたプリフォームの一端に圧縮力を加える。熱圧縮処理は、ガラス表面の粗さを平滑にし、プリフォーム合成工程で形成されるであろう微小クラックを除去する。それは、本質的にはガラス材料を互いにくっつけ、従来の微細構造プリフォームを凌駕する改良された品質のプリフォームを形成する。 (もっと読む)


本件発明は、大口径の母材から光ファイバーを線引きするための溶解炉に設置し、母材を加熱・溶融する環状の加熱素子に関する。加熱素子は、異なる加熱温度とした少なくとも2つの高温帯域を備え、高温帯域のうちの1つは、光ファイバーを線引きするのに十分な温度に母材を加熱するために母材のネックダウン領域に配置する。また、高温帯域は、母材から光ファイバーを線引きするのに十分な温度に母材を加熱するための第1加熱ユニットと、第1加熱ユニットに比べて相対的に低い温度に母材の表面を加熱するための第2加熱ユニットとを含む。 (もっと読む)


【課題】 多数の空孔とキャピラリの空孔が潰れて形成されたロッド部分とが組み合わされた断面構造をもつ光ファイバを安定して高い歩留まりで製造可能な方法の提供。
【解決手段】 空孔を残すキャピラリは封止した片端を一方の側に向け、空孔を潰すキャピラリは封止した片端を他方の側に向けて束ね、サポート管に詰め込み、サポート管を加熱し、サポート管の他方の側から管内を排気すると共に、一方の側から差圧調整用ガスを供給し、キャピラリの一部で母材を一体化し、管内空間を他方の側の空間Iと一方の側の空間IIとに分け、ヒートゾーンをキャピラリの他端側に向けて緩やかに移動させ、長手方向全長にわたり一体化を行って、多数の空孔とキャピラリの空孔が潰れて形成されたロッド部分とが組み合わされた断面構造をもつ母材を作製し、該母材をその空孔内圧力を制御しながら紡糸し、素線化して空孔を有する光ファイバを得る製造方法。 (もっと読む)


【課題】 光ファイバの水素耐性向上のための重水素の使用量が少なく、また曝露にかかる時間を短縮できる光ファイバ用母材及び光ファイバの提供。
【解決手段】 石英ガラスからなり、コア領域とその外周を囲むクラッド領域とを有する光ファイバ用母材であって、母材の全域にわたって波長163nm帯の紫外透過率が30%以下であることを特徴とする光ファイバ用母材。該光ファイバ用母材を紡糸して光ファイバを作製し、次いで該光ファイバを重水素含有雰囲気中に曝露して波長630nm帯の損失が実質的に無くなるまで重水素曝露処理を行って耐水素特性の向上した光ファイバを得ることを特徴とする光ファイバの製造方法。 (もっと読む)


【課題】 伝播ロスが小さく、機械的強度の高い光ファイバを製造することができる光ファイバ製造方法を提供する。
【解決手段】 結晶化温度Txが1000℃以下のプリフォーム11を線引炉12に送り込んで軟化させて光ファイバ13を線引きする光ファイバの製造方法であって、線引炉12のピーク温度がTx+55℃以下であり、線引炉12内でのピーク温度との差が30℃以内の温度領域におけるプリフォーム11の滞在時間が、15分以下である。 (もっと読む)


【課題】 空孔形状の乱れがなく、径方向に均一な空孔構造を有し、かつ長手方向にも構造が安定したPCFの製造が可能な光ファイバ母材の製造方法を提供する。
【解決手段】 正六角形穴24を有するジャケット管21に、コアとなる中実棒33又はキャピラリ管及びその外周に配置したクラッドとなる両端封止されたキャピラリ管22を最密状態に配列するコア外周のクラッドに複数の空孔を有する光ファイバ母材の製造方法において、前記正六角形穴24に内接する内接円の外側に位置する領域にクラッドとなる中実棒42を配置する光ファイバ母材の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】重水素処理に伴う波長1400nm付近の損失増加が少ない光ファイバを提供するとともに、このような損失増加を生じる光ファイバか否かを判断するための評価方法およびそのような損失増加の少ない光ファイバの製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明による光ファイバは、少なくともゲルマニウムが添加された石英系ガラスからなるコアと、それを取り囲む石英系ガラスからなるクラッドとからなり、水素または重水素を含有する雰囲気中に該光ファイバを暴露してファイバ内に水素分子または重水素分子を拡散させ、その後該光ファイバのガラス領域の外周を外径約50μmになるまで研削し、該ガラス領域を電子スピン共鳴法で測定したときの、PORの電子スピン密度が1×1013spins/g以下である。 (もっと読む)


光ファイバー製造法が第一一次軸(x1)と外面(111)を有する一次光ファイバープリフォーム(11)を第二一次軸(x2)と内面(120)を有するオーバークラッド管(12)に挿入し、その結果該外面と内面が内部空間(15)を規定し、互いに十分に整合した該第一一次軸x1と第二一次軸(x1とx2)によりオーバークラッド管(12)内の中心位置に挿入した一次プリフォーム(11)を保持し、閉鎖部(125)によりオーバークラッド管(12)下端の限られた内部空間(15)にオーバークラッド粒子を供給し、一次光ファイバープリフォーム(11)とオーバークラッド管(12)を適所に保持する接合部(3)により、オーバークラッド管(12)上端の限られた内部空間(15)内に減圧条件を発生し、一次プリフォーム(11)、オーバークラッド管(12)及びオーバークラッド粒子(13)からなる未処理二次プリフォーム(1)下端を加熱して軟化状態にし、それから同時に又は逐次光ファイバーを線引きするステップからなる製造法。 (もっと読む)


光ファイバー製造法で、第一一次軸(x1)と外面(111)を有する一次光ファイバープリフォーム(11)を第二一次軸(x2)と内面(120)を有するオーバークラッド管(12)に挿入し、その結果該外面と内面が内部空間(15)を規定し、互いに十分に整合した該第一一次軸x1と第二一次軸(x2)によりオーバークラッド管(12)内の中心位置に挿入した一次プリフォーム(11)を保持し、閉鎖部(125)によりオーバークラッド管(12)下端の限られた内部空間(15)にオーバークラッド粒子(13)を供給し、一次光ファイバープリフォーム(11)とオーバークラッド管(12)を適所に保持する接合部(3)によるオーバークラッド管(12)上端の限られた内部空間(15)内に減圧条件を発生し、一次プリフォーム(11)、オーバークラッド管(12)及びオーバークラッド粒子(13)からなる未処理二次プリフォーム(1)下端を加熱して軟化状態にし、それから同時に又は逐次光ファイバーを線引きするステップからなる方法。 (もっと読む)


1 - 18 / 18