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Fターム[4G021HA02]の内容

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【課題】光ファイバ素線の長手方向における硬化性樹脂層の被覆厚および偏肉量の変動はできる限り小さくする方法を提供する。
【解決手段】石英系光ファイバ母材1を紡糸用加熱炉2にて加熱溶融させ、紡糸用加熱炉2から光ファイバ裸線5として引き出し、光ファイバ裸線5の外周上に紫外線硬化樹脂をコーティングし、その紫外線硬化性樹脂層を外気の侵入を許容する紫外線硬化装置10内で紫外光を照射することにより硬化させ、ボビン6等に巻き取る工程により光ファイバ素線5dを製造するにあたり、紫外線硬化装置10内をパージするための窒素もしくは不活性ガスからなるパージ用ガス31の流量を、そのパージ用ガス31の流量に相関して紫外線硬化樹脂層の被覆厚が変化する領域内で制御することにより、被覆厚を制御する。 (もっと読む)


【課題】光ファイバ裸線部分の表面層に、確実かつ安定して残留圧縮応力が付与された光ファイバ素線、すなわち耐曲げ性が確実かつ安定して優れた光ファイバ素線を製造する方法および装置を提供する。
【解決手段】紡糸用加熱炉14から引き出された光ファイバ裸線16を冷却・凝固させた後、光ファイバ裸線16の表面温度が100℃以下となった段階で、光ファイバ裸線16に張力を負荷した状態でその表面層のみを再溶融させ、その後、表面層を再凝固させてから樹脂被覆を施し、これにより張力解放後の状態で光ファイバ裸線16の表面に圧縮応力が存在する光ファイバ素線24を得るようにした。 (もっと読む)


【課題】光ファイバの線引速度に対し、炉心管内の圧力を所定値以上の陽圧に維持して外気の巻き込みを抑制する光ファイバの線引装置と線引方法を提供する。
【解決手段】ファイバ導出口の下方にシャッター管部19を設け、ガラスファイバ12の外径を2r、シャッター管19の内径を2r、ガラスファイバ12の線引速度をV、炉心管13の下方に流れてくる不活性ガスの流量をQとしたとき、
【数1】


を満足するようにされている。なお、シャッター管の内径は5mm〜15mm、シャッター管部の長さは30mm以上500mm以下とするのが好ましい。 (もっと読む)


【課題】径変動が大きい光ファイバ母材であっても、光ファイバ用線引炉における上端開口部と光ファイバ母材との間に生じる隙間を簡易で破損しにくい構造でシールすることを可能にする光ファイバ用線引炉のシール構造を提供する。
【解決手段】本発明に係るシール構造は、リングの一部31を切断した不連続のリングからなる、カーボンを主成分とするシール部材30を、シール部材30の内周側に光ファイバ母材を通した状態で、シール部材30の径方向の収縮力により光ファイバ母材の側面にシール部材30の内面が接触するように設けている。 (もっと読む)


【課題】炉心管内の光ファイバ母材の位置調整を容易とすることで、当該光ファイバ母材の片減りを抑えて中心部からの安定した線引きを可能とする。
【解決手段】線引き炉10は、光ファイバ母材20を加熱溶融する炉心管2を有する加熱炉1と、加熱炉1の下に光ファイバ母材20を線引きした光ファイバを外気から保護する下部延長筒5とを備える。そして下部延長筒5の少なくとも一部が、加熱炉1に対して下方向に移動する。下部延長筒5を下方向に移動させた状態で、下部延長筒5と加熱炉1の間の空間を利用し、炉心管2の内部を観察しながら光ファイバ母材20の位置調整を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】線引き炉の下部出口における不活性ガスの噴出流の安定を図り、光ファイバの外径変動の発生が抑制された光ファイバ用線引き炉を提供する。
【解決手段】光ファイバ母材16を内部に設けられたヒータ12で加熱溶融し、下部に設けられたシャッタ15の開口孔15aから光ファイバを引き出す光ファイバ用線引き炉であって、シャッタ15の開口孔15aが上部から下部に向かって径が拡大する円錐状のテーパ孔で形成されている。なお、前記の開口孔の上端の孔径をdとしたとき、3mm≦d ≦15mmとし、テーパ孔の角度を2αとしたとき、10°≦2α ≦ 45°であり、テーパ孔のテーパ長をYとしたとき、Y ≧ 2d とする。 (もっと読む)


【課題】長期信頼性が高い空孔構造光ファイバを製造できる空孔構造光ファイバの製造方法およびこれに用いる加減圧用コネクタを提供すること。
【解決手段】コア部と、前記コア部の外周に形成され、空孔を有するクラッド部とを備える空孔構造光ファイバの製造方法であって、コア部となる領域を有するとともに長手方向に伸びる空孔が形成された空孔形成ガラス棒を、クラッド部の一部を形成するためのクラッド形成用ガラス管の内部に挿入して母材を形成する母材形成工程と、前記形成した母材の前記空孔形成ガラス棒と前記クラッド形成用ガラス管との間に形成された空隙内を減圧するとともに前記空孔内を加圧しながら該母材を加熱し、前記空隙を消滅させながら空孔構造光ファイバを線引きする線引き工程と、を含む。 (もっと読む)


【課題】比屈折率差が大きく且つ伝送損失が低減された光ファイバの製造方法及び光ファイバを提供する。
【解決手段】純石英ガラスの屈折率を基準とした比屈折率差が2.0%以上3.0%未満であるコア領域と、前記コア領域の外周に設けられて純石英ガラスの屈折率を基準とした比屈折率差が−0.8%以上−0.3%未満である第1クラッド領域とを含み石英ガラスを主成分とする光ファイバ用プリフォーム100を線引用加熱炉11の下方に設けられた徐冷用加熱炉21にガラスファイバを通過させる。これにより、ガラスファイバが空冷される場合と比較してガラスファイバの冷却速度が緩和される。この結果、ガラス中における原子の結合の乱雑さが低減されてレイリー散乱を抑制することができることから、比屈折率差を高めた場合であっても、光ファイバの伝送損失を低減させることができる。 (もっと読む)


【課題】設備コストを抑えつつ、線引きされた光ファイバへのダストの付着を防止し、光ファイバの断線や曲がりの発生を低減することができる光ファイバの線引方法及び線引装置を提供する。
【解決手段】光ファイバ線引装置10は、光ファイバ母材12を線引きしてガラスファイバFを形成する線引炉11と、ガラスファイバFを強制冷却する強制冷却装置17とを備えている。加えて、光ファイバ線引装置10は、線引炉11と強制冷却装置17との間の空間を囲う第1クリーンエアボックス13と、強制冷却装置17を覆うように配置された第2クリーンエアボックス16と、各クリーンエアボックス13,16にクリーンエアaを供給するクリーンエア発生装置15,18とを備えている。また、2分割された第1クリーンエアボックス13と第2クリーンエアボックス16との間に外部空間19を介在させている。 (もっと読む)


【課題】シール部材の孔の内面と光ファイバ母材との隙間のシール部材を提供する。
【解決手段】連通口24から溝30に供給された不活性ガスの一部は第1溝31および第2溝36に沿って螺旋状に流れる。よって、隙間22を孔21の周方向全体に渡ってシールできる。また、連通口24から溝30に供給された不活性ガスの一部は第1溝31に沿って上方へ向かって流れる。そして、隙間22の上端から上方へ排出される(流れ22f)。よって、この隙間22から線引炉本体の内部に空気が流入するのを抑制できる。したがって、この溝30がない場合に比べ、この隙間22をよりシールできる。また、連通口24から溝30に供給された不活性ガスの一部は第2溝36に沿って下方へ向かって流れる。そして、隙間22の下端から下方へ流出する(流れ22g)。したがって、この溝30がない場合に比べ、線引炉本体の内部に不活性ガスをより供給できる。 (もっと読む)


【課題】線引き作業終了時における樹脂及び高価な冷却ガスの無駄を抑えることが可能な光ファイバの製造方法及び製造装置を提供する。
【解決手段】本発明の光ファイバの製造方法は、光ファイバ母材Gを加熱して軟化させながら線引きして製品となる部分の光ファイバG2を製造する線引き工程と、光ファイバ母材G中の製品となる有効部Aの光ファイバG2の線引き終了を所定の条件を満たしたかどうかで判断する線引き終了判断工程と、線引き終了判断工程後、線引きを終了させる線引き終了作業を行う線引き終了作業工程とを有し、線引き終了作業工程中、光ファイバG2の引き取り速度を減速させる減速作業中の光ファイバG2の停止前の所定の段階で、光ファイバを切断する。 (もっと読む)


【課題】簡易な装置構成で非円率の小さい光ファイバを線引できる光ファイバの線引方法および線引炉を提供すること。
【解決手段】炉心管内に収容した光ファイバ母材を、該炉心管を囲繞するように配置した主発熱部によって加熱し、該光ファイバ母材から光ファイバを線引きする光ファイバの線引方法であって、前記光ファイバ母材の下端に形成されるメニスカス部の開始位置が前記発熱部の上端よりも高い位置になるように該光ファイバ母材を加熱する。 (もっと読む)


【課題】曲がりや非円の発生なく光ファイバ母材を延伸できる光ファイバ母材の延伸装置および光ファイバ母材の製造方法を提供すること。
【解決手段】光ファイバ母材を加熱、軟化して延伸する延伸装置であって、前記光ファイバ母材が配置される円筒形状の炉心管と、前記炉心管を囲繞するように配置した円筒形状の加熱体と、前記炉心管および前記加熱体の外周に配置した断熱体と、前記炉心管と前記加熱体と前記断熱体とを収容する炉体と、を備え、前記断熱体および前記炉体は、前記炉心管の中心軸を挟んで対向する位置に形成された貫通孔をそれぞれ有し、前記炉心管および前記加熱体の少なくとも一方は、前記貫通孔の形成位置の直上部における長手方向の長さが、前記貫通孔の形成位置とは周方向に90度をなす直交位置の直上部における長さよりも長くなるように形成されている。 (もっと読む)


【課題】熱効果(散熱)や非線形的効果によって変換効率が低下することなく、最適な吸収特性を持つ光ファイバ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】利得媒質となる希土類が添加されたコア2と上記コア2の外周に形成されたクラッド3とを備える光ファイバ1において、上記コア2の仮想温度が1500℃以下である。 (もっと読む)


【課題】残留捻れが少なく偏波モード分散が小さい光ファイバを安定して製造できる光ファイバの製造方法を提供すること。
【解決手段】光ファイバ母材の先端部を溶融して光ファイバを引き出す引き出し工程と、前記引き出した光ファイバの外周を被覆する被覆工程と、回転軸が平行になるように段違いに配置された少なくとも一対の捻れ付与ローラによって前記被覆した光ファイバを挟み、前記一対の捻れ付与ローラを前記回転軸の回りに回転させて前記被覆した光ファイバを所定の方向に送るとともに、前記一対の捻れ付与ローラを回転軸に沿って互いに逆方向に往復移動させることによって、前記被覆した光ファイバに捻れを付与する捻れ付与工程と、を含み、前記捻れ付与工程は、前記一対の捻れ付与ローラの各回転軸を、前記送り方向と垂直の方向に対して所定の角度だけ傾斜させた状態で、前記被覆した光ファイバに捻れを付与する。 (もっと読む)


【課題】微細構造光ファイバプリフォーム、あるいは偏波保持光ファイバプリフォームなど長さ方向の空洞を含む構成によく適合する光ファイバプリフォーム、およびそれを製造する方法を提供する。
【解決手段】長さ方向の複数の空洞を含む光ファイバプリフォームを熱処理(即ち加熱)し、全体のプリフォーム構造を所望の大きさに圧縮するために当該加熱されたプリフォームの一端に圧縮力を加える。熱圧縮処理は、ガラス表面の粗さを平滑にし、プリフォーム合成工程で形成されるであろう微小クラックを除去する。それは、本質的にはガラス材料を互いにくっつけ、従来の微細構造プリフォームを凌駕する改良された品質のプリフォームを形成する。 (もっと読む)


【課題】通常の伝送用で使用される1.3μm帯や1.55μm帯で使用可能であって、放射線が照射されない環境下でも曲げ損失及び伝送損失が小さく、かつ、耐放射線特性、コストの面で望ましい耐放射線性光ファイバ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】コア及びクラッドの双方が石英系ガラスにフッ素がドープされていて、コアの塩素濃度が0.01ppm以上であり、石英の屈折率を基準にしたときのコアの比屈折率差が-0.30%〜-0.10%であり、クラッドの屈折率を基準にしたときのコアの比屈折率差が0.3%〜0.5%であり、カットオフ波長が1.27μm以下であり、波長1.3μm、曲げ直径20mmにおける曲げ損失が0.5dB/m以下である。 (もっと読む)


【課題】石英製の炉心管を備えた加熱炉において、ヒータが酸化により劣化することを確実に防止することが可能な加熱炉及び被加熱物の加熱方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る加熱炉1は、石英製の炉心管2を有し、その周囲に熱源であるヒータ3を配置して、さらにヒータ3の周囲を隔壁4で覆っていて、炉心管2と隔壁4との間に酸素消費部材31が配置されている。また、隔壁4と炉心管2で囲まれる収納空間Sに不活性ガスを流す、パージガス導入管12を有する。 (もっと読む)


【課題】石英製の炉心管に失透部分が形成されても、低コストで損傷を抑えて炉心管を長期的に用いることができ、設備費の削減を図ることが可能な加熱炉、ガラスの加熱方法及び加熱炉の維持方法を提供する。
【解決手段】本発明の加熱炉1は、石英製の炉心管2とその昇温部2aの外周に配置したヒータ3を有し、炉心管2の昇温部2aと同軸上に並んで設けられた延長部8の上端から被加熱物であるガラス体G1を炉心管2内に出し入れ可能であり、ヒータ3の延長部8側の端部から延長部8の上端までの長さLを、昇温部2aの内径Dの5倍以上としている。 (もっと読む)


【課題】低コストで炉内の雰囲気を維持して炉内材質の酸化劣化を防止することができる加熱炉、及びワークの加熱方法を提供する。
【解決手段】本発明の加熱炉11は、入口20及び出口22の少なくとも一方に、開口度可変のシャッター21を有し、シャッター21のシャッター部材30には、その移動平面内における開口部33の内側へ向けてガスを噴出する内側ガス噴出口34と、シャッター部材30をその移動平面内における開口部33の外側へ向けてガスを噴出する外側ガス噴出口35が設けられている。 (もっと読む)


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