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Fターム[4G169BE39]の内容

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Fターム[4G169BE39]に分類される特許

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スマネンおよびその誘導体ならびにそれらの製造方法を提供する。
下記スキームに示す通り、まず、ノルボルナジエン(下記式(86))からベンゾトリス(ノルボルナジエン)(下記式(87)を合成する。そして、その化合物のメタセシス反応によりヘキサヒドロスマネン(下記式(88))を合成し、さらにそれを脱水素してスマネン(下記式(84))を得る。このようにして、スマネンを穏和な条件下で大量合成することが可能である。また、ベンジル位がNまたはOの化合物も同様にして得ることが可能であり、そして、それらをさらに化学修飾して様々な誘導体を得ることができる。これらスマネンおよびその誘導体は、電子材料、各種フラーレン類およびヘテロフラーレン類の合成原料等に最適である。

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本発明は、(A)求核剤と、求核剤による求核性攻撃を受けやすい反応性中心を有する炭素環又は複素環を含むキラル又はプロキラル環状基質を、キラル非ラセミ触媒の存在下で反応させて、立体異性的に富化された生成物を含む生成混合物を生成する工程であって、そこでは該生成混合物が触媒残渣を更に含み、該触媒残渣の少なくとも一部が第一酸化状態にあって、そして該第一酸化状態にある該触媒残渣が該立体異性的に富化された生成物の分解を触媒するのに活性である工程、及び(B)該第一酸化状態から第二酸化状態へ該触媒残渣の酸化状態を化学的又は電気化学的に変更する工程であって、そこでは該第二酸化状態の触媒残渣が、該第一酸化状態の触媒残渣よりも該立体異性的に富化された生成物の分解を触媒するのに低い活性である工程を含む立体選択的な化学合成の方法に関する。その方法は、立体異性的に富化された生成物のキラル純度の低下を低減し、立体異性的に富化された生成物及び共生成物の副生成物への化学的転化を低減する。失活した触媒が回収され再循環され得る。 (もっと読む)


【課題】スピロ骨格を持つキラルな相間移動触媒およびその製造法、ならびにそれを用いた不斉触媒反応の提供。
【解決手段】下記式(1)で表されるスピロ環骨格を有する光学活性クラウンエーテル誘導体(式中、nは0〜2の整数を表す。)を相間移動触媒として用いて不斉合成反応を行なう。該誘導体は特定のスピロ化合物とポリオールからウイリアムソンのエーテル合成法を用いて合成することができる。
【化1】
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貴金属ナノ触媒作用によって、高い選択性を有して、かつ低い水素濃度において生成される過酸化水素(H22)を酸化剤として用い、種々の有機化学品原料から酸化された有機化学品生成物を製造するための方法。有機化学品酸化のプロセス工程は、任意選択的に過酸化水素の製造と同時にインサイチューで、あるいは2段階プロセスにおいて実施することができる。2段階プロセスにおいて、過酸化水素中間体は、第1の触媒反応工程において、適当な溶媒に加えた水素および酸素の供給物から、貴金属ナノ触媒作用によって直接的に生成される。有機化学品原料および過酸化水素中間体および溶媒の溶液を第2の触媒反応器中へ供給して、酸化された有機化学品生成物を生成する。 (もっと読む)


【課題】金属ポルフィリン錯体を熱力学的、かつ光に対しても安定化し、有害物質を吸着捕捉し、脱離または分解する材料を提供する。
【解決手段】合成スメクタイトに金属ポルフィリンまたはその誘導体を吸着させた、一酸化炭素、窒素酸化物、硫黄酸化物、有機溶剤等の有害物質を吸着し、または分解する複合体であり、金属として白金、パラジウム等から選択してポリフィリン錯体を形成したもの。有害物質を吸着した複合体は、光または紫外線を照射することにより、有害物質を脱離または分解することができる。 (もっと読む)


【課題】 担体表面に大環状金属錯体が高度に分散された電極触媒体及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】 本発明に係る電極触媒体は、炭素材料からなる担体と、担体表面に担持された、窒素を含む大環状分子に金属イオンが配位した大環状金属錯体とを備え、金属イオンの広域X線吸収微細構造(EXAFS)スペクトルに、金属イオン−N結合に起因するピークが認められることを特徴とする。このような電極触媒体は、大環状金属錯体を溶解可能な第1の溶媒と、第1の溶媒と相溶性を有し、大環状金属錯体の溶解度が第1の溶媒より小さく、かつ、その沸点が第1の溶媒より高い第2の溶媒とを含む混合溶媒に、大環状金属錯体及び担体を溶解・分散させ、第1の溶媒及び第2の溶媒を揮発させることにより担体表面に大環状金属錯体を吸着させ、担体を不活性雰囲気下において500℃以上700℃以下の温度で熱処理することにより得られる。 (もっと読む)


本発明は、酢酸溶媒中の、TEMPO系触媒、Fe−ビピリジル又はFe−フェナントロリン助触媒及びN−ブロモスクシンイミド促進剤を用いる分子酸素でのアルコール類の、選択的なアルデヒド類又はケトン類への酸化の方法に関する。その酸化は、45−55℃の範囲の温度及び0−15psiの酸素圧又は空気圧において高速度及び高アルデヒド選択性で行われる。3−4時間の反応時間までに95−100%のアルコール変換及び95%より高いアルデヒド選択性が達成される。3,3−ジメチル−1−ブタナールのようなアルデヒドが本発明を用いて効率良く製造され得る。 (もっと読む)


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