説明

Fターム[4H029CA13]の内容

Fターム[4H029CA13]に分類される特許

1 - 12 / 12


【課題】プラスチックの分解油から塩素化合物を抽出する設備を小型化した処理方法の提供。
【解決手段】(1)プラスチックと溶剤を混合、加熱する溶解工程、(2)プラスチック溶液と水素とを触媒の存在下で水素化分解する反応工程、(3)生成物を上澄み油と残渣油に遠心分離する工程、(4)残渣油に水を添加して塩素化合物を水相に抽出し、水相を分離して残渣油を精製する工程、(5)上澄み油と精製残渣油を各留分に分留する工程を有する廃プラの処理方法。 (もっと読む)


【課題】廃プラスチックから多くの軽質油分収率を低コストで得て、それを原料としてBTXを生成すると共に、溶剤のコールタール中の脱N、脱S、脱Cl(脱残渣)を行って、良質の水添燃料油も同時に得ることが可能な処理方法とその装置を提供する。
【解決手段】廃プラスチックと溶剤と触媒とを混合してスラリーを形成し、このスラリーを加熱し、水素で高温高圧下で水素化し、さらに水素化されたスラリーを、軽質油と中重質油と残渣とに分離蒸留する。前記蒸留工程で分留された中重質油に、水素を添加して高温高圧下で水素化させ、水添燃料油と燃料ガスと軽質油と水添循環溶剤とを生成させる。分離された残渣は水洗あるいは蒸気洗浄してその残渣中の塩化物を除去する。前記蒸留工程で分留した軽質油に燃料ガス中の炭化水素ガスとを供給して、環化させることによりベンゼン、トルエン、キシレン等を生成するBTX生成工程により、廃プラスチックを処理する。 (もっと読む)


【課題】
廃プラスチックから高品質の液体燃料を効率的に、低コストで製造する軽質油製造方法を提供するものであり、すなわち少ない水素消費量でより多くの軽質油分の収率が得られる、廃プラスチックからの軽質油製造方法を提供する。
【解決手段】
廃プラスチックを粉砕してスラリー化する工程1と、廃プラスチックスラリーを予熱する工程2と、高温高圧水素雰囲気下の二段階反応工程8とからなる軽質油製造方法で、前記二段階反応工程8がポリスチレンやポリプロピレン等の反応性の高い廃プラスチックを、水素雰囲気下で軽質化する熱分解主体反応工程3と、ポリエチレンや塩化ビニル等の反応性の低い廃プラスチックを、水素雰囲気下でかつ前記熱分解主体反応工程3より高温で軽質化する水素化反応主体工程4とから成る。 (もっと読む)


【課題】塩素を含むプラスチックから塩素を含まずベンゼン類を含む水素化分解生成物を得ることができ、更に、前記プラスチックや用いる溶剤等が窒素や硫黄を含む場合であっても、これらを含まない前記水素化分解生成物を得ることができる水素化分解生成物の製造方法の提供。
【解決手段】塩素と、プラスチックと、溶剤とを含有する混合物を加熱して前記プラスチックを溶解し、プラスチック溶解物を得る溶解工程と、前記プラスチック溶解物を第1触媒の存在下で水素と反応させ、水素化分解反応を行い、第1水素化分解生成物を得る第1水素化分解工程と、前記第1水素化分解生成物が含有する塩素を塩素固定手段及び/又は塩素除去手段によって固定及び/又は除去する塩素分固定・除去工程と、第2触媒の存在下で水素と反応させ、塩素を含まない第2水素化分解生成物を得る第2水素化分解工程とを具備する、水素化分解生成物の製造方法。 (もっと読む)


【課題】塩素を含むプラスチックから塩素を含まない軽質留分を得ることができる軽質留分の製造方法及びプラスチックの処理方法の提供。
【解決手段】塩素と、プラスチックと、溶剤とを含有する混合物を加熱し前記プラスチックを溶解して、プラスチック溶解物を得る溶解工程と、前記プラスチック溶解物を触媒の存在下で水素と反応させ、水素化分解生成物を得る水素化分解工程と、前記水素化分解生成物を分離処理し、第1軽質留分を得る第1分離工程と、前記第1軽質留分に芳香族マグネシウムハライド化合物を添加した後、前記第1軽質留分中の塩素を脱離する脱離処理をして、第2軽質留分を得る塩素脱離工程と、前記第2軽質留分が含む塩素を分離除去し、塩素を含まない第3軽質留分を得る第2分離工程とを具備する、軽質留分の製造方法。 (もっと読む)


【課題】副生する水素化分解反応生成物中の重質留分を無害化して有効に利用するプラスチックの処理方法および処理装置を提供する。
【解決手段】プラスチックと溶剤を混合、加熱して前記プラスチックを溶解する溶解工程(溶解槽1)と、この溶解工程(溶解槽1)で得られたプラスチック溶液を触媒の存在下で水素と反応させて、水素化分解反応を行う水素化分解工程(水素化分解反応器3)と、この水素化分解工程(水素化分解反応器3)で生成した水素化分解反応生成物を分離、回収して、重質留分を得る分離・回収工程(分離・回収装置6)と、この分離・回収工程(分離・回収装置6)で得られた重質留分と石炭とを混合して、この石炭を改質する石炭混合工程(石炭混合機8)とを有する。 (もっと読む)


【課題】塩素を含むプラスチックから、塩素を含まずベンゼン類を含む水素化分解生成物を得ることができる水素化分解生成物の製造方法及びプラスチックの処理方法、並びにその水素化分解生成物から更にベンゼン類を得るベンゼン類の製造方法の提供。
【解決手段】塩素と、プラスチックと、溶剤と、第1塩素固定剤とを含有する混合物を加熱して前記プラスチックを溶解し、プラスチック溶解物を得る溶解工程と、前記プラスチック溶解物に第2塩素固定剤を添加した後、水素と反応させ、ベンゼン類を含有する水素化分解生成物を得る水素化分解工程とを具備する、水素化分解生成物の製造方法。 (もっと読む)


【課題】プラスチック(ポリスチレン)を原料として化学工業,医薬品工業にて極めて有用なベンゼン類の製造方法を提供する。
【解決手段】プラスチック(ポリスチレン)と溶剤を混合、加熱して前記プラスチック(ポリスチレン)を溶解する溶解工程と、該溶解工程で得られたプラスチック(ポリスチレン)溶液を触媒の存在下で水素とを反応させて、水素化分解反応を行う水素化分解工程と、該水素化分解工程で生成した水素化分解反応生成物を蒸留して、重質留分(ベンゼン類と重質留分)を得る蒸留工程と、該蒸留工程で得られた重質留分を熱分解してベンゼン類を得る熱分解工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】ベンゼン類を取得するほか、副生する分解油中の塩素濃度、すなわち有機塩素化合物の量を低減できるプラスチックの処理方法およびその処理装置ならびにベンゼン類の製造方法およびその製造装置を提供する。
【解決手段】本発明は、プラスチックと溶剤を混合、加熱して前記プラスチックを溶解する溶解工程(溶解槽1)と、溶解工程(溶解槽1)で得られた溶液に水を添加して、前記溶液中の水溶性塩素分を水に抽出後、この水を除去する水溶性塩素分抽出・除去工程(抽出器2)と、水溶性塩素分抽出・除去工程(抽出器2)により水溶性塩素分が除去された溶液と水素とを触媒の存在下で反応させて、水素化分解反応を行う水素化分解工程(水素化分解反応器3)とを有する。 (もっと読む)


【課題】水素化分解法を用いてポリスチレンやプラスチックから側鎖のないベンゼン類あるいは側鎖の短いベンゼン類を収率良く製造する方法を提供する。
【解決手段】ポリスチレンと溶剤を加熱,混合してポリスチレン溶液を得る溶解工程と、溶解工程で得たポリスチレン溶液と水素とを触媒の存在下で反応させて水素化分解反応を行なう水素化分解工程と、水素化分解工程で生成した水素化分解反応生成物を蒸留してベンゼン類を得る蒸留工程とを有するベンゼン類の製造方法において、蒸留工程で得られた沸点が130〜140℃の軽質留分の少なくとも一部を溶解工程へ返送する。 (もっと読む)


【課題】水素化分解反応の生成物である重質留分の処理を簡便に行なう方法を提供する。
【解決手段】プラスチックと溶剤を加熱,混合してプラスチック溶液を得る溶解工程と、溶解工程で得たプラスチック溶液と水素とを触媒の存在下で反応させて水素化分解反応を行なう水素化分解工程と、水素化分解工程で生成した水素化分解反応生成物を蒸留して反応生成物を分離,回収する蒸留工程とを有することを特徴とするプラスチックの処理方法において、蒸留工程で得られた重質留分の少なくとも一部を溶解工程へ返送する。 (もっと読む)


【課題】 プラスチックの水素を有効に利用し、タール,ピッチ類から軽質な芳香族化合物を製造できる方法を提供する。
【解決手段】 タール,ピッチ類とプラスチックとの混合・溶解物を水添反応させて、軽質芳香族化合物を得る軽質芳香族化合物の製造方法であり、前記水添反応で得られた生成物を蒸留塔3で蒸留して軽質芳香族化合物を分留してもよく、あるいは、前記蒸留で得られたガス成分を改質器4で改質して水素を製造し、該水素を前記水添反応工程2へ添加してもよい。さらに、前記プラスチックは廃棄物であるのが好ましい。 (もっと読む)


1 - 12 / 12