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Fターム[4J029HC08]の内容

Fターム[4J029HC08]に分類される特許

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【課題】ポリカーボネートを製造する際、異常時においても、自動的に装置を停止し、かつ、有害なホスゲンを系外に漏洩することなく除害する方法の提供。
【解決手段】塩素及び一酸化炭素をホスゲン反応器に供給し未反応の一酸化炭素を含有するホスゲンガスを連続的に製造する工程(1)、並びに前記工程(1)で連続的に製造されたホスゲンガス、二価フェノールのアルカリ水溶液及び有機溶媒をオリゴマー反応器に連続的に供給して、ポリカーボネートオリゴマーを含有する反応混合物を連続的に製造する工程(2)を含むポリカーボネートオリゴマー連続製造の制御方法であって、特定の条件を満たす場合に、前記工程(1)における塩素及び一酸化炭素の供給を停止すると共に、オリゴマー反応器へのホスゲンガスの供給を停止させ、かつ、ホスゲンガスを含む有毒ガスを除害手段に移送して無害化する、ポリカーボネートオリゴマー連続製造の制御方法。 (もっと読む)


【課題】副生成物のリサイクルを含み、共生成物の回避が可能な、または効果的方法で達成され得る、芳香族カーボネート、好ましくはジアリールカーボネートの調製方法の提供。
【解決手段】ジアルキルカーボネートと少なくとも1つのモノヒドロキシル化合物から、触媒の存在中でジアリールカーボネートを連続的に調製する方法、およびポリカーボネートの調製のためのその使用に関する。使用されるジアルキルカーボネートの調製で得られたアルキレングリコールは、触媒の存在中での一酸化炭素との酸化的カルボニル化によって、環状アルキレンカーボネートを得、これを順にジアルキルカーボネートに変換することで、リサイクルされる。より特別には、この方法は、ジフェニルカーボネート調製法(DPC法)について、生じたアルキレングリコールを利用する。 (もっと読む)


【課題】温和な反応条件下において、工程数の少ない簡便な方法で、工業的に好適なポリカーボネートジオール化合物の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明は、触媒の存在下、一般式(1)


(式中、Rは、炭素原子数が1〜22個のアルキレン基、炭素原子数が6〜22個のアリーレン基、又は、炭素原子数が7〜22個のアルキレン及びアリーレンからなる基である。)で示される亜硝酸ジエステル化合物を、一酸化炭素と反応させた後、さらに末端基(ニトロソオキシ基)をヒドロキシ基に変換させることを特徴とする、一般式(2)


(式中、Rは、前記と同義であり、nは1以上の正数である。)で示されるポリカーボネートジオール化合物の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】ポリカーボネートとの分離が容易で繰返し使用が可能なポリカーボネート製造用触媒の提供と、該触媒を使用し、有害な塩素ガスやホスゲン、環境に悪影響を与えるハロゲン化有機溶媒を用いずに、高品質のポリカーボネートを効率良く製造する方法の提供。
【解決手段】(a)繊維状有機担体中のリンをアルキルハライドで一部四級化した化合物と(b)パラジウム化合物、及び(c)レドックス触媒能を有する金属化合物との反応生成物を含むポリカーボネート製造用触媒。更に(d)脱水剤や(e)有機レドックス剤を含有していても良い。又、前記ポリカーボネート製造用触媒の存在下に、芳香族ジヒドロキシ化合物及び一価フェノールと一酸化炭素、及び酸素を反応させてポリカーボネートプレポリマーを製造する第一工程と、該プレポリマーを固相重合もしくは溶融重合してポリカーボネートを製造する第二工程を含むポリカーボネートの製造方法。 (もっと読む)


【課題】高品質ポリカーボネートを環境に配慮しつつ効率よく製造することができるポリカーボネート製造用触媒及び該触媒を用いたポリカーボネートの製造方法を提供すること。
【解決手段】(a)シリカゲルにジアミンを結合させた担体と(b)パラジウム化合物および(c)レドックス触媒能を有する金属化合物との反応生成物を含有することを特徴とするポリカーボネート製造用触媒および芳香族ジヒドロキシ化合物及び一価フェノールと、一酸化炭素及び酸素とを反応させてポリカーボネートプレポリマーを製造する第一工程と、該ポリカーボネートプレポリマーを固相重合もしくは溶融重合してポリカーボネートを製造する第二工程を含み、前記触媒を用いることを特徴とするポリカーボネートの製造方法である。 (もっと読む)


【課題】耐加水分解性及び耐熱分解性、更にはガラスや金属などの異種材料への密着性、及び耐溶剤性に優れた超分岐ポリカーボネートとその有利な製造方法、並びにそれを用いた樹脂組成物と、その製造原料としてのトリスフェノールのフェニルカーボネート誘導体を提供する。
【解決手段】分子末端にアリールカーボネート基を有する超分岐ポリカーボネート。好ましくは更に分子末端にリン酸基及び/又は亜リン酸基を有する。この超分岐ポリカーボネートを特定のトリスフェノールのフェニルカーボネート誘導体を重縮合反応させることにより製造する。更に、リン酸エステル類及び/又は亜リン酸エステル類を反応させて、分子末端にリン酸基及び/又は亜リン酸基を導入する。 (もっと読む)


芳香族ジヒドロキシ化合物および沸点が330℃以下の一価フェノールと、一酸化炭素および酸素との酸化的カルボニル化反応により製造された固相重合用ポリカーボネートプレポリマーであって、(a)末端基中に占めるアリールカーボネート基と水酸基の割合が2:8〜8:2、(b)分子量分布(Mw/Mn)が1.1〜2.1である固相重合用ポリカーボネートプレポリマー及び、該プレポリマーを固相重合により高分子量化するポリカーボネートの製造方法を提供する。本発明によれば、分子量分布の制御された固相重合に適したプレポリマーを提供し、高品質ポリカーボネートを環境に配慮しつつ効率良く製造することができる。 (もっと読む)


【課題】 ポリカーボネートとの分離が容易で繰返し使用が可能な高い触媒効率が得られるポリカーボネート製造用触媒を提供すると共に、該触媒を使用し、有害な塩素ガスやホスゲン、環境に悪影響を与えると考えられるジクロロメタンやクロロホルムのようなハロゲン化有機溶媒を用いずに、高品質のポリカーボネートを効率良く製造する方法を提供する。
【解決手段】 (a)触媒担体と(b)パラジウム化合物および(c)レドックス触媒能を有する金属化合物との反応生成物Aと、(d)有機担体または無機担体の窒素またはリンの一部または全部をアルキルハライドで四級化した化合物Bとを含有するポリカーボネート製造用触媒および、該触媒を用い、芳香族ジヒドロキシ化合物及び一価フェノールと、一酸化炭素及び酸素とを反応させてポリカーボネートプレポリマーを製造し、第二工程において、該ポリカーボネートプレポリマーを固相重合してポリカーボネートを製造する方法。 (もっと読む)


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