説明

Fターム[4K013BA12]の内容

溶融状態での鋼の処理 (7,585) | 処理目的 (1,164) | 成分除去 (748) | 脱ガス (358) | 脱窒を目的とするもの (39) | 吸窒防止を目的とするもの (17)

Fターム[4K013BA12]に分類される特許

1 - 17 / 17


【課題】出鋼の際のステンレス溶鋼の窒素の吸収を防止できるステンレス溶鋼の溶製方法を提供する。
【解決手段】Crを含有した溶銑を脱炭炉1で脱炭した後、ステンレス溶鋼を前記脱炭炉1から取鍋2へ出鋼する際、出鋼流の下端付近に向けて、ステンレス溶鋼の出鋼前から出鋼完了までの間、純酸素ガスまたは窒素を含まず、酸素を20体積%以上含むガスを供給し、取鍋内へ供給されるガスの流量V(Nm/min)が、取鍋内容積T(m)に対してV>Tとなるように前記ガスを供給する。 (もっと読む)


【課題】キャスタブル層の外方に配置されている空気がキャスタブル層をこれの径内方向に透過して溶湯通路側に移行することを抑制し、溶鋼等の溶湯に含まれる窒素成分を抑え、溶鋼等の溶湯の高品質化に貢献できる真空脱ガス装置の浸漬管を提供する。
【解決手段】浸漬管1は、縦方向に沿った中心軸線1pの回りに巡らされた芯金2と、中心軸線1pを通過する縦向きの溶湯通路30を形成する芯金2の内周側に筒形状に配置されたれんが層31と、芯金2の外周側に配置され流動性を有するキャスタブル材料を固化させて形成された筒形状のキャスタブル層32とを備える。キャスタブル層32の外周壁面32pには、気体に対して難透過性をもつ気体難透過性部材8が筒形状に設けられている。 (もっと読む)


【課題】転動疲労寿命の長い軸受材料を提供すると共に、該軸受材料の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】被検面積が3000mmである場合に、(長さ×幅)1/2で算出される介在物平均径が3μm以上である酸化物系非金属介在物及び硫化物含有酸化物系非金属介在物の合計の個数が、1000mmあたり100個以下、前記介在物平均径が10μm以上の酸化物系非金属介在物及び硫化物含有酸化物系非金属介在物の合計の個数が、1000mmあたり2個以下で、且つ、前記介在物平均径が3μm以上の酸化物系非金属介在物及び硫化物含有酸化物系非金属介在物の全体の90%以上が、酸化マグネシウム濃度が5質量%以下である軸受材料は、転動疲労寿命が優れている。 (もっと読む)


【課題】出鋼の際のステンレス溶鋼の窒素の吸収を防止できるテンレス溶鋼の溶製方法を提供する。
【解決手段】クロムを含有した溶銑を転炉2で脱炭する。脱炭後、ステンレス溶鋼1を転炉2から取鍋3へ出鋼する。ここで、ステンレス溶鋼1の出鋼前から出鋼完了までの間、気体または液体の炭化水素燃料を5体積%以上の酸素ガスを含有する気体または100体積%の酸素ガスを用いて燃焼させ、この燃焼の際に発生する窒素を含有しない燃焼ガス8を取鍋3内へ供給する。取鍋3内へ供給した燃焼ガス8の総量は取鍋3の内容積より多い。すなわち、燃焼ガス8の総量をV(Nm/min)とし、取鍋3の総量をT(m)とすると、V>Tとなる。 (もっと読む)


【課題】浸漬管の交換作業に長時間を要さず、浸漬管と下部槽を接続するフランジ部に加工を行わずに前記フランジ部からのリークによる外気の真空槽内への吸引を防止する。
【解決手段】RH脱ガス処理を伴う低窒素鋼の溶製方法である。溶鋼を脱ガス処理するRH脱ガス装置の、下部槽1と浸漬管2とを連結するフランジ部1a,2aの外周を複数に分割したパージボックス4で覆う。これらパージボックス4の接続部をコーティングした状態で、前記パージボックス4内の圧力が0.15MPa以上となるように、前記パージボックス4内の前記フランジ部1a,2aに不活性ガスを吹き付ける。
【効果】パージボックスの取り付け取り外しが容易に行え、浸漬管の交換を短い作業時間で行うことができる。また、パージに使用するガス量が少量で済む。また窒素ピックアップが減少する。 (もっと読む)


【課題】 精錬炉から出鋼する含Cr溶鋼の温度低下およびスラグ発生量を抑制し、大気からの吸窒を防止し得る含Cr溶鋼の吸窒防止方法を提供する。
【解決手段】 転炉11の出鋼口14の周囲に、窒素ガスを含まないガス15を噴出するガス噴出機17を設けておく。転炉11の出鋼口14から取鍋12へ出鋼する含Cr溶鋼13の出鋼流13aを、ガス噴出機17からガス15を噴出してシールドし、大気からの吸窒を防止する。 (もっと読む)


【課題】真空脱ガス槽の底部に突設される環流管と浸漬管とを連結することによって接続する接続構造において、従来の構造に僅かな変更を加えるのみで接続部からの空気の侵入をより確実に防ぐことができるようにする。
【解決手段】浸漬管1に内張りされる第2の耐火材5の内周上縁及び環流管2の第1の耐火材11の内周下縁はカットして切欠かれ、浸漬管1を環流管2に接続したとき切欠きが繋がって連続した凹所18が形成され、該凹所に第3の耐火材19が装着される。外部から侵入しようとする空気は第3の耐火材19に遮られ、溶鋼中に空気が混入することによる窒素濃度の増加を防ぐ。 (もっと読む)


【課題】操業中に特別な装置を運転することを要せず、かつ、脱ガス槽内部に大気が侵入することを防止して、溶鋼中に窒素ガスが侵入することを防止できる精錬容器のシール方法を提供すること。
【解決手段】鉄皮31の内面に耐火物32が内張りされた精錬容器3をシールする際、予め鉄皮に内外を貫通する孔311を形成しておき、形成された孔から樹脂を圧入して、鉄皮31及び耐火物32の間、並びに耐火物32間の目地に通気遮断層34を形成する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、脱酸剤の投入遅延を行っても、窒素の吸収抑制に最適位置に投入できるばかりでなく、脱酸剤の酸化ロスやスラグによる吸収ロスをも低減可能な溶鋼への脱酸剤の投入方法を提供することを目的としている。
【解決手段】転炉吹錬後の取鍋へ出鋼中の溶鋼に、大気下で旋回シュートを介し、脱酸剤を投入する方法を改善した。その方法は、前記旋回シュートとして、その傾斜角を変更自在のものを採用すると共に、前記脱酸剤の投入を、取鍋内の溶鋼の高さが出鋼終了時の予定到達高さの45〜60%の間に、該溶鋼の浴面上の落下地点を狙って行う溶鋼への脱酸剤の投入方法である。 (もっと読む)


【課題】低N鋼の溶製が可能な、電極加熱装置を用いた取鍋精錬における窒素ピックアップ防止方法および取鍋を提供する。
【解決手段】鍋内発生含塵ガスを吸引してダクトから鍋外に排出する、電極加熱装置を用いた取鍋精錬における窒素ピックアップ防止方法において、鍋口から周囲へ漏出したダスト濃度が予め定めた範囲内となるように、鍋内発生含塵ガスの吸引量を吸引ファンの回転数と風量調整ダンパーの開閉度で調整する。鍋内発生含塵ガス集塵装置と前記鍋内発生含塵ガス集塵装置を取り付けた水冷式蓋7と電極加熱装置を備えた取鍋9であって、前記鍋内発生含塵ガス集塵装置は吸引ファンと風量調整ダンパーと前記水冷式蓋の開口部に取り付けた、集塵した鍋内発生含塵ガスを大気中に放出するダクト4を備え、前記鍋口の近傍には、前記鍋口と前記水冷式蓋との隙間38から漏出するダスト濃度を検出する漏出ダスト濃度監視モニター45が配置されている。 (もっと読む)


【課題】スラグ組成、溶鋼の昇熱処理、攪拌処理および取鍋蓋開口部の不活性ガスパージの適正化により、極低硫低窒素高清浄鋼を効率よく安定して溶製できる方法を提供する。
【解決手段】溶鋼を下記の工程1〜3の順序により処理する極低硫高清浄鋼の溶製方法である。工程1:大気圧下において取鍋内溶鋼にCaO系フラックスを添加する、工程2:取鍋蓋を設置し、取鍋内溶鋼中に攪拌ガスを吹き込んで蓋の内側への大気の侵入を抑制しながら攪拌するとともに、溶鋼に酸化性ガスを供給し、生成した酸化物をCaO系フラックスと混合してカバースラグを形成する、工程3:酸化性ガスの供給を停止し、取鍋内溶鋼中に攪拌ガスを吹き込んで脱硫および介在物除去を行う。さらに、蓋の開口部を不活性ガスによりパージするか、工程3の後に工程4として溶鋼のRH真空脱ガス処理に際し、溶鋼中の介在物の低減および脱窒処理などを行ってもよい。 (もっと読む)


取鍋処理工程中の酸素及び窒素の混入を最小化して合金鉄を投入できる、吸酸及び吸窒が減少した合金鉄投入装置及び投入方法に関する。ホッパから合金鉄が供給されてこれを取鍋にまで投入し、上部、傾斜を有する中間及び下部に細分され、所定の中空を有する供給管と、前記供給管の前記中間に連通して分岐装着され、前記合金鉄の投入時に同時に流入する空気を第1不活性ガスによって遮断する不活性ガス遮断部と、前記供給管の前記下部の基端部に連通して分岐装着され、前記合金鉄の投入経路上に第2不活性ガスを吹き込む不活性ガス供給部と、前記供給管の下部外側の任意の1つの部位に、前記下部の軸方向に対してこれを包むように構成され、前記下部の終端部方向に第3不活性ガスを噴射する不活性ガス噴射部と、前記不活性ガス噴射部から前記供給管を包んで噴射される前記第3不活性ガスが前記供給管の終端部で拡散する拡散部と、を備える。
(もっと読む)


【課題】Alの酸化発熱反応を利用して昇熱を行う取鍋処理において、溶鋼の吸窒反応を抑制し、窒素濃度を低位に維持できる低窒素鋼の溶製方法を提供する。
【解決手段】Alを含有する溶鋼に不活性ガスを吹き込みつつ、溶鋼表面に酸素ガスを吹き付けて溶鋼温度を上昇させる取鍋処理において、溶鋼中のAl含有率Al(%)に応じて溶鋼に吹き込む不活性ガス流量Q(Nm3/(min・t))を下記(1)〜(3)式の関係を満足するように調整する低窒素鋼の溶製方法である。Al≦0.1のとき0.014≦Q≦0.016・・(1)、0.1<Al≦0.18のとき0.01≦Q≦0.013・・(2)、0.18<Alのとき0.006≦Q≦0.008・・(3)。 前記溶鋼に吹き込む不活性ガスの吹き込み深さと溶鋼深さとの比の値を0.6以上とし、また、前記溶鋼に吹き付ける酸素ガスのノズル出口における線速度を300〜900Nm/sの範囲とすることが好ましい。 (もっと読む)


本発明は、鋼塊中の介在物サイズの微細化を図るものであり、溶鋼中に混濁する酸化物の組成をMgO主体とするに十分な量のMgを有する溶湯に調整するMg酸化物形成工程と、該Mg酸化物形成工程よりも雰囲気の真空度を減圧として、溶湯中のMg酸化物をMgと酸素に解離させ、Mg含有量をMg酸化物形成工程の50%以下とする解離工程を経る鋼塊の製造方法である。Mg酸化物形成工程において、一旦凝固させる工程を採用することが好ましい。すなわち、Mg酸化物形成工程を一次溶解とし、該一次溶解時の溶鋼中に混濁する酸化物の組成をMgO主体とするに十分な量のMgを有する溶湯に調整した後、凝固させ、解離工程を一次溶解時よりも真空度を減圧として再溶解し、Mg酸化物をMgと酸素に解離させ、Mg含有量を再溶解前の50%以下とすることが好ましい。
(もっと読む)


【課題】 RH法における空気侵入による鋼中窒素濃度の上昇を抑制する。
【解決手段】 真空槽3の下部に設置された2本の浸漬管2を取鍋5内の溶鋼4中に浸漬し、一方の浸漬管2からガスを吹き込むことで、真空槽3と取鍋5間で溶鋼4を循環させて脱ガスを行うことにより極低窒素鋼を製造するに際し、脱ガス処理中、浸漬管2の周りに不活性ガスをパージするガス吹き込みノズル11である。ガス吹き込みノズル11のガス噴出口11aに、水平板12aと、水平板の外周端から垂下させた垂直板12bとで形成される整流板12を設ける。脱ガス処理中、浸漬管2の周りに不活性ガスをパージする。
【効果】 RH法における鋼中窒素濃度の上昇を抑制でき、極低窒素鋼の安定した精錬を安価に行える。 (もっと読む)


【課題】真空脱ガス装置用浸漬管において、浸漬管下部の耐火物の溶損・脱落あるいは窒素ピックアップの原因となる外周不定形耐火物の亀裂を抑制すること。
【解決手段】上端にフランジ2を備えた円筒状芯金1の内周および外周を耐火物で覆ってなる真空脱ガス装置用浸漬管において、前記耐火物のうち少なくとも円筒状芯金1の外周耐火物を不定形耐火物5aとし、且つこの外周不定形耐火物5aに対し、その厚さ方向の外側近傍に、浸漬管の周方向にわたって金網7を埋設した。 (もっと読む)


【課題】 溶鋼表面で速やかに溶融し、溶鋼の再酸化を防止できる溶鋼保温剤を提供する。
【解決手段】 融点が溶鋼温度より低い原料と融点が溶鋼温度より高い原料を配合した溶鋼保温材である。融点が溶鋼温度より低い原料の割合が、全体の30質量パーセント以上で、平均組成での融点が溶鋼温度より低いことが望ましい。融点が溶鋼温度より低い原料として、Al2O3、CaO、MgO、SiO2のうち少なくとも二種類以上からなる複合酸化物を用いること、融点が溶鋼温度より高い原料として、Al2O3、CaO、MgO、SiO2のうち少なくとも一種の酸化物、または、Al2O3、CaO、MgO、SiO2のうち少なくとも二種類以上からなる複合酸化物を用いることが好ましい。平均組成がCaO/Al2O3=0.5〜2.0であり、MgO=5〜30%、SiO2含有量を10%未満とすることが好ましい。上層に固体の保温剤を堆積させればさらに保温性が増す。 (もっと読む)


1 - 17 / 17