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Fターム[4K013CF03]の内容

溶融状態での鋼の処理 (7,585) | CA−CE以外の処理、装置 (561) | スラグの処理 (135) | スラグと溶湯との分離 (18)

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【課題】設備コスト増を招くことなく、渦流の発生を効果的に抑制してスラグの流出を確実に防止することができる方法とこの方法を用いる装置を提案することにある。
【解決手段】溶鋼保持用容器内の、スラグが混在する溶鋼を、その溶鋼保持用容器から他の容器等へ流出させる際に、流出させる溶鋼とともにスラグが流出するのを防止する技術であって、かかる溶鋼保持用容器の溶鋼流出口近傍もしくはその延在位置にある流出通路を取り囲むように配置された、磁場の方向を変えることのできる複数の磁極からなる静磁界発生装置により、溶鋼流の向きに応じた磁場が形成されるように静磁界を発生させるスラグ流出防止方法およびその装置。 (もっと読む)


【課題】 RH真空脱ガス装置において、アルミニウムの燃焼による溶鋼の昇熱処理を実施した後に溶鋼を脱硫処理するにあたり、従来に比べて格段に効率良く脱硫処理する。
【解決手段】 大気圧下で脱炭精錬を行う脱炭精錬炉から取鍋に溶鋼を出鋼した後、前記取鍋をRH真空脱ガス装置1に搬送し、RH真空脱ガス装置の真空槽内に吸引した溶鋼3にアルミニウムを添加し、次いで減圧下の溶鋼表面に向けて酸素ガスを供給して溶鋼中のアルミニウムを燃焼させて溶鋼を昇熱し、溶鋼昇熱のための酸素ガスの供給終了後、溶鋼中に溶解するアルミニウム濃度を0.005質量%以上確保した状態で2分間以上溶鋼を環流し、その後、真空槽内の溶鋼にスラグ固化材を投入し、次いで、上吹きランス13を介してCaO系脱硫剤を搬送用ガスとともに真空槽内の溶鋼の表面に向けて吹き付け添加して溶鋼を脱硫処理する。 (もっと読む)


【課題】脱燐が困難なFe−Cr−Ni系ステンレス鋼を脱燐して最終的に0.02mass%以下の燐濃度に抑えることができるとともに、冷えたCr原料を投入する必要がなく、また、入手が容易な低品質(高P)の合金スクラップ原料を有効活用することができる技術を提供する。
【解決手段】2つの電気炉を用いて原料を溶解し、それらを合わせることで目的とする成分のステンレス鋼を製造する低燐ステンレス鋼の製造方法であって、第1の電気炉においては、少なくともFe、Cr、Niを含む鋼を溶解し、第2の電気炉においては、少なくともFeを含む鋼、あるいは少なくともFeおよびNiを含む鋼を溶解し、第2の電気炉にて溶解した溶鋼に酸素を吹き込むことによりPを酸化除去し、第1および第2の電気炉で溶解した鋼を合わせた後、P濃度を0.02mass%以下とする低燐ステンレス鋼の製造方法。 (もっと読む)


【課題】溶融点を調整する物質等の添加を必要とせず、かつ、1600〜2200℃の各種金属を溶解する溶解炉や取鍋等から、溶融金属上に浮遊するスラグを除去する作業を、迅速に、適確に、安全に、さらに効率的に行うことを可能とする、安価なスラグ除去材を提供するとともに、これらのスラグ除去材を用いたスラグの除去方法を提供する。
【解決手段】1600〜2200℃の溶融金属表面に浮遊するスラグの除去に用いられるスラグ除去材であって、スラグ除去材が、加熱発泡性を有し、スラグ除去材の強熱減量が、0.5〜4質量%であり、1100℃で30秒間加熱発泡させたスラグ除去材の単位容積質量が、0.05〜0.30kg/リットルであり、スラグ除去材が、5mm以下の所定の粒径分布の粒子を含み、粒径が5mmを超える粒子を5質量%未満含むスラグ除去材である。 (もっと読む)


【課題】スラグと溶融金属との比重の差を利用してスラグの収集を効率的に行うスラグ除去装置及び方法を提供する。
【解決手段】鉛直方向の開口部を有するリング状部10と、リング状部の開口部を下側から塞ぐようにされているプラグ部20と、リング状部を鉛直方向に移動させるリング状部鉛直移動機構30と、プラグ部を鉛直方向に移動させるプラグ部鉛直移動機構40とを備えているスラグ除去装置100、並びにこのスラグ除去装置100を用いるスラグ除去方法とする。この本発明のスラグ除去装置100では、リング状部10の開口部11を下側からプラグ部20で塞ぐことによって、スラグ82を保持するスラグ保持容器が形成されるようにされている。 (もっと読む)


【課題】スラグ組成、溶鋼の昇熱処理、攪拌処理および取鍋蓋開口部の不活性ガスパージの適正化により、極低硫低窒素高清浄鋼を効率よく安定して溶製できる方法を提供する。
【解決手段】溶鋼を下記の工程1〜3の順序により処理する極低硫高清浄鋼の溶製方法である。工程1:大気圧下において取鍋内溶鋼にCaO系フラックスを添加する、工程2:取鍋蓋を設置し、取鍋内溶鋼中に攪拌ガスを吹き込んで蓋の内側への大気の侵入を抑制しながら攪拌するとともに、溶鋼に酸化性ガスを供給し、生成した酸化物をCaO系フラックスと混合してカバースラグを形成する、工程3:酸化性ガスの供給を停止し、取鍋内溶鋼中に攪拌ガスを吹き込んで脱硫および介在物除去を行う。さらに、蓋の開口部を不活性ガスによりパージするか、工程3の後に工程4として溶鋼のRH真空脱ガス処理に際し、溶鋼中の介在物の低減および脱窒処理などを行ってもよい。 (もっと読む)


【課題】Fe-Ni合金スラブの最大非金属介在物の大きさを推定することにより、表面品質に優れたFe-Ni合金板を製造する方法を提案する。
【解決手段】極地統計法により、スラブ段階における最大非金属介在物の大きさを測定し、その大きさ√areamaxが200μm以下であるFe-Ni合金スラブを用いて常法に従う熱間圧延および/または冷間圧延を行い、履歴の明らかなFe-Ni合金板を製造する。 (もっと読む)


【課題】排出口を有する転炉に収容される溶銑に不活性ガスを吹き込まなくとも、この排出口から溶銑を流出する際にこの排出口の近傍の溶銑の浴面における渦流の形成を長期間にわたって阻害して、スラグの流出量を低減する。
【解決手段】溶融金属収容容器に収容される溶融金属を、この溶融金属収容容器に設けられる排出口から排出する際に、排出口の周縁であって排出口の中心軸に対して非対称となる位置に、マグネシアカーボンを含有するとともに排出口の周方向への溶融金属の渦流を阻害するための整流部を設けておくことを特徴とする渦流の抑制方法である。 (もっと読む)


【課題】 溶銑、溶鋼などの溶融金属を収容した精錬炉或いは取鍋などの溶融金属容器から溶融金属の上に浮遊するスラグを排出するに当たり、構造が簡単であり、しかも転炉などの奥行きの深い溶融金属容器であっても数回の操作でスラグの大半を排出することのできる排滓装置を提供する。
【解決手段】 上記課題を解決するための本発明に係る排滓装置1は、溶融金属容器8に収容された溶融金属11の浴面上に存在するスラグ12を、支持アーム3の先端部に取り付けられた、水平方向に往復移動可能な掻き板4によって溶融金属容器の滓排出口9から掻き出す排滓装置において、前記掻き板は、弾性変形可能な金属板からなり、滓排出口に接触しても弾性変形して通過することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 溶銑、溶鋼などの溶融金属を収容した精錬炉或いは取鍋などの溶融金属容器から溶融金属の上に浮遊するスラグを排出するに当たり、構造が簡単であり、しかも転炉などの奥行きの深い溶融金属容器であっても数回の操作でスラグの大半を排出することのできる排滓装置を提供する。
【解決手段】 上記課題を解決するための排滓装置1は、溶融金属容器6に収容された溶融金属9の浴面上に存在するスラグ10を、支持アーム3の先端部に取り付けられた、水平方向に往復移動可能な掻き板によって溶融金属容器の滓排出口から掻き出す排滓装置において、前記掻き板は、弾性変形可能な金属板の環状体4からなり、該環状体の掻き出し方向手前側の一端または掻き出し方向とは反対側の一端が前記支持アームに取り付けられており、環状体4が滓排出口に接触しても弾性変形して通過することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】従来のように、環境に有害なフッ素を含有する蛍石を使用することなく、極低Alかつ極低硫黄の含クロム溶鋼を製造できる極低硫含クロム溶鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】予備処理を施した溶銑にクロム源を添加し、吹酸処理して粗溶鋼を溶製する一次精錬を行った後、粗溶鋼が含有する成分の調整をして溶鋼を製造する二次精錬を行う含クロム溶鋼の製造方法において、二次精錬の際に、粗溶鋼及び粗溶鋼を覆うスラグ中の硫黄分の総量を、溶鋼の目標硫黄量の1.5倍以下に調整した後、スラグの組成を、CaO/SiO2:1.5以上2.2以下、Al23:12質量%を超え18質量%以下にする。 (もっと読む)


【課題】 [S]が10ppm以下であるとともにT.[O]が40ppm以下である極低硫高清浄鋼を、取鍋内溶鋼にCaFを添加しなくとも、転炉の出鋼温度を高めることなく簡便な手段により溶製する。
【解決手段】 大気圧下の溶鋼にCaO系フラックスを添加する工程1、大気圧下の取鍋内溶鋼に浸漬したランスから攪拌ガスを吹き込むことにより溶鋼及びCaO系フラックスを攪拌するとともに、溶鋼に酸化性ガスを供給し、酸化性ガスと溶鋼との反応により生成する酸化物をCaO系フラックスと混合する工程2、及び酸化性ガスの供給を停止するとともに、大気圧下の取鍋内溶鋼に浸漬したランスから攪拌ガスを吹き込むことにより脱硫及び介在物除去を行う工程3を順番に行う際に、工程2における酸化性ガス供給時間tと、工程3における攪拌時間tとの比(t/t)を0.6以上とすることにより、[S]が10ppm以下であるとともにT.[O]が40ppm以下である極低硫高清浄鋼を溶製する。 (もっと読む)


【課題】ボーキサイト鉱石と赤泥残渣からのアルミナ、イルメナイトからの二酸化チタンの無廃棄物抽出方法を提供する。
【解決手段】C飽和鋳鉄合金の融点より高温で酸化鉄を還元して金属鉄と、高C鉄合金とAlおよびTi金属酸化物に富むスラグを生成し、炭酸アルカリで処理してアルミン酸アルカリおよびチタン酸塩を形成する。アルミニウムアルカリを水浸出により分離し、CO2 吹き込みによりアルミナ水酸化物を沈殿させる。水浸出の残渣を硫酸で処理し、TiO2 を加水分解ルートにより沈殿させる。金属のほとんどを回収し、pH4〜5で、土壌調整に使用できるケイ酸質残渣を生成する。炭酸アルカリの存在下で酸化的焙焼を行い、焙焼物の水浸出を行い、TiO2 をpH4未満の調節条件下で選択的に沈殿させ、TiO2 に富む酸化物をチタニア鉄鉱石/残渣物質から選択的に分離する方法も提供される。 (もっと読む)


質量%で、C:0.03%以下、Si:0.01〜2%、Mn:0.1〜2%、P:0.05%以下、S:0.001%以下、Al:0.003〜0.05%、Ni:4〜12%、Cr:18〜32%、Mo:0.2〜5%、N(窒素):0.05〜0.4%、O(酸素):0.01%以下、Ca:0.0005〜0.005%、Mg:0.0001〜0.005%、Cu:0〜2%、B:0〜0.01%およびW:0〜4%を含有し、残部がFeおよび不純物からなる二相ステンレス鋼であって、その中に含まれる介在物のうち、CaおよびMgの合計含有量が20〜40質量%であり、且つ長径が7μm以上である酸化物系介在物が加工方向に垂直な断面1mmあたり10個以下であること、または更に、Sの含有量が15質量%以上であり、且つ長径が1μm以上である酸化物系介在物が加工方向に垂直な断面0.1mmあたり10個以下であることを特徴とする二相ステンレス鋼。特に、Cu、BおよびWの含有量がそれぞれ質量%で0.2〜2%、0.001〜0.01%および0.1〜4%であるのが望ましい。
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【課題】 転炉からの出鋼時及び取鍋からタンディッシュへの溶鋼注入時に、安価で特段の設備を必要とせず、効率的にスラグの流出を防止することのできる方法を提供する。
【解決手段】 転炉1からの溶鋼5の出鋼時または取鍋からタンディッシュへの溶鋼の注入時におけるスラグの流出防止方法であって、溶鋼上のスラグ6にプラスチック7を添加してプラスチックをスラグの有する熱によって分解させ、プラスチック分解時の吸熱反応を利用してスラグを冷却し、スラグを固化させる或いはスラグの流出が妨げられるようにスラグの粘性を高める。この場合にプラスチックを、金属または金属酸化物との成形体とすることで、スラグの流出がより一層防止される。 (もっと読む)


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