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Fターム[4K030BA06]の内容

CVD (106,390) | 皮膜材質 (16,728) | 金属成分を含む皮膜 (5,409) | Cr (114)

Fターム[4K030BA06]に分類される特許

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【課題】硬質被削材の高速断続切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】表面被覆切削工具の硬質被覆層を、化学蒸着で形成された上部層と下部層とで構成し、該上部層は1〜15μmの平均層厚を有する酸化アルミニウム層、該下部層は3〜20μmの合計平均層厚を有する密着性Ti化合物層と改質Ti系炭窒化物層とで構成し、そして、該改質Ti系炭窒化物層は、2.5〜15μmの平均層厚を有し、(Ti1−XCr)CN(但し、X=0.01〜0.10)を満足するTiとCrの複合炭窒化物マトリックス相と、間歇的な蒸着条件変更により形成され、(Ti1−YCr)CN(但し、Y=0.2〜0.8)を満足し、結晶粒界に不連続(島状)に分散析出する平均粒子サイズ0.01〜0.2μmのTiとCrの複合炭窒化物析出相とからなる。 (もっと読む)


【課題】 高硬度鋼の高速断続切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】 WC基超硬合金またはTiCN基サーメットで構成された工具基体表面に、硬質被覆層として、(a)下部層が、TiとCrの合量に対するCrの含有割合(Cr/(Ti+Cr))が0.005〜0.05(ただし、原子比)であるTiとCrの複合炭窒化物層、(b)中間層が、X線による結晶構造回折において、(0002)面からの相対X線回折強度I(0002)が最大のピークを示す六方晶CrN層、(c)上部層が、AlとCrの合量に対するCrの含有割合(Cr/(Al+Cr))が0.01〜0.10(ただし、原子比)であるAlとCrの複合酸化物層、を化学蒸着で形成する。 (もっと読む)


【課題】高速重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】 下部層は、(a)炭窒化チタン層と、(b)クロムの含有割合が0.01〜0.1(原子比)であるTi−Cr複合炭窒化物層、上記(a)、(b)を交互に積層したTi系化合物積層で構成し、上部層は、(c)クロムの含有割合が0.01〜0.1(原子比)であるアルミニウムとクロムの複合酸化物層で構成し、更に、上記(b)のTi−Cr複合炭窒化物層は、表面研磨面の測定範囲内に存在する結晶粒の(001)面および(011)面の法線と、表面研磨面の法線とがなす傾斜角の測定結果に基づいて作成された構成原子共有格子点分布グラフにおいて、Σ3に最高ピークが存在し、かつ、Σ3のΣN+1全体に占める分布割合が60%以上であるTi−Cr複合炭窒化物層で構成する。 (もっと読む)


【課題】高速重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、Cr含有割合が0.01〜0.1(原子比)であるTi−Cr複合炭窒化物層とAl層とを交互に積層した硬質被覆層を設け、あるいは、この交互積層を上部層とし、上部層と工具基体表面間に、下部層として、TiN層、TiC層、TiCN層、あるいは前記下部層の少なくとも1層のTi成分をZrで置換した(Ti,Zr)N層、(Ti,Zr)C層、(Ti,Zr)CN層の1層または2層以上を設け、かつ、上部層の構成層であるTi−Cr複合炭窒化物層は、表面研磨面の測定範囲内に存在する結晶粒の(001)面および(011)面の法線と、表面研磨面の法線とがなす傾斜角の測定結果に基づいて作成された構成原子共有格子点分布グラフであるTi−Cr複合炭窒化物層で構成する。 (もっと読む)


【課題】スパッタリング法等のプラズマを用いる気相成長法により膜を成膜する成膜方法において、良質な膜を安定的に成膜することを可能とする。
【解決手段】成膜温度Ts(℃)と、成膜時のプラズマ中のプラズマ電位Vs(V)とフローティング電位Vf(V)との差であるVs−Vf(V)と、成膜される膜の特性との関係に基づいて、成膜条件を決定する。1種又は複数種のPb含有ペロブスカイト型酸化物からなる圧電膜では、下記式(1)及び(2)を充足する範囲で成膜条件を決定することが好ましい。
T(℃)≧400・・・(1)、
−0.2Ts+100<Vs−Vf(V)<−0.2Ts+130・・・(2) (もっと読む)


【課題】高速重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、硬質被覆層として、(a)1〜5μmの平均層厚の炭窒化チタン層と、(b)1〜5μmの平均層厚を有し、かつ、TiとCrの合量に対するCrの含有割合(Cr/(Ti+Cr))が、原子比で0.01〜0.1であるTi−Cr複合炭窒化物層、上記(a)、(b)を少なくとも3層以上交互に積層し、合計平均層厚が5〜15μmであるTi系化合物積層を設け、あるいは、該Ti系化合物積層表面に、必要によりTi化合物層を介して、0.5〜5μmの層厚の酸化アルミニウム層を設けた。 (もっと読む)


【課題】硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、下地層、下部層および上部層からなる硬質被覆層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、下地層は、立方晶のTiCr複合炭化物相マトリックス中に10〜40面積%の斜方晶のCrTi複合炭化物相が分散分布した層厚0.1〜2μmの混合相組織層で構成し、下部層は、合計平均層厚3〜20μmのTi化合物層で構成し、上部層は、平均層厚1〜20μmの酸化アルミニウム層で構成する。 (もっと読む)


【課題】カバレッジを良好に保つことができる配線修正方法。
【解決手段】半導体装置11の修正配線を引き出す接続孔1を集束イオンビーム加工によって形成する配線修正方法において、接続孔1の側面のうち、下層配線4と上層配線3を接続する修正配線を引き出す側に傾斜面を形成する。 (もっと読む)


【課題】硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、下地層と上部層からなる硬質被覆層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、下地層は、立方晶のTiCr複合炭化物相マトリックス中に10〜40面積%の斜方晶のCrTi複合炭化物相が分散分布した層厚0.1〜2μmの混合相組織層で構成し、また、上部層は、層厚0.5〜2μmの内部層(Ti窒化物層)と、層厚0.5〜5μmの中間層(粒状結晶組織のTi炭化物層または縦長成長結晶組織のTi炭窒化物層)と、層厚0.3〜2μmの表面層(Ti窒化物層)、の積層構造として構成する (もっと読む)


【課題】硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】 工具基体の表面に、硬質被覆層として、(a)1〜5μmの平均層厚の炭化チタン層と、(b)1〜5μmの平均層厚を有し、かつ、TiとCrの合量に対するCrの含有割合(Cr/(Ti+Cr))が、原子比で0.01〜0.1であるTi−Cr複合炭窒化物層、上記(a)、(b)を少なくとも3層以上交互に積層し、合計平均層厚が5〜15μmであるTi系化合物積層を設け、あるいは、該Ti系化合物積層表面に、必要によりTi化合物層を介して、0.5〜5μmの層厚の酸化アルミニウム層を設ける。 (もっと読む)


【課題】硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】 工具基体の表面に、硬質被覆層として、(a)1〜5μmの平均層厚の窒化チタン層と、(b)1〜5μmの平均層厚を有し、かつ、TiとCrの合量に対するCrの含有割合(Cr/(Ti+Cr))が、原子比で0.01〜0.1であるTi−Cr複合炭窒化物層、上記(a)、(b)を少なくとも3層以上交互に積層し、合計平均層厚が5〜15μmであるTi系化合物積層を設け、あるいは、該Ti系化合物積層表面に、必要によりTi化合物層を介して、0.5〜5μmの層厚の酸化アルミニウム層を設けた構成とする。 (もっと読む)


【課題】硬質被覆層が高速断続切削加工ですぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】WC基超硬合金またはTiCN基サーメットで構成された工具基体の表面に、(a)下部層としてTi化合物層、(b)上部層として、化学蒸着した状態でα型の結晶構造を有し、組成式:(Al1−Q−RCrZr、(ただし、原子比で、Q:、0.005〜0.07、R:0.003〜0.05)、を満足するAlとCrとZrの複合酸化物層を設け、さらに、該上部層は、表面研磨面の測定範囲内に存在する六方晶結晶格子を有する結晶粒個々に電子線を照射して、前記表面研磨面の法線に対して、前記結晶粒の結晶面である(0001)面(10−10)面の法線がなす傾斜角を測定し、特定な構成原子共有格子点分布グラフを示すAlとCrとZrの複合酸化物層で構成する。 (もっと読む)


【課題】硬質被覆層が高速重切削加工ですぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】 WC基超硬合金またはTiCN基サーメットで構成された工具基体の表面に、(a)下部層としてTi化合物層、(b)中間層として、特定なを満足するTiとAlとCrとZrの複合炭窒酸化物層、(c)上部層として、化学蒸着した状態でα型の結晶構造を有し、特定な組成式を満足するAlとCrとZrの複合酸化物層を設け、さらに、該上部層は、表面研磨面の測定範囲内に存在する六方晶結晶格子を有する結晶粒個々に電子線を照射して、前記表面研磨面の法線に対して、前記結晶粒の結晶面である(0001)面(10−10)面の法線がなす傾斜角を測定し、特定な構成原子共有格子点分布グラフを示すAlとCrとZrの複合酸化物層で構成する。 (もっと読む)


既にコーティングされていてもよい金属表面に、多層耐摩耗性コーティングを適用する方法において、該コーティングは少なくとも2つの耐摩耗性層(5)及び各対の耐摩耗性層(5)の間に配置されている中間層(10)を含む。該中間層(10)は、耐摩耗性層(5)の材料及び追加材料を含有する材料組成物を含み、しかも該中間層(10)の第1遷移領域(a)上で耐摩耗性層(5)の材料の減少していく含有量で、そして第2遷移領域(b)上で耐摩耗性層(5)の材料の増大していく含有量で適用され、中間層(10)においての耐摩耗性層(5)の材料の含有量はあらゆる点で少なくとも5重量%であるように選ばれる。
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【課題】 硬質被覆層が高速重切削加工ですぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】 WC基超硬合金またはTiCN基サーメットで構成された工具基体の表面に、(a)下部層としてTi化合物層、(b)中間層として、特定の組成式:(Ti1−X−YAlCr)Cαβγを満足するTiとAlとCrの複合炭窒酸化物層、(c)上部層として、化学蒸着した状態でα型の結晶構造を有し、特定の組成式:(Al1−QCrを満足するAlとCrの複合酸化物層を設け、さらに、該上部層は、相互に隣接する結晶粒の界面で、前記構成原子のそれぞれが前記結晶粒相互間で1つの構成原子を共有する格子点(構成原子共有格子点)が特定の構成原子共有格子点分布グラフを示すAlとCrの複合酸化物層で構成する。 (もっと読む)


本発明は、金属基板への気相における化学的蒸着による、炭化クロム、チッ化クロム、または炭チッ化クロムあるいは化学的特性がクロムの化学的特性に近い金属元素を基材とする非酸化物セラミックタイプの被覆の蒸着方法であって、主として、a) ビス(アレン)群に属し分解温度が300℃から550℃の間に含まれる、蒸着すべき金属の前駆分子化合物であって酸素原子のない溶媒に溶解された化合物を含む溶液を用意するステップと、b) エアロゾルの形態の前記前駆体溶液を、溶媒の沸騰温度と前駆体の分解温度との間に含まれる温度に熱せられた蒸発装置(3)内に投入するステップと、c)蒸発装置(3)およびCVD反応装置(10)に大気圧がかかっている状態で、蒸発装置(3)の中性ガス束により、前駆体および気化エアロゾルを、被覆すべき基板を支持し前駆体の分解温度より高い温度であって最高でも550℃までの温度に熱せされたサセプタ(13)を備える冷壁CVD反応装置(10)側に移動させるステップとを含むことを特徴とする方法を対象とする。 (もっと読む)


本発明は、金属基板への気相における化学的蒸着による、金属クロムあるいは化学的特性がクロムの化学的特性に近い他の金属の硬質被覆の蒸着方法であって、主として、a)酸素原子がない溶媒中に、i) 分解温度が300℃から550℃の間に含まれビス(アレン)群の中から選択された、蒸着させる金属の前駆分子化合物と、ii)塩化添加剤とを含む溶液を用意するステップと、b)エアロゾルの形態の前記溶液を、溶媒の沸騰温度と前駆体の分解温度との間に含まれる温度に熱せられた蒸発装置内に投入するステップと、c)蒸発装置の中性ガス束により、気化エアロゾルを、被覆すべき基板を支持し前駆体の分解温度より高い温度であって最高でも550℃までの温度に熱せされたサセプタを備えるCVD反応装置側に移動させるステップとを含むことを特徴とする方法を対象とする。低温かつ大気圧で行われるDLI−CVD手法によるこの蒸着方法により、鋼または合金製の大型金属プレートの量産条件による流れ処理を行うことができ、その結果、ナノ構造の単層または多層の硬質金属被覆を得ることができる。本発明の別の対象は前記方法の実施に特に好適な注入可能な溶液である。 (もっと読む)


【課題】硬質被覆層が高速断続切削加工ですぐれた耐チッピング性および耐摩耗性を発揮する表面被覆サーメット製切削工具を提供する。
【解決手段】 硬質被覆層がTi化合物層の下部層と、(Al,Cr)23層の上部層で構成された被覆サーメット工具において、前記下部層に層間介在層として改質WC層を介在させ、前記上部層を、電界放出型走査電子顕微鏡を用い、表面研磨面の測定範囲内に存在する六方晶結晶格子を有する結晶粒個々に電子線を照射して、前記表面研磨面の法線に対して、前記結晶粒の結晶面である(0001)面および(10-10)面の法線がなす傾斜角を測定し、この測定値から、構成原子共有格子点分布グラフを作成した場合に、Σ3に最高ピークが存在し、かつ前記Σ3のΣN+1全体に占める分布割合が60%以上である構成原子共有格子点分布グラフを示す改質(Al,Cr)23層で構成する。 (もっと読む)


【課題】硬質被覆層が高速断続切削加工ですぐれた耐チッピング性および耐摩耗性を発揮する表面被覆サーメット製切削工具を提供する。
【解決手段】 硬質被覆層がTi化合物層の下部層と、(Al,Cr)23層の上部層で構成された被覆サーメット工具において、工具基体と前記下部層の間に改質WC層を介在させ、前記上部層を、電界放出型走査電子顕微鏡を用い、表面研磨面の測定範囲内に存在する六方晶結晶格子を有する結晶粒個々に電子線を照射して、前記表面研磨面の法線に対して、前記結晶粒の結晶面である(0001)面および(10-10)面の法線がなす傾斜角を測定し、この測定値から、構成原子共有格子点分布グラフを作成した場合に、Σ3に最高ピークが存在し、かつ前記Σ3のΣN+1全体に占める分布割合が60%以上である構成原子共有格子点分布グラフを示す改質(Al,Cr)23層で構成する。 (もっと読む)


【課題】 スパッタリングにより付着された混合層で被覆された抗菌性基板(ガラス、セラミックまたは金属製)を提供する。
【解決手段】 この混合層は金属酸化物、オキシ窒化物、オキシ炭化物または窒化物の中から選ばれた結合物質に混合された少なくとも一つの抗菌物質を含む。この基板は抗菌性を与える。もし焼入れされかつ抗菌性のガラスが要求されるなら、同じコスパッタリング法が使用されることができ、任意に下層が付加されることができる。抗菌性は焼入れ工程後でさえ維持される。 (もっと読む)


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