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Fターム[4K030BA06]の内容

CVD (106,390) | 皮膜材質 (16,728) | 金属成分を含む皮膜 (5,409) | Cr (114)

Fターム[4K030BA06]に分類される特許

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【課題】金属カルボニル前駆体を用いて基板上に形成される金属薄膜のCO中毒を抑制する方法及び装置を提供する。
【解決手段】金属薄膜840、860は、薄膜堆積システム1、100の基板ホルダー20、120上に載せられた基板25、125上に形成される。基板ホルダー20、120は、基板ホルダー20、120の周辺端部に位置付けられて基板25、125の周辺端部を取り囲む防御リング21、124を有する。防御リング21、124は基板25、125の周辺端部でのCO副生成物の生成を抑制する。 (もっと読む)


【課題】高堆積レートで膜の均一性の良好な堆積システムを提供する。
【解決手段】供給ガスとして金属カルボニル先駆体(52)及びCOを利用する堆積プロセスの初期化方法及びシステムについて説明する。プロセスチャンバ(10)内での堆積プロセス前、気化系(50)を介して先駆体を排気系へ輸送する、COを有する供給ガスの流れが確立される一方でプロセスチャンバ(10)を通過する。COガス及び蒸気先駆体が排気系へ流れる間、たとえば不活性ガス、CO又はこれらを混合させたガスのようなパージガスが、プロセスチャンバ(10)に導入されて良い。一旦安定したCOガス及び先駆体蒸気の流れが確立されると、COガス及び先駆体蒸気は、プロセスチャンバ(10)に導入され、安定した基板上への金属層の堆積が実現する。 (もっと読む)


【課題】難削材の高速切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する被覆切削チップを提供する。
【解決手段】硬質被覆層の1層を、電界放出型走査電子顕微鏡を用い、表面研磨面の測定範囲内に存在する六方晶結晶格子を有する結晶粒個々に電子線を照射して、前記表面研磨面の法線に対して、前記結晶粒の結晶面である(0001)面の法線がなす傾斜角を測定し、この測定結果に基づいて作成した傾斜角度数分布グラフにおいて、0〜10度の傾斜角区分内に最高ピークが存在し、かつ前記0〜10度の範囲内に存在する度数の合計が、度数全体の45%以上の割合を占める傾斜角度数分布グラフを示す改質(Al、Cr)層で構成し、かつ、同改質(Al、Cr)層の表面を研磨して、その表面粗さをRa:0.2μm以下とすると共に、前記研磨面に硬質被覆層残留応力低減模様を形成してなる。 (もっと読む)


【課題】高硬度鋼の高速切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する被覆切削チップを提供する。
【解決手段】硬質被覆層のTi化合物のうちの1層を、電界放出型走査電子顕微鏡を用い、表面研磨面の測定範囲内に存在する結晶粒個々に電子線を照射して、前記表面研磨面の法線に対して、前記結晶粒の結晶面である(001)面および(011)面の法線がなす傾斜角を測定し、この結果得られた測定傾斜角に基づいて作成された構成原子共有格子点分布グラフにおいて、Σ3に最高ピークが存在し、かつ前記Σ3の全体に占める分布割合が60%以上である構成原子共有格子点分布グラフを示す改質(Ti,Cr)CN層で構成し、かつ、同Al23層の表面を研磨して、その表面粗さをRa:0.2μm以下とすると共に、前記研磨面に硬質被覆層残留応力低減模様をレーザービーム照射形成してなる。 (もっと読む)


【課題】気相原料分散システムにおけるパーティクル汚染を低減する方法およびシステムを提供する。
【解決手段】気相原料分散システム30は、膜前駆体の気相原料を成膜システム1のプロセスチャンバ10へ導入するよう構成される複数の開口を備える気相原料分散ヘッド34と、ハウジングとを備える。ハウジングと気相原料分散ヘッド34により、膜前駆体蒸発システム50と結合され、蒸発システム50からの膜前駆体52の気相原料を受けてこの気相原料を複数の開口を通してプロセスチャンバ10へ分散するよう構成されるプレナム32が形成される。パーティクル汚染を低減するため、気相原料分散システム30は、プレナム32の圧力と成膜システムの圧力との差または比を低減するよう構成される。たとえば、プレナム32の圧力は、プロセス空間33の圧力の2倍未満、または、プロセス空間33の圧力よりも50mTorr、30mTorrもしくは20mTorr低い。 (もっと読む)


【課題】高硬度材の高速断続切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆サーメット製切削工具を提供する。
【解決手段】 工具基体の表面に、特定の組成式;(Ti1−XCr)C1−Y を満足するTiとCrの複合炭窒化物層からなる下地層、Ti炭窒化物層からなる下部層、炭酸化チタン層および炭窒酸化チタン層のうちのいずれか1層、または両層からなる層間密着層、Al層からなる上部層を、工具基体側から順に化学蒸着で形成してなる表面被覆サーメット製切削工具において、上記Ti炭窒化物層は、電界放出型走査電子顕微鏡を用いて測定した構成原子共有格子点分布グラフで構成原子共有格子点間に構成原子を共有しない格子点がN個存在する構成原子共有格子点形態をΣN+1で現した場合、Σ3のΣN+1全体に占める分布割合が60%以上である事を示すTiCN層で構成する。 (もっと読む)


【課題】膜前駆体(350)の露出表面積を向上させることにより成膜速度を向上するため、高伝導性の気相供給システム(40)に結合された、高伝導性のマルチトレー膜前駆体蒸発システム(50、300)を示した。
【解決手段】マルチトレー膜前駆体蒸発システムは、1または2以上のトレー(330、340)を有する。各トレーは、例えば、固体粉末状または固体タブレット状の膜前駆体を支持し、保持するように構成される。また、膜前駆体が加熱されている間、各トレーは、膜前駆体の上部に流れるキャリアガスに、高い導電性が提供されるように構成されても良い。例えば、キャリアガスは、膜前駆体の上方から内方に流れ、積層可能なトレー内の流束溝を介して垂直に上方に流れ、固体前駆体蒸発システム(300)の出口(322)から排出される。 (もっと読む)


【課題】配線基板を有するディスプレイ装置の、膜質の劣化を回避しながらもタクトの増加を抑制することが可能な製造方法を提供する。
【解決手段】少なくとも、共通の導電部材を構成する第1及び第2の導電膜をレーザCVD法によって形成する結線膜で電気的に連結する第1工程と、窒素ガス(N)及び酸素ガス(O)の一方を雰囲気に加えて結線膜の表面にレーザCVD法によって結線保護膜を形成する第2工程とを含む複数の工程によって、配線基板の製造を行う。 (もっと読む)


本発明による電気化学反応器用のカソードは、拡散層及び触媒層を含む。これは、拡散層に直接的に接触して分散する二金属又は多金属のナノ粒子を有し、この金属の少なくとも1つは、全体的又は部分的に酸化型であるクロム(Cr)である。 (もっと読む)


【課題】高速重切削条件で硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性および耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】表面被覆切削工具の硬質被覆層を、下部層として0.5〜15μmの合計平均層厚を有するTi化合物層と、上部層として、3〜15μmの平均層厚を有し、層厚方向にそって、Al最高含有点(以下点A)とCr最高含有点(以下点B)とが所定間隔をおいて交互に繰り返し存在し、かつ前記両点間でAlおよびCr含有量が連続的に変化する成分濃度分布構造を有し、点AにおけるAlとCrとSiの相互含有割合を示す特定の組成式:[Al1−(A+B)CrSi]、点BにおけるCrとAlとSiの相互含有割合を示す特定の組成式:[Cr1−(C+D)AlSi]を満足し、さらに、隣り合う上記点Aと点Bの間隔が、0.1〜0.5μmであることを満足するAlとCrとSiの複合酸化物層からなる上部層、で構成する。 (もっと読む)


【課題】高速重切削条件で硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性および耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】表面被覆切削工具の硬質被覆層を、(A)下部層として、TiC層、TiN層、TiCN層、TiCO層、およびTiCNO層のうちの1層または2種以上で構成され、かつ0.5〜15μmの合計平均層厚を有するTi化合物層と、(B)上部層として、3〜15μmの平均層厚を有し、かつ、(a)層厚方向にそって、Al最高含有点とCr最高含有点とが所定間隔をおいて交互に繰り返し存在し、かつ前記両点間でAlおよびCr含有量が連続的に変化する成分濃度分布構造を有し、(b)上記Al最高含有点及びCr最高含有点における特定な組成式を満足し、(c)さらに、隣り合う上記Al最高含有点とCr最高含有点の間隔が、0.1〜0.5μmであることを満足するAlとCrとYの複合酸化物層からなる上部層、で構成する。 (もっと読む)


【課題】難削材の高速重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】表面被覆切削工具の硬質被覆層を、下部層と上部層とで構成し、(a)下部層としては、0.5〜15μmの合計平均層厚を有するTi化合物層、(b)上部層としては、化学蒸着形成した状態で、AlとCrの複合酸化物の素地に、AlとCrとSiの複合酸化物からなる分散相が分散分布した組織を有し、かつ、Crの含有割合は、上部層中に含有されるAlとCrの合量に対する割合(原子比)で、0.05〜0.35を満足し、また、Siの含有割合は、上部層中に含有されるAlとCrとSiの合量に対する割合(原子比)で、0.01〜0.10を満足し、さらに、0.5〜13μmの平均層厚を有する複合酸化物層、を形成する。 (もっと読む)


ガス貯蔵コンテナーの内部にコーティングする方法であって、上記方法は化学蒸着のための前駆物質を上記貯蔵コンテナーに供給する工程、および金属コーティングを上記コンテナーの内部表面上に形成する工程を含み、上記コーティングは化学蒸着のための前駆物質より形成される、方法。また、内部表面を有するガス貯蔵容器を含むガス貯蔵コンテナーであって、上記貯蔵容器の上記内部表面上に形成されたライナーを有する、ガス貯蔵コンテナー。上記ライナーは約99重量%またはそれ以上の純度のタングステン金属を含み得る。さらに、化学蒸着前駆物質発生器および上記前駆物質をガス貯蔵コンテナー中に輸送するための前駆物質注入アセンブリを含み得る金属ライニングされたガス貯蔵コンテナーを作製するためのシステム。上記システムは、上記ガス貯蔵容器からガス状の蒸着生成物を除くための排気出口も含み得る。
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【課題】難削材の重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆超硬切削工具を提供する。
【解決手段】超硬合金またはサーメットで構成された基体の表面に、下部層は、0.5〜15μmの合計平均層厚を有するTi化合物層、上部層は、上部内周層と上部外周層とからなり、上部内周層は、特定の組成式:(Al1−XCrを満足し、かつ、0.5〜13μmの平均層厚を有するAlとCrの複合酸化物層、上部外周層は、0.1〜0.8μmの平均層厚を有する薄層Aと、0.1〜0.6μmの平均層厚を有する薄層Bとを交互に積層して形成された、2〜10μmの合計平均層厚を有する交互多重積層からなり、上記薄層Aは、シリコン酸化物(SiO)層、上記薄層Bは、特定の組成式:(Al1−XCrを満足するAlとCrの複合酸化物層、からなる硬質被覆層を化学蒸着により形成してなる。 (もっと読む)


【課題】金属窒化ケイ素ベース膜、金属酸化ケイ素又は金属酸窒化ケイ素ベース膜を形成させるために好適な前駆体の提供。
【解決手段】次の構造により表される有機金属錯体。


(式中、Mは、元素周期表の4族から選択される金属であり、そしてR1〜4は、同一又は異なって、ジアルキルアミド、ジフルオロアルキルアミド、水素、アルキル、アルコキシ、フルオロアルキル及びアルコキシ、脂環式、並びにアリールから成る群から選択されることができるが、但しR1及びR2が、ジアルキルアミド、ジフルオロアルキルアミド、アルコキシ、フルオロアルキル及びアルコキシである場合には、それらは連結して環を形成することができる。)。関連化合物もまた、開示されている。上記錯体を用いるCVD及びALD堆積法がまた、含まれる。 (もっと読む)


【課題】高硬度鋼の高速重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】表面被覆切削工具の硬質被覆層を、下部層と上部層とで構成し、(a)下部層としては、0.5〜15μmの合計平均層厚を有するTi化合物層、(b)上部層としては、化学蒸着形成した状態で、AlとCrの複合酸化物の素地に、AlとCrとYの複合酸化物からなる分散相が分散分布した組織を有し、かつ、Crの含有割合は、上部層中に含有されるAlとCrの合量に対する割合(原子比)で、0.05〜0.35を満足し、また、Yの含有割合は、上部層中に含有されるAlとCrとYの合量に対する割合(原子比)で、0.01〜0.10を満足し、さらに、0.5〜13μmの平均層厚を有する複合酸化物層、を形成する。 (もっと読む)


【課題】重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆超硬切削工具を提供する。
【解決手段】表面被覆超硬切削工具が、超硬合金またはサーメットで構成された基体の表面に、下部層と上部層からなる硬質被覆層を有し、下部層は、0.5〜15μmの合計平均層厚を有するTi化合物層、上部層は、上部内周層と上部外周層とからなり、上部内周層は特定な組成式を満足し、かつ、0.5〜13μmの平均層厚を有するAlとCrの複合酸化物層、上部外周層は、0.1〜0.8μmの平均層厚を有する薄層Aと、0.1〜0.6μmの平均層厚を有する薄層Bとを交互に積層して形成された、2〜10μmの合計平均層厚を有する交互多重積層からなり、上記薄層Aは、クロム酸化物(Cr)層、上記薄層Bは特定な組成式を満足するAlとCrの複合酸化物層、からなる硬質被覆層を化学蒸着により形成してなる。 (もっと読む)


本発明は、工具又は工具部品、特にブレードのような切削要素を被覆するための方法に関し、当該方法においては、基体が与えられ、1つ又は複数の層が当該基体に塗布され、少なくとも1つの層は、チタン、ジルコニウム、ハフニウム、バナジウム、ニオビウム、タンタル及び/又はクロムの金属のうちの1つ又は複数の金属炭窒化物から形成され、メタン、窒素及び1つ又は複数の金属化合物を含むガスを用いて堆積される。強い接着力によってさらなる層を上に堆積することができると共に高い耐磨耗性を有する金属炭窒化物層を得るために、本発明によれば、金属炭窒化物から成る層の堆積は、850℃〜950℃の基体の温度で開始し、その後、基体の温度は少なくとも40℃だけ上昇し、堆積は、少なくとも一時的にその上昇温度において続くことが提案される。さらに本発明は、物体に塗布される金属炭窒化物層と、1つ又は複数の層が塗布される基体を備える、工具又は工具部品、特にブレードのような切削要素であって、少なくとも1つの層は、ナノコンポジット構造を有する金属炭窒化物層である、工具又は工具部品、特にブレードのような切削要素とを対象とする。 (もっと読む)


【課題】高速切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する被覆切削チップを提供する。
【解決手段】チップ基体の表面に、下部層としてTi化合物層、上部層としてα型Al23層、の硬質被覆層を蒸着形成してなる被覆切削チップにおいて、前記上部層のα型Al23層の全面に、いずれも0.5〜5μmの平均層厚を有する、CrCN層、HfCN層、ZrCN層、およびVCN層のうちのいずれか1層からなる金属炭窒化物層で構成された研磨材層を蒸着形成した状態で、ウエットブラストにて、噴射研磨材としてAl23微粒を配合した研磨液を噴射し、工具取り付け孔周辺部の前記研磨材層を残して、前記上部層のα型Al23層の表面を研磨して、その表面粗さをRa:0.2μm以下としてなる。 (もっと読む)


【課題】高速切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する被覆切削チップを提供する。
【解決手段】チップ基体の表面に、下部層としてTi化合物層、上部層としてα型Al23層、の硬質被覆層を蒸着形成してなる被覆切削チップにおいて、前記上部層のα型Al23層の全面に、いずれも0.5〜5μmの平均層厚を有する、CrCN層、HfCN層、ZrCN層、およびVCN層のうちのいずれか1層からなる金属炭窒化物層で構成された研磨材層を蒸着形成した状態で、ウエットブラストにて、噴射研磨材としてSiC微粒を配合した研磨液を噴射し、工具取り付け孔周辺部の前記研磨材層を残して、前記上部層のα型Al23層の表面を研磨して、その表面粗さをRa:0.2μm以下としてなる。 (もっと読む)


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