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Fターム[4K032AA09]の内容

鋼の加工熱処理 (38,000) | 鋼の合金成分及び不純物 (27,437) | Co1%未満 (194)

Fターム[4K032AA09]に分類される特許

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【課題】母材靱性と疲労亀裂進展特性が共に優れた厚鋼板を得る。
【解決手段】質量%で(以下同じ)、C:0.030〜0.300%、Si:0.50%以下、Mn:0.80〜2.00%、Al:0.01〜0.10%、N:0.0100%以下を含有し、残部Fe及び不可避的不純物からなり、再結晶フェライトからなる軟質部と、マルテンサイトとベイナイトの1種以上からなる硬質部とで主に構成された複相組織を有し、前記硬質部の面積分率が15〜85%、平均円相当径が10μm以上、平均硬さがHv200〜700、かつ硬質部と軟質部の平均硬さの差がHv100以上であり、さらに前記再結晶フェライト粒の平均円相当径が20μm以下、前記マルテンサイトとベイナイトの平均ラス長さが10μm以下である。 (もっと読む)


【課題】高い疲労強度を有する鋼材を安定して提供する。
【解決手段】C:0.35〜0.7mass%、Si:0.30〜1.1 mass%、Mn:0.2 〜2.0 mass%、Al:0.005 〜0.25mass%、Ti:0.005 〜0.1mass%、Mo:0.05〜0.6mass%、B:0.0003〜0.006 mass%、S:0.06 mass%以下、P:0.020 mass%以下およびCr:0.2 mass%以下をTi(mass%)/N(mass%)≧3.42の下に含有し、残部はFeおよび不可避的不純物の組成にする共に、母材組織を、ベイナイト組織および/またはマルテンサイト組織を有し、かつこれらベイナイト組織とマルテンサイト組織の合計の組織分率を10%以上とし、さらに高周波焼入れ後の硬化層の旧オーステナイト粒径が硬化層全厚にわたり12μm 以下とし、さらに高周波焼入れ・焼きもどし後の表面残留応力を−700MPa以下とする。 (もっと読む)


【課題】優れた耐疲労亀裂進展性を有する鋼板を提供すること。
【解決手段】C:0.030〜0.30%、Si:0.50%以下、Mn:0.8〜2.0%、Al:0.01〜0.10%、N:0.010%以下、P:0.03%以下、およびS:0.01%以下を含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなる組成を有し、Z方向(板厚方向)から見て深さt/4(t=板厚)の位置において、針状フェライトを面積分率で1〜60%含み、長径が5〜100μmの範囲内にある針状フェライトの個数割合が、80%以上である鋼板。 (もっと読む)


【課題】優れた耐疲労亀裂進展性を有する鋼板を提供すること。
【解決手段】C:0.03〜0.30%、Si:0.5%以下、Mn:0.8〜2%、Al:0.01〜0.10%、N:0.010%以下、P:0.03%以下、およびS:0.01%以下を含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなる組成を有し、深さt/4(t=板厚)の位置にある組織が、実質的にフェライトと硬質相との混合組織からなり、フェライト粒径が30μm以下であり、硬質相分率が15〜80%であり、硬質相硬さ(HV)が200〜800であり、硬質相粒径が200μm以下であり、式:H=2+8.0×10-2×フェライト粒径+1.5×10-2×硬質相分率−2.0×10-2×硬質相粒径−1.85×10-3×硬質相硬さ、で表されるH値が3.6以下である鋼板。 (もっと読む)


【課題】優れた耐疲労亀裂進展性を有する鋼板を提供すること。
【解決手段】C:0.03〜0.30%、Si:0.5%以下、Mn:0.8〜2%、Al:0.01〜0.1%、N:0.010%以下、P:0.03%以下、およびS:0.01%以下を含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなる組成を有し、Z方向(板厚方向)から見て深さt/4(t=板厚)の位置において、残留オーステナイトが面積分率で1.0〜10.0%存在し、該残留オーステナイトの個数密度が4,000〜50,000個/mm2である鋼板。 (もっと読む)


【課題】例えば重荷重鉄道のレールにおいて、頭部の耐摩耗性と延性を同時に向上させる。
【解決手段】質量%で、C:0.85超〜1.40%、Si:0.05〜2.00%、Mn:0.05〜2.00%を含有し、V:0.005〜0.500%およびNb:0.002〜0.050%のいずれか一方または両方を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなるレール圧延用鋼片を熱間圧延することによりレールを形成し、熱間圧延直後からレールの頭表面が900℃以下700℃以上になるまで、冷却速度(CR:℃/sec)が鋼レールの炭素量(C、質量%)、V量(V、質量%)、Nb量(Nb、質量%)からなる下記の式1及び式2で示される値(CRL、CRH)からなるCRL<CR<CRHの範囲となるように第1の加速冷却処理を行う。
CRL=1/15×((C/(3V+10Nb))…(式1)
CRH=5/9×((C/(3V+10Nb)) …(式2) (もっと読む)


【課題】高炭素含有のレール鋼において、レール頭部内部における初析セメンタイト組織の生成を抑制し、靭性の低下を防止する。
【解決手段】質量%で、C:0.85〜1.20%、Si:0.10〜2.00%、Mn:0.10〜2.00%、V:0.01〜0.30%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなるレール圧延用鋼片を加熱炉で加熱処理し、その後前記レール圧延用鋼片を熱間圧延することによりパーライト系レールを製造する、靭性に優れたパーライト系レールの製造方法であって、前記加熱処理において、鋼片の加熱温度(T、℃)が、鋼レールのC量(C、%)及びV量(V、%)からなる関数で示される値(T、T)に対してT<T<Tを満たし、かつこの加熱温度での保持時間(t、min)が、鋼レールのC量(C、%)、V量(V、%)からなる関数で示される値(t、t)に対してt<t<tを満たすことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】耐局部腐食性および塗装耐食性の両方が優れた原油タンク底板用鋼材を提供すること。
【解決手段】C:0.01〜0.3%、Si:0.01〜2%、Mn:0.01〜2%、Al:0.005〜0.1%、Cu:0.01〜1%、Cr:0.01〜1%、Ca:0.0001〜0.005%、Ti:0.005〜0.2%、およびNi:0.01〜1%を含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなる組成を有し、面積率で、パーライト:5〜25%、ベイナイト:20%未満、マルテンサイト:10%未満であり、残部がフェライトからなる組織を有し、円相当径が20μmを超える非金属介在物の単位面積あたりの数が、0.20個/mm2以下である原油タンク底板用鋼材。 (もっと読む)


【課題】従来よりも疲労強度を一層向上させた鋼管を提案する。
【解決手段】C:0.3〜0.1mass%、Si:3.0mass%以下およびMn:2.0mass%を含有し、残部はFeおよび不可避不純物からなり、少なくとも一部分に焼入れを施した鋼管において、該焼入れ組織を、旧オーステナイト粒の平均粒径が12μm以下かつ、最大粒径が平均粒径の4倍以下であるものとする。 (もっと読む)


【課題】船舶のバラストタンク等の厳しい腐食環境下においても、鋼材の表面状態に左右されることなく優れた耐食性を発現する船舶用耐食鋼材を安価に提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.25%、Si:0.05〜0.50%、Mn:0.1〜2.0%、P:0.025%以下、S:0.01%以下、Al:0.005〜0.10%、W:0.01〜1.0%、Cr:0.01%以上0.20%未満を含有し、さらに必要に応じて、Sb:0.001〜0.3%およびSn:0.001〜0、3%のうちから選ばれる1種または2種、および/または、Ni:0.005〜0.25%、Mo:0.01〜0.5%、Co:0.01〜1.0%のうちから選ばれる1種または2種以上を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる船舶用耐食鋼材。 (もっと読む)


【課題】高い疲労強度を有する鋼材の提供。
【解決手段】C:0.35〜0.7 mass%、Si:1.1 mass%以下、Mn:0.1 〜2.0 mass%、Al:0.25mass%以下、Ti:0.005 〜0.1 mass%、Mo:0.05〜0.6 mass%、B:0.0003〜0.006 mass%、S:0.10mass%以下、P:0.03mass%以下及びCr:0.2 mass%以下を含有し、残部はFe及び不可避的不純物の組成になり、母材組織が、ベイナイト組織及び/またはマルテンサイト組織を有し、かつこれらベイナイト組織とマルテンサイト組織の合計の組織分率が10%以上であり、さらに高周波焼入れ後の硬化層の旧オーステナイト粒界の凹凸度が0.05以上であり、該硬化層の厚みを2mm以上とする。 (もっと読む)


【課題】高い疲労強度を有する鋼材を安定して提供する。
【解決手段】C:0.35〜0.7 mass%、Si: 1.1mass%以下、Mn:0.1 〜2.0 mass%、Al:0.25mass%以下、Ti:0.005 〜0.1 mass%、Mo:0.05〜0.6 mass%、B:0.0003〜0.006 mass%、S:0.10mass%以下、P:0.03mass%以下およびCr:0.2 mass%以下を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物の組成になり、母材組織が、ベイナイト組織および/またはマルテンサイト組織を有し、かつこれらベイナイト組織とマルテンサイト組織の合計の組織分率が10%以上であり、さらに高周波焼入れ後の硬化層の旧オーステナイト粒界について、粒界長さの合計値Le(μm)と、隣り合う粒界3重点同士を結ぶ直線の長さの合計値L(μm)とから求められる粒界凹凸度Aの値を所定範囲とする。 (もっと読む)


【課題】従来よりも耐焼割れ性を一層向上させた部品の製造方法について提案する。
【解決手段】C:0.35〜0.7mass%、Si: 0.80mass%以下、Mn:0.2〜2.0mass%、Al: 0.25mass%以下、Ti:0.005〜0.1mass%、Mo:0.05〜0.6mass%、B:0.0003〜0.006mass%、S:0.06mass%以下、P:0.020mass%以下およびCr:2.5mass%以下を含有し、残部はFeおよび不可避不純物の組成になる鋼材を加工して部品形状とし、その後、焼入れを施す部品の製造方法において、該焼入れ前の加工直後の部品に対して、高周波焼入れを施した後に、焼き割れの発生しやすい部位を強制冷却し、該部位の温度がAr1点〜(Ar1−50)℃になった時点で強制冷却を中止し、該部位をAc1点以上に復熱させる。 (もっと読む)


【課題】塗装や電気防食を施さなくても実用化できる耐食性(特に、電気防食が作用しないバラストタンク内の上部や原油タンク上甲板等の湿潤の大気雰囲気下での、すきま腐食に対する優れた耐久性)を発揮すると共に、優れた母材靭性を示す船舶用高張力鋼材を提供する。
【解決手段】本発明の船舶用鋼材は、C:0.01〜0.2%(質量%の意味、以下同じ)、Si:0.01〜0.5%、Mn:0.01〜2%、Al:0.05〜0.5%、Cu:0.010〜1.5%、Cr:0.010〜1%を夫々含有する他、P:0.02%以下(0%を含まない)およびS:0.01%以下(0%を含まない)に夫々抑制され、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、フェライト平均結晶粒径が19.0μm以下を満たすものである。 (もっと読む)


【課題】繰り返し応力下における疲労亀裂進展速度を抑制して疲労亀裂進展抵抗性を高めると共に、塗装や電気防食を施さなくても実用化できる耐食性に優れた船舶用鋼材、特にすきま腐食に対する耐久性の向上を図ると共に、海水に起因する塩分付着と湿潤環境による腐食に対しても優れた耐久性を発揮する船舶用鋼材を提供する。
【解決手段】本発明の船舶用耐鋼材は、所定の化学成分組成を満たすと共に、軟質相と硬質相とからなる複合組織であり、且つ硬質相のビッカース硬さHvと軟質相のビッカース硬さHvの比(Hv/Hv)が1.5〜5.0であり、軟質相の粒径が円相当直径で20μm以下である。 (もっと読む)


本発明は、内燃機関のための単一バルブを生産する方法に関し、この鋼は、重量パーセンテージで0.45%≦C≦0.55%、12%≦Cr≦18%、1%≦Si≦2.5%、微量≦Mn≦2%、0.2%≦V≦0.5%、微量≦Mo≦0.5%、0.55%<C+N<0.70%であって、かつ0.05%<N<0.15%、微量≦Ni≦1%、微量≦Cu≦0.25%又はCu>0.25%の場合にはCu≦0.5Ni、微量≦Co≦1%、微量≦W≦0.2%、微量≦Nb≦0.15%、微量≦Al≦0.025%、微量≦Ti≦0.010%、微量≦S≦0.030%、微量≦P≦0.040%、微量≦B≦0.0050%、残余は鉄と生産作業からの不純物、の組成を有して生産され、鋳造されており、恒温状態において、例えば1000〜1200℃で圧延及び/又は鍛造によって熱機械的に変態され、軟化焼鈍作業を任意的に650〜900℃で2〜8時間行われ、続いて空気中又は炉中における冷却が行われ、さらに、最終の熱的又は熱機械的処理作業が行われて前記バルブに最終的な特性及び/又は形状が付与する方法であって、鍛造又は押出成形による熱的形成を含み、さらに、HF焼入れ、プラズマ焼入れ、又はレーザーショックのような局所的表面焼入れ作業を有する生産の最終段階が前記バルブの特定の部分に行われる方法に関する。
(もっと読む)


【課題】YR:80%以下で、TS:590MPa以上を有する高張力薄肉鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.045〜0.18%、Si:0.05〜0.50%、Mn:0.6〜2.0%を含み、P、S、Al、Nを適正量含み、さらにMo、Wを、(Mo+W/2)が0.08〜0.70%を満足するように含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなり、溶接割れ感受性指標Pcmが0.22%以下である組成の鋼素材に、圧延終了温度が表面で800〜950℃の範囲の温度となる熱間圧延と、圧延後直ちに10℃/s以上の冷却速度で中心部が750〜650℃の範囲の温度となる温度まで冷却する一次冷却と、ついで2〜10s間の空冷と、ついで10℃/s以上の冷却速度で冷却し、中心部が500〜650℃の範囲の温度で冷却を停止する二次冷却とからなる冷却処理とを施す。これにより、TS:590MPa以上、YR:80%以下を同時に満足し、溶接性、靭性にも優れた高張力薄肉鋼板となる。 (もっと読む)


【課題】繰り返し応力下における疲労亀裂進展速度を抑制して疲労亀裂進展抵抗性を高めると共に、塗装や電気防食を施さなくても実用化できる耐食性に優れた船舶用鋼材、特にすきま腐食に対する耐久性の向上を図ると共に、海水に起因する塩分付着と湿潤環境による腐食に対しても優れた耐久性を発揮する船舶用鋼材を提供する。
【解決手段】本発明の船舶用耐鋼材は、所定の化学成分組成を満たすと共に、軟質相と硬質相とからなる複合組織であり、且つ硬質相のビッカース硬さHvと軟質相のビッカース硬さHvの比(Hv/Hv)が1.5〜5.0であり、軟質相の粒径が円相当直径で20μm以下である。 (もっと読む)


【課題】塗装や電気防食を施さなくても実用化できるように耐食性に優れており、しかも発生した脆性亀裂の伝播を停止させ、亀裂が伝播し難い船舶用鋼材を提供する。
【解決手段】本発明の船舶用鋼材は、C:0.01〜0.2%(質量%の意味、以下同じ)、Si:0.01〜1%、Mn:0.01〜2%、Al:0.005〜0.1%を夫々含有する他、Co:0.010〜1%およびMg:0.0005〜0.02%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼材であり、該鋼材の金属組織を観察したときに、鋼材表面からt/100位置までの領域におけるフェライト粒の平均粒径が25μm以下であるものである。 (もっと読む)


【課題】HAZ靭性に優れると共に、HAZ軟化が抑制された厚鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.030%以上0.080%以下(%は質量%の意味。以下同じ)、Si:1.0%以下(0%を含まない)、Mn:0.8%以上2.0%以下、Al:0.01%以上0.10%以下、Ti:0.015%以上0.030%未満、N:0.0055%超0.0100%以下、B:0.0015%以上0.0035%未満,Nb:0.015%以下(0%を含む)を含有し、残部:Fe及び不可避不純物からなり、旧オーステナイト粒の扁平率(長軸/短軸)が1.5以上であり、且つ、下式(1)および(2)を満足する厚鋼板である。 2.0≦[Ti]/[N]≦4.0(1)、0<P値<23.0(2)、P値=2000×[B]+300×([Ti]−3.42×[N])+1000×[Nb]。式中、[ ]は各元素の含有量(質量%)を意味する。 (もっと読む)


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