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Fターム[4K032AA17]の内容

鋼の加工熱処理 (38,000) | 鋼の合金成分及び不純物 (27,437) | Mn2%以上10%未満 (473)

Fターム[4K032AA17]に分類される特許

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【課題】フェライトの硬度が、ベイナイトの硬度と同等以上である高強度鋼及びその製造方法を提供する。
【解決手段】適量のC、Si、Mnに加えて、さらに、Ti、Nb、V、Moのうちの1種または2種以上を、0.1≦56{(2(Ti/48)+2(Nb/93)+(7/4)×(V/51)+(3/2)×(Mo/96)}≦1を満たす範囲で含有し、金属組織が体積分率10〜60%のフェライトとベイナイトからなり、フェライト粒内の炭化物の平均径が0.8〜3nm、個数密度が1×1017〜5×1018個/cmであり、フェライトのビッカース硬度Hvとベイナイトのビッカース硬度Hvとの差(Hv−Hv)が0〜40Hvである高強度鋼。加熱温度≧1200℃、最終加工温度FT[℃]>920℃超の条件で熱間加工を行い、1次冷却後、580〜650℃で3〜30s滞留させた後、2次冷却する製造方法。 (もっと読む)


【課題】 各種の溶接鋼構造物用鋼として高温強度と低温靭性に優れる溶接構造用高張力鋼の製造方法の提供。
【解決手段】 C:0.01〜0.10%、Si:0.60%以下、Mn:0.2〜2.0%、P:0.020%以下、S:0.010%以下、Mo:0.05〜0.20%、Nb:0.01〜0.10%、Al:0.060%以下、N:0.001〜0.006%で、かつ、C+Mo/10+Nb:0.06〜0.12%で、必要に応じ、特定量のV、Ti、Ni、Cu、Cr、B、Mg、Ca、REMを1種または2種以上をさらに含有する鋳片または鋼片を、1000〜1300℃の温度に加熱し、オーステナイト未再結晶温度域での累積圧下量を30%以上として850点以上の温度で熱間圧延を終了した後、放冷する。 (もっと読む)


【課題】溶接性と継手低温靭性に優れる引張強さ780MPa以上の高張力厚鋼板を、Ni無添加で焼戻し熱処理を省略して製造する方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.055%、Mn:3.0〜3.5%、Al:0.002〜0.10%を含有し、Mo:0.03%以下、Si:0.09%以下、V:0.01%以下、Ti:0.003%以下、B:0.0003%以下に制限し、溶接割れ感受性指数Pcm値0.20〜0.24%、焼入れ性指数DI値1.00〜2.60である鋼片を、950〜110℃に加熱し、850℃以上の温度範囲での累積圧下率を70〜90%とする圧延の後、780〜830℃の範囲での累積圧下率を10〜40%とする圧延を780℃以上で行い、引き続き700℃以上から冷却速度8〜80℃/secの加速冷却を開始し、室温〜350℃で該加速冷却を停止する。 (もっと読む)


【課題】厚肉の高強度鋼板においても、母材の強度・靭性に優れるとともに、溶接熱部の靭性にも優れる高張力鋼とその有利な製造方法を提案する。
【解決手段】mass%で、C:0.03〜0.10%、Si:0.30%以下、Mn:1.60〜2.30%、P:0.015%以下、S:0.005%以下、Al:0.005〜0.06%、Nb:0.004〜0.05%、Ti:0.005〜0.02%、N:0.001〜0.005%、Ca:0.0005〜0.003%を含有し、かつ、Ca,SおよびOが下記(1)式;
0<(Ca−(0.18+130×Ca)×O)/1.25/S<1 ・・・(1)
ここで、Ca,SおよびOは、各元素の含有量(mass%)
を満たして含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有する高張力鋼。 (もっと読む)


【課題】建築鉄骨用途では最も高強度クラスに位置する引張強さ:780MPa級の鋼管について、高強度と低降伏比の両立を達成すると共に、鋼管成形時の曲げ加工に起因した鋼管外面側の硬さを低減することにより、延性を確保し、併せて溶接による耐割れ性をも向上させることにより、耐震性向上に寄与できる円形鋼管を提供する。
【解決手段】本発明の円形鋼管は、所定の関係式を満足しつつ化学成分組成を調整すると共に、下記(A)〜(C)の要件を満足するものである。
(A)鋼管の表・裏面の夫々から深さ2mmまでの表層部を除く中央部の平均ビッカース硬さHvが230〜310である、
(B)鋼管のミクロ組織において、ベイニティックフェライト相の分率が80面積%以上であり、マルテンサイト相の分率が5面積%以下である、
(C)鋼管の表・裏面の夫々から深さ2mmまでの表層部の平均ビッカース硬さHvが、前記中央部の平均ビッカース硬さHvの1.3倍以下である。 (もっと読む)


【課題】鋼板の圧延方向に対して35〜75°方向のヤング率を高めた、高剛性鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、Al:1.50%超〜10.00%を含有し、さらに、Bi、Pb、Sb、Snの1種または2種以上を含有し、適量のC、Mnを含有し、Si、P、S、Nを適正に制限し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、板厚1/4層における{110}<001>の極密度が6以上であり、板厚が0.5mm以上である高剛性鋼板、および仕上温度800℃未満の熱間圧延後、最高温度800℃以上の熱延板焼鈍を施すか、仕上温度800℃以上、かつ890℃以下での総圧下量を50%未満に制限した熱間圧延を行い、圧下率20〜80%の冷間圧延後、最高温度850℃以上の最終焼鈍を施す製造方法。 (もっと読む)


【課題】高温強度が高く、650℃以上の使用環境に耐え、耐過時効性に優れた耐熱部品用オーステナイト系ステンレス鋼を提供すること。
【解決手段】0.005≦C≦0.25mass%、Si<1.0mass%、0.2<Mn<10.0mass%、P≦0.05mass%、S≦0.10mass%、15.0≦Cr≦25.0mass%、0.5≦Mo≦8.0mass%、0.8<N≦1.5mass%、Al≦0.030mass%、Ti≦0.030mass%、及び、O≦0.020mass%、を含み、残部がFe及び不可避的な不純物からなり、固溶化熱処理を施すことにより得られる耐熱部品用オーステナイト系ステンレス鋼。耐熱部品用オーステナイト系ステンレス鋼は、固溶化熱処理後に冷間加工及び/又は650℃〜950℃の温度で時効処理することにより得られるものが好ましい。 (もっと読む)


【課題】形状や表面性状が良好で、溶接部も含めて優れた加工性を有し、特に、伸管、曲げ、ハイドロフォーミング等によって成形される構造用鋼管や配管等に好適に用いることが可能な、加工性に優れた鋼管及びその製造方法を提供する。
【解決手段】各々規定範囲内とされた鋼成分を有し、シ−ム溶接部を含む当該鋼管全域の金属組織が、フェライトと、マルテンサイト又はベイナイトの一方あるいは両方とからなる複合組織であり、前記シーム溶接部を除く当該鋼管の1/2肉厚における板面の、{111}面のX線反射面ランダム強度比が2.0〜7.0の範囲であり、{110}面のX線反射面ランダム強度比が1.0〜5.0の範囲であり、{100}面のX線反射面ランダム強度比が3.0以下である。 (もっと読む)


【課題】300kJ/cmを超える大入熱溶接を施したときでも、溶接後の靭性に優れる大入熱溶接用鋼材を提供する。
【解決手段】C:0.03〜0.08mass%、Si:0.01〜0.15mass%、Mn:1.60〜2.6mass%を含有し、炭素当量Ceqが0.33〜0.45の範囲にある成分組成を有し、溶接入熱量が300kJ/cmを超える大入熱溶接を施したときのボンド近傍の熱影響部の組織が、旧オーステナイト粒界から析出した粒界フェライトを除いた旧オーステナイト粒内組織の大きさが10μm以下であり、かつ島状マルテンサイトが面積分率で2%以下であることを特徴とする大入熱溶接用鋼材である。ここで、旧オーステナイト粒内組織の大きさとは、EBSDで測定した15°以上の傾角を有する粒界組織における線分法で測定した平均切片長さのことである。 (もっと読む)


【課題】300kJ/cmを超える大入熱溶接を施したときでも、溶接後靭性に優れる大入熱溶接用鋼材を提供する。
【解決手段】C:0.03〜0.08mass%、Mn:1.8〜2.6mass%、Ni:1.0mass%以下を含有し、炭素当量Ceqが0.33〜0.45の範囲にある成分組成を有し、溶接入熱量が300kJ/cmを超える大入熱溶接を施したときのボンド近傍の熱影響部の組織が、旧オーステナイト粒界から析出した粒界フェライトを除いた旧オーステナイト粒内組織の大きさが10μm以下であり、かつ島状マルテンサイトが面積分率で2%以下であることを特徴とする大入熱溶接用鋼材である。ここで、旧オーステナイト粒内組織の大きさとは、EBSDで測定した15°以上の傾角を有する粒界組織における線分法で測定した平均切片長さのことである。 (もっと読む)


【課題】溶接入熱が20kJ/mmであるような大入熱溶接を行った場合は勿論のこと、5kJ/mmであるような入熱量が比較的小さな溶接を行った場合でも、優れたHAZ靭性を発揮することのできる低降伏比厚鋼板を提供する。
【解決手段】本発明の厚鋼板は、規定の化学成分組成を満たすと共に、下記(1)、(2)式を満たし、フェライトの体積分率が5〜50%で、フェライトの平均円相当直径が100μm以下であり、且つ硬質相の平均硬さがHV150〜400を満たすものである。
1.0≦[Ti]/[N]≦2.5 …(1)
但し、[Ti]および[N]は、夫々TiおよびNの含有量(質量%)を示す。
2.0≦1000×([Ca]+2×[S]+3×[O])≦13.0 …(2)
但し、[Ca],[S]および[O]は、夫々Ca,SおよびOの含有量(質量%)を示す。 (もっと読む)


【課題】板厚:25mm以上の厚肉鋼材あっても、高強度、低降伏比および高靭性を有し、高い衝撃吸収エネルギーと高変形性が得られる鋼管用鋼材を提供する。
【解決手段】C:0.04〜0.08%、Si:0.01〜0.50%、Mn:1.5〜3.0%、P:0.030%以下、S:0.010%以下、sol.Al:0.003〜0.100%、Nb:0.010〜0.040%およびTi:0.010〜0.020%を含有させ、かつCu、Ni、Cr、Mo、VおよびBのうちから選んだ1種または2種以上を含有させ、さらに0.38≦{[%C]+[%Mn]/6+([%Cu]+[%Ni])/15+([%Cr]+[%Mo]+[%V])/5}≦0.60を満足させ、ベイナイトと島状マルテンサイトの合計の面積率が90%以上で、かつ該島状マルテンサイトの面積率が5〜15%を満足させ、さらに該島状マルテンサイトの平均粒径を1.5μm以下とする。 (もっと読む)


【課題】鋼線又は鋼棒に加工した後、これに熱処理を施さずに冷間圧造及び転造若しくは切削加工又は切削主体の加工等によりねじ及びボルト等の締結部品又は軸類等の成形品に成形しても、リセス割れないしその類似欠陥が発生することなく、しかもこの冷間圧造等による成形後のねじ及びボルト等の締結部品又は軸類等の成形品に調質処理を施さなくても、鋼線又は鋼棒の段階で既に所望の高水準強度を有するという線材又は棒材、更に広範囲に当該棒材又は線材を含む鋼を提供する。
【解決手段】セメンタイトの体積分率が0%であるフェライト組織であって、前記フェライト組織は、圧延方向に垂直な断面の平均粒径が1μm以下のフェライト組織であり、引張強さTSが600MPa以上で且つ絞りRAが70%以上の機械的性質を有し、球状化焼なまし処理が行なわれていないことを特徴とする冷間圧造用鋼。 (もっと読む)


【課題】耐震性に優れた高強度UOE鋼管を提供する。
【解決手段】C:0.03%以上0.10%以下、Si:0.05%以上0.50%以下、Mn:1.50%以上2.2%以下、P:0.025%以下、S:0.002%以下、Cu:1.0%以下、Cr:1.0%以下、Ni:2.0%以下、Mo:1.0%以下、Nb:0.1%以下、V:0.1%以下、Ti:0.025%以下、Al:0.06%以下、N:0.0050%以下、Ca:0.0050%以下を含有するとともにTi/N:4.0以上であり、残部Fe及び不純物からなる鋼組成を有し、フェライト及びベイナイトからなる金属組織、または、フェライト、ベイナイト及びマルテンサイトからなる金属組織を有するラインパイプ用高強度UOE鋼管である。 (もっと読む)


【課題】大きな伸び特性を有しかつ高強度、耐食性に優れるとともに、非磁性かつニッケルアレルギーをも軽減しうる歯間ブラシ等の医療・衛生用品、スクーリーンメッシュ等に用いる金属細線として採用しうるステンレス鋼の高強度軟質細線を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.005〜0.25%、Si≦2.0%、Mn:2.5〜12.0%、Ni:0.01〜5.0%、Cr:15.0〜35.0%、Mo:0.05〜8.0%、N:0.8〜1.8%を含み、残部が実質的にFe及び不可避不純物であるオーステナイト系ステンレス鋼からなり、伸び特性が35%以上で、かつ上降伏点SUと下降伏点SL点を具えるとともに、該上降伏点SUの応力σSU を破断応力(引張強さ)σの85%以上とした特性を有することを特徴とするステンレス鋼の高強度軟質細線である。 (もっと読む)


【課題】鋼材の合金成分を高めることなく、高い強度及び靭性を非調質の下で実現する方途について提供する。
【解決手段】C:0.30〜0.55質量%、Si:0.01〜1.2質量%、Mn:0.2〜2.2質量%、P:0.040質量%以下、S:0.040質量%以下、Al:0.005〜0.06質量%及びV:0.05〜0.15質量%を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる鋼素材に熱間圧延を施すに当り、特定温度域での粗圧延の減面率を25%以下とし、その後特定温度域で減面率25%以上の仕上げ圧延を施した後、650℃まで5℃/s以上の冷却速度で冷却する。 (もっと読む)


【課題】固体高分子型燃料電池セパレータとして最適な、ボロン(B)を含有する鋼を外層とする多層ステンレスクラッド鋼板を提供する。
【解決手段】B含有量が0〜0.3質量%であるステンレス鋼を内層とし、その外層としてB含有量が0.3〜2.5質量%であるステンレス鋼を組み合わせ、内外層のステンレス鋼が、溶接を施されて、下記(1)〜(4)式を満足する化学成分の溶接金属により接合され一体化されたクラッド鋼板用素材である。
15≦Creq≦30・・(1)、4≦Creq−Nieq≦17・・(2)、
Creq=Cr+1.5×Si+Mo−5×B・・(3)、Nieq=Ni+30×(C+N)+0.5×Mn・・(4)
式中の元素記号は、鋼中に含まれる各元素の質量%を表す。
この素材を1000〜1200℃に加熱して粗圧延を行い、圧延終了温度を600℃以上とする熱間圧延を行った後冷間圧延してクラッド鋼板を得る。 (もっと読む)


【課題】溶接入熱が20kJ/mmであるような大入熱溶接を行った場合は勿論のこと、5kJ/mmであるような入熱量が比較的小さな溶接を行った場合でも、優れたHAZ靭性を発揮することができるとともに、均一伸びが優れた鋼板を提供する。
【解決手段】本発明の鋼板は、化学成分組成を適切に制御すると共に、下記(1)、(2)式を満たし、且つ、残留γの体積分率が2〜10%であり、島状マルテンサイトの平均円相当径が3.0μm以下である。
1.0≦[Ti]/[N]≦2.5 …(1)
但し、[Ti]および[N]は、夫々TiおよびNの含有量(質量%)を示す。
2.0≦1000×([Ca]+2×[S]+3×[O])≦13.0 …(2)
但し、[Ca],[S]および[O]は、夫々Ca,SおよびOの含有量(質量%)を示す。 (もっと読む)


【課題】延性に優れた高強度高靱性ラインパイプ用鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.12%、Si:0.05〜0.9%、Mn:0.50〜2.50%、P≦0.02%、S≦0.005%、sol.Al:0.005〜0.100%、N≦0.009%およびO≦0.005%を含有するとともに、「C+(Si/30)+(Mn/20)+(Cu/20)+(Ni/60)+(Cr/20)+(Mo/15)+(V/10)+5B」の値が0.15〜0.22を満たし、残部はFeおよび不純物からなる化学組成を有し、ミクロ組織がビッカース硬さで190以下のフェライトと硬質組織との混合組織からなり、引張強度が590MPa以上、−20℃でのシャルピー吸収エネルギーが100J以上であるラインパイプ用鋼板。更に、Cu、Ni、Mo、V、Nb、B、Cr及びTiを含んでもよい。 (もっと読む)


【課題】鋼板長手方向の材料特性の均質性に優れた通過型冷却装置を用いた厚鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】可逆式熱間圧延機の下流側に第1の通過型冷却装置と第2の通過型冷却装置を順に配置する圧延ー冷却装置を用いた、以下の工程を備えた圧延ー冷却方法。
1.仕上げ圧延後の鋼板を、第2の通過型冷却装置で冷却する際、冷却開始温度が前記鋼板の先端部の温度と尾端部の温度が同じとなるように、第1の通過型冷却装置で冷却する工程。
2.前記鋼板を、第2の通過型冷却装置を一定速度で、通板して冷却する工程。 (もっと読む)


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