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Fターム[4K032CA05]の内容

鋼の加工熱処理 (38,000) | 鋼片(スラブ、ビレット)の加熱温度 (2,242) | 連続鋳造のままで加熱なし (14)

Fターム[4K032CA05]に分類される特許

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【課題】API規格X65〜X70級高強度ラインパイプ用で、優れた変形特性と溶接部靱性を兼ね備えた高強度溶接鋼管およびその製造方法を提供する。
【解決手段】特定の、母材の成分組成と溶接金属の成分組成を備え、前記母材部は、第1相がフェライトで、第2相が第1相中に面積率で5〜20%分散した平均アスペクト比が2.0以下である島状マルテンサイトで、前記島状マルテンサイトの90%以上がフェライト粒界に存在したミクロ組織を有し、前記溶接金属部は、アシキュラフェライトの面積率が80%以上かつ、島状マルテンサイトの面積率が5%以下であるミクロ組織を有する溶接鋼管。上記特定の母材成分組成を有する鋼片を、Ac以上に再加熱後、圧延終了温度Ar以上で熱間圧延し、その後、空冷して得られた鋼板を冷間成形により筒状に成形した後、Ac以上Ac以下に急速加熱し、引続き空冷あるいは水冷で室温まで冷却後、端部を溶接し、最後に拡管をする。 (もっと読む)


【課題】冷間圧延又は焼鈍工程を含まない短い製造ラインで製造される高品質のTRIP鋼ストリップを提供する。
【解決手段】溶融鋼から直接鋳造されるTRIP鋼からなる薄いストリップであって、前記鋼が、重量%で、C:0.05〜0.25%、(Mn+Cu+Ni):0.5〜3%、(Si+Al):0.1〜4%、(P+Sn+As+Sb):0.3%以下、(Ti+Nb+V+Zr+希土類):0.3%未満、Cr:1%未満、Mo:1%未満、V:1%未満、残部は鉄及び製造上の不純物からなる組成を有し、また前記鋼はベイナイト相と5%より多い残留オーステナイトを含む微細組織を有している。 (もっと読む)


【課題】船舶のバラストタンク等の厳しい海水腐食環境下においても、優れた塗装耐食性を発揮して、補修塗装までの期間の延長が可能で、しかも補修塗装の作業軽減を図ることができる耐塗膜膨れ性に優れた船舶用鋼材を提案する。
【解決手段】スケールを除去した鋼材の表面にジンクリッチプライマーを塗布してなる鋼材であって、前記鋼材がmass%で、C:0.01〜0.20%、Si:0.05〜0.50%、Mn:0.10〜2.00%、P:0.025%以下、S:0.0100%以下等を含有し、さらに、Mo:0.0100%以下であり、W、Sb、Sn、Cu、Crのうちから選ばれる1種以上を特定量含有し、さらに下記(1)式で示すACP値が6.75未満を満足する船舶用鋼材。
ACP=10−(3+10×W+7×Sb+9×Sn)×(1+0.04×(Cu+Cr))×(0.9−Ni−Mo) (1) (もっと読む)


【課題】引張強度が1000MPa以上の疲労特性に優れる高張力鋼材として好適な疲労特性に優れた高張力鋼材ならびにその製造方法を提供する。
【解決手段】ラスマルテンサイト鋼中の平行に並んだ同じ晶癖面を持つラスの集団として定義されるパケットのアスペクト比が、3以上、かつ、パケット境界上におけるP原子の偏析量が1mass%以下で、更に、セメンタイトの平均粒子径が70nm以下で、フェライトの面積率が3%以下である鋼材。質量%で、C:0.02〜0.25%、Si:0.01〜0.8%、Cr:0.3〜1%、Mn:0.8〜2%、Al:0.005〜0.1%、N:0.0005〜0.008%、Ca:0.0005〜0.005%、P:0.02%以下、S:0.004%以下,更に、必要に応じて、Mo、Nb、V、Ti、Cu、Ni、Wの一種または二種以上の元素を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼を鋳造後、Ar変態点以下に冷却することなく、あるいはAc変態点以上に再加熱後、未再結晶域における圧下率が30%以上の熱間圧延後、Ar変態点以上から直接焼入れ、あるいは加速冷却によって350℃以下の温度まで冷却した後、特定条件で焼戻しを行う。 (もっと読む)


【課題】多大の熱エネルギー及び長時間を要する熱処理を行うことなく、加工性に優れた強靭な鋳鉄、鋳鉄鋳片、およびそれらを効率良く製造し得る製造方法を提供すること。
【解決手段】白鋳鉄となる成分からなる鋳鉄において、伸延黒鉛が分散している鋳鉄であり、また白鋳鉄となる成分が、質量%で、(%C)≦4.3−(%Si)÷3、C≧1.7%を満足する組成であり、さらに、伸延している黒鉛の幅が0.4mm以下、長さが50mm以下である鋳鉄。 (もっと読む)


【課題】鋼板の圧延方向に対して35〜75°方向のヤング率を高めた、高剛性鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、Al:1.50%超〜10.00%を含有し、さらに、Bi、Pb、Sb、Snの1種または2種以上を含有し、適量のC、Mnを含有し、Si、P、S、Nを適正に制限し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、板厚1/4層における{110}<001>の極密度が6以上であり、板厚が0.5mm以上である高剛性鋼板、および仕上温度800℃未満の熱間圧延後、最高温度800℃以上の熱延板焼鈍を施すか、仕上温度800℃以上、かつ890℃以下での総圧下量を50%未満に制限した熱間圧延を行い、圧下率20〜80%の冷間圧延後、最高温度850℃以上の最終焼鈍を施す製造方法。 (もっと読む)


【課題】引張強度が600MPa以上の鋼材として用いて好適な曲げ加工性および低温靱性に優れる高張力鋼材ならびにその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板のミクロ組織において旧オーステナイト粒のアスペクト比が20以下、かつ析出物および/または介在物が1000個/μm3以下で、鋼板の板厚1/4位置の{110}面の集積度が0.3〜1.8、鋼板の板厚1/4位置の{211}面の集積度が0.9〜2.4で、質量%で、C、Si、Mn、Al、N、P、S、Oを含有し、必要に応じて、Mo、Nb、V、Ti、Cu、Ni、Cr、W、B、Ca、REM、Mgの一種または二種以上、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼。上記成分の鋼を鋳造後、未再結晶域で圧下率が70%以下の熱間圧延によって所定の板厚とし、引続きAr変態点以上から2℃/秒以上の平均冷却速度で350℃以下の温度まで冷却した後、板厚中心部をAc変態点以下に焼戻す。 (もっと読む)


【課題】
鋼中の炭素、窒素、硫化物の固溶および析出を有効に制御し、比較的に低いコストおよび柔軟な工程により高品質の熱間連続圧延広幅帯鋼製品を生産すること。
【解決手段】
溶鋼を厚さが50〜90mmの薄スラブに連続鋳造し、更に均一加熱、電磁誘導加熱、表面からのスケールの除去、熱間連続圧延、層流冷却および巻取り処理を行い、プロセスパラメーターの調整を通じて鋼中の炭素、窒素、硫化物の固溶および析出を制御することで、最終的に良品の広幅帯鋼製品を生産することができ、該システムは主に順番に直列配置されたスラブ連続鋳造機、スラブ剪断装置、ローラ底型加熱炉、スラブ電磁誘導加熱炉、高圧水スケール除去装置、スラブ熱間連続圧延機、層流冷却装置および鋼帯巻取り装置から構成され、スラブ電磁誘導加熱炉は、高速電磁誘導段と電磁誘導保温段とから構成される。 (もっと読む)


【課題】低温靭性および耐低温焼戻し脆化割れ特性に優れた耐磨耗鋼板を提供する。
【解決手段】特定量のC、Si、Mn、Nb、Ti、B、Al、P、Sを含有し、Mo、Wのいずれか1種以上を含有し、更に、Cu、Ni、Cr、Vの1種または2種以上、必要に応じてCa、REMの1種または2種を含有し、Ceq*(=C+Mn/6+(Cu+Ni)/15+(Cr+Mo+V)/5+W/10)が0.55%以下、DI*(=33.85×(0.1×C)0.5×(0.7×Si+1)×(3.33×Mn+1)×(0.35×Cu+1)×(0.36×Ni+1)×(2.16×Cr+1)×(3×Mo+1)×(1.75×V+1)×(1.5×W+1))が45以上で、残部Feおよび不可避的不純物の組成と旧オーステナイト粒径が30μm以下のマルテンサイトを基地相とする、表面硬度がブリネル硬さで400HBW10/3000以上を有する鋼板。 (もっと読む)


【課題】パワーショベルなど土砂と接触する部材用として好適で、曲げ加工性に優れる耐磨耗鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.35%、Si:0.05〜1.0%、Mn:0.1〜2.0%、Ti:0.1〜1.2%、Al:0.1%以下、更に、Cu、Ni、Cr、Mo、W、Bの1種または2種以上を含有し、(1)式のDI*が60未満であり、更に必要に応じて、Nb、Vの1種または2種、残部Feおよび不可避的不純物からなる鋼板。DI*=33.85×(0.1×C*)0.5×(0.7×Si+1)×(3.33×Mn+1)×(0.35×Cu+1)×(0.36×Ni+1)×(2.16×Cr+1)×(3×Mo*+1)×(1.5×W*+1)(1)但し、C*=C−1/4×(Ti−48/14N)、Mo*=Mo×(1−0.5×(Ti−48/14N)、W*=W×(1−0.5×(Ti−48/14N) (もっと読む)


【課題】TS600MPa以上の耐遅れ破壊特性に優れる高張力鋼材ならびにその製造方法を提供する。
【解決手段】旧オーステナイト粒のアスペクト比の平均値が板厚方向全体に亘って、3以上で、鋼材に水素を含有後、亜鉛めっきによって鋼中水素を封入し、その後、1×10-3/秒以下の低歪速度引張試験を行い、下式による耐遅れ破壊安全度指数が75%以上で、C、Si、Mn、Al、N、P、S、必要に応じて特定成分の一種または二種以上を含有する鋼。上記成分の鋼を鋳造後、Ar変態点以下に冷却することなく、あるいはAc変態点以上に再加熱後、未再結晶域における圧下率が30%以上の熱間圧延を行い、Ar変態点以上から直接焼入れ後、板厚中心部の最高到達温度がAc変態点以下となる焼戻しを行う。耐遅れ破壊安全度指数(%)=100×(X/X)ここでX:実質的に拡散性水素を含まない試験片の絞り、X:拡散性水素を含む試験片の絞り (もっと読む)


【課題】必ずしもPb等の快削成分を用いることなく、かつ冷間および温間での鍛造性を阻害することなしに、従来のPb添加快削鋼と同等以上の被削性を有し、しかも窒化後の特性にも優れた機械構造用炭素鋼を少なくとも一部に使用した捩り疲労特性に優れた動力伝達軸を提案する。
【解決手段】スタブシャフトの一端に等速自在継手を有する動力伝達軸であって、前記スタブシャフトは、その成形加工時に含有C量の5mass%以上の黒鉛相を有する鋼から構成し、かつ高周波焼入れ焼戻し後の表層部に存在する、残留黒鉛粒子並びに黒鉛起因の空孔を円相当直径で7μm以下とする。 (もっと読む)


【課題】 熱間鍛造や冷間鍛造し、浸炭焼入れする浸炭鋼であり、950℃以上の高温の浸炭処理時に安定して結晶粒の粗大化を防止できる高温浸炭用鋼を提供する。
【解決手段】 、質量%で、C:0.1〜0.35%、Mn:0.6%以下で、かつ、Mnの含有量[Mn]が下記(1)式を満足し、Al:0.02〜0.05%、N:0.01〜0.02%を含有し、さらにSi、Cr、Ni、Mo、Bのうちから選択した1種または2種以上を含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなる高温浸炭用鋼で、焼入れ端から1/2インチの距離における焼入れ硬さがHRCで20〜45である。
[Mn]<2.0−31/8×[C]−3/16×[Cr]−11/16×[Ni]−[Mo]・・・(1) (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は高速船の構造用部材で要求される低温靱性を確保しつつ、従来鋼より耐海水性良好で、かつ高強度である。即ち耐食性、耐力、低温靱性の三特性全てが良好なオーステナイト系ステンレス鋼熱間圧延鋼材を提供する。
【解決手段】 PI=Cr+3.3(Mo+0.5W)+16Nが35〜40、δcal =2.9(Cr+0.3Si+Mo+0.5W)−2.6(Ni+0.3Mn+0.25Cu+32C+20N)−18が−6〜+2の関係を満たし、室温における0.2%耐力が550MPa以上、−40℃におけるVノッチ試験片によるシャルピー衝撃値が100J/cm2以上、50℃の脱気10%NaCl水溶液中で測定した孔食電位(Vc’100)が500mV(vs 飽和Ag/AgCl)以上の特性を持つオーステナイト系ステンレス熱間圧延鋼材。 (もっと読む)


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