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Fターム[4K032CE01]の内容

鋼の加工熱処理 (38,000) | 熱延材巻取温度 (205) | 600℃未満 (106)

Fターム[4K032CE01]に分類される特許

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【課題】表面品質に優れ、かつ延性亀裂伝播特性に優れた高張力熱延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.02〜0.08%、Nb:0.03〜0.10%、Ti:0.005〜0.05%を含み、Si、Mn、P、S、Al、Nを適正量に調整した組成を有する鋼素材に、粗圧延工程と、仕上圧延工程と、巻取工程とを順次施すに当たり、粗圧延工程後で仕上圧延工程前に、および/または仕上圧延工程中に、表層部を50℃/s以上の冷却速度でAr変態点以下の温度に達するまで急冷する加速冷却を施したのち、該加速冷却を停止し、表層部の温度を逆変態が完了するAc変態点以上の温度まで復熱させ、しかる後に仕上圧延を施す。これにより、表面欠陥の発生を防止でき表面品質に優れ、かつ優れた靭性、とくに延性亀裂伝播特性に優れた高張力熱延鋼板とすることができる。 (もっと読む)


【課題】t/Dの小さい高強度電縫鋼管を提案する。
【解決手段】ホットコイルから冷間でのロール成形、電縫溶接、シーム熱処理、サイザーの工程を経て製造された、外径200mm以上610mm以下、肉厚/外径比(t/D)が2%以下の電縫鋼管であって、金属組織が平均結晶粒径5μm以下のアシキュラーフェライト組織であり、扁平後の周方向の引張強度が700N/mm2以上、0.5%耐力が550N/mm2以上、電縫溶接衝合部の酸化物占有面積率が0.1%以下である高強度電縫ラインパイプ。望ましい成分としては、C:0.04超〜0.08%、Nb:0.04〜0.08%、V:0.05〜0.1%、Ni:0.1〜0.5%、Cu:0.1〜0.5%、Mo:0.05〜0.20%、Ti:0.01〜0.03%であり、かつ、Ni,Cu,Mo含有量が1.0>3Mo+Ni+Cu>0.8である。 (もっと読む)


【課題】TS600MPa以上の耐遅れ破壊特性に優れる高張力鋼材ならびにその製造方法を提供する。
【解決手段】旧オーステナイト粒のアスペクト比の平均値が板厚方向全体に亘って、3以上で、鋼材に水素を含有後、亜鉛めっきによって鋼中水素を封入し、その後、1×10-3/秒以下の低歪速度引張試験を行い、下式による耐遅れ破壊安全度指数が75%以上で、C、Si、Mn、Al、N、P、S、必要に応じて特定成分の一種または二種以上を含有する鋼。上記成分の鋼を鋳造後、Ar変態点以下に冷却することなく、あるいはAc変態点以上に再加熱後、未再結晶域における圧下率が30%以上の熱間圧延を行い、Ar変態点以上から直接焼入れ後、板厚中心部の最高到達温度がAc変態点以下となる焼戻しを行う。耐遅れ破壊安全度指数(%)=100×(X/X)ここでX:実質的に拡散性水素を含まない試験片の絞り、X:拡散性水素を含む試験片の絞り (もっと読む)


【課題】電縫鋼管の製造設備を用い、ロール成形法により建築用低YR角鋼管を能率よく製造する製造方法を提案する。
【解決手段】電縫鋼管の素材として成分が、質量%で、C:0.05〜0.20、Si:0.55以下、Mn:0.40〜1.60、P:0.030以下、S:0.015以下、Ti:0.005〜0.035、N:0.0060、残部部Feおよび不可避的不純物であり、かつベイナイト比率が5%以上50%以下である帯鋼を用い、電縫鋼管の造管工程で角鋼管の管軸方向に圧縮ひずみを付与する建築用低YR角鋼管の製造方法。 (もっと読む)


【課題】優れた低温靭性、優れた成形性、および断面成形加工−応力除去焼鈍後の優れた耐ねじり疲労特性を有する自動車構造部材用高張力溶接鋼管およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C、Si、Alを適正範囲とし、Mn:1.01〜1.70%、Nb:0.017〜0.15%、Mo:0.045〜0.45%、を含有し、P、S、N、Oを所定値以下に調整した組成を有する鋼素材に、加熱温度と、仕上圧延終了温度を適正範囲とした熱間圧延と、熱間圧延終了後、750〜650℃の温度範囲で2s以上の徐冷を行ない、660〜510℃の巻取り温度で巻取り、平均粒径が2〜14μmであるフェライト相を60体積%以上、フェライト相中に平均粒径1.5〜30nmのNb炭化物が析出してなる組織とを有する熱延鋼帯に、幅絞り率を10%以下とする電縫造管工程を施し、溶接鋼管とする。これにより、引張強さ:660MPa以上の高強度を有し、低温靭性、成形性と断面成形加工−応力除去焼鈍処理後の耐ねじり疲労特性に優れた高張力溶接鋼管となる。 (もっと読む)


凝縮硫酸に対して耐食性に優れた鉄鋼及びその製造方法が提供される。硫酸に対する耐食性を有する鉄鋼は、重量%で、C、0.15%以下、Si、1.0%以下、Mn、2.0%以下、S、0.03%以下、P、0.02%以下、Al、0.01〜0.1%、Cu、0.2〜1.0%、Co、0.02〜0.1%、Cr、0.1〜1.0%、Ni、0.1%以下、Nb、0.02〜0.1%、及び残部のFe及びその他不可避な不純物で組成される。従って、この鉄鋼は、多角形フェライトの構造体を有することができ、またはアシキュラーフェライト、ベイニティックフェライト、及びベイナイトの群の低温構造体から選ばれる少なくとも1種を含むことができる。また、低温構造体を含む鉄鋼は、常温から500℃までの広い温度範囲で優れた機械的性質を示す。 (もっと読む)


【課題】塗装焼付け後に低YRを示し且つ高靭性を有する電縫鋼管を安定して得ることができる熱延鋼板を提供する。
【解決手段】C、Si、Mn、P、S、Al、Nを所定の範囲で含有し、さらに、CrおよびMoを、Cr:1.5%未満、Mo:0.3%未満であって、且つ式[−1.11×(Cr)+0.1<Mo<−0.13×(Cr)+0.3]を満足する条件で含有する成分組成を有するとともに、フェライトと、ベイナイト、マルテンサイト、残留オーステナイトの中から選ばれる1種以上の第二相を主体とする複合組織を有し、アスペクト比1以上4未満のフェライト粒の個数が組織中の全結晶粒の50%超である。 (もっと読む)


【課題】 鋼線材のコイル結束過程で二次スケールが剥離しても、伸線性が劣化しない鋼線材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明の鋼線材の製造方法は、mass%でC:0.05〜1.2%、Si:0.01〜0.5%、Mn:0.1〜1.5%を含有する鋼片を熱間圧延して鋼線材に加工し、集束機でコイル形状に結束し、冷却する鋼線材の製造方法である。前記集束機への鋼線材の挿入温度を400℃以下、300℃超とし、結束したコイル状鋼線材を集束機への挿入から50秒以内に200℃以下まで冷却する。あるいは集束機への鋼線材の挿入温度を300℃以下、200℃超とし、結束したコイル状鋼線材を集束機への挿入から60秒以内に200℃以下まで冷却する。また、前記集束機への挿入、結束を200℃以下の温度で行うことができ、この場合、結束したコイルの冷却時間の制限はない。 (もっと読む)


【課題】優れた成形性、および断面成形加工−応力除去焼鈍後の優れた耐ねじり疲労特性を有する自動車構造部材用高張力溶接鋼管およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C、Si、Alを適正範囲とし、Mn:1.01〜1.99%、Ti:0.041〜0.150%、Nb:0.017〜0.150%を、Ti+Nb:0.08%以上を満足するように含有し、P、S、N、Oを所定値以下に調整した組成を有する鋼素材に、加熱温度と、仕上圧延終了温度を適正範囲とした熱間圧延と、熱間圧延終了後、750〜650℃の温度範囲で2s以上の徐冷を行ない、660〜510℃の巻取り温度で巻取り、平均粒径が2〜8μmであるフェライト相を60体積%以上、フェライト相中に平均粒径2〜40nmの(Nb,Ti)複合炭化物が析出してなる組織とを有する熱延鋼帯に、幅絞り率を10%以下とする電縫造管工程を施し、溶接鋼管とする。これにより、降伏強さ:660MPa超えの高強度を有し、低温靭性、成形性と断面成形加工−応力除去焼鈍処理後の耐ねじり疲労特性に優れた高張力溶接鋼管となる。 (もっと読む)


【課題】従来よりも疲労強度を一層向上させた鋼管を提案する。
【解決手段】C:0.3〜0.1mass%、Si:3.0mass%以下およびMn:2.0mass%を含有し、残部はFeおよび不可避不純物からなり、少なくとも一部分に焼入れを施した鋼管において、該焼入れ組織を、旧オーステナイト粒の平均粒径が12μm以下かつ、最大粒径が平均粒径の4倍以下であるものとする。 (もっと読む)


【課題】浸炭焼入性を維持しつつ、加工性と表面性状の改善を図った浸炭焼入用鋼板とその有利な製造方法を提案する。
【解決手段】C:0.03〜0.10mass%、Si:0.05mass%以下、Mn:1.00〜1.80mass%、S:0.007mass%以下、Al:0.010〜0.060mass%、N:0.0060mass%以下、Cr:0.20〜0.50mass%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなることを特徴とする浸炭焼入用鋼板。 (もっと読む)


【課題】本発明は、寒冷地用高圧ラインパイプとして要求される厚肉で母材、溶接部強度、低温靱性に優れる電縫鋼管およびその製造方法を提供する
【解決手段】質量%でC:0.03〜0.10%、Si:0.05〜0.50%、Mn:0.5〜2.0%、P:0.030%以下、S:0.010%以下、N:0.010%以下、Al:0.001〜0.10%、Cr:0.001〜0.5%、Nb:0.001〜0.10%、V:0.001〜0.10%、Ti:0.001〜0.10%を含み、Cu:0.01〜0.50%、Ni:0.01〜0.50%、Mo:0.01〜0.50%のうちから選んだ一種または二種以上を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなり、さらにPcmが0.17以下、母材組織はベイニティックフェライトの割合が95vol.%以上、電縫溶接部における第2相析出分率が30vol.%以下、旧オーステナイト粒径が100μm以下である母材部および電縫溶接部の靱性に優れた厚肉電縫鋼管。 (もっと読む)


【課題】船舶,橋梁,海洋構造物などの変動荷重が負荷される大形構造物に溶接して使用される鋼材(厚板,形鋼)に適した,耐疲労亀裂伝播特性に優れた鋼を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.2%、Si:0.05〜0.7%、Mn:0.05〜2.5%、P:0.03%以下、S:0.02%以下、Al:0.005〜0.1%、Ti:0.005〜0.03%、必要に応じてCu、Ni、Cr、Mo、Nb、V、B、Ca、Mg、REMの1種または2種以上、を添加する残部不可避不純物およびFeからなる鋼を溶体化処理後Ar以下まで冷却し、再度1000〜1350℃に加熱後、熱間圧延、必要に応じて加速冷却、更に焼き戻しを行う。 (もっと読む)


【課題】溶接性に優れた引張強さ780MPa級の高張力厚鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.06〜0.09%と低減し、Si、Al 、P、S、Nを適正量に調整し、Mn:1.8〜2.5%、Nb:0.03〜0.08%、Ti:0.008〜0.020%、B:0.0005〜0.0025%を複合含有し、Pcmを0.22以下とする組成とする。さらに、Cu:0.2%以下、Ni:0.3%以下、Cr:0.5%以下、Mo:0.04%以下、V:0.08%以下のうちの1種または2種以上を含有してもよく、また、Ca、REMのうちの1種または2種を含有してもよい。これにより、引張強さが780MPa以上で、溶接性に優れ、かつ表面品質に優れた高張力厚鋼板となる。 (もっと読む)


【課題】伸びフランジ性と板厚方向の硬度均一性に優れた高炭素熱延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】Cを0.2〜0.7質量%含有する組成の鋼を、(Ar3変態点-20℃)以上の仕上温度で熱間圧延して熱延鋼板とする工程と、前記熱延鋼板を、60℃/秒以上120℃/秒未満の冷却速度で650℃以下の温度まで冷却する工程と、前記冷却後の熱延鋼板を、600℃以下の巻取温度で巻取る工程と、前記巻取り後の熱延鋼板を、640℃以上Ac1変態点以下の焼鈍温度で焼鈍する工程とを有する高炭素熱延鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】低降伏比型鋼管を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.20%、Si:0.05〜0.50%、Mn:0.1〜2.0%、Al:0.001〜0.05%、Nb:0.01〜0.5%、N:0.001〜0.01%を含む鋼であり、そのミクロ組織がフェライトおよびベイナイト、あるいはフェライト、マルテンサイトおよびベイナイト、あるいはフェライトおよびマルテンサイトからなり、平均フェライト結晶粒径が20μm以上であることを特徴とする低降伏比型鋼管である。これにより、Cr含有量を抑えて低価格化および溶接部品質を劣化させるCr酸化物の生成を抑えるとともに、C含有量上限を高めて常温引張強さを高めることのできる、低降伏比型鋼管を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 耐火性に優れた高強度極厚H形鋼とその製造方法を提供する。
【解決手段】 発明鋼は、質量%で、C:0.005〜0.07%、Si:0.005〜0.1%、Mn:0.005〜0.3%、Al:0.001〜0.01%、N:0.002〜0.006%、Ni:0.01〜5%、Cu:1.3〜5%を含み残部Fe及び不可避不純物からなることを特徴とする。その製造方法は、所定成分の鋼片を、1100〜1300℃で、加熱終了後の表層部の内部酸化物が分布する層が100μm以下となるように加熱後、圧延の際、(a)フランジ表面を700℃以下まで水冷し、復熱過程で圧延する水冷・圧延サイクルを1回以上行なう、(b)圧延後、0.1〜5℃/sの冷速でフランジを平均温度で700〜400℃に冷却後、放冷する、(c)フランジを平均温度で400℃以下まで冷却後、400〜500℃まで再加熱して15分〜5時間保持し、再度冷却する、の各条件の1または2以上を組合せて熱間圧延することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 溶接性と低温靭性に優れた低降伏比高張力鋼を提供する。
【解決手段】 鋼成分が質量%でC:0.01〜0.08%、Si:0.4%以下、Mn:1.0〜2.0%、P:0.02%以下、S:0.01%以下、Nb:0.005〜0.06%、Ti:0.005〜0.025%、Al:0.06%以下、N:0.001〜0.005%、PCM=C+Si/30+Mn/20+Cu/20+Ni/60+Cr/20+Mo/15+V/10+5Bが0.1〜0.18%、残部が鉄および不可避的不純物、板厚方向断面1/4厚位置の鋼組織のポリゴナルまたは擬ポリゴナルフェライトとパーライトの合計分率が50%未満、鋼の表面1mm下断面における荷重98Nでのビッカース硬さが300Hv以下、前記ビッカース硬さと前記鋼の板厚断面方向に1mm間隔で測定したビッカース硬さの最小値との差の数値が、mmで表記した板厚の1.5倍の数値以下の低降伏比高張力鋼とする。 (もっと読む)


【課題】低温靭性に優れる耐摩耗鋼及びその製造方法の提供。
【解決手段】C:0.08〜0.20%、Si:0.05〜1.0%、Mn:0.1〜2.0%、P:0.020%以下、S:0.001〜0.005%、Nb:0.005〜0.03%、Ti:0.005〜0.1%、B:0.0003〜0.002%、REM:0.001〜0.015%、更に、Cu、Ni、Cr、Mo、Vの1種または2種以上を含有し、成分指標値Ha=C×(1+3×Mn)×(1+0.5×Cu)×(1+2×Ni)×(1+3×Cr)×(1+2×Mo)×(1+V)×(1+300×B)が2.5以上であり、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、粒径25μm以下の焼入れマルテンサイトが90%以上の組織を有する鋼。1100〜1300℃の温度に加熱し、Ar温度以上の圧延終了温度で熱間圧延し、10℃/s以上の冷却速度で300℃以下まで加速冷却を行う。 (もっと読む)


【課題】溶接のための特殊な専用ワイヤを必要としないTMCP型の590MPa級H形鋼の提供。
【解決手段】質量%で、C:0.041〜0.06%、Si:0.03〜0.6%、Mn:0.3〜1.6%、P:0.03%以下、S:0.015%以下、Cu:0.1〜0.5%、Ni:0.1〜1.5%、Cr:0.11〜1.0%、Mo:0〜0.29%、V:0.005〜0.10%、Nb:0.005〜0.07%、Ti:0.005〜0.03%、B:0〜0.0005%、Al:0.003〜0.049%、N:0.008%以下、O:0.004%以下、H:0.0001%以下を含有し、残部はFe及び不純物からなる化学組成を有するTMCP型590MPa級H形鋼。 (もっと読む)


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