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Fターム[4K033CA06]に分類される特許

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【課題】本発明は、高速回転するモータの回転子として必要な優れた機械特性と磁気特性を兼備し、回転子の軽量化にも寄与する無方向性電磁鋼板およびその製造方法を提供することを主目的とする。
【解決手段】本発明は、質量%で、C:0.06%以下、Si:3.5%以下、Mn:0.05%以上3.0%以下、Al:2.5%超6.0%以下、P:0.30%以下、S:0.04%以下、N:0.02%以下、Nb:0.02%超を含有し、Nb、Ti、ZrおよびVからなる群から選択される少なくとも1種の元素を0<Nb/93+Zr/91+Ti/48+V/51−(C/12+N/14)<5×10-3を満足する範囲で含有し、残部がFeおよび不純物からなり、再結晶部分の面積比率が90%未満であることを特徴とする回転子用無方向性電磁鋼板を提供することにより、上記目的を達成する。 (もっと読む)


【課題】著しく磁束密度の高い方向性電磁鋼板を、工業的規模にて、安定的に製造する方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.02〜0.10%、Si:2.5〜4.5%、Mn:0.01〜0.15%、SおよびSeを単独または複合で:0.001〜0.05%、酸可溶性Al:0.01〜0.05%、N:0.002〜0.015%、Te:0.0005〜0.10%を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなるスラブを、1280℃以上で加熱し、熱間圧延を施した後、熱延板焼鈍を施し、冷間圧延を施して最終製品厚の冷延鋼板とした後、脱炭・一次再結晶焼鈍を施し、鋼板表面にMgOを主成分とする焼鈍分離剤を塗布してから仕上焼鈍を施す一連の工程からなる方向性電磁鋼板の製造法において、仕上焼鈍における950℃以上1150℃以下のコイル昇温平均速度を、3℃/h以上20℃/h以下とすることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】雰囲気ガスを安価に供給するとともに、皮膜性能および磁性の高位安定化を図ることのできる方向性珪素鋼板の製造方法及びその連続脱炭・窒化焼鈍設備を提供する。
【解決手段】Siを2.0〜4.8%含む所定厚の冷延鋼板に、脱炭工程を含む一次再結晶焼鈍及び窒化焼鈍を行い、焼鈍分離材を塗布して仕上焼鈍を施す方向性珪素鋼板の製造方法及びその製造設備において、窒化焼鈍を行う窒化帯または窒化帯の前後の雰囲気仕切り内から雰囲気ガスを回収・脱水し、H2、不活性ガスを主成分とし、NH3を1vol%(ドライガス換算)未満含む再生雰囲気ガスを生産し、供給後の窒化帯雰囲気がH2濃度:25vol%(ドライガス換算)以上、NH3:0.1〜10vol%(ドライガス換算)、露点:10℃以下、残部不活性ガスになるように、再生雰囲気ガスに、不活性ガス、NH3、H20を加えて成分調整してから窒化帯に供給することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高速回転機器に用いて好適な、高強度で高周波鉄損の低いCr添加高Si無方向性電磁鋼板とその製造方法を提案する。
【解決手段】C:0.0050mass%超0.020mass%以下、N:0.01mass%以下、(C+N):0.030mass%以下、Si:4.0mass%超10.0mass%以下、Cr:2.0〜10.0mass%、P:0.04mass%以下を含有し、さらに、Tiを下記式;
−0.02≦Ti−4(C+N)≦0.04
を満たして含有し、残部がFeおよび不可避的不純物である高強度無方向性電磁鋼板。 (もっと読む)


【課題】本発明は、時効熱処理を必要とせず、表面性状に優れ、かつ高速回転する回転機の回転子として必要な優れた機械特性と磁気特性とを兼備する無方向性電磁鋼板およびその製造方法を提供することを主目的とする。
【解決手段】本発明は、質量%で、C:0.06%以下、Si:1.6%超3.5%以下、Mn:0.05%以上3.0%以下、Al:2.5%以下、P:0.30%以下、S:0.04%以下、N:0.02%以下を含有し、Nb,Ti,ZrおよびVからなる群から選択される少なくとも1種の元素を、0<Nb/93+Zr/91+Ti/48+V/51−(C/12+N/14)を満足する範囲で含有し、残部がFeおよび不純物からなり、平均結晶粒径が50μm以下であり、板厚が0.15mm以上0.80mm以下であることを特徴とする回転子用無方向性電磁鋼板を提供することにより、上記目的を達成する。 (もっと読む)


【課題】Crを含有しない無機物を主成分とする絶縁被膜であって、300℃以下で焼き付けた後(歪み取り焼鈍前)の耐食性ならびに歪取り焼鈍後の耐食性に優れる絶縁被膜を有する電磁鋼板を提供する。
【解決手段】ZrおよびP、ならびにMg、Caのうちの一つ以上を含有し、PがZrに対しモル比でP/Zr=0.4〜4.0であり、MgとCaの合計量がZrに対しモル比で(Mg+Ca)/Zr=0.005〜0.10である絶縁被膜を有する電磁鋼板。例えば、前記絶縁被膜は、Zr化合物として炭酸Zrアンモニウム、P化合物としてリン酸マグネシウム、Mg化合物としては水酸化Mg、Ca化合物としては水酸化Caを原料とした塗料を電磁鋼板表面に塗布焼付けし造膜して得られるものである。また、前記絶縁被膜中には、樹脂を含有することもできる。 (もっと読む)


【課題】被膜密着性、特に被膜額縁剥離性に優れる一方向性電磁鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.10%以下、Si:2〜7%、Mn:0.02〜0.30%と、SおよびSeのうちから選んだ1種または2種の合計:0.001〜0.040%、酸可溶性Al:0.010〜0.065%、N:0.0030〜0.0150%、CeおよびLaのうちから選んだ1種または2種の合計が0.001〜0.1%、残部Feおよび不可避的不純物よりなる一方向性電磁鋼熱延板に焼鈍を施し、1回あるいは2回以上または中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延を施して最終板厚に仕上げ、次いで脱炭焼鈍を施し、その後、鋼板表面に焼鈍分離剤を塗布、乾燥し仕上げ焼鈍を行うことにより、Ce若しくはLa、又はCeとLaの両方を0.01〜1000mg/m2含む一次被膜を形成する。 (もっと読む)


【課題】磁気特性及び耐バリ性に優れる。かつ安価に製造できる。
【解決手段】 C:0.0050%以下、Si:0.1%以下、Mn:0.05〜0.5%、P:0.03%以下、S:0.02%以下、sol.Al:0.02〜0.10%、N:0.0050%以下、B:0.0002〜0.0015%、Nb:0.005〜0.030%、Ti:0.002〜0.015%を含有し、かつNb+Ti:0.015%以上を満たし、残部Feおよび不可避的不純物からなる冷延鋼板で、かつ、50Hz交流磁場300A/mでの磁束密度が0.50T以上を有する。上記鋼板は、連続焼鈍により製造することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】二次再結晶焼鈍時にインヒビター強度を板幅方向で均一にして、磁束密度の高い方向性電磁鋼板を安定的に製造できる方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.10%以下、Si:2.5〜7.0%、Mn:0.01〜0.30%、Cu:0.01〜0.40%、S:0.001〜0.050%、酸可溶性Al:0.005〜0.060%、N:0.002〜0.015%を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなるスラブから一連の工程によって方向性電磁鋼板を製造するにあたり、熱間圧延工程における仕上圧延出側の板幅方向エッジからの距離で10〜30mmの間における鋼板温度を900〜1100℃とし、かつ、熱延板焼鈍を2段の熱処理サイクルで行い、その一次均熱の鋼板温度を1000〜1150℃とし、さらに、その二次均熱の鋼板温度を850〜950℃とするとともに二次均熱温度の保持時間を10〜300秒とする。 (もっと読む)


【課題】加工性および磁気特性に優れ、また経済的にも有利な方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、Si:2.0〜8.0 %およびN:10〜100 ppmを含有する組成とし、また二次再結晶粒の内部に粒径が0.15mm以上、0.50mm以下の微細結晶粒を2個/cm2 以上、100.3個/cm2以下の頻度で含有させ、しかもフォルステライト(Mg2SiO4) を主体とする下地被膜を生成させない。 (もっと読む)


【課題】Bi添加素材で課題であった、コイル状態での工業的規模における焼鈍おける諸問題を有利に解決して、磁束密度向上効果を安定して発揮させることができる方向性電磁鋼板の有利な製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.10%,Si:2〜7%,Mn:0.01〜1.0%およびBi:0.005〜0.050%を含有する珪素鋼スラブを、熱延し、必要に応じて熱延坂焼鈍を施したのち、1回の冷延または中間焼鈍を挟む2回以上の冷延を行い、再結晶焼鈍後、MgOを主体とする焼鈍分離剤を塗布することなく二次再結晶焼鈍を行うことによって、フォルステライト被膜を有しない方向性電磁鋼板を製造するに際し、
二次再結晶焼鈍工程における600〜1000℃の温度域の平均昇温速度を20℃/h以上、また1000〜1100℃の温度域の平均昇温速度を10℃/h以上 20℃/h未満とする (もっと読む)


【課題】鋼板製造上の制約や新たな工程を、通常の無方向性電磁鋼板の製造に加えることなく、高強度でかつ板形状と磁気特性にも優れる無方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.005質量%以下、Si:2.0質量%以上4.0質量%以下、V:0.6質量%以上2.0質量%以下、Mn:3.0質量%以下、Al:2.0質量%以下、P:0.2質量%以下、S:0.01質量%以下およびN:0.005質量%以下を含有し、残部Feおよび不可避的不純物の成分組成に調整し、かつ鋼板中の未再結晶回復組織の存在比率を50%以上とする。 (もっと読む)


【課題】無負荷損失や外力にて回転させられる場合の損失を軽減することが可能となる。
【解決手段】無方向性電磁鋼板および永久磁石を用いた磁石モータであり、前記無方向性電磁鋼板は、まずSiを0.1〜4.5mass%含有する。そして、J100≧1.75T―(1)J10/J100≦0.80―(2)W20≦3.0W/kg―(3)(ただし、J100:磁化力10000A/mにおける磁気分極、J10:磁化力1000A/mにおける磁気分極、W20:2000A/m、50Hzで磁化した場合の鉄損)を全て満たす磁気特性を有している。このような無方向性電磁鋼板の一実施形態としては、{111}面方位のX線反射面強度のランダム集合組織強度に対する比が3.5以上9.0以下であり、かつ、平均結晶粒径が45μm以上である無方向性電磁鋼板が挙げられる。 (もっと読む)


【課題】鋼板製造上の制約や新たな工程を、通常の無方向性電磁鋼板の製造に加えることなく、高強度でかつ板形状と磁気特性にも優れる無方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、CおよびNを、C:0.010%以下およびN:0.010%以下、かつC+N≦0.010%に抑制し、Si:1.5%以上5.0%以下、Mn:3.0%以下、Al:3.0%以下、P:0.2%以下、S:0.01%以下およびTi:0.05%以上0.8%以下を、Ti/(C+N)≧16の下に含有し、残部Feおよび不可避的不純物の成分組成に調整し、かつ鋼板中の未再結晶回復組織の存在比率を面積率で50%以上とする。 (もっと読む)


【課題】高強度で、優れた磁気特性および疲労特性を有し、さらには製造性にも優れた無方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】鋼組成を、質量%で、
C:0.010%以下、N:0.010%以下で、かつC+N≦0.010%、
Si:3.5%超え 5.0%以下、Mn:3.0%以下、Al:3.0%以下、
P:0.2%以下、S:0.01%以下、
Ti,Vのうちいずれか1種または2種合計:0.01%以上 0.8%以下で、かつ
(Ti+V)/(C+N)≧16
を満足する範囲で含有し、残部はFeおよび不可避的不純物の組成とする。 (もっと読む)


【課題】磁歪振動が抑制され騒音低減効果をもたらす磁歪特性に優れる方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】まず、方向性電磁鋼板の表面にフォルステライトを主体とする無機鉱物質被膜を、さらにその上層には、平均密度が3.1g/cm3以上で平均硬度が15GPa以上の被膜を有することとする。例えば、上記上層被膜はコロイダルシリカとアルミナゾルを種々の割合で混合し、この混合物をフォルステライト被膜のある鋼板に900℃から1050℃の温度範囲で焼き付けることで形成される。 (もっと読む)


【課題】コイル全長にわたって均一かつ良好な磁気特性を有する方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】Siを1.0〜5.Omass%含有する方向性電磁鋼板の製造に際し、焼鈍分離剤の主剤として、少なくとも50%のマグネシアを含有し、かつ微量含有物として下記の組成になる複合酸化物を、マグネシア:100質量部に対して1〜10質量部含有するものを用いる。
(M+a,M2+b,M3+c)AOx
但し、2≦a+2b+3c≦6, 0≦a≦6, 0≦b≦3, 0≦c≦2
4≦x≦6
+ :Li,Na,K、 M2+:Mg,Ca,Sr,Ba,Cr,Co,Mn,Zn,Fe、
3+:Fe,Al,Cr,Mn、 A:Si,Zr,Mo,W (もっと読む)


【課題】歪取焼鈍による鉄損劣化のない耐歪取焼鈍特性に優れた低鉄損の方向性電磁鋼板と、その安価な製造方法を提案する。
【解決手段】Siを1.5〜7.0mass%含有する方向性電磁鋼板の製造方向において、最終冷延後から二次再結晶焼鈍を経て絶縁被膜を形成するまでのいずれかの工程において、鋼板に1cm当たり0.2〜50個の貫通穴を、好ましくは、ハニカム状、格子状もしくはランダムに形成することを特徴とする耐歪取焼鈍特性に優れる低鉄損方向性電磁鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】コイル全長にわたって均一かつ良好な磁気特性を有する方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】Si含有量が1.0〜5.0mass%の、フォルステライト質下地被膜の表面にガラス質の無機コーティングをそなえる方向性電磁鋼板コイルにおいて、コイル幅方向端部における地鉄部のTi,Mo,W,Ta,V,NbおよびZr濃度を合計で150ppm以下、コイル幅方向端部での被膜を含めたC濃度を30ppm以下で抑制し、かつコイル幅方向端部の幅方向中央部に対する被膜を含めたC濃度の差を20ppm以内に制限することにより、コイル全幅にわたり歪取焼鈍前後の鉄損の比率を1.2以下とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、合金コストの増加を抑制し、表面性状に優れ、かつ高速回転するモータの回転子として必要な優れた機械特性と磁気特性とを兼備する無方向性電磁鋼板の製造方法を提供することを主目的とする。
【解決手段】無方向性電磁鋼板の製造方法において、C:0.06%以下、Si:3.5%以下、Mn:0.05%以上3.0%以下、Al:2.5%以下、P:0.30%以下、S:0.04%以下、N:0.02%以下、Nb:0.02%超を含有し、Nb、Ti、Zr、V、AlをNb/93+Zr/91+Ti/48+V/51−(C/12+N/14)≦0およびZr/91+Ti/48+Al/27−N/14>0の範囲で含有する鋼を、1100℃以上1300℃以下としたのちに累積圧下率が80%以上の粗熱間圧延を施して粗バーとなし、粗熱間圧延後、仕上熱間圧延前の粗バーの温度を950℃以上とする熱間圧延を施す。 (もっと読む)


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