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Fターム[4K033NA02]の内容

電磁鋼板の製造 (7,545) | 純化焼鈍、鋼板中の不純物の除去 (208) | 焼鈍温度 (78)

Fターム[4K033NA02]に分類される特許

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【課題】焼鈍分離剤用マグネシアとして、ロータリーキルン焼成品を用いた場合であっても、コイル全長にわたって被膜特性および磁気特性に優れた方向性電磁鋼板を得る。
【解決手段】焼鈍分離剤用マグネシアとして、水酸化マグネシウムを、最終段階で直火または間接式ロータリーキルンにより焼成したマグネシアの2種以上の混合物を用い、そのうちの少なくとも1種のマグネシアとして、BET比表面積が36〜50 m2/g、不純物のCl濃度が0.02〜0.04%、CAA40%が35〜65秒、CAA80%が80〜160秒のものを10mass%以上配合し、かつ2種以上の混合物からなるマグネシアの平均特性について、BET比表面積:20〜35 m2/g、不純物のCl濃度:0.01〜0.04%、CaO濃度:0.25〜0.70%、B濃度:0.05〜0.15%、SO3濃度:0.05〜0.50%、CAA40%:55〜85秒、CAA80%:100〜250秒および20℃,60分の水和試験による水和量:1.5〜3.5mass%を満足させる。 (もっと読む)


【課題】クロムを含有しない、被膜張力、耐吸湿性、防錆性および占積率が共に優れた方向性電磁鋼板用絶縁被膜処理液と、その処理液を用いた方向性電磁鋼板の製造方法を提案する。
【解決手段】Mg,Ca,Ba,Sr,Zn,AlおよびMnのリン酸塩から選ばれるいずれか1種または2種以上に対して、そのリン酸塩のリン酸(PO)1molに対し、コロイド状シリカをSiOにして0.5〜10mol、Ca,Mn,Fe,Mg,Zn,Co,Ni,CuおよびAlの次亜塩素酸塩、亜塩素酸塩、塩素酸塩、過塩素酸塩から選ばれるいずれか1種または2種以上を金属元素のモル数にして合計0.05〜3.0mol含有する絶縁被膜処理液を用いて方向性電磁鋼板の表面に絶縁被膜を形成する。 (もっと読む)


【課題】電気機器鉄心材料として使用される方向性電磁鋼板の製造方法に関し,従来困難であった,工業的に良好な皮膜と磁気特性を両立させる製造方法を提供する。
【解決手段】重量%で,C:0.02〜0.10%,Si:2.5〜4.5%,酸可溶性Al:0.010〜0.050%,N:0.003〜0.013%,S:0.015〜0.040%,Mn:0.040〜0.120%を含有し,残部がFe及び不可避的不純物からなるスラブを1250℃以上の温度で加熱し,熱延を行い,焼鈍を施し酸洗を実施後,一回または焼鈍を挟んだ二回の冷間圧延に脱炭焼鈍を施し焼鈍分離剤塗布を行い,最終仕上焼鈍を実施して製造する一方向性電磁鋼板を製造する工程において,最終仕上焼鈍でのコイル昇温速度が850〜T℃までは13℃/h以上50℃/h以下,T〜1150℃までは3℃/h以上13℃/h未満とし,さらにT=950〜1050とする。 (もっと読む)


【課題】方向性電磁鋼板製造時における焼鈍分離剤用マグネシアの新しい評価方法を提示すると共に、この評価方法で評価した特性値を満足するマグネシアを用いることにより、被膜特性ひいては磁気特性に優れた方向性電磁鋼板を安定して得る。
【解決手段】焼鈍分離剤中のマグネシアとして、不純物のCl濃度が0.01〜0.04mass%、CaO濃度が0.25〜0.70mass%、B濃度が0.05〜0.15mass%、SO3濃度が0.05〜0.50mass%、CAA40%が50〜90秒を満足し、さらに20℃,30分の水和試験による水和量が1.5〜2.5mass%でかつ20℃,180分の水和試験による水和量が3.0〜5.0mass%である粉体を用い、
スラリーの水和温度と平均水和時間の調整により、該粉体を水でスラリー状にして塗布、乾燥させた後のマグネシアの水和量が1.0mass%以上 3.5mass%以下になるように水和させた焼鈍分離剤を、鋼板表面に塗布、乾燥する。 (もっと読む)


【課題】被膜密着性、特に被膜額縁剥離性に優れる一方向性電磁鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.10%以下、Si:2〜7%、Mn:0.02〜0.30%と、SおよびSeのうちから選んだ1種または2種の合計:0.001〜0.040%、酸可溶性Al:0.010〜0.065%、N:0.0030〜0.0150%、CeおよびLaのうちから選んだ1種または2種の合計が0.001〜0.1%、残部Feおよび不可避的不純物よりなる一方向性電磁鋼熱延板に焼鈍を施し、1回あるいは2回以上または中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延を施して最終板厚に仕上げ、次いで脱炭焼鈍を施し、その後、鋼板表面に焼鈍分離剤を塗布、乾燥し仕上げ焼鈍を行うことにより、Ce若しくはLa、又はCeとLaの両方を0.01〜1000mg/m2含む一次被膜を形成する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、TiCなどIVa、Va族金属の炭化物をインヒビターとする方向性電磁鋼板の製造方法において、磁気特性発現のための最終工程である二次再結晶焼鈍工程の中で、二次再結晶完了後、湿潤雰囲気にて焼鈍を実施するかあるいは、二次再結晶焼鈍後、湿潤雰囲気で脱炭焼鈍を実施し、製造に際してのエネルギー消費を減ずる事である。
【解決手段】TiCをインヒビターに用い、二次再結晶完了前または後に、鋼板表面に低Ti層を形成させながら、二次再結晶完了後に、湿潤雰囲気中におけるオープンコイル状焼鈍を行い、鋼板表層にタイトな酸化膜が形成されるのを阻止することで脱炭をスムーズに進行させる事で、従来方法に比べて極めて高速に純化を完了させる生産性に優れた方向性電磁鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】鉄損特性に優れた方向性電磁鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】一次再結晶焼鈍後二次再結晶焼鈍前に、もしくは二次再結晶焼鈍後純化焼鈍前に、Fe酸化物、Mo酸化物、Mn酸化物、Sn酸化物、W酸化物、Ga酸化物、Ge酸化物、Cu酸化物、Cr酸化物、Sb酸化物のうちの少なくとも1種以上を、鋼板に線状および/または点列状に塗布する。引き続き行われる二次再結晶焼鈍もしくは純化焼鈍は、焼鈍温度1050℃以上で行う。例えば、このような処理を行うことで、鋼板表面に、圧延方向に対して60〜90°の角度を有する方向に、SiOおよびFeとSiとの複合酸化物からなる線状および/または点列状の侵入部を有することとなり、磁区細分化効果が得られる。 (もっと読む)


【課題】圧延直角方向の磁気特性に優れた電磁鋼板を、二次再結晶現象を活用して製造する手段を提供する。
【解決手段】C≦0.020%、Si:2.5〜4.0%、酸可溶性Al:0.022〜0.035%、N:0.0050〜0.010%、0.005%≦(S+0.405Se)≦0.014%、Mn:0.05〜0.15%を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなるスラブを、1200℃未満の温度域に加熱し、熱間圧延し、次いで熱延板焼鈍を施し、25%以上60%未満の圧下率を適用する最終冷間圧延によって最終板厚とした後、一次再結晶焼鈍を湿水素雰囲気で施し、走行するストリップ状態で窒化し焼鈍分離剤を塗布し、仕上焼鈍を施し二次再結晶現象を活用することを特徴とする圧延直角方向の磁気特性に優れた電磁鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】鏡面方向性電磁鋼板の製造において、脱炭焼鈍の昇温過程の急速加熱領域を、誘導加熱が利用できる温度に低下させる。
【解決手段】珪素鋼素材を、1280℃以下の温度で加熱した後に熱間圧延し、熱延板を焼鈍し、次いで冷間圧延を施して最終板厚の鋼板とし、その鋼板を脱炭焼鈍した後、窒化処理し、アルミナを主成分焼鈍分離剤を塗布して仕上げ焼鈍を施す鏡面方向性電磁鋼板を製造する際、熱延板焼鈍を、1000〜1150℃の所定の温度まで加熱して再結晶させた後、それより温度の低い850〜1100℃で焼鈍する工程で行い、鋼板を脱炭焼鈍する際の昇温過程における加熱を、鋼板温度が550℃から720℃にある間を40℃以上、さらに好ましくは75〜125℃/秒の加熱速度となる条件で行う。 (もっと読む)


【課題】コイルの全幅、全長にわたり欠陥のない均一で密着性に優れたフォルステライト質絶縁被膜を有し、かつ磁気特性にも優れた方向性電磁鋼板を、低コストで提供する。
【解決手段】インヒビターレス法により一方向性電磁鋼板を製造するに際し、成分として特にSb:0.035〜0.30%,Mn:{0.04+Sb(%)}%以上 0.50%以下を含有させ、焼鈍分離剤の主剤であるマグネシアとして、不純物であるCl濃度:0.01〜0.05%、CAA40%値:40〜90秒で、かつその水和水分量が1.0mass% 3.0mass%以下のものを用い、かつ焼鈍分離剤中に、マグネシア:100質量部に対して、Ti化合物をTi換算で0.3〜8質量部含有させ、さらに二次再結晶焼鈍の昇温過程において、800℃以上 900℃以下の滞留時間を40時間以上 150時間以下とする。 (もっと読む)


【課題】コイル全長にわたって均一かつ良好な磁気特性を有する方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】Siを1.0〜5.Omass%含有する方向性電磁鋼板の製造に際し、焼鈍分離剤の主剤として、少なくとも50%のマグネシアを含有し、かつ微量含有物として下記の組成になる複合酸化物を、マグネシア:100質量部に対して1〜10質量部含有するものを用いる。
(M+a,M2+b,M3+c)AOx
但し、2≦a+2b+3c≦6, 0≦a≦6, 0≦b≦3, 0≦c≦2
4≦x≦6
+ :Li,Na,K、 M2+:Mg,Ca,Sr,Ba,Cr,Co,Mn,Zn,Fe、
3+:Fe,Al,Cr,Mn、 A:Si,Zr,Mo,W (もっと読む)


【課題】コイルの全幅、全長にわたり欠陥のない均一で密着性に優れたフォルステライト質絶縁被膜を有し、かつ磁気特性およびベンド特性にも優れた方向性電磁鋼板を、低コストで提供する。
【解決手段】インヒビターレス法により一方向性電磁鋼板を製造するに際し、成分として特にSb:0.035〜0.30%,Mn:{0.04+Sb(%)}%以上 0.50%以下を含有させ、脱炭・一次再結晶焼鈍工程において、鋼板表面にファイヤライトとシリカの組成比が赤外反射の吸光度比(Af/As)で0.1以上 1.0未満であるサブスケールを形成し、焼鈍分離剤中に、マグネシア:100質量部に対して、Ti化合物をTi換算で0.3〜8質量部含有させ、二次再結晶焼鈍の昇温過程において、800℃以上 900℃以下の滞留時間を40時間以上 150時間以下とし、さらに二次再結晶焼鈍後の純化焼鈍を1125℃以上の温度で行うと共に、昇温・冷却過程を含めて1100℃以上の温度域の雰囲気を、アルゴン単体、窒素単体あるいはアルゴンと窒素の混合雰囲気とする。 (もっと読む)


【課題】Crを含有する方向性電磁鋼板の製造において問題となる、最終仕上焼鈍後コイル端部での密着を防止する。
【解決手段】質量%で、Si:2.5〜4.5%、Cr:0.01〜0.50%及びインヒビター形成元素を含有する冷間圧延板コイルを、該コイルの軸を直立させた向きに載置して、1100℃以上かつ3時間以上の純化処理を含む最終仕上焼鈍を施すに際し、該最終仕上焼鈍の900℃以上の温度域における雰囲気の露点を20℃以下、かつ900℃以上の温度域における昇温速度を15℃/h以下とし、さらに前記最終仕上焼鈍後のコイルにおける、長手方向の少なくとも1箇所において、板幅方向端部より1mm以上の二次再結晶していない領域を存在せしめる。 (もっと読む)


【課題】コイルの全幅、全長にわたり欠陥のない均一で密着性に優れたフォルステライト質絶縁被膜を有し、かつ磁気特性にも優れた方向性電磁鋼板を、低コストで製造する。
【解決手段】インヒビターレス法により一方向性電磁鋼板を製造するに際し、成分として特にSb:0.03〜0.30%,Mn:{0.04+Sb(%)}%以上 0.50%以下を含有させ、脱炭焼鈍後の鋼板表層の酸素目付け量を片面当たり0.5g/m2以上 0.8 g/m2以下とし、かつ脱炭焼鈍板酸化物の抽出分析によるファイヤライト/シリカ比を0.03以上 0.15以下とし、 焼鈍分離剤中に、マグネシア:100重量部に対して、Ti化合物をTi換算で0.3〜8.0 重量部含有させ、さらに二次再結晶焼鈍の昇温過程において、800℃以上 900℃以下の滞留時間を40時間以上 150時間以下とする。 (もっと読む)


【課題】インヒビターを使用しない方向性電磁鋼板において、二次再結晶焼鈍における磁気特性の劣化を防止する。
【解決手段】質量比でC:0.08%以下、Si:2.0%〜8.0%、Mn:0.005〜1.0%を含有しインヒビター成分を含有しないスラブを出発材とする再結晶焼鈍板に825〜1000℃の温度範囲まで昇温して保持する二次再結晶焼鈍を施すに際し、該二次再結晶焼鈍において、焼鈍温度が800℃に到達した時点から焼鈍温度が鋼板の二次再結晶温度に到達した時刻から20時間後の時点までの区間における時間の70%以上をAr雰囲気とする。 (もっと読む)


【課題】 副インヒビタとしてBiを含有させた場合に懸念された被膜欠陥を効果的に防止して、被膜外観および被膜密着性に優れたフォルステライト被膜を有し、かつ磁気特性に優れた方向性電磁鋼板を得る。
【解決手段】 方向性電磁鋼板の製造に際し、珪素鋼スラブ中にCrを0.03〜1.0mass%の範囲で含有させ、かつ焼鈍分離剤としてマグネシアを用い、該マグネシア:100重量部に対しLi化合物を金属Li換算で0.001〜1.0重量部の範囲で含有させるものとし、その際、Bi含有量をxmass%、Cr含有量をymass%、金属Li量をz重量部としたとき、これらx,y,zについて、次式
y・z/x2≧0.16
ただし、0.005≦x≦1.0、 0.03≦y≦1.0、 0.001≦z≦1.0
の関係を満足させる。 (もっと読む)


高珪素方向性電気鋼板の製造方法を提供する。
本発明は、鋼スラブを再加熱し熱間圧延して熱延鋼板を形成し、該熱延鋼板を焼鈍して得た焼鈍鋼板を冷間圧延してその厚さを調整し、得られた冷延鋼板を脱炭焼鈍して、得られた脱炭焼鈍鋼板を2次再結晶させるために仕上げ焼鈍する工程から成る方向性電気鋼板の製造工程において、さらに、
上記脱炭焼鈍鋼板の表面に、MgO粉末100重量部;及び、上記MgO粉末基準で、その粒度が-325meshであるSi焼成粉末を25〜70重量%含有したFe-Si系化合物焼成粉末 0.5〜120重量部を含んで組成された浸珪粉末塗布剤をスラリー状態で塗布後乾燥させ、該乾燥された脱炭焼鈍鋼板を通常の条件により仕上げ焼鈍する工程を含むことを特徴とする高珪素方向性電気鋼板の製造方法に関するものである。 (もっと読む)


【課題】 小型電気機器用の電磁鋼板として、磁気特性的に最も有利なだけでなく、経済的にも有利な電磁鋼板を提供する。
【解決手段】 成分系に関し、特に鋼中の不純物であるSe, S, OおよびNをそれぞれ 30ppm以下に低減すると共に、磁気特性に関し、圧延方向(L方向)と圧延直角方向(C方向)の磁束密度B50をそれぞれ1.70T以上にし、かつこれらの磁束密度比B50(L)/B50(C) を 1.005以上、 1.100以下とする。 (もっと読む)


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