説明

Fターム[4K033PA01]の内容

電磁鋼板の製造 (7,545) | 表面処理 (234) | CVD (11)

Fターム[4K033PA01]に分類される特許

1 - 11 / 11


【課題】{110}面または{222}面がより高集積化されており、さらに、高い磁気特性や加工性が付与されたFe系金属板を効率的に製造する方法を提供する。
【解決手段】C:0.8%未満を含有し、α−γ変態成分系のFe系金属よりなる鋳片を熱間圧延し、さらに、圧下率が20%以上95%以下で冷間圧延して、母材金属板を製造し、該母材金属板の表面にα生成元素を付着し、この母材金属板を母材金属のA3点まで加熱して、母材金属板内にα生成元素を拡散させ、合金化させ、母材金属板をA3点以上1300℃以下の温度に加熱、保持して、α生成元素の拡散によって合金化されたα−Fe相の{110}または{222}面集積度をさらに増加させ、その後母材金属板をA3点未満の温度へ冷却し、母材金属板の{110}または{222}面集積度が30%〜95%となるようにするFe系金属板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】放電痕の制御性を大幅に向上させた移行型のプラズマアークを用いて磁区細分化処理することにより、鉄損低減効果を大幅に向上させた低鉄損方向性電磁鋼板の製造方法を提案する。
【解決手段】Siを1.5〜7.0mass%含有する二次再結晶焼鈍後の鋼板表面に絶縁被膜を被成した後、移行型プラズマアークを用いて磁区細分化処理を施す方向性電磁鋼板の製造方法において、上記磁区細分化処理を、プラズマトーチ先端から噴出するプラズマガスの周囲を包囲するよう希釈ガスを噴出させるとともに、プラズマガスの流量Gpに対する希釈ガスの流量Gsの比Gs/Gpを0.15〜12の範囲に制御して行うことにより低鉄損の方向性電磁鋼板を得る。 (もっと読む)


【課題】インヒビターフリー系の素材による方向性電磁鋼板の製造方法において、急速加熱処理を含む一次再結晶焼鈍を行う場合に、急速加熱処理による鉄損低減効果を安定して得る方途について提案する。
【解決手段】インヒビター成分であるAlを100ppm以下、N、SおよびSeを各々50ppm以下に低減した鋼スラブを熱間圧延し、1回もしくは中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延を施して最終板厚とした後、一次再結晶焼鈍を施し、その後二次再結晶焼鈍を施す方向性電磁鋼板の製造工程において、前記一次再結晶焼鈍は、700℃以上の温度域へ150℃/s以上の昇温速度で加熱し、その後、一旦700℃以下の温度域に冷却した後、次の加熱帯では、平均昇温速度が40℃/s以下となる条件で均熱温度まで加熱する。 (もっと読む)


【課題】磁束密度を向上したNbを含有したスラブからなる鋼板の鉄損特性も同時に向上させる方法を提供する。
【解決手段】鋼スラブの成分として、Mn、S、酸可溶性AlおよびNに加えて、Nb:0.001〜0.015質量%を含有し、最終冷間圧延の前に施す焼鈍の焼鈍温度を900℃以上とし、ついで、900℃から600℃までの冷却速度を平均で1℃/s以上として、最終冷間圧延における圧下率を80%以上とし、
再結晶焼鈍における焼鈍温度が900℃以下で、かつ鋼板が800℃以上の温度に保持される時間を600秒以内とする。 (もっと読む)


【課題】一次再結晶焼鈍時の急速加熱による鉄損低減効果を最大限発揮させることにより、所期した鉄損低減効果を安定して発現させる。
【解決手段】方向性電磁鋼板の製造工程中、一次再結晶焼鈍工程の前に、少なくとも500〜700℃の温度域について、雰囲気酸化度(P[H2O]/P[H2])が0.05以下の非酸化性雰囲気中にて、150℃/s以上の昇温速度で加熱する急速加熱処理を施し、その後、雰囲気酸化度(P[H2O]/P[H2])が0.05以下の非酸化性雰囲気中にて一次再結晶焼鈍を実施する。 (もっと読む)


【課題】鏡面化材の最終仕上焼鈍に際して、磁気特性の劣化を招くことのない、方向性電磁鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】方向性電磁鋼板の製造方法において、素材中のS量を0.0005〜0.0060%の範囲に規制すると共に、最終仕上焼鈍前の鋼板の表面粗さを算術平均粗さRaで0.3μm以下に調整し、さらに焼鈍分離剤としてアルミナ系の分離剤を使用して1100℃以下の温度で最終仕上焼鈍を施す。 (もっと読む)


【課題】製造性に優れたSi濃度勾配を持つ一方向性電磁鋼板の製造方法、および、圧延直角方向の高周波鉄損特性に優れ、圧延方向のB8の高い、Si濃度勾配を持つ一方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】Al:0.015mass%以下、Si:3.0mass%以上を含み、板厚:0.05mm以上0.2mm以下で、B50が1.75T以上の板面主方位が(110)である珪素鋼板に対して、1100℃以上1250℃以下のSiCl4ガスを含む雰囲気で浸珪処理を行う。Al量が制御されているため、浸珪速度が変動したり、板厚方向に有効なSi濃度勾配を実現できないという問題が解消され、鋼板表面の平均Si濃度が5.5〜7mass%、板厚中心の平均Si濃度が3〜5.5mass%である一方向性電磁鋼板が得られる。この一方向性電磁鋼板は、圧延方向の高周波特性に優れ、圧延方向のB50が1.55T以上である。 (もっと読む)


【課題】
アルミナ系の方向性電磁鋼板用焼鈍分離剤を用いた場合に、従来よりも方向性電磁鋼板の鉄損を向上させる。
【解決手段】
方向性電磁鋼板用焼鈍分離剤として、アルミナ:100質量部に対して、アクリル酸、アクリル酸エステルおよびアクリル酸塩またはこれらの重合体もしくは共重合体のうちから選んだ少なくともl種:0.001〜5.0質量部を配合する。 (もっと読む)


【課題】化学蒸着法における原料ガスの供給に用いるノズルに、原料ガスの吹き付けが金属ストリップの幅方向に均等となる構造を与える。
【解決手段】化学蒸着を行う処理炉内に導入された金属ストリップに向けて、原料ガスを吹き付けるノズルにおける、該原料ガスの供給側から原料ガスの吐出側へ延びる配管は、供給側から吐出側へ向かって順次2経路に分かれる分枝を少なくとも2段で繰り返し、最終段分枝の経路末端に吐出口を設け、各段の分枝後の経路におけるコンダクタンスを2経路相互で等しくする。 (もっと読む)


【課題】磁歪振動が抑制され騒音低減効果をもたらす磁歪特性に優れる方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】まず、方向性電磁鋼板の表面にフォルステライトを主体とする無機鉱物質被膜を、さらにその上層には、平均密度が3.1g/cm3以上で平均硬度が15GPa以上の被膜を有することとする。例えば、上記上層被膜はコロイダルシリカとアルミナゾルを種々の割合で混合し、この混合物をフォルステライト被膜のある鋼板に900℃から1050℃の温度範囲で焼き付けることで形成される。 (もっと読む)


【課題】金属塩化物を原料とするCVD法により、長尺の鋼板ストリップに対してセラミクス被膜を成膜した場合であっても、成膜後に鋼板に反りが生じることのない、鋼板形状に優れたセラミクス被膜付き方向性電磁鋼板ストリップを得る。
【解決手段】原料である金属塩化物をその沸点または昇華点を超える温度に加熱して実質的に単体ガスの状態としたのち、反応ガスと混合して、または反応ガスとは別個に、反応炉内に導入する。 (もっと読む)


1 - 11 / 11